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こぼれ話 1


※内容は、私がワーキングホリデイをした2001年1月~2002年1月の話です


こぼれ話 1


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私が体験した、面白おかしい!?辛い!?大変な!?出来事を教えましょう 
 これから長期で海外へ行く人、場合によっては、これらに気をつけて!
過去に行ってた人、共感するかな?
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□■アナドルナカレ■□

 海外は日本に比べて日差しが強い。Sydneyでも、やはり刺さるように強かった。光りがアスファルトに照り返して、目にも悪いらしいよね・・・。だから皆サングラスをしているんだろう。

 OZの女の人などを見ると、’日焼けに気を付けよう’と思う事しばしだった。向こうの人々は、太かろうが細かろうが、肌を露出する割合が大きいと思うのだけれど、背中や首周りなど、そばかすやしみがスゴイ人を何人見たかわからない。しかし日本人に比べ、色が白くて肌も弱いのかもしれないね。でも「わたしゃそうなりたくないわ」って、思わせちゃうほどスゴイ。隠さずまた日にさらすのもスゴイ(笑)。

 私がSydneyに住んで1ヶ月ほど経った頃、ともちゃんとCoogee Beachに行った。初のCoogeeだったけど、天気が余り良くなくて、波がものすごくて、だれも人がいなかった。せっかくわざわざ来たのに…でも泳げないからしょうがないねと言う事で、写真だけ撮ってBondaiへ行った。

 こちらのBeachは人が沢山いて、波も別に高くもなかった。その日は2人とも、海に入って泳ぐ気満々だったので、日焼け止めを塗ったりして、ちょっと冷たく感じる海に入りながらも、楽しく遊んだ。

 その日はずっと曇りだった。海から上がり横になって寝たりしたんだけど、曇りで全然日も差していないし、私達2人して、日焼け止めをほとんど塗りなおさず過ごしました。上がったらタオルも掛けてたしね。でもやっぱりそれが甘かった。

 曇りの日の方が紫外線が強いとか、服やタオルがあっても紫外線は通すとか、そんな事は聞いてても、あの時はなんとなく平気な気がして「大丈夫でしょ」とか軽く考えちゃってた。おかげで2人とも、その日の晩から身体に異常が…

 日焼けがすごくてヒリヒリし始めたの。家でシャワーを浴びる時には、すでに身体はこすれなかった。でも私はまだ余裕があった。その日の夜に電話でともちゃんと話したら、色白のともちゃんは既に結構痛いらしかった。色黒で日焼けで痛がる経験があまりない私が少しひりひりしてるんだもん、ともちゃんはきっと大変だろうと言う事は想像できた。

 翌日は身体を動かすのにもちょっと痛みを感じるようになった。服が擦れるのも、ちょっと辛い。スーパーでホテリ止めを買った。症状は次第に重くなり、シャワーを浴びる際の水圧にも痛みを感じたし、寝るときも寝返りが苦痛だった。余り寝返りできなかった。もーこれでもか!って言うほど、ホテリ止めをつけまくった。ホントにこれは火傷だわ。

 それでも私はまだ良い方。ともちゃんは本当に辛そうだった。友達が肩をトントンとたたいて呼ぼうとすると「触らないで~!!!」と叫んで触れられるのを防止していた。斜め掛けバックをかけるのも、かなり苦痛らしい。私の肌は赤黒かったが、ともちゃんの肌は赤かった。数日後から、皮もボロボロむけ出して、見た目もかなり悪かった。

 私達は結構な期間の間、この日焼けに苦しんだ。私は生まれて初めてこんなに日焼けで苦しみました。

 その後Sydneyにいる間は、さすがに日焼け止めはまめに塗っていました。もうこりました。もうああなるのは嫌です(笑)。

 でもね、ずっと住んでいたら肌が慣れて来た所もあって(ホントか!?)、Roundで回る頃には、余りまめには塗ってなかった。でもおかげで、やけどする事はなかったけど、かなり真っ黒くろすけになりました。足のつま先まで。おかげで日本に帰る前に寄ったBaliでは、日本人に見られませんでした(?)

