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■Hokkaido

◆ Hokkaido ◆

時計台市電(路面電車)硝子たち

北海道ってこんな所だった

記入2003年
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私は道外出身者(東北出身)。
そんな私が札幌に住んでどう思ったか? 私が感じた札幌について書いてみます。
あくまでも私がそう感じるだけなので、皆がそう思うかはわかりませんので悪しからず!

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◆運転事情◆

  初めすごく感じたのが運転マナーについての違い。自己中で運転している人が多く、結構ビックリしました。ウインカーを出さなかったり(主に裏通りでだけど)、大きな通りでもシートベルトをしていなかったり、歩行者・自転車よりも、車を優先させて走っている人が多い(私が田舎から来たから感じるだけ??)。

 それからすごく思うのが、路肩に駐車させる人が多く、かなり邪魔と言う事。自転車に乗っていてもすごく邪魔だし、車に乗っていても、左の車線を走っていると、結局は右車線側に寄らなくてはならなかったりして、す~んごい邪魔!完全に駐車させてる人から、人が乗ってて取りあえず寄せていると言う人もいますが、大きい道路なんかでも、一台いればその後何台も続いていたりして、取りあえず、左車線は走らないほうが無難と言う感じです(真っ直ぐ走れないので)。

 その路駐ですが、これまたビックリするのが、十字路付近でも平気で停めてる事。十字路の角に止めてる人とか良くいます(大きな通りではないですが)。これって非常識過ぎない???見かけたのは一度や二度じゃ~ぁありませぬ。

 信号ギリギリで走りぬけて行く人も、勿論多いです。これに限っては、私も人の事は言えませんが、私以上のうわ手がもっといます。私ですらギリギリで渡ったのに、後続車も平気で来るんですから。なので自転車に乗った時は、青信号だからと言って速攻飛び出さない方が無難です。信号ギリギリでかけ抜けて来る自動車がいる可能性が大きいから。

 冬場も雪に関係なく、信号ギリギリ…は目にします。私は冬場は絶対しません。だって怖いも~ん。でも札幌人はあまり関係ないらしく、冬道なら特にすべるから、急ブレーキを踏むよりはそのまま行ってしまえという暗黙の了解で、冬場の滑り込み走行はある意味認められているようです(?)。

 それから、私の田舎では軽自動車の普及率が高く、免許取りたての人や子持ちのママといえば、軽自動車が定番だったんですよね。(でも背景には、そこの県の自動車の所有率が高かったからとも言える。家族数人いても、一人一台車を持ったりするような所があったから。お父さんの車は普通車や大型で、お母さんや娘は軽自動車で…みたいな感じです。)なのでいろんな軽自動車を目にしていたけど、札幌に来たら余り見かけなくなった気がします。道路も広いので、軽じゃなくても楽だからなんでしょうか?

 便利だと思ったのは、道路幅が広いこともあってか、UターンOKな事。AUSでも良くやっていたので、引き続き便利です(笑)。まだ良く道がわからないような場所が多いので、Uターン出来るのは素晴らしいです。

 それから冬季用に、道路の端や頭上に停止線の位置が矢印で示されています。雪道で斜線が見えなくなっても、これでわかるというわけです。私の田舎も雪はしっかり降りますが、こう言うのは(ある所にはあったらしいけど)、見掛けた事はありませんでした。さすがに量が違うからか、こちらは雪対策が万全です。

 冬の除雪に関してですが、しっかりしていてすばらしいです。除雪・除雪を繰り返して出来る両側の山になった雪も、定期的に回収されて行きます。道路や駐車場のロードヒーティングも多く見かけます。でも、雪が昼間一度解けて、朝晩で氷になって凸凹している事が多いので、運転しにくい事も多いです。

 私はワーホリ後、親に「運転が荒くなった」と言われ(ラウンド中の運転でそうなったらしい。道幅や環境、車の大きさや古さも違ってたしね)たけれど、札幌の人は私以上にもっと荒いです。と言っても勿論、そうでない人も沢山いますよ!でも交通事故や交通事故死率が高いのは、運転マナーの悪さから来ていると感じます。安全運転を心がけましょう!(2003年記入)


