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あの映画は何人みれば儲かるのか?これはおもしろかったです。映画、音楽、出版業界の儲けのからくりがわかります。からくり、と言ってもそれぞれの業界に関係している人には常識なのかもしれませんが、私にとっては、いっぺんにこれらのコンテンツ業界の具体的な数字を把握できたので、とても今後の参考になりました。参考にするには、正確な数字じゃなくても、このくらいの大雑把な数字でじゅうぶんです。数字をあげるのは、やり方と目的意識次第ですね。こういう思考ができると、よいですね~。あと、最近、本を読まない人が、なぜ本を読まないのか?について考えています。純粋に活字がきらい、とか、いろいろあるのかもしれないのですが、私は、小さい時から本をたくさん読んでいるので、全然読まない人の感覚を想像するのが非常にむずかしい。きっと、本ではないもの、テレビとかゲームとかに私が本に求めているようなものを求めているのかもしれません。でもきっと、私がぶあつくて字がみっちりの本をなかなか電車では読めないようなものなのかな…。この理由については引き続きおいかけたいと思います。
Dec 13, 2008
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マイクロソフトでは出会えなかった天職この前、ご本人の講演を聞いて、興奮冷めやらぬまま、すごいすごいを連発したブログを書きました。本の中では、たくさんの胸がいたくなるお話や逆に胸が躍動するお話が出てくるのですが、一番印象に残っているのが、ジョン・ウッド氏がマイクロソフト時代に行ったベトナムで出会った、ブー青年のお話。ブー青年はホテルのフロントで働いている。午後の6時から午前7時まで週6日の勤務。ホテルで働きながら英語の勉強。月、水、金はコンピュータの学校で勉強。給料は月に23ドル。そのうちコンピューターの学校に毎月15ドル。両親に5ドル。残りは3ドル。これが1か月分の生活費。食事はホテルで1日2回出る。昼間はホテルの奥の部屋にある簡易ベッドで寝る。4~5時間睡眠。それ以外の時間はすべて勉強にあてる。コンピューターを使うには、1時間約1,000ドン(10セント)かかるので、生活費の中から捻出するには週に3時間くらいがやっと。その話を聞いて、ジョン・ウッド氏は計算する。10セント?そんなわずかな金額で教育を受けられるかどうかが決まるなんて、とにかく信じられない。授業料を助ける申し出をすると、ブー青年は「だめです。そんなことをしたら友達ではなくなります」といって断る。自尊心の強い彼は施しは受け取らないだろう。氏にとってはほんの小銭で、もっとパソコンを使わせてあげられるのに。そのホテルを出る最後の夜に、氏は、マイクロソフトからの奨学金ということで手紙を添えて、封筒に20ドルを入れフロントのブーに渡す。僕が上に行くまで、この封筒を開けないこと。明日の朝まで、この中身について何も訊かないこと。と念を押して。5分後、ドアのノックの音が聞こえた。ドアを開けるとブーが立っている。そして、「僕が賢いと思ってくれるなら、僕は賢くならないといけません。マイクロソフトが僕は優秀な生徒だと思ってくれるなら、もっと勉強してもっといい生徒になります。どんな勉強をしているか、手紙で報告します。本当にうれしいんです。これからもっと一生懸命に勉強できるし、もっとコンピュータを使えます」そう言うとブーはまわれ右をして、明日は7時に起こすからお別れのコーヒーを飲みましょうと言い、ドアを閉めた。その瞬間、氏はベッドに倒れこみ、声をあげて泣いた。これだけ読むとなんのこっちゃ?と思われる方もいるかもしれませんが、私はこの「純粋さ」が一番心に刺さるのです。声は上げずに、電車の中で泣きました。ただ純粋に、家族をもっと楽にさせてあげるために学びたい。そして社会にとって役に立つ人になりたい。それ以外の自分のことなんて、関係ない。そういう姿に一番心を動かされます。これは価値観の投影なんだと思います。私は純粋であること、まっすぐであること、率直であること、学ぶ楽しさを享受すること、そういうことをとても大切に思っているから共鳴するのだと思います。大変なときは、ブー青年の話を読み返すんだよ!>自分
Dec 7, 2008