 でも紫外線は後でどう言う結果が出てくるかわからないから、ちょっと怖い。顔のそばかすは、さすがに前より増えた・・・気がする。色黒だから、余り目立たないんだけどね~。

 これを読んでる皆さんは、是非日焼け止めをまめに塗ってくださいね。塗った方が良いです。当たりですけど。とか言っている私は日本でも(昨年の夏)外にでまくってるのに日焼け止めは余り使わなかった。懲りていない私…。色黒が更に蓄積されるわね・・・

□■ニチジョウコーラ■□

 日本人が良く飲むものといえば、お茶系が思いつく。そして外国人が飲むものといったら、やっぱcokeでしょ。

 私はcokeに限っては、1年に1回飲むか飲まないかというほど飲まない。お茶系好き。ジュース類も、元々あまり飲まない。そんな私が海外で1年間どうしたか。

 携帯に持ち歩く物は水で(たまに麦茶)、忘れて出掛けた先で買うのも主に水…。でもMcdnald’sに行ってsetを食べたりすると、飲むものといえば必ずcoke。Mcdnald’sでは良く食べたから(安いから)、cokeは次第に身近になっていった。友達が集まる際、買うペットボトルジュースと言えばcoke、そうしてますますcokeは身近になっていった。

 Roundを始めた後、Bowenに住んだ際、とうとう日常的に飲むようになっていった。だって周りがそうだったから。その後Roundに出た際、食事にcokeが付き物になってしまった。だって周りがそうだったから。そうやってすっかり、cokeは日常的になっていった。cokeとご飯だよ~。私には考えられない組み合わせが当たり前になった。おそろしー。

 海外に行くと、よく体重が増えると聞く。それは日常的に飲むcokeも、多いに関係するかと思われる。太りたくないあなた、気をつけよう!ちなみに帰国してからの私、cokeはほとんど飲んでいませんわ。コーラといえば、ワーホリでの海外生活を思い出します。

□■ヨクミルココロッチ■□

 他の所で虫の話を書く所があるので、取りあえずここではCockroach事、ゴキブリの事を書いてみよう。Cockroachがとても嫌いな人は、不快になると思うので読まない方がいいかもよ。食欲低下するかもしれません。

 これからワーホリや留学でAUSに行く皆さんは覚悟して下さい。ゴキブリに必ずや会う事でしょう。もうこれは避けられません。無理です。

 私がワーホリ中、トータル何匹見たかなんてわかりません。何匹殺したかわかりません。Round中、ひと気のないキャラバンパークのテントサイトのKitchenで、一度に何十匹かのゴキブリを見たりもしました。入り口のドアを開けたら、壁や床やらにた~くさんのCockroachがいたのー。足元にもブ~ンって・・・。大嫌いな人には、話だけでもゾ~ッとする話でしょ?Cockroachを割と容易に殺せる私でも、その時はただただ「きゃ~!!!」って感じで、車に速攻非難しました。

 普段の生活の中でCockroachにであった時、私が印象に残っている事が2つあります。

 1度目はSydneyでのオーペア時代。寝るため電気を消した部屋の中で、ガサゴソと音がしたのでさては・・・と思うとやっぱりCockroach。電気をつけると、私のソファーBedの上にいたもんで、物でスパンと叩くのには抵抗があった。でも逃がす訳にはいかん、また来たらイヤだもん。とその時どうしたかと言うと、無我夢中で側にあった(スーパーの)ビニール袋を手にはめ、ゴキブリをつかんだ私。ヒゲがBedの下に落ちたのがちょっとイヤだったわ・・・という前に、感触が残ってるのもイヤだったが・・。袋はしばって紙にくるんで外のバケツに捨てた。勿論手はよーく洗いました!

 2度目はBowen。電気を消して寝てたら腕に何かが・・・。その時タンクトップを着てた私は、取りあえず腕の虫を払った。で、電気をつけたらCockroachだったことが判明した。きゃぁ~!と言いつつ速攻物で叩いた、が逃げられた。でもまだ部屋にいるので追い掛けて叩くがしぶとく逃げる。でもまぁ結局Hitした。フッ驚かせやがって~・・・と思いつつ、またよーく手と腕を洗いました。私って怖い?

