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ひろ健作さん セルフイメージのお話



  1 今日のテーマ
   ○ 125 サクっとセルフ・イメージを上げる方法

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  よく成功法則や大富豪の話で多いのは、

  ○ 成功した秘訣は何ですか?

  という問いに、

  「セルフ・イメージじゃよ」

  という答えが多いこと。


  このセルフ・イメージって?一体何でしょう?

  ご存じない方に説明すると、

  <自分に対して持っているイメージ>

  のこと。

  つまり自分のことをどのように思っているか?

  ということです。


  たとえば、

  親から「オマエはサラリーマンが向いている」と
  ずっと言われ続ければ、そう思うでしょうし、

  「医者だ」と言われればそうなるようがんばるでしょう。

  そうやって『定義づけした自分』に
  だんだんとなっていくわけです。


  「わたしは一流の女性だ」と思っていれば、
  そのように自分を扱い、人にもそのように振舞う。

  その結果、実際にそのような現実を引き寄せる。

  一方、

  「わたしは三流だ。いつかはダメになる」とおびえていれば、
  仮に一時的に売れ、もてはやされていても、
  ダメな自分ばかりが気になり、

  最後には、恋に破れ、売れなくなってしまうでしょう。

  ハリウッド女優から芸能人までそういう例はよくみかけますよね。


  ○ じゃ、どうやってセルフ・イメージを上げるのか?

  そのつぎは、こんなこと考えませんか?

  --セルフ・イメージが重要ということはわかった。

    だけど、どうしたらそれを上げることができるのか?

    と。


  これについてはいろんな人がいろんなことを言っています。

  ⇒やれ紙に書けとか、

  ⇒やれ思考を変えろとか、

  ⇒やれプラスのことばを吐けとか、

  そういう教えをうのみにして、ウンウン唸っている人多いですよね。

  でもなかなか上がんない。

  んで、また自分を責めたり、もがいたりする。


  はっきし言って、ふつーの人にはそういう教えは、
  ほとんど役に立ちません。

  なぜならやたら面倒くさかったり、ウソくさく思ったり、

  第一。

  楽しくないからです。

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  ○ 乞食から皇帝になった日

  <乞食の自分>

  僕の例を話しましょう。

  ある輸入住宅展示会のお手伝いを頼まれました。

  その展示会、いろんなメーカーも呼ばれていました。

  いわゆる応援というやつです。


  人手が足りないということで、僕も知り合いから声がかかりました。

  で、
  張り切って行ったわけですよ。僕も。

  彼の役に立ってあげたい。
  お客さんがたくさんくるかも知れないから、
  盛り上げてやろう

  そう思ったんですね。


  ところが・・・


  その展示会場に入った『途端』、
  急に重苦しい、どよ~んとした気持ちになってしまいました。

  どーしてだろうと思って周りを眺めていると、

  主催している側だけでなく、
  応援に駆り出された人たちまでも表情に喜びがないんです。

  イキイキしていないんです。

  それでこっちまで重ーくなってしまった。


  何だか僕だけウキウキしてしまってはいけない雰囲気。

  おとなしーく、まじめに営業づらをしていないといけない感じ
  だったのです。


  皆さんスーツはバッチリ着ているし、たまーにお客さんがきたら
  いらっしゃいませと声をかける。

  だけど何だかやらされている感じなんです。
  声に張りやつやがない。

  お金のために仕方なく仕事をしている。

  そんな感じでした。


  僕も何だか感化されてつまらないような感覚に襲われ、
  みじめな気持ちになっていきました。

  まるで何の仕事もない乞食のようでした。



  自分がどんなことをしても報われない。

  かといって好き勝手もできない。

  身動き取れない状況。


  そんな状況では、

  --何だ、別に僕じゃなくてもいいんだな。

    誰でもできる仕事じゃないか。

    知り合いの頼みだからと張り切っていた自分が
    みじめに思えました。


  とーぜん、そんな雰囲気ではお客さんもまばらでした。

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  <皇帝になった自分>


  退屈な一日を終えたその日の夜。

  やたらと疲れたため、タクシーで帰ることにしました。


  運転手と話していると、

  ふと、

  久しぶりに行きつけのイタリアンレストランに行きたくなりました。

  その場所はとっても心地良いからです。

  着いた瞬間。


  なぜ、日中はやたら疲れたのか?
  なぜ、乞食のようなみじめな気持ちになったのか?
  なぜ、ここにきたくなったのか?

  その答えがわかりました。


  扉を開けた瞬間、
  ふわーっと流れるような喜びの風が全身を伝わったのです。

  『これだ!この感覚を忘れていたんだ』

  そう思いました。


  見上げると、オーナーであるご主人が、

  『よくぞいらっしゃいました』という黄金の笑みで

  迎え入れてくれました。


  まるで王室にご招待されたかのようなお出迎えです。


  オーナーは、ニコニコしながら僕に語りかけてきました。


  「いやぁひろさん、久しぶりじゃぁないですか?