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『踊れ!「YOSAKOIソーラン祭り」の青春』文芸春秋 軍司貞則著を読みました。札幌のYOSAKOIソーラン祭りのドキュメント。長谷川岳さんという、1人の大学生が始めた、巨大な祭りが生まれた背景が、臨場感溢れるタッチで伝えられている。私はこれを読んで、本当にびっくりした。それは、着想からわずか半年で、これだけの祭りをなしとげたこと。地元企業や新聞社を巻き込み、1,000万以上の協賛金を集め、1,000人以上の踊り子を集め、警察や行政から道路使用許可を取り、北海道、高知それぞれの知事の対談を実現し、そして高知から本場よさこい祭りの、花形グループに、持ち出しできてもらう。それらを、大学2年生のわずか数人のメンバーと、その呼びかけに応じた100人の学生でやってのけた。奇跡としか、いいようがない。私は長谷川氏とは、同年代なので、よけいにすごいなあと、ただただ感嘆の声をもらすばかり。長谷川氏の真摯な、純粋な、まっすぐなその強い思いに、どれだけの有力者が動かされたか、是非いろんな方に読んでもらいたいと思った。「なぜそれをやりたいのか?」「どうしてその人がやらなくてはいけないのか?」が明確であり、「それをやることによって、地域がどうなるのか?」を伝え続ける。そして、長谷川氏の、病気と闘う母親への思い、超えるべき存在である父親像との確執も、共感を持って読み進めた。ドリプラを広げていくには?という参考に手に取ったのだけれど、「情熱」「本気」「行動」「コミットメント」「人を巻き込む力」など、純粋なまでにまっすぐな彼らの行動に、はずかしい思いでいっぱいになった。私は最初から、「できない」ことばかりさがしていたなと改めて自覚。いいときに、また、いい本を手に取れたことに感謝。以下、印象的な箇所を。(1)ビジョンを打ち立てたら、すぐに文字化する。 “YOSAKOIソーラン祭り”はわれわれの頭の中にしかなく、 札幌の人たちはその実像をしらない。見たことのないものを 概念としていかに眼に見えるように伝えるか(2)行動に際しては必要なものから優先順位をつけて行う(3)逃げ道を自ら絶て。はったりをかましながら自分の行動に 責任を持とう(4)絶対に成功する、という信念を持って行動する岳は実行委員会を結成したときから祭りにちょっとでも興味ありそうな学生に片っぱしから声をかけまくった。趣味が一緒、性格が合う、という狭いワクにとらわれないで、多少クセがあってもエネルギーがあればとりこんだ。そういうタイプも組織のなかで必要になるときがあると考えたからだ。「どうして高知の祭りを札幌でやる気になったの」「感動です。ホンモノの踊りや祭りは見ている人に感動を 与えます。」「ひとつのことを真面目にやると必ず花が咲く」今回はひとつ長谷川という男の「誠意」「純粋さ」に損得の問題を抜きにして賭けてみようか、と思った。岳は、祭りの前日から殆ど寝ていなかった。四トンの大型クレーン車を広告社が見つけてきたものの運転手がいなかった。実行委員会には特殊免許を持っている者がいない。地方車が動かなくては祭りにならない。岳は深夜、長距離トラックの往来が激しい国道に出て、長距離便を一台一台止めてやっと運転手を探し出した。そんな荒業で地方車は動き出したのだ。
Nov 30, 2008
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いったん記録する習慣がなくなるとずるずる忘れてしまいますね~、どんな本を読んだか。ひとまず、読書メモを頼りに、ここにも残しておきます。竹中式マトリクス勉強法前後の脈絡なく抜き出すのはアレですが、竹中さんの先輩にあたる方の名言、「バカは何人寄ってもバカである」というのは、結構響きました。また、「自分なりのこだわりポイントを作り、定点観測をする」「雑用ができることこそが、どこに行っても通用する汎用性の高いスキル」という部分も印象に残りました。読書進化論本の作り方、売り方という部分で大いに参考になりました。印象に残ったのは、本のいいところに、「自分の抱えている課題をあぶりだしてくれる」ということがあります。たとえこれまで本を読んでこなかった人でも、書店に行って、自分のもやもやした気持ちは「何なんだろう」と思って書棚を眺めてみると「あ、こういうことなのか」、とことばにしてもらってスッキリ、という経験があるのではないでしょうか。という部分です。私はいつもそんな感じです(笑)また、本の構造とは、著者がどういう人で、どのような目的でこの本を書いていて、どういうトピックがカバーされていて、どのような章立てになっているか、ということです。というフレームも、本の企画を考えるとき、自分の読書メモのフレームになります。携書028 ビジネスマンのための「読書力」養成講座これはものすごく響いたので、赤線いっぱい引いています。