 私の場合、虫類が苦手じゃないので割と苦労はしませんでしたが、Cockroachが苦手な人でも、回数を重ねる事によって、たくましく自分で対処できるようにもなるようです。取りあえず、スプレーがお手軽ですね。これから渡豪する人、幸運を祈ります(笑)


□■サイゴノサイゴニ トジコメラレル■□

 ワーホリも3ヶ月ほどを過ぎた頃、それは日本が丁度GWの頃、私はToMoちゃんとMelbourneへ小旅行へ行った。私もその頃は自分がRoundしようとは考えてもいない頃。国内旅行は、小旅行程度で終るつもりだったあの頃。ワーホリの予定なんてわからないものである。

 行く間際に行く事を決めた為、パックツアーは良いホテルが埋まっていて、ちょっとばかし場所が不便そうなホテルだけが残っていた。でもそれでいいやと申し込んで、1週間後くらいにMelbourneへ向かった。

 飛行機が朝6時過ぎの早朝便の為、Bondi junctionからAM4時半頃にタクシーで空港へ向かった。そんな朝早くなのにBondi junctionにはチェーン店のケーキ屋のトラックが配達を始めており、「朝早くからご苦労さんだわ~」なんて普段見れない姿を見ながら、眠たい目をこすって出掛けたものだった。

 初めて乗ったAnsett航空の機内食に結構満足しながらMelbourneへ着き、Hotelへ向かったが、そこでちょっと予期せぬ事が起こった。

 私達の予約がされていなかったのである。おいおい!である。でも申し込んだのが日系の旅行代理店だったので、早速そこへ電話。そしてHotelの人と直接話してもらった。結局予約されたはずがなぜか抜けており、部屋を用意してもらったけどダブルの部屋へ行かされ、ツインの部屋にかえてもらうのにまた手間取った。お詫びにHotelからフルーツの盛り合わせが部屋に届き、あの時はわ~いと喜んだものの、子供だましだったわー。結局おさまったツインの部屋は下~の方の階で、窓の外の景色もなんもよくなくてイマイチだったけど、「もういいや」って、2人で開き直ってた気がする。

 その後はハプニングもなくMelbourneを満喫し、最後に日本食屋で定食なんか食べたくらいにして、Sydneyヘ向かうべく、空港へ。

 そして空港で私はトイレへ行った。飛行機に乗りこむ15分前位だったかな。女子トイレが混んでいて、男子トイレとの間にある車椅子用(障害者用)のトイレから出てきた女の人がいたので、私も・・と思いそこへ入る。

 が、それが間違いだった。途中トントンとノックをされたけど、障害者用トイレは広くてすぐにドアには届かない。そんな間に実は、ドアの向こうで鍵を掛けられてしまったらしい(清掃の人?警備の人かな?)。中に誰もいないと思われたのか?

 出れないと知った私はかなり焦った。間もなく飛行機に乗りこむのに!!「そうだ!」と思って携帯でToMoちゃんに電話した。でも飛行機に乗る前だったので、電源を切ってしまっていた…。きゃ~どうしよ~。

 もう焦った焦った。取りあえずもうドアを叩きまくった私。取りあえず誰か来てくれ~と思っていたら、間もなくドアが開いた。ドアの向こうにはオジさんが立っていて、コインで開けてくれたらしい。マイナスドライバーのように開けてくれたらしい。どう言う鍵かはチラッと見て終ったので良く覚えていない。だって時間が…。お礼を言って急いで登場口へ戻った。オジさんとにかくアリガトウ!

 結局はどうして閉じ込められたのか良くわからなかったけど、でも多分人がいないと思って閉められたに違いない。かなり焦ってToMoちゃんの所へ戻った私、かくかくしかじか…はなしてドキドキして、間もなく飛行機に乗りこんだ。良かったよー乗れて…。

 最初と最後にハプニングがあったMelbourne旅行だったけど、楽しかった。あの時は「もうMelbourneに来る事はないな…」と思って過ごして帰ってきたけど、その8ヶ月後くらいに再び、今度はRoundでMelbourneへ行った。また戻れるとは思っていなかったので、かなり嬉しかったのを覚えている。あの時は閉じ込められる事もなかったし!(笑)ハプニングはなかった気がするが…最後の最後に駐車違反の切符を切られたことぐらいだろうか。そしてその頃には、航空会社のAnsettはつぶれてしまってた。

 旅にハプニングは付きもの、皆さんも気を付けて下さいまし。

□■タビダツトキ■□

 最初に書くべき話だけれど、私が日本を出る日を振り返ってみよう。 

 日本を出発の日、AustraliaでのワーホリのStartが楽しみな一方で、不安もやっぱりあった。私にとっては初めてのAustralia、初めての海外長期滞在、一人ぼっちの成田空港。成田では、不安と言うより寂しかったな。

