天空の陽の下で

天空の陽の下で

詩-平和系-



いつまでも
この平和な日々をなくしたくない
あの過去の忌まわしい戦争
幸せを 楽しい日々を 最愛な人を
連れて行った
人々を狂わせ 何もかも奪い
残ったものはただ絶望感だけ
戦争の体験がなくとも想いは一緒のはず
いつまでも
この幸せをなくしたくない
燦々と輝く太陽の光を受け続けている
青い地球を 青い空を 青い海を
なくしたくない
この平和な日々を 幸せを
永遠にずっと・・・



***呼吸***

ほんの小さな物音も
ほんの小さなアカリも
生命にかかわる時が
幾度となく訪れた

魂の光を小さくして
息を潜めて
身を隠した

ほんの小さな物音が
ほんの小さなアカリが
現代は地上に
泉のごとく溢れ出している

広くて狭い壕の中で
辛く苦しい時代を生き
今もなお さまよう魂を
広大な大空へと開放したら
飛び立った彼らは
ヒカリの海を見るだろう
地上の音を聴けるだろう

生命の光を輝かせ
堂々と
呼吸を始める



***戦争***

国と国との戦い
正義と正義の戦い
多くの血が流れる
疑問だらけの戦い
それが戦争

生きるために駆けずり回る
生かすために駆けずり回る
多くの汗が流れる
これも戦争

愛する人を奪い合う
愛する人を騙し合う
多くの涙が流れる
それも戦争

気がつくとこの世は戦争だらけだ
学校、仕事、生活、恋愛、社会
生物の世界は戦争の世界だったんだ
だから求めるんだ
平和、癒し、つながりを


***嗚呼・・・***

僕は君といたかった
君を幸せにするためにお国に命を捧げた
お国が勝利すれば、君と幸せに暮らせる
そう信じていた
それなのに
それなのに
僕は誰と戦っているんだ?
大砲を抱えた迷彩服の敵か?
狂気に支配された見方か?
教官、あなたはなぜ、助けるべきものを殺すのですか?
あなたはなぜ、助けるべき者を追い出すのですか?
どうしてあなたは仲間を平気に見捨てるのですか?
お国は何のために戦い始めたんだ?
僕は何のために戦い始めたんだ?
嗚呼、僕は君を幸せにするために戦った
嗚呼、君の元に帰ろう
嗚呼、僕の体は血に染まってしまった
嗚呼、この血は決して落ちることはない
(僕が死する時まで・・・)
嗚呼、君の向くな笑顔が愛おしい
嗚呼、早く君の元へ帰ろう
魂だけでも愛しき君の元へ
たとえ永い時が経とうとも


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