確実に自己確認のための読書になりました。というのは、普段、本を読むときに自然に感じていること、気をつけていること、これから目指したいこと、などが、そこにロジカルに書かれていたからです。ああ、自分はここに行きたいんだと、妙にすっきり納得して、読後の気分がすごくよかったです。最高です。―頭をよくするには、自分より論理レベルの高い人の本を、 じっくり読むのです。それにより、その「ロジックを理解」 することが大切なのです。―単に知識を得る、あるいは楽しむという目的だけでなく、 自分なりの「仮説」を「検証」しよう、つまり、自分の仮説や 考え方が正しいのかどうかを見極めようという気持ちで読むと、 本の読め方がまるで違ってきます。見え方が違うのです。―情報を得ることだけが目的ではない。ロジックを追えるように なることが、論理的思考力のアップ=頭がよくなるということです。―わたしの持論を述べさせていただくと、「経営という独立した 仕事があり」、経営の本質とは、「企業の方向づけ・資源の 最適配分・人を動かす」の三つであるということです。―よい会社を偉大な会社にするためには、よい会社のよいところを さらに伸ばすとともに、それだけではなく、よい会社ゆえに生じた 弊害、たとえば、「和気あいあい」や「内部思考」を除去して いかなければならないのです。―熟読の目的は何かと言ったら、論理を追ってきっちり読むこと。 熟読では、必ずしも、本の最初から最後までを全部読まなくても いい。知りたいことだけをきっちり論理立てて読む。論理立てて 読むとは、多くのことと関連づけながら読んでいくことです。―熟読で大切なのは、書いてあることに納得するということ、 きっちり理解するということです。(中略)文章に出てくる 「What」を読みながら、「Why」が分かるようになるまで読み込み、 それを「How」として自分のノウハウとし、ほかのことにも 応用できるようにする。―引用文献を参照し、あっちへ行ったりこっちへ行ったりして読む その過程こそが、さまざまなものを関連づけ、広く深い論理を 組み立てていく訓練、つまり、論理的思考力を身につける訓練 となるのです。―読書力を高める最速の方法とは? いちばん手っとり早いのは、いきなり熟読で論理的思考力を 身につけてしまうことです。―自分が興味を持っていること、仕事でやっていることに対して、 あるところまで考え抜く、すると必ずある時点で行き詰まる。 それこそが、新しい知識を得ようとする大きなきっかけになります。 (だから、厳しいようですが、もし行き詰っていないとしたら、 問題意識のない証拠とも言えます)。 こうした動機で本を読むと、読め方が違ってきます。 読み方ではなく、読め方。 どうしても知りたい、と、いわば藁にもすがる思いで求めている わけですから、まさに、乾いた砂に水を注ぐようなものです。 ああそうなんだ、そうなんだというヒントがたくさん見つかり、 夢中で読んでしまうことになると思います。 これを読んでから、『The 7 Habits of Highly Effective People』と『ロジカル・ライティング』をカバンに入れていつも持ち歩き、ことあるごとに読み返しています。他にもいろいろあるけど、とりあえず今日はここまで。
Nov 21, 2008
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久々に読んでいて興奮!急に売れ始めるにはワケがある『影響力の武器』や『ヤバい経済学』のようなおもしろさです。口コミが起こる条件(ヒットの条件)として、コネクター、メイヴン、セールスマン少数、粘り、背景というのに、大納得なのでした。またシナプスがぴしっぴしっとつながった感じ。私自身は、メイヴン予備軍だ(と自分では思う)。そして、今必要なのは、「粘る」ものをつくること。読み終わったら、どこかでまとめますね。さて、最近ボイストレーニングを習うようになって、声の出し方、話し方って、本当に大切だなあとつくづく実感しています。理屈を学んでも、思ったように話せないんですよね。ポイントを気をつけながら、声質から、意識して改善していきたいと思います。明日はいちにち、お客様先でのプレゼンの予行練習です。
Oct 18, 2008