 それでも、成田では楽しみな事が一つあった。それまで半年間、メールでしか連絡を取っていなかったToMoちゃんと初めて会える事。一緒にSydneyまで行ける事、すごくすごく心強かった。

 買ったばっかりのパソコンを、来る途中の電車の荷台に置いたまま成田に到着し、結構慌てていた(笑)ToMoちゃんと初対面をし、航空カウンターにチェックインし、いったん別れて、飛行機に搭乗する前に会う約束。私は、親・親戚・友達の見送りを断ったことをちょっぴりだけ後悔。日本最後の夜、数時間の間を一人で過ごした。次々と旅立つ飛行機を見ながら、最後の日本食’おいなりさん’をベンチで食べた。出発が夜なだけに、悲しい物がある。ヒュルリ~って感じだった(なんだか私かわいそー??)。時間が長く感じた。おまけに出発時間も変更になり、30分も遅くなったし。ヒドイわ…。

 やっと時間が来て、沢山の友達のお見送りを背にしたToMoちゃんと再び会い、出発ゲートへ向かう。初めは金属探知機のゲートを通ったのだが、以前ベルトのバックルで引っかかった事のある私はちょっとドキドキ…まぁでも大丈夫だった。その後手荷物を受け取る・・・はずが、「ピピピピ…」なんか音が鳴ったぞ。今回は私自身じゃなく、手荷物(機内持ちこみの)が引っかかった。でも何が??

 もう一度荷物を探知機に通し、一緒にTVの画面を見る。中味が全部丸見えで恥ずかしいわ。そしてあったわ、中央ど真ん中に!ペンケースの中のカッターナイフが!ハッキリと映っておりました。「あぁ、きっとこれですねー」と係の女性。ひとまず、積めこみまくった大きなリュックの中からペンケースを取り出し、カッターを抜いてまた荷物を探知機に通して確認!今度はOK!!あー良かった。カッターもちゃんと返してもらえました。いいのかな?凶器にならんのか?人によっては没収なのかな?そんなんでいいのか?

 旅立ち間際、私のおかげで時間を食ってしまいToMoちゃんSorryと言う感じ。すぐそこでは、お友達がいつまでも見守ってるわ。話せる距離でもない所だったから「何事だろう」と思っていたに違いない(SydneyについてからToMoちゃんへのMailに「一緒の子が何か引っかかってたね」って書いてあったそうな。すんません)。

 一人でしんみり時間を過ごしたと思ったら、搭乗近くにバタバタしちゃって、おかげで疲れて飛行機では爆睡。9時間程の空の旅もすぐでした。「え?もう着いたの?」ってね。いろんな事をよーく覚えてるよ。大変でも寂しくてもなんでもいいから、もう一度、あの日の成田に戻れたらいいな。今度はカッターは抜いておきます(笑)。

□■ カヨイツヅケタ パフュームコーナー ■□

タイトルが長いですが、そのままです(笑)。シドニーにいる間だけですが、良く通ってたんですよ、グレースブロスの香水コーナーに。今はどうかわからないけど、私がいた頃はジョージストリートの方から入ると、1階の入り口すぐにありました。おかげで手軽。ハハ。

 いつから通い続けるようになったかと言えば、ホームステイも語学学校も終り、なんとかGetした初めてのバイトに行くようになってから。ジャパレス(Take away Shop)のキッチンハンドをしたので、換気が悪く狭かったその場所での仕事の後は、かなり油臭かった。自分でもそう思うのだから、人は余計にそうだよね。お店の残り物を(貰えたので)持ってるから、もれなくダブルで香ります(笑)。

 バスで帰宅するので、周りは勿論の事、隣り合わせた人に悪いなぁと思って過ごした数日間。そこで思い出したの。香水のお試しがあるじゃない!それも通り道よ。その時の私は、ハイドパークの側のデビットジョーンズの所からバスに乗ってた。そこまで行くのに、グレースブロスの香水売り場は丁度良い場所だったのだ。
勿論、デビットジョーンズにも香水コーナーはあったけど、雰囲気が試しずらいって感じなの(笑)。