   ずっと待っていましたよ。

   そうそう、きょうは素敵な女性がこられるんですよ。

   ブランドショップで働かれるリサさんという女性です」


  30分ほどするとその女性がやってきました。

  カウンターに座っているとオーナーにうながされ隣に座りました。

  座るとそのオーナーは言いました。


  「リサさん、この間からお話ししていたでしょう?

   この方がひろさんです。

   小説を書いてらっしゃるんです。

   人生や恋愛の相談もされているんです」


  「えっ?そーなんですか」

  「えぇ、まぁ・・・」

  何だかくすぐったいような気分で返事をしました。

  さっきまで重く沈んでいたのがウソのようです。


  最近、彼氏と別れたばかりというリサさんは、

  ブラウンの髪がとても似合い、目がクリっとしていました。

  ダンスをしているというそのからだつきは、ふくよかでしたが、
  ちゃんとしまっていました。

  --性格も素直だし、控え目。
    背はスラリとしていて、かわいいし、こりゃ男はほっておかない
    ハズなんだけどなぁ・・・

  いつの間にか恋愛の話になっていきました。

  すると・・・

  リ「やっと吹っ切れてつぎの恋愛に行こうかなって思えるようになった
    ところなんです」

  ひ「そーなんですね。
    ところで男性からのアプローチを受けるときと受けないときって
    リサさんの場合どう違いますか?」

  リ「そーですね。
    その日によって違うんです。

    よっぽど気に入ったタイプならともかく、
    ふつーは、YESのときもあるし、NOのときもあります」

  ひ「やっぱそうですよね。

    その日の気分によって違いますよね~。

    僕の知り合いには独身男性がいっぱいいるんですが、
    彼らは声をかけるときってイチかバチかなんですね。

    反応が怖いからなかなか本題に入れない。

    当たり障りのない話を数回しただけで、

    いきなり オーーーーーーーーーーーーーーーテ(王手)

    『つきあってください!』と。

    それじゃぁ、女性も引いてしまいますよねー」


  リ「そーなんです。別に嫌いってわけじゃないんだけど、
    まだそこまではっていう感じなんです」

  ひ「ですよねー。

    話変わりますけど、オーナー。

    ここに独身男性がくればつきあえるチャンスは
    いっぱいありますよねー」

  オ「・・・ですよ。

    いっぱいいい子きてるんですから。

    でも、
    男性ってあんまりこういうおしゃれな店ってこないんですねぇ。
    飲めればいい、食べられればいいっていう子が多い」


    2時間ぐらい談笑するとリサさんは、

  リ「もっといたいけど、もうそろそろ帰らないと・・・。
    終電が近いので。

    ひろさん、
    今度、わたしが働いているお店にも遊びにきてくださいね♪」


  そんなやりとりで終わりました。

  そのやりとりの最中、

  ダンスのリズムのように、
  流れる泉のように、

  話す話がとめどもなく流れていく。

  どんどんとモヤモヤしていた気持ちが解き放たれていったのです。


  すると・・・

  いつの間にかセルフ・イメージが上がっていました。


  1)自分を出しても受け入れられている

  2)その自然な自分で話しているのに喜ばれている


  受け入れられようとか、認めてもらおうというのもない。

  最初は、ひとつひとつ確かめるように話していても、

  どんどん受け入れられるといい部分がどんどん出てくるものなんです。


  そのためには、『場所』。

  自分を出し、受け入れられる『場所』が必要です。

  それには、日頃から喜びに満ちあふれていて、

  かつ

  説教をしない人と付き合うのがいいでしょう。


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  <乞食から皇帝へ>

   乞食から皇帝のように上がったセルフ・イメージ。

   なぜ、こんなにも上がることができたのでしょう?


   それは・・・

   シンデレラがぼろ服を着ていても、

   王子さまに迎えられるあの話。あれですよ、アレ。

   そうやって自分のすばらしさに目覚めていく。


   自分はぼろ雑巾のような服を着ているからダメだ。

  そう思っていたのが、

  「きみは美しい。シンデレラだ」

   そう何度も何度も繰り返す王子さまに、

  ---もしかしたら---

  そう思って行くんですね。



  素の自分をまるごと受け入れてくれる人がひとりいたら、

  あなたのセルフ・イメージは上がり、

  どんどん未来は開けてくるはずです。


  セルフ・イメージを上げる方法は、そんなに難しいことではなく、

  耳に気持ちいい、心地よい人たちに囲まれることです。   

  そうすれば、最初、自分はダメだと思っていても、

  じきにそのように思えてくることでしょう。


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  ○ あとがき

  嫌な場所ばかりいたら疲れます。

  やはりオアシスみたいな場所を時には選びましょう。

  そうすればあなたは生き返り、みずみずしくなり、

  嫌な場所でも平気でいられるエネルギーが充電されるでしょう。

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 ★ 健作堂~夢を形に(一般編)ネイチャー・エクスプレス


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