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連休中、いろいろやってたので時間間隔が狂っています。。。さて。アホは神の望みこれは、ものすごいタイトルですよね。著者の村上和雄先生は、バイオテクノロジーの世界的権威。吉本興業と組んで、笑いと糖尿病の関係の研究なんかもされています。頭のいい人は、行動ができない。できない理由をいくらでも思いつけるから。鈍感に、陽気に生きることが、実は神から授けられた、生き抜く知恵というのはまさに大きく100回くらい頷ける内容です。あと、「笑い」というのは、ものすごく高度な文化だなあと思います。今はなんで人は感動するのか?という問いをずっと追いかけてますが、その「感動」の上位概念として今後は「笑い」について追いかけたいと思ってます。ちょうどよいタイミングでこの本を手に取りました!さて、私は村上先生の言われるアホかどうか?って考えると確実に、気にしいで、そんなに陽気ではないため、失格だと思います。でも、無理に自分をどうにかするんではなくって、自分がアホになれることはなんだろう?って考えたとき、そこに答えがあるんだろうなと思う。アホになれること、っていうのは、人が何と言おうとやっちゃうこと。これまで何かしらないけどやってきたこと。う~ん。。。間違いなく本に関係することだなあ。さて。あと2冊。新・コピーライター入門これの、「新」じゃない方を。今、広告、PRなどについて学習中のため。コピーライターの方が書いた文章は、リズムがよくて、言葉に味や温度があるので、どの本を読んでもほんと面白いです。でも何か、完成度の高い作品っていう感じもするのですよね。。。成功本50冊「勝ち抜け」案内何で書店に手に取ったのか、今ではわからないのですが、結果的に、何かを調べてまとめるには、こういうやり方があるのか、と参考になりました。いわゆる「成功本」といわれる中の厳選50冊のサマリーと共通する「成功法則」のベスト10。このベスト10はありがたいですね~。もうほんと、「そうそう、その通り!本ばっか読んでないで、早く行動せねば。」と素直に思います。対象を分析して、本質を抽出するという手法におけるヒントをたくさんいただきました。
Oct 13, 2008
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昨日も書きましたが、本の衝撃がまだ残っています。なぜ君は絶望と闘えたのか事件の真相は、読むに耐えない、書くに耐えないものです。一言で言ってしまえば、「信じられない」としかいいようがない。どうしてこんなことができるのか?どうしてこんなことがおこらなくてはいけないのか?理解という概念を越えるおぞましい事件です。9年にわたって、私自身は何度となく本村さんの記者会見での姿をテレビで見てきました。そのたびに、胸が締め付けられる思いでした。でも、事件のあまりの悲痛さに目をつぶり、本村さんの覚悟に感服をしつつも、どこか他人事のような気でいました。本村さんの、想像をはるかに超える苦悩の片鱗を想像することすら、苦しくて避けていたのかもしれません。あまりにも、悲しみが大きすぎるから。でも、この本では、容赦なく事実が語られます。特に裁判の場での陳述の内容は、想像するだけで身の毛がよだちます。本村さんはじめ、遺族の方は、どれだけの失望感、怒り、屈辱感を味わっただろうかと。今、自分が何かできることがあるとすれば、起こったことから、目をそむけないこと。そして、自分が生きる意味を見出したことに全部をかけて真摯に生きること。「義憤」という言葉が、強く心に残ります。憎しみでも怒りでも悲しみでもない、義憤。加害者は最終的に「死刑」という判決を受けました。ネットでは、実名も顔写真も、その不遇な家庭環境も公開されています。何を考え、何を信じてきたのか。今、何を考えているのか。それを知ることも、同じ悲劇を起こさないために必要な気がします。最後に、この本を書き記した、門田さんがこれまでの過程で、どんなことを考え、どんな衝撃を受け、そしてこれから、何をなそうとしているのか、それを最後に少しだけでも知りたかった。人が生きることの、根底をゆすぶられるような体験をしたのではないかと思います。人生が変わらない訳がないと思います。そんなことを考えていた矢先、ロス疑惑の三浦被告の自殺報道を目にして、いったい、生きるってなんだろう?真実ってなんなんだろう?と思います。今、目の前で、子どもたちが楽しそうにすごしています。これが私にとっての真実。この笑顔を守ること。子どもたちに、希望を与えること。それが、今自分ができる最高のこと。薄っぺらな言葉を残したくないなあと思いながら、今感じたことだけ、記しておきたいと思います。
Oct 12, 2008