 読んでるあなた、「買えよ」って感じでしょ?でも小さいビンでも50ドル位したから、気軽には買えない訳よ。「ワーホリ帰りに買って帰るわ」そう思ったのよ。無料で試せるんだし、使えるものは使っとけ!これこそビンボーワーホリメーカー。

 毎回好きな香りをチョイス。夢のようね(笑)でもだいたいいつも使う物は決まってたわ。お気に入りは、LANCOMEの”Miracle” 確か私がグレブロに通い始めたその頃に、ちょうど発売されたんじゃなかったかな?気分によってたまに他も試すんだけど、ほとんどはミラクばかり使ってました♪

 バイトを辞めた後も、時々にはなったものの、パフュームコーナーには通いました。例えば友達と待ち合わせの前とか、日曜日に街をプラプラする時とかにね。取りあえずシュッとしとくか!って感じ。ここまでくると習慣!?ハハハ

 そしてラウンドから戻り、帰国も間近になった頃、「今度こそは自分のものを買って日本へ帰るぞ!」って思ってたんだけど…。ラウンド後で「金ないよ~!!」そして結局諦めた。ハハハ。だってそれ買う位のお金があったら、日本じゃ買えないような他の土産を買うわよー。それが現実ね。

 という訳でおばちゃんみたいですが、パフュームコーナーは私的にはかなり利用価値あるんじゃないかなぁと思います。どう思います!?チャレンジしてみる?



□■ナニジン?■□

 私がアルバイトで接客ををしていた時、考える事がしばしばあった。「この人はどこの国だろうか?」と。「日本食を売るお店だから、’いらっしゃいませ’でいいんだよ」オーナーは言うけれど、私としては、日本人以外にはなるべく英語で話しかけたかった。そこは海外だから、英語で話すのが普通な所を、いくら日本食屋だからと言って日本語で話しかけたら嫌がる(引く)人もいるだろうと思うから。あくまでも私の意見。

 迷うのは日本人・韓国人・中国人だった。やっぱり同じアジア人、顔とか背格好が似てるのだ。2人以上なら、聞こえてくる会話でわかるのだけれど、わからないのは一人の時。でも大概は服装や持ち物で見分けられる。やっぱり基本的にはそこは違う。だから、取りあえず顔でわからなかったら、服→バック→最終的にはクツで判断。でもそんな中でもやっぱり判断できない人が出てくる訳だ。

 稀に日本人じゃないと思って「Can I help you?」と話しかけたら、「これ下さい」と返され、日本人だったと発覚する事があった。これはちょっと恥ずかしい(私が)。向こうはどう感じているのかはわからないけれど。多分海外だから英語で話しかけるんだろうなぁとしか思っていないかもしれない。でも私は、あなたが日本人には見えなかったのよ。こうやって、見た目は間違いなく日本人じゃなかったのになぁ…という人が時々いるのだ。

 逆に日本人だと思って「いらっしゃいませ」と話しかけてみると、「日本語はわからない」と言って来る人もいる。こうなるとどっちを言うべきか、どう判断すべきかますます悩むのだ。要らぬ苦労かもしれないが…。

 でも、そう考えると自分はどこの国の人に見えるのだろうか?と思う。でも、韓国人Jには「日本人だよ(日本人にしか見えない)」と言われた。自分でも日本人にしか見えないと思う。私がバイトしていた先のオーナーはえらが張っていたので、良く韓国人に間違えられていたな。そう言えば、私が日本に帰る前に寄ったバリでは、余りに色黒の私を見て「シンガポール人かと思った」と、冗談混じりに言われた事があった。色黒の私は、間違えられるとしたら東南アジア系かもな(笑)。私が韓国に住んだら、韓国人のファッションや持ち物に囲まれて、韓国人に見える事もあるかもしれないね。それくらい馴染んでみたいかも~(笑)。

 話は反れましたが、私がアルバイトをしていた時は、アジア人を見るとまずは観察してたんですよ。忙しい時は、さすがにそんな暇はなかったけどね。ワーホリ仲間の中に、イタリア男は見分けられるという人がいたけど(その人はイタリア男好き)、私には全然わかりません。あなたはどんな風に見分けていますか?教えてください(笑)。