◆本州は…◆

 来てみて更に思います。本州は遠い…。なんだか隔離されているかのように北海道がある感じがするわ。

 でも飛行機を使ってしまえば、あっという間にどこへでも行けるけど、でもそれなりにお金も掛かることになる訳で、東北に住んでいた頃のように、気軽に他県へ・関東方面へって訳にはいかなくなりました。TDLも、前なら周りにも行く人が多く、私自身も年に一度位行ってましたが、北海道へ来てから、行く人は周りにはいないしそんな話しすら稀な気がします。良くたまってしまうTDLのお菓子の缶も、前は全然珍しくなかったから捨ててたけど、今となっては貴重です(笑)。ディズニーシーも出来た今は、行ってみたい気がちょっとするけど、とても気軽には行けません(笑)。

 でも北海道って、行く所も沢山あるって言うのは事実です。ホントに広~いです。自然が大好きな人なら、飽きずに一生暮せるんじゃないでしょうか?私も、お金と時間と若さがもっとあったなら、道内一周とかしたかったかな。ちなみに私の兄は、大学の時の卒業旅行で友達と北海道一周してました。写真見て、すごく「いいなぁ~♪」と思った覚えがあります。AUS Roundに近いものがあるかもしれない。大きさはちょっと違うけれど…。こちらではアウトドアは身近なので、親子でアウトドアを楽しむ姿なんて憧れちゃう!2年前に初めてテント組み立てた私としては、小さい頃にそう言う体験をしてたらもっと違ったかもなぁと感じてるもので。

 季節も本州とちょっとずれてるし、流行りとか何でも入ってくるのが遅い気がするけど、それはそれでのんびりしていて、大きな空と手軽な自然が身近にあって、外国みたいな北海道。私は一生住む訳じゃないけど、出来るだけ楽しんで暮したいです。(2003年記入)


◆季節が…◆

◆景色は…◆

◆方言◆

◆食事◆

 「北海道は食べ物が美味しい」この話は良く聞くけれども、なんの食べ物のことを言っているのか知りたい私。例えば何?

 札幌に来る前からわかっていたけど、来てみて実感。”北海道に住んだからといって、毎日カニを食べる訳じゃない”札幌市内にもカニ料理のお店は色々あるけど、やっぱり観光客がメインじゃないかな?そんな私だって、数年前に札幌に観光できた時は、カニ料理屋さんに行ったもん。

 北海道は海の幸が美味しいのかもしれないが、普通に住んでたら別に身近でもない。もっと海端の方に住めば別なのかもしれないけど。私はカニも刺身も、札幌に来る前と同じ程度しか食べていないよ。

 ジャガイモやとうもろこしは美味しい。これなら身近だし、良い物が手に入りやすいと思う。野菜関係はわりとそうだと思う。でも、東北でなら良く食べられている野菜が、こっちにはあまり置いていない気がする。うるいやうこぎ、食用菊もあるにはあるけど、知らない・食べない人が多い。たらの芽やこしあぶらとか、わらびなどの山菜関係も身近じゃなくなった(売ってる物もあるけど)。山は多いけど、取りに行く人もあまりいない(身近には)。やっぱり札幌は都会なのか。

 話は変わるが、札幌の人は辛い物が苦手な人が多い気がする。寿司はさび抜きで、カレーは甘口で、と言う程辛いものが苦手らしい。驚きだった。私の大好きな韓国料理なんて、絶対食べられないからお気の毒。どんな場合でも、苦手な物がないってステキと思う。私は幸せものだ。何を食べても美味しく食べられるのだから…

 札幌は、外食産業が盛んだと思う。お店の数が多い事多い事…これが普通か?私には多すぎて、逆にどこを選べば良いのかわからない。お店が多い分、競争率も高いし値段も競い合うから、客としては、色んな中から選べて良いとは思う。でもお店はやっていけるのか?と、いらない心配もしてしまったりもする。地味に潰れて行くお店も沢山あるみたいだしね。