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ヤマト運輸の故・小倉昌男会長のやればわかるやればできる小倉氏が社長時代に、社内報に掲載したコラムを編集しなおした本だそうです。冒頭に、とても印象的なお話がでてきます。小倉氏は自分で、とても惚れっぽいたちだといいます。惚れるというのは、ただ好きというだけでなく、相手のことがいつも心に浮かび、その人の持ち物や一挙手一投足が気にかかり、そのすべてが好ましく感じられるようになること。それならば、ヤマト運輸のサービスでは、荷主さんに惚れるということが必要なのではないか。相手に惚れるようでなければ、いつでも荷主さんのことを考え、どうすれば相手を喜ばせることができるだろうと努力を重ねることはなかなか難しい。荷主さんに惚れれば、自然とその製品も愛するようになり、いやしくも乱暴な取り扱いなどはできなくなるだろう。というコラムが冒頭に出てきます。今のビデオを作る仕事がまさにそうで、お客様の会社と、そこで働いている方々に、愛着を感じながら、愛おしさを感じながら、言葉を重ねていきたいと思います。私は、惚れるのは得意なのです。なんてったって、毎日駅で見かける福山雅治の「FIRE」や「容疑者Xの献身」のポスターを見て、なんて幸せなんだろう、と一人妄想を広げて、悦に入っていますから(笑)
Sep 29, 2008
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昨日、やっとAmazonからの宅急便を受け取って、手に取った、英語のメンターK氏の本。必ず覚えられるTOEFLテスト英単語3400どんな手を使ってでも、単語を覚えてしまおうというコンセプトにとても共感します。TOEFL向けですが、中を見てみると、どのレンジの英語学習者でも必要な単語ばかりです。語源や、語呂合わせなど、あらゆる「フック」を使って記憶に留めること、そして忘れる暇もないほど反復することが基本の方針の本です。私自身は、受験時代はどんな単語集もやりとげられたことがなく、唯一最後まで読んだのが、代ゼミの津守光太先生の単語集です。良薬は口にbitterみたいな、語呂合わせというよりは、英語日本語交じりの文章でなんとなく覚えたのがやっとでした。(それでも偏差値は70以上はキープしてたのですけどね)単語を覚えるということは、私にとっては苦痛以外のなにものでもなく今でも語彙レベルは相当低いと思います。はずかしながら。でも私はその分、読んで、聞いて、観て、たくさんの英語に接してきたから、なんとかかんとか、感性と電子辞書だけでやってきました。TOEICも感性でなんとかなるものです(900点代前半までは)前の仕事で英文ライティングするときにいつも悲鳴をあげていた他は、日本にいるから、それでも全然こまらない。でもTOEICと英検でいつも足を引っ張ってきたのは、語彙力の少なさ。今回のK氏の本で、やっと、もう一段上にいけそうです。あいかわらずというか、進化したK氏の文章(前書きやエスプリのきいた解説など)を読んでいると、今でもとってもフィットする感じがします。人にはそれぞれ、「思考の生理」というものがあって、本当にそれは大切だなあと思います。どんな分野においても。氏の益々の発展を祈りつつ、自分の英語力もさらなる向上をめざしたいと思います。
Sep 14, 2008
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ドウニモトマラナクなってしまって、この1週間くらい、伊坂漬けでした。それはつまり、かなりワクワクな毎日でした。チルドレンラッシュライフアヒルと鴨のコインロッカー陽気なギャングが地球を回すの本をたっぷり堪能したあと、それだけでは飽き足らずDVDをレンタル。アヒルと鴨のコインロッカー陽気なギャングが地球を回す プレミアム・エディション映画より小説の方がいい、というのは昔から思っていたけれど、今回もやっぱりそうで、ただ、小説と映画の脚本があまりにも違うので、これらはそもそも別のものとして考えるべきなんではないかという気になりました。そういう点でいったら、『アヒルと鴨~』の映画の完成度は結構高いと思いました。(ペット殺しの人たちの描写が全然だけど)作品から、村上春樹に通じるやるせなさを感じます。ボブ・ディランの曲がいい感じでそういう味を出しているんですね。きっと。さて。今日は、いつものように(いつも以上に)Sさんに相談にのっていただき、またいろいろ交通整理をしていただきました。自分の中でも、これまで無駄にあれこれくよくよ悩んでいたわけではなく、自分なりに見えてきたものと、Sさんに言われたことがだいぶかぶっていたので、足取り軽く帰ってきた感じです。そのままGOという感じです。Sさん、いつもありがとうございます!