□■ハンドドライヤーカツヨウホウ■□

 私の髪は天然パーマ(部分的に)。昔から雨や湿気は天敵である。この15年で、私の天然パーマも、くせ毛とよんで良いくらいに変化したが…。

 ワーホリで住んでいる時もまた、雨によって髪型が変わり、人に会う・バイトで店先に立つ前は、すごくうんざりしていた。でもある日、役立つ良い物を見つけた!それはトイレにあるハンドドライヤー。Sydneyのトイレのそれは、噴出し口の方向が変えられるありがたいものも多かったので、私は噴出し口を上向きにし、髪を乾かしては修復していた。さすがにちゃんとしたドライヤーまではいかないけど、それでも十分お役立ち!ウィンヤード駅のトイレでよく髪を乾かしていたのは私です(笑)。

 今日本でも、職場先のトイレにあるハンドドライヤー(噴出し口は固定だけど)で、未だに同じような使い方をしております(2003年当時)。そんな人いないわね、きっと…

□■クルクルマワル■□

 Ausドルを見た事が無いあなた。初めて見ると、おもちゃのように感じることでしょう(他の国のお金もそうだけど)。サイズは日本円より小さいので、向こうで財布を買うと、日本円は真っ直ぐ入りません(おかげで財布が小さくて好きだった)。素材は紙じゃなく、プラスティックみたいな感じなの。破けないのよ。これが便利だったりするんだなぁ。

 Bowenにいた時、一緒に住んでいた同居人の服を一緒に洗濯した私。洗濯機を回して間もなく、オレンジ色の何かが一番上で回ってた。何かと思って止めてみると、お札がクルクルクルクル回ってたんですね~。紙の素材だったら無くなってました。Ausドルは濡れてもびくともしません。便利だね~。もしやこう言う時の為かい?日本人よりおおらかな(大雑把な)OZの為には、こういう素材が打って付けかもしれませんね~。

□■シラレザルドリョク?■□

 ワーホリに行く前までは、エアロビに通っていた私(週一だけど)。合わせて家でも毎日ストレッチをやっていた。おかげでなんだかお肉が引き締まってきたのを実感した頃に渡豪。行ったら運動不足にもなるし、食生活は違うし、肉付くだろうなぁと心配していた。現地では太ると言う話を良く聞くからね。

 運動しないであろうと思われた生活だったが、現地では初めから良く歩いた。歩く機会が多かった。そしてシドニーは坂が多い。余計に運動になる感じ。おかげで数ヶ月後には、足に筋肉がついてたよ。バス停まで良く走ってたしね~。

 それでも他の部分は動かす機会がない。私はぶよっとしているのは好きじゃなく、太目でも、筋肉がちゃんと付いている方が良いと思っている。なので渡豪後はいつかストレッチ(腹筋背筋含む)を復活させようと思っていた。ワーホリがスタートしてからは、いろいろと忙しく、毎日日記もつけていたし、寝る前までしゃべっていたので時間がなかったが、渡豪後2週間後くらいから、ホームステイ先にてストレッチ復活。

 私のストレッチは義務的ではない。時間があるときのみする。これが意外に気楽で良い。オーペア生活に入ってからも、じゅうたんにパレオを敷いてのストレッチは続いた。元々、日本での仕事柄、腕には筋肉がついていたので(子どもを抱くので)引き続きキープ。腹の方も出てはいるが(笑)筋肉ちょっと付いてるのよん。

 韓国人の女友達が、「太って二の腕がタポタポになった~(悲)」と話している時に、「yumiは?」と聞かれ腕を出すと、力こぶがあるのでびっくりしていた。まぁお肉はつかめるんだけど(笑)二人に比べたら堅いのよ。ちなみに2人は私よりずっと痩せている。「腕立て伏せとかしてるからね」と動作付きで言うと、ビックリされた。なんでびっくり?他の韓国人にも、ストレッチしてるって言ったら「なんで??」といわれた事がある。韓国の女性はしないのか?日本人なら普通だぞ。

 私のストレッチ生活も、ラウンドに出てからは終了…なんだけど(無理もないっしょ?)、でも1~2回だけ諦めずにバッパーでストレッチした事あるんだ。しかもドミの部屋(相部屋)なのに!皆がいない隙にね。

 今日本でも、再び復活ストレッチ(内容は少しになったけど)。プラス雪が降るまでのチャリ通で、運動不足解消を狙います(笑)。本当はちゃんとした運動がしたい!(2003年記入)

