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memories★Sydney

※内容は、私がワーキングホリデイをした2001年1月～2002年1月の話です

Sydneyはステキな所です♪

□■Sydney■□

　私がSydneyを選んだのは別に単純な話だった。名前を知っていて、大きな都市だったから。そんな安易な理由で選んだけど、住んでみても不便に思ったことはないし、緑も海もあり大変住み易い町でした。

　私がワーホリでしたかった事。それは「海外で普通に暮してみたい」と言う事だった。住人のように普通に生活してみたい。それが私の夢だった。なんだか小さな夢かしら？

　まずはHomestayから生活がstart私は、なかなか良い住まいに住む事が出来ました。高級住宅地で、ちょっと歩けばCITYが遠くにきれいに見える（写真右）。あわせて語学学校に通った私は、1時間弱の距離を通学しなければならなかったけど、すごくワクワクする通学でした。

　Homestayの家から乗るBusは、Bondi　Beachを通る。坂になっているので、下ってくると一気にステキな海景色がもれなく毎日通学時に見られるのだ。「キャ～ッ、何てステキなの～！｣って、1ヶ月感激しながら通ったものです。

　その後、今度はAu-pairをstartし、海外生活っぽい環境が、またまた整ってきました。OZのFamilyだったからです。CityからのBusや家の周りにはほとんどと言いきって良いほど、日本人はいませんでした。それに加え、家の周りの景色がもう気に入りました！海が見える～！

　私は合わせてバイトも始めました。Au-pairの仕事である家事をこなしつつ、Cityにバイトに出かける日々。週末は友達とに飲みに。日曜はおでかけ。段々海外で普通に暮している日々が確立され、慣れるのと同時に満足する日々でした。

　でも確かに、Au-pairは制限される所がありました。だって平日でもみんなは飲みに行ったり遊びに行ってるのに、私は家に帰らなくちゃいけない。集まってるその場まで行っていても、「帰らなきゃ・・・」って、残れない自分がちょっと悲しかったりもしたけど、それはそれでAu-pairの仕事もやりがいがあったし、遊んでばかりではない充実にも繋がったかな？でもまだ私の場合、Au-pairの仕事の内容が他に比べてかなり楽で、ずいぶんと融通がきく所だったけどね。

街もまた良いんだなー

□■行く所が一杯！■□

　Sydneyは大きな街なので、もちろん行く所が沢山あります。Beachも沢山あるし、Pubも沢山あるし、買い物先も充実！美味しいお店も沢山！どちらかと言うと大きな街だからこそって言う特典が多いかしら？

　Roundの時に他の都市も見たけど、BrisbaneもMelbourneもParthも、なんとなくSydneyを縮小したような町でした。他はもっと手ごろな大きさ。Sydneyは大きすぎるって、他の都市から来た人は言っていました。

　でもSydneyは交通もかなり便利。Bus・City Rail・Ferrieで、いろんな風景まで楽しめます。でもね、Busなんか特に時間どうりに来ない事もしばし。人によっては運転がかなり荒い。時々ストライキがあってFreeで乗れたりしちゃう！なんだかいろんな事があるのですが、これに慣れなきゃAUSには住めない！生活しているうちに、そんな事にも慣れてきます。逆に言うと日本は堅すぎる！おおらかな心や気持ちを持ちなさいと、AUSでチャンスを与えているのかもしれません（笑）。

　Manlyは、ちょっと足を伸ばしたい時にオススメかな。Ferrie代金が結構掛かるので（私にしたら）、しょっちゅうは行けないのだ。お買い物も、Cityとはまたちょっと違ってて楽しめます。特にサーフ系のお店が沢山なので、ロキシーとかビラボンとかリップガールとかマンボーとか、サーフ系が好きな人はマンリーでお買い物が良いかもしれません。お店は、Beachのすぐ近くなのですごく開放的です。教会もあって、私はclassmateとManlyに行った時、結婚式を目撃しました！Beach自体は、その時によって見た感じが変わるのですが（天気などで）、BondaiとManlyなら・・・うーん、Bondiが私には身近だったので、Bondaiが好きだったかな～。でもManlyもいいですよ！Ferrie乗り場の方にも隠れた場所が色々あって、classmate皆と行ったなぁ～・・・

　でも、Sydneyなら拠点はやっぱりTownhall。待ち合わせはMetro前？もしくはQVB前？通りと言えばGeorge St！でしょ！！トイレに行くならMetroへ。雨が降ってたら、TownHall駅から地下をそのまま通ってGrace Brosまで行けるから楽よね～。買い物するならPitt st！安くご飯を食べるなら、China Townのフードコート！あげれば切りがないけど、皆そうだったよね？

私の大好きな風景

□■お気に入り■□

　私は、Au-pair先から毎朝Busに乗っていたけど、家からBus Stopまでの間に、いつも振り返る景色があった。その景色は、私に海外で生活している事を実感させてくれる、心休まるステキな風景でした。癒しってやつだね。

　どんなにBusに乗り遅れそうになっても、私はその風景を見るために一度振りかえってた。そしてホッとしてたの。

　海がとってもキラキラしていて、なぜか落ち着くその風景を、私は6ヶ月ほぼ毎日見ながら過ごしていた。そして、私のワーホリの目的であった「普通に暮らす」と言う目標を達成できたように思えました。日本人が周りにいない環境に住み、朝は家の家事を少しこなした後に、仕事をしに街へ出る・・・。一人でも街中を歩き回り、会える友達もいるし、長電話できる友達もいる。こう言うたいしたことない事それぞれが、私にとっては貴重な経験だったのよ。

　確かに忙しく慌ただしい日々を過ごしたけれど、私はSydneyに住んだ7ヶ月ちょっとの間だけでも、それまで日本では過ごした事のないくらい充実した毎日を送れました。無駄な時間が一つもなかったように思えます。寝る間も惜しんで、飛びまわってました。

□■わたしの故郷！？■□

　たった8～9ヶ月住んだだけだけど、Sydneyは私の街。私の行き付けのSuperがあり、お気に入りのSHOPがあり、通いつめるPubがある。私だけの風景も。

　Roundを終え、4ヶ月ぶりにSydneyに戻った時、私の街に戻ってきたと実感した。落ち着く街だった。見慣れた風景だった。「ただいま～」って思った。

　でもね、私が過ごしたあの時のあの環境は、もう今のSydneyにはないの。友達皆も日本や韓国に帰り、待ち合わせる人ももういないの。私が過ごしたステキな時間は、あの時あの時間だったからこそ過ごせたもの。もう私のSydneyでのワーホリ生活は、過去のステキな思い出にしかないんだよね・・・。これが今の現実。

　ずっと夢見ていた私の海外生活は順調にStartして、かなり充実した日々を送れ、大変満足でした。今度はいつSydneyに遊びに行けるかな？思い出だけを求めて行くのはやめにしようと思ってる。現状にも満足しつつ、振りかえれるだけの余裕が出来たら行きたいな・・・。大げさ？でも私にとっては、それだけ壊したくない大切な日々だったんですよ。思い出が沢山沢山つまってます。

（２００３年)

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