Sep 7, 2008
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すごくいい本だと聞いていて、中々手にとっていなかったけれど、最近やっと手に入れました。マネジメント革命『運命の法則』を読んでいたときから、天外さんの理論には、大きな共感を持っていましたが、この本では、これでもかー、これでもかーと矢がとんでくる感じで、ズバズバ刺さる言葉がいっぱいです。特に、■成熟した自我の特徴1.装わず、飾らず、欠点を含めてありのままの自分の姿を 平気で人前にさらすことができる (善人、仁徳者、聖人のふりをしない)。2.むやみに闘争をしかけない。3.頑張らない。4.自分と違う意見や生き方に寛容(多様性を心の底から許容)。5.自分の見解を人に押しつけない。6.人を無理やりコントロールしようとしない。7.目的意識が強くない。8.自分を空しくすることができ、物事が自然に流れる方向 (宇宙の意思)に敏感で、それに沿って舵を切ることができる。9.感じたこと、思ったことを、 そのままストレートに外に表明する。10.他人の情動や感情には敏感だが、他人が自分をどう思うか を一切気にせず、自分の言動は左右されない。人におもねない。11.過去を悔まない。未来を思いわずらわない。 あらかじめ結果がどうなるかを気にすることはない。12.発生した結果や出来事を、そのまま受け止める。 それに対して「良い、悪い」といった価値判断をしない。13.発生した出来事や、思考する対象に巻き込まれず、 突き放して、距離をとることができる。ちょっと、やばいです。この域で生きられたら、本当に力を抜いて生きられるんだろうなあと思います。それと、これはもう、ドウニモトマラナイ。死神の精度出版の企画やムービーの参考に、と思ったけど、普通に夢中になってしまい、トップスピードで読みそうになるのを何度もおさえながら読んでます。※ちなみにトップスピードでの読み方は、話の筋を 追うことが目的なので、細かな描写やセリフの妙を 味わえない。物語を語る視点というのが、すごく明確で、描写が繊細でユニークで、細部の演出やセリフもとても完成度が高い。(なんて、素人丸出しの、どうでもよいコメントですが)本当にすごいなあ~。よいものはどんどんマネして、型というかフレームというか、と、センスの両方を少しでも盗めたらなあ。ぶつぶつ。
Aug 26, 2008
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今週の本とDVD。[DVDソフト] 陰日向に咲く (通常版)ダメなんだけど、いとおしい。見終わったあとは、心があったかくなる、そんな映画です。が、やっぱり本の方がよかったかも。この差はなんなんだろうか。「描き方」なんだろうか。人のセックスを笑うなうーん。。。永作博美も松山ケンイチも大好きだから見れたけど、好きでなかったら、途中でギブアップしてたかも。松山ケンイチはちっとヤバイ。最近は、市原隼人と松ケンがマイブームです。ONCE ダブリンの街角で デラックス版口コミで爆発的なヒット!ということで、これは観なければ!と。こういう、たんたんとしたストーリーは昔から大好きで、ビフォアサンライズやビフォアサンセットみたいな、お互いに惹かれているんだけど、くっつきそうでくっつかないみたいな、そういうのがたまらないですね(笑)そしてなにより、全編を通して流れる数々の歌がスバラシイ☆です。それと、本。タイムマシン心理療法未来の自分を見に行ってみる。未来の自分に、今に来てもらう。簡単なことなのだけど、これは結構使えます。ちなみに、私が先日グリーフセラピーのワーク中タイムマシンにのって5年後に行ったときは、南国のコテージのポーチで、海をみながら、夕方から夜に変わっていく不思議な時間をすごしていました。これまでのことに区切りをつけ、これから新しく始めることに思いをめぐらせていました。そんな自分が、今に来て、私に何を言うかと思ったら、「今のまま、がんばれ」ということでした。指導援助に役立つスクールカウンセリング・ワークブックスクールカウンセリングというタイトルですが、産業の場面でも、そのまんま使えると思います。結局、大人は、子供の延長なのでしょうね。黒沢先生、ここまでしっかりと構成してつくられるのは大変だったろうなあと思います。つくり手の思いが伝わる、良書です。少しでも、現場の援助職の方の身になるよう、とても工夫されています。思いを込めてしっかり作られた本は、ずっしりとしています。そういうのはすぐ、伝わってきますね。24時間で気づいたあなたのハッピー&サンクスは何ですか?この本も物語形式で、30分くらいで読めてしまいます。福原社長は、「温厚」という言葉がぴったりのやさしい、素敵な方で、社員の方を宝のようにとても大切にされています。福原社長にお目にかかった翌日から、会社の朝礼で、ハッピー&サンクスをはじめました。他の本も引き続き拝読したいと思います。扁桃腺が切られるようにいたいので、今日はじっとしてます。
Aug 23, 2008