□■キリメガナイ■□

 タイトルだけでは、なに?と思うでしょうが、食品類(のビニール部分等)を開ける時、日本みたいに親切な切り目はありません(私が知ってる限るでは)。初めはなんだか不便。でもだんだん普通に。それなりに適応して行くんですよね。日本は便利過ぎなんだって。何でも日本と比べるのが間違ってるんだけどね。「ここはオーストラリアなんだから」「日本と違うにきまってる」そう思えるようになってくる。切り目がない分、はさみを使ったり歯で切ろうとしたり、それでもなんとかなるもんだ。

 ワーホリ終了後立ち寄ったバリでは・・・切り目があった。お店が遅くまで開いていて、アジア人は手をかけるんだなぁ、働き者なんだなぁと感じた。同じアジア、そんな事からも感じました。

□■ニゲナイ■□

 オーストラリアには、日本で見られない鳥が沢山いる。名前は忘れたけど、あのレインボーみたいなカラフルな鳥、Bowenに住んでいた時、家の近くで良く見ました。とっても可愛らしいの♪でもなんであんな原色ばかりの色になるのかとっても不思議だった!それがまた外国チックなんですが。

 良く見たその鳥さん(Ausの鳥って全般そうかもしれないけど)、近くまで寄ってもなかなか逃げない。なんで??警戒心が違う?捕まえらることが出来そうな気がする位(しないけど)、近くで見れる。この鳥がまた仲良しでいいんだな。ケアンズ近くの動物園にいたやつも、ラブラブだったわ(笑)。

 私は東北出身だが、今札幌在住。札幌に来て「あっ!」と思ったのが、ここでも鳥がなかなか逃げない事。身近なすずめだって、1m以内まで余裕で近づけるわよ!Ausみたいだね。北海道は外国と似ていると言うけれど、こんな所まで似てるとは思いもしなかったわ。

□■モグルハエ■□

 ハエは沢山いる。Aus独自の帽子だと思うが、つばのある帽子のふちに、ハエよけのコルクみたいな物がヒモで沢山ぶら下がっている物がある。旅行者や観光ガイドの人の中に、それをかぶっている人がよくいる。ちなみにAusのハエは、日本より大きい。

 ハエはよく見たのだが(やはり暑い所に良くいる)、Bowenでは、そのハエの行動を見て驚いた。私はマンゴー(大好き♪)を食べると、皮や種を新聞紙に包んでゴミ箱へ捨てていたのだが、しばらくすると、ゴミ箱の上にハエが飛んでくる。そしてその後、包みの中に無理矢理入りこむのだ。信じられない。包みの上に別なゴミを沢山置いても、それでもまた新聞の中へ飛びこもうとする。そんなハエは初めて見た。私には衝撃的。しつこすぎるハエ根性。恐るべし。

□■コロンダコトアリマスカ■□

 あなたは、大人になってから思いっきり転んだ事がありますか?私は転びました。シドニーで。

 そうあれは、マップのデイツアーに参加する日の朝でした。ウィンヤードのマップ前にAM6:30集合。集合時間に合わせるには、私が住んでいたボークルーズからは、まだバスが出ておらず(日曜早朝なので余計ない)、AM5:58発のローズベイ(ずっと先)まで行かねばならなかった(早朝はそこが始発)。外に出ると、当たりはまだ真っ暗で、星も出ていた。そしてバス時間にはいつも時間ギリギリの私、また走る羽目になった。かなり遠いのに。ゆったり歩いて20分かかるのに、時間が既に15分前を切っていた。おまけにバス乗る前に、ATMでお金おろしたいんだけど。何にしろ、乗り遅れたらデイツアーに行けないじゃないか!!と勿論必死に走る。 坂道なので楽かと思いきや、かなりハード。

 ゼイゼイ言いながら走りまくり、暑いよ~、疲れたよ~。でも「おお~っ!もうすぐだ!!」と思ったその時だった。きっと気が緩んだのだろう。バスストップが見えた瞬間、転んでしまった。坂道で。転んでしまった。思いきり。おもいっきり。バカ~・・・超恥ずかしい。

 「えーん、痛いよー(悲)」とマジで思った。だって坂で勢いついたまま転んだし。でもそう思いつつ、人がいないか周りを見たら、犬の散歩のおじさんが遠くにいただけだった。日曜の早朝だし、誰にも見られなかった(ようだ)。

 でもとにかく痛いよー、膝が・手の甲が…。この時思ったね。私は今まで子どもが転んだ時は「大丈夫!大丈夫!」と言うか「あー痛かったねー」と言いつつ、ズボンをはたいたり傷を消毒したりバンドエイドをして「もう平気だ」とかなんとか言って、後は他の事で気をそらしごまかした。子どもは大抵それでおさまる。でもさ、自分が転んでわかったけど・・・・痛いものは痛いわ。ジンジンするから。我慢ならないから。私の言ってた事で立ち直った子どもたち、偉いぜ~。子どもなんて、何度も転ぶしね。わたしゃ繰り返したくないわ。出来ません。

 走った甲斐があってか、バス停向かいのATMでお金をおろし、バス乗り場へ行き、無事バスでシティへ向かう。途中のキンクロには、早朝にもかかわらず人がいる。飲み明かし遊びまくった人々。なんだこの人数は~?って位沢山の人。シティに入り、AM6:18頃、降りたマーティンプレイスからは、また軽く走る。結構時間がギリギリなのじゃ。走ってばっかりだ~。

 そしてお陰様で、集合時間に間に合いました。でも転んだおかげで、ジーンズの膝には穴が(せっかく気に入ってたジーンズだったのに…)、ナイロンジャンパーにもこすったような穴が、手の甲は内出血していた。(膝は後に青あざに)

 その後時々しかこのジーンズをはけなくなったけど、ジャンパーやジーンズをみると、シドニーで転んだ思い出がフラッシュバックします。大人になってから転ぶって、痛いですよぉ。半端じゃないから。皆さん気を付けてね!



□■カモメガアツマル■□

 海が身近なAusでは、沢山ビーチに行きました。一番長く住んだシドニーでも、身近なボンダイビーチには良く行ったもんです。お弁当を持参した事もあるし、BBQをしたり、フィッシュ&チップスを買って食べたり。ビーチには食べ物が付き物。

 海にはカモメが沢山。そしてまた、食べ物を食べている人の周辺にも、カモメは沢山。食べ始めると、本当に恐ろしい位集まってきて囲まれます。椅子に座っている場合は、足元に沢山来ます。カモメの狙いは、当然人間が落とした食べ物。一つ落として御覧なさい。カモメ達は競い合って食べます。

 なにもビーチだけとは限りません。シドニーだと、サーキュラーキーだって、ダーリングハーバーだって、ハイドパークだって、海が近いからどこへでもやってくる感じでした。ラウンドした時はどうだったかなぁ?と考えると、シドニーの時のような、食べ物ストーカーカモメは見なかった気が…。都会・大都市ならではのカモメなのかもしれないな。鳥が嫌いな人には、ちょっと厳しいかも?

□■ドイツジントイエバ■□

 同じ語学学校のクラスメイトにドイツ人が1人いたけど、ラウンドしている時は、先々に沢山のドイツ人がいました。だからと言って、仲良しになったわけではないのだけれども…(笑)

 シドニーからボーエンまで、グレハン(バス)を利用して北上して行った私。宿泊先はバッパーかユース。安いからドミ(相部屋)に泊まり、そこにドイツ人が多かった。

 そこで気付いた事。ドイツ人に限らないのかもしれないが(ヨーロッパの人々?)、女性は皆、スキンケアはニベアを愛用。荷物の所にボトルでバンバンと置いてあるのだ。国を聞く前にそれを見ただけで「ドイツ人か?」と考えるほどだった。ニベアの本場ってどこかな? →ドイツだった!やっぱり!

 ドイツ人といえばの話しでもう一つ。ブリスベンで泊まったバッパ-では、辞めてくれ~と言う出来事が。女性のみの6人部屋、ドミの2段ベッドの上段にて就寝した私。朝一番早く目覚めて、下を眺めてビックリした。2段ベッドじゃないシングルベッドを利用していた21歳ドイツ人姉ちゃん2人のお隣それぞれに、パンツ姿の兄ちゃんが寝ておりました。おいおいだよ。そういや遊び(飲み)に行ったようで、0時過ぎても戻ってなかった彼女達。男づれで戻ってきたようで。同室者には、大変迷惑!そう言う人は、ドミに泊まんな~!!って、でもきっとこう言うのは、ドイツ人に限った事ではないと思います。

 ドイツ人の評価を下げてしまった部分があるかしら?でも私は、ドイツ人と言えば!この2つがどうしても蘇るのであります。


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