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一の鳥居から続く長い階段その両脇に掲げられた無数の灯籠とその下にならぶ屋台行き交うのはわたあめをほおばる子供たちととりどりの浴衣姿の大人たち神社は常に無い賑わいに満ちてけれどそれも二の鳥居の先にある本殿までの事社殿の裏手、小さな雑神の祠がいくつか祭られた辺りではもうすっかり人影もなくて橡林の中に届くのは、遠い祭り囃子と本殿前のかすかなざわめきそれ以外にはただあなたの押し殺した喘ぎ声だけ藍色の浴衣は薄闇に溶けているけれどかき乱された裾から覗く、白い白い脚は幽かに漏れる月光に映えて
2006年08月21日
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羞恥苦痛恥辱好ましいはずもないそれらが愉悦へとすり替わるその境界を探してみようか
2006年08月16日
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そこは広く薄暗い室内いや、本当は決して暗い訳ではなくて半分だけ開けられた雨戸の向こう側を真っ白に塗りこめている真夏の陽光それがあまりにも眩いからこの部屋の中が薄暗く感じられるだけ広々と敷き詰められた畳は藺草の香りを漂わせどこかひんやりとした静謐な薄闇はもう暑くなり始めているだろう戸外の空気とはまるで無縁なごとくに耳に届くのは近くの森の木々から降るように鳴く蝉の声と時折、高く、鋭く響く、風鈴の音それらの音すらもまだ夜の冷たさを湛えているような畳に座っていると、どこか遠い場所の事のようでそんな夏の静けさの中私は貴女の髪を撫でる黒い玄い髪は、今朝方までの乱れを残すように白い敷布に広がりしどけなく横たわる薄闇に淡く光るような貴女の肌にはまだ紅い縄が絡んだままで
2006年08月11日
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明るい陽光の下ではなく仄暗い月光の下で密やかに営まれる悦びの儀式あなたもまた誘惑されてみませんか?蒼く蒼く月光が照らすこの庭苑に
2006年08月10日
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