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2冊続けて読みました。コンサルタントの「現場力」コンサルタントの「質問力」過去にも書いていますが、野口さん(HRI)の御著書は、感覚的なこと、言語化するのが難しいと思われることがしっかりと言語化、構造化されていて、感動を覚えます。論理と感性のバランススキルとマインドのバランスドライとウェットのバランスフォーマルとカジュアルのバランスどれも、絶妙なバランスだと思います。語り口が軽快、痛快。ポジティブで、勢いがあって、冷静で、根底には人への深い愛がある。癒されます。。。(←使い方が間違ってる?)と、読んでよろこんでいるだけではなく、すぐにでも真似できることを、日々の仕事に取り入れます!いわゆる「ウェット」な部分を、「ロジカル」に届けることが、今年から来年にかけての役割と自分では思っています。※「ロジカル」はわかりやすい、つまり「シンプル」 とほとんど同じ意味で使っています。最近(やっと!)、混沌とした情報を整理したり、何が一番伝えたいことなのか、何が一番伝えるべきことなのか、そういうことを、闇雲に考えるんではなく、少し構造化して考えることができるようになってきたと思います。まだまだスタート地点ですが、スタートをきれた感じがしています。うん。
Aug 4, 2008
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このところ読んだ本を全然記録していないのですっかり記憶から抜け落ちていますが、、、ブリーフセラピーの本を4冊、ミルトン・エリクソンの本、エンプティチェアテクニックの本、日垣隆さんの本、文章力の本、小説の書き方の本、くらいかな?このところはまた結構違う種類の(?)いっぱいいっぱいな状況でビジネス基礎体力をあげる、絶好のチャンスです。日曜日の催眠講座では、セッション中に寝てはいけない!と思うとやけに身体に力が入るのか、深いトランス状態にはなれなくて、でも確実に、というか、じわじわ~っと効果は出ていると思います。ずっと通ってたくなります。と、ブログを書いているといつのまにかカクンと落ちてしまう、という繰り返しのこの頃なのでした。おやすみなさい。
Jul 17, 2008
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このところ、ブリーフセラピー、催眠療法の本をどわーっと買って読んでます。深層のリフレーミング無意識の統合を最近体験し、それについてもっと理解したい!欲が深まっているところ。(たぶん)NLPともゲシュタルト療法とも異なる点は、「無意識」での過程ということ。というあたりで、何が、どう、ちがうのか、「意識」で理解したいともがいています(笑)この状態は、他のすべての自分の行動特性に当てはまるような気がします。うまく言いたくて言えない、けど言いたいみたいな感じです。さて、昨日、タイトルにつられて購入したけど、読んでみたら驚くほどつまらなくて、(つまらなさ度歴代2位)すぐに捨てようと思った本があります。ちなみに、あえてタイトルはあげませんが、仕事の効率化の本です。女性が書いたもの。この、本に対しての不快な気持ちと、そんな本を買ってしまった自分へのふがいなさをリソースに変えるには?(笑)と考えてみると、・どういうタイトルだと、手に取りたくなるか?・どういう編集の仕方だと読みたくさせるか?・手に取ったあと、購買に結びつくにはどうすればいいか?・どの程度の内容を読者は期待しているか?・その期待を裏切ったとき、どういう行動に出る可能性があるか?という点で参考になることがわかります。なので、逆に今企画中の本作りに活かしていきたいと思います。これは、「意識上のリフレーミング」でした。
Jul 5, 2008
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最後の授業 DVD付版付属のDVDを見ました。いろいろなところで言われているように、泣くDVDではなく、笑えるDVDです。ただ、最後。やっぱり、やっぱり、そうか、と涙が土石流のように。大切なものは何か。それはもう、言うまでもないことだとあらためて感じました。ちょっとツボにはまってしまったので、しばらく涙がとまりそうにありません。本の方は、電車の中とかで読むと号泣してしまいそうなので、家でこつこつ読み進めたいと思います。原書も一緒に買いました。その他読んだ本。続ける力何かに向けて学習をするときに、いちばん勇気がでるのは伊藤真さんの本です。これはすばらしく骨太な感じです。悩む力なんと表現したらよいのか、?なのですが、文章が非常にダイナミック且つ繊細という感覚。久々なところをつつかれたような、そんな感じです。アフォーダンスー新しい認知の理論これは、おもしろいですね。世の中の見方が、変わるきっかけになりました。
Jun 25, 2008
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先日、やっと手に入れた前世ソウルリーディング何の気なしに読んでしまったら、大変!ずばずばと、身に突き刺さる言葉の嵐。これは、すごいですね。かなり広範囲な対象なのに、ずばっと切り込んでくるような描写をそこかしこでしていて、本当に想像以上に、「あいたたたたっ」と思って2重で感動です。今後の「たいまつ」にも、もちろんなるし、論拠のしっかりした苦言を呈してくれる人も実はあまりいないもの。(どちらかの人はいますが)ちょっと久々に、「やばーい」と思った本でした。Sさん、教えていただいてありがとうございます!
