私が覗いたParis生活

私が覗いたParis生活

サンジェルマン散策



晴。朝はゆっくりめに起きてバスでRERのリュクサンブール駅へ向かう。
今日のエクスカーションはパンテオン。早めに着いたのでリュクサンブール公園に向かう。バスで側はよく通るけど、中に入るのは今日が初めて。
公園の壁にはヒマラヤの写真が展示されていてギャラリーになっていました。さすがパリだなあと感動し、ヒマラヤの人々の澄んだ瞳に心を打たれました。
公園の中に入り、椅子に座って青空と花を眺めながら遠くのモンパルナスタワーと見上げて、ここがパリだなんて信じられないけど、やっぱりパリなんだなあと物思いに耽ってしまった。

早めに駅に行くと、またまたクリスチャンの姿が(笑)今日の参加者は8人くらいだったかな。
確かパンテオン見学だったヨナと思いながらクリスチャンに着いていく。
サンジェルマンデプレ教会、ラ・パレット(カフェ)、ホテルマロニエ、アルカザール、ドラクロア美術館のある広場、地下駐車場の遺跡後など散策。
特に地下駐車場はライトアップされていて「さすがパリ!!」とこんなところにも感激してしまう。
彼は歩くのがとても早いので、ついていくだけで必死なのだ!パリに来て、本当に万歩計を持ってこなかったことを後悔している(笑)
12時までのエクスカーションはいつも通り延びて、20分過ぎに終了。いつも付いてメモをとっている事務の方は仕事があったのか、終了後に即、帰り、他の方々はレッスン。
後に残ったのはクリスチャンと私。カフェ「Atras」で昼食を取ることになる。学校を終了してからフランス語を使う機会はますます減る一方、日本語の出来るクリスチャンとの昼食は緊張のあまり喉も通らず・・・(汗)
クリスチャンはラザニア、私はチキンのクリームソース、フリット添えを注文。4分の1の赤ワインを飲みながら。もともとクリスチャンはよく喋る。
(フランス人の男性は恐ろしくよく喋る人が多いから、彼が特別でもないのかもしれないけど)最初はゆっくり話してくれた彼の仏語もワインが入ると早くなり(普通の速度だけど)ますますワカラン!
食後のカフェを飲んだら、クリスチャンは仕事に戻るというので、私はこの辺りを散策すると伝えたはず・・・しかし、まだまだクリスチャンの説明は続く。美しいポストカードをおいているお店や本屋さん。そして手帳の買い物に付合う(笑)
駅でクリスチャンを見送り、私はデ・プレ&オデオン散策へ。
いろいろ見たけど「パティスリー・アオキ」でケーキを5個購入し、メトロで帰宅。お店に日本人がぎっしりで驚いてしまいました。

家に帰ると母から電話が掛かって来たので少し話をする。「全然つながらなくて心配したわ」といわれたけれど、寮内にいてもキッチンにいたら取れないし、留守電などというハイカラなものはないのだ(笑)そして後で気付いたことだけど、この電話は内線が故障していた!確か「おかしい」ので交換してもらった電話なんだけど前よりましだという程度だったみたい。

それから私はオペラへ行く準備。これも学校のエクスカーションでチケットが破格の値で手に入るの。
洋服が無いので、黒のワンピースと黒のジャケットで出かける。まず、バスでピラミッドへ行き、先日の美容院へトラベラーズチェックと100ユーロを交換にいく。
あまり現金を持ち歩かないことにしているのと、カード社会なので少し現金があれば事足りるので安心していたら、こちらの美容院は現金とTCのみ!それでTCでお支払いしたんだけれど、これもダメだったらしく(笑)交換へ行くことになったの。
オペラのレストランでは現金のみという所がチラホラあるかもしれません。
スリも多いと聞くけれど、遭ったことはないし被害に遭っている人も見たことないけど。オペラ界隈を歩く時、特に日本食レストランの側ではいつも以上に気を遣ってしまいます。スリは二度とゴメンだから。

再びバスに乗り、シャトレーまで。5分遅刻でE子さんに会う。夕食はポルトガル料理にしようと思ったんだけど、お店がまだ閉まっていました。
日本ではレストランて6時ぐらいから開いていることが多いと思うけど、フランスは7時ぐらいからしか開かないんだよね。
そこで近くのチャイニーズレストランでエビ焼そば等を食べる。二人ともハイネケンを飲みながら。
しかし、メニューが安い、安すぎる!これって量が少ないんじゃない?!とかゼロを見落として無い?!とか色んな想像をしながらお料理を待っていると、普通のエビ焼そばが出て来た(笑)

開演の15分前になり、パリ市立劇場には多くの観客が集まって来ました。
演目は「Le Chant De La Terre」。夫婦と4人の僧侶が登場し、火と水が舞台で効果的に使われていて、視覚的にはとても美しいと感じたんだけど、内容はよく分からなかったかも。もちろんフランス語が理解出来ないということもあるれど。内容は仏教の要素が強くて、御葬式の場面などを見ていると違うんじゃないかな?!と思う所が多くありました。
やはり、文化を理解するということはとても難しいことなんだなと違うところで考え込んでしまいました。

1時間20分のオペラの後はE子さんとNさんと隣のカフェでお茶。クリスチャンとの昼食で言葉が分からなくて凹んだ話とかして、私はかなり凹んだんだけど、なぜか笑い話になっちゃうんだよね~

カフェの前からオルレアン行きのバスが出ていたのでNさんと一緒にバスで帰ることにする。やっぱり、バスは安全。


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