 賑わっているのは、デパ地下。皆色々買ってるんだけど、自分で作れば~?と思わずにいられない私は貧乏性(笑)。作ったら安いのにさ、皆良く買ってるんだよね。どうもこれも都会的な気がするけど、札幌市民は、作らず買った物で済ませる割合も多そうだ。でも人数が少ないなら、逆に買った方が安く上がる物もあると思うけどね。それに作る時間がない程忙しい人は必要かもしれない。

 そんな事を語っているけれど、ワーホリで帰ってきて以来余計に料理をしなくなった私。パソコンに向かう時間が多くなった、ってこれ言い訳。言い訳得意な私。ミアネ。

 札幌の飲み屋さんに必ず置いてあるのは’ラーメンサラダ’。これはそのまま、ラーメン(冷たい)のサラダ。それから’いももち’これはイモと片栗粉で作ったおもち風なもの。バター醤油味。おいしいよ。(家庭でも作れるけど)来たら是非食べてみて。(2003年記入)



◆交通◆

◆銭湯◆

◆専業主婦◆

私は仕事柄、子どもと接する事が多いです。保育園には勿論、働くお母さんしかいないけど、私が2003年春からやっている仕事を通して、子どもが保育園に通わない家・母さんは専業主婦という家がメチャメチャ多い事に気付きました。まぁ、同じ札幌でも、住む地区にもよると思うのですが。

 私が取りあえずそう感じている地区(私が働いている区)は、公務員・道職員・国家公務員などが多く住み(宿舎なども多いため)、転入・転出する人も多いので、専業主婦のお母さんが多いのかもしれません。でも私から言わせれば、”なんてリッチなんだ!”なんて感じますが。まぁ、今のご時世では余計に気軽にも働けないと思うし(探すのも大変だし、給料も安いし)、旦那さんのお給料だけでも暮らせるなら、無理に働く事もないのは確かですよね。

 専業主婦は、毎日行くところに困るのが事実らしいです。そんな面でここ札幌は、子育てするには良い環境に感じます。そう言う遊びの場の提供だとか、情報だとかが多いです。でも調べなければ、入る情報も入らないですが。自分で出向いたり、人に聞いたり、ネットで調べたり等はしないと。

 保育園の子どもたちは、家にいるより保育園にいる時間の方がメインになっている子も沢山いるし、休日でも、両親はくたびれて休むだけで、どこにも行けずに休みが終わると言う家庭も多い中、専業主婦とその子どもは、毎日お母さんと一緒にいられて、公園だろうと買い物だろうと、毎日じゃなくても良い割合でお出かけできる訳で…いろんな家庭があるなと考えさせられます。でも、どんな家庭でもそれなりに悩みがあり、その家庭なりに苦労と感じるし、千差万別ですね。上を見たらきりがないし。まぁ、どんな場合でも、出来る範囲で家族仲良く、子どもに愛情を注いであげたいですよね。

 私が生まれ育って過ごした県は、共働き率が全国一位とか言う県だったし、専業主婦を見かける機会も全然なかったのですが、きっと何かしらの仕事をしているお母さんが多い所だとは感じます。働くお母さんという話では全国共通なのですが、やっぱりすごく大変だと思う。子どもが熱を出したといえば迎えに行き、その場合、仕事は中途で抜け出し、その後数日休まなければならなかったり。兄弟(姉妹)がいたらうつったりして、もっと休まなければならなくなったり。せっかく着いた仕事でも、雇う方も迷惑だし、雇われる方も言いにくい・居づらいですよね。保育園などに通っているお金も掛かるし、「なんの為に働いているかわからない(保育園にいれる為だけに働いているようなものだ)」と言うお母さんもいます。家での育児に加え、家事仕事などもあるし、本当にご苦労様ですよね。

 出来る事ならおじいちゃんおばあちゃんに協力を頼み、みんなで上手にやって行けたら理想的。もちろん旦那さんの協力なしでは、お母さんは倒れちゃいますよね。

 私は、子どもに関わったり、働くお母さん・専業主婦の姿をみては、色々考えちゃう時があります。自分はどうなるんだろうか?なんて自分で選べる訳でもないので、その状況でがんばるしかない!と思っています。と言う前に、”子どもを産めるのか?”と言う前に、”結婚できるのか?”と自分で突っ込んで終ります(笑)。(2003年記入)



◆雪・家◆


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