Jun 10, 2008
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売れている本を読んでおこうと、まとめて、どあーーーーっと読破。それもこれも、昨晩22:00前に寝て、9時間しっかり寝たから。いろいろ頭の中にあるままだと、さすがに集中して本は読めません。さて、夢をかなえるゾウ遅ればせながら。といっても、私はもともと水野敬也さんのことが好きで、そもそも、本当にそもそも、4年くらい前は水野さんのブログをいつも読んでいて、そこで女性起業塾も平成・進化論。も知ったという、あひるのヒナが最初に目にしたもの状態の方なので最初からおもしろいだろうなあ、とはわかっていたのだけど、周りの方々が口々におもしろい!というので、あまのじゃくで先延ばしにしてました。でも、ほんと、おもしろかったです。飾らない。むやみにあつくない。醜いところを隠さない。シンプルな言葉とユーモアで。読んでいて、ホント、水野さん自身がいろいろ歩んでこられたんだろうなあというのが伝わってきました。ドラマ化されるということなので、楽しみです。たくさんの人に共感を得るためには同じことをいうのでも、伝え方によって、伝わり方も違うんだなあというのを、あらためて、しっかり、理解できた本でした。「仕組み」仕事術これはもう、100%同意なので、すぐさま、本当にすぐさま、仕事に取り入れていきます。どうにかして「仕組み化」しようと思っていたので、ほんとちょうどよかったです。レバレッジ英語勉強法英語勉強法の本は、人によって千差万別なので自分の境遇と考え方が近い人の著書を、疑いもなく信じて、きちんとやることが大切だとあらためて思いました。もちろん自分がどうなりたいのか、もしくはどこに向かいたいのかだけは明確にして。英語は逆から学べ!大いに賛同するところあり、でした。が、これ以上のコメントは。。。情報は1冊のノートにまとめなさいほんと、おっしゃるとおりで、情報を一元化することは大切だし、便利だと思います。でも、ここまで私はできないなあ~。自分なりに情報の一元化を試行錯誤していきたいと思います。A型自分の説明書こりずに、A型のまで、ぷぷぷと笑いながら読んでしまいました。感想。私の持っているA型感はやっぱりあたってると思いました。血液型関係ないっていうけど、関係あるよー、やっぱ。(by B型) *****昨日見た夢は、なんだったんだろうか。夢は現在の欲望をや回避したいことを自分に都合よく映像化しているというけれど、なんとなく解釈できるような、できないような。でも最近、ここまでロングバージョンの夢を見ることがなかったので、それもまた楽しめてよし。
Apr 27, 2008
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田坂広志さんの御著書より『なぜ日本企業では情報共有が進まないのか ナレッジ・マネージャー7つの心得』 ―残念ながら、職場における「共感の場」は、人為的に「生み出そう」 と考えても生み出せるものではありません。それは、自然に 「生まれてくる」ものです。ただ、それが自然に生まれてくるためには、 一つだけ条件があります。 それは「相互理解」ということです。 ―それ(相互理解)が自然に生まれてくるために大切なことは、 何よりも、職場のメンバーが自由に、そして自発的に、 自分を表現できる場があることです。そうした場があるだけで、 「相互理解」は自然に生まれてくるのです。『こころのマネジメント ひとりのメールが職場を変える』 ―本当の個性というものは、こうした異なった個性との格闘を通じてしか 磨かれないことは、やはり真実のようです。同様に、本当の価値観と いうものは、異なった価値観との衝突をつうじてしか磨かれないのです。 そして、そうした格闘をつうじて磨かれた個性や、衝突をつうじて 磨かれた価値観こそが、その人間にとって真に身についた個性であり、 価値観なのでしょう。 ―ひとりの人間の「経験」とは、そこから得られる知識と智恵を 自覚的かつ徹底的に学んだとき、それが「体験」へと高められるのです。 ―「