住んでみて・・・
●初日から・・・
私が韓国・ソウルに着いた日にとりあえず思った事。それは、 「いつか車にひかれるかもしれない」 。
車も多いし、おまけに運転も荒い。プラス自分勝手な運転なので、歩行者よりも自分を優先している人が多く見られる(もちろん、そうじゃない人もいるけどね）。気ぜわしい韓国人ならではかもしれない。
信号だって、赤になりそうでも無理やり渡ったりするから（これがかなり多い）、（歩行者として）横断歩道を渡る時は、気が抜けなかったりする。おまけに、韓国は信号が赤でも右折はいつでもOKなようなので（車がね）、「青だから」と思っても、左から車が来たりするのだ。
そして韓国人の運転って、ブレーキを強く踏む機会が多いような気がする。ポンピングって、しない気がする（笑）かなり飛ばしては急にブレーキ踏んで止まって・・・の繰り返し。なので、接触事故も多く目にする。そりゃそうだ。
道路上で接触して、口げんかをしている人もよく目にする。韓国人だから・・・激しい（笑）でも日常茶飯事だから、まぁそんなに大きなことでもないってのも事実。
江南を通った時、「本日の事故件数」と思われる表示があった。「死亡（多分）」が「１件」「負傷者（多分）」が「１５０件」。
日本では「譲り合い」を心がけるような所もあるけど、韓国はそれが余りない気がするので、もっと相手の事を考えて運転したらいいんじゃないかと・・・でも無理かな（笑）
あ、でもね、これって基本的にソウルでのことです。ソウル以外は、まだましかな・・・。
● 歩く人
私って、昔から歩くのが早い人。遅い人に合わせられないです。
ソウルでは、特に私が住む新村から梨花方面に歩く時、非～常に邪魔です！！人が！！たらたら歩いている人がっっ！！ちゃっちゃと歩け～っ！！
韓国の女の子たち、たらたら歩く人が多くて、足踏みそう（もう踏んでやるぞ！位な気分）。抜かそうにも、人が多かったりすると合わせなきゃいけなかったりして・・・。おまけに韓国人、急に突然止まる人が多いから（思い出したように）、ぶつかったりさ。新村から梨花方面に歩く時がホントに毎度そうだから、結構頭にくる。
そして南大門市場。人が多くてよけるのが大変なんだけど、いつの間にかくぐり抜ける技を身に付けていた様で、いつの間にかすばやく歩いていけてたわ。声掛けて来るお店の人がうざいけど。「完璧なニセモノあります。」って、腕つかまないでくれ。私は絶対買わないっちゅーの！
歩いていると、宗教関係かな、声をかけてくるおばさんもいるから、うざかったりもする。これは、横断歩道で待っているときが多い。
そしてこれもやっぱり、ソウルでの話。
●春夏秋冬
春：
私がソウルに行った2004年4月上旬、もうサクラは膨らみ､あっという間に開花となった。
札幌からソウルへ行った私。札幌にはまだ頑固な雪が道路の端にまだまだ残っていた札幌。でもソウルは春だった。これってうれしかったな＾＾ヨイドに並ぶ桜並木を友達と見に行ったものだった。
ヨイドは沢山の人で、出店も出ていた。でも、桜に当てるライトなどの設置がイマイチで、夜になると見えずらい部分もあり､デジカメの写真もかなり暗くてよく分からない写真になった。肉眼なら､さすがにもっと見えたけれどね。
同じ時期、黄色い沢山のケナリが色んな所で咲いていて見事だった。春って感じ。
気候も暖かく過ごしやすかった。これは日本と同じ感じかな。
夏：
梅雨があるのも日本と一緒。雨が続くとホントうんざり。歩道をすごい量の水が流れていくときもあり､梅雨時期はぬれても全然OKなサンダルをはく事にしていた。川のようにジャージャー流れていて、余りにひどくて数時間学校にとどまった事もあった。風も時々強かった気がする。「丈夫な傘か折り畳みじゃない傘を買おう」と思った覚えがある。日本で百均で買った傘しか持っていなかったから（笑）そう言えばあの傘､風で全部引っくり返って、骨が壊れたんだった。
夏の間に日本に一時帰省した友達数人に話を聞いた所によると､「日本は暑くて死にそうだった」だって。日本は「湿気がすごい」って。行ったり来たりすると､すごく感じるみたい。日本に比べたら、韓国は湿気がない分まだジメッとしたのがないみたいね。
実際韓国にいた私、そりゃジメッと全くしない訳じゃないけれど､あんまり気にならない性格の私､暑い事は暑いけど､それなりに過ごしてたな（参考にならない意見だ・・・汗）。ハンカチタオルは手放せなかったけどね。まぁでも、建物の中はクーラーきいてるから日本と同じで、中は下手したら寒かったよ。羽織物が必要だった。
暑い時は冷麺でさっぱり！それか、暑い時こそ辛くて熱いチゲを食べて元気に！日本は夏にうなぎを食べたりするけど､韓国の場合はサムゲタン（鳥一羽丸ごとの鍋）だね。鶏肉の中に､体にいい詰め物が沢山入っているんだ。韓国料理はにんにくは欠かせないし､何でも夏バテに効きそうだよね。
秋：
秋は私は一人旅。南が紅葉が遅いのは日本と同じ。暖かいからね。
9月は雨もあり、寒い日もあれば暑い日もまだまだある。日本と同じ。10月は朝晩は長袖は必要だけど､昼間は時々半袖でいる事もあった。旅行中だから､歩き回って暑かっただけ・・・？ではないはず。10月の旅行中、ソウルから南下していったけど､雨にあたる事はほとんどなかった。紅葉は、韓国の南では、2004年10月は下旬頃が盛りだった。11月頭に北の方に戻ったけど（北朝鮮じゃないよ！！）、ソウルの紅葉は終わり。北東側のソラク山に行った時も、もうこれで紅葉は本当にお終い！って頃だったけど、何とかギリギリ残りの紅葉を楽しめた感じだった。
日本とこの辺は同じだね。
冬：
数年前の2月、普通の観光で韓国に来た事があるけど､寒さの違いは特に感じなかった。札幌から行ったからね。だから今回､住んだらどう感じるのか興味があった。みんなが寒い寒いって言うから。
そして結論・・・・雪のない寒さ・・・かえって寒いかもしれない・・・。都会らしく風が吹き抜けるソウル。雪と言う視覚がないのに寒いって言うのは、なんだか変だよね。
年末、札幌からソウルに友達が来た時にどっちが寒いか聞いて見た。
夕方・・・「札幌の方が寒いよ～（明るく）」
夜・深夜・・・「ソウルの方が寒い！！！！（辛そう）」だって。
そうそう、朝晩は本当に冷える。
寒いのに雪があまり降らない。降るのは北東の日本海側が主かな。全体的にたま～には降るけどね。友達と話してて気付いたのは、「韓国は湿気がないから、寒くても雪にならないのかも！」そうだよ､きっと。
染み渡るような寒さは、雪の降る中の寒さと違う。心から冷える感じの韓国。
ソウルはあまり雪が降らない。時々しか降らないので､たまに降ると皆大騒ぎ。東京みたいだね。まぁでも私としては、いくら寒くてもいいから、雪がないほうがいい！その方が便利。雪は時々がいいよ（雪キライ・冬キライの私）。
寒い韓国だけど、強い見方オンドル！！！これのお陰で部屋に入れば暖かいです。どの家にも存在するけれど､効きが良い・悪いは家による！？節約の為に弱めている人もいるようですが。でも普通は暖かいです！
でもオンドルのせいだと思うんだけど・・・乾燥がひどすぎる。皮膚がボロボロだー！私はもともと乾燥肌なので余計だけれど､これは誰もが感じていること。あっ！でも、韓国人に聞いてみたことがないな。少なくとも､友達の日本人の友達は皆この話を言っていました。
私はベビーオイルを沢山使っていたものの､すぐ乾燥して体中がかさかさに・・・。乾燥しすぎてピキン！って張る事もあった位。水分を取るとか部屋に水分を置くとか（加湿器とか）､対策が色々必要です。でも加湿器がある友達もそれでも不十分だって言ってたけどね。
私的総合評価：
細かく言えば違いはあるけど、それでもお隣同士の国だから似ているので、そんなに季節の違いに困る事もなかった韓国生活。
それでも出身地によって意見は違うに違いない。友達の話を聞いて思った。
北海道出身だと・・・梅雨がない北海道。韓国に来てからの降り続ける雨に、人一倍かなりうんざりちゃんみたい。日本でも梅雨は似たような感じだけどね。
雪に馴染みがない地方出身だと・・・とりあえず冬は辛いらしい。そりゃそうだ。雪に慣れた東北・北海道出身者はまだ強い。
TOTAL：
私ってば得だと思った。20何年間も、夏に梅雨があり冬に雪が降る東北出身者な為、どっちもまぁ適応できた。
梅雨・・・まぁ日本もこんな感じだしね。
冬・・・寒いけどねぇ。雪がないだけ良いや。
得だったみたい。性格もあるけどね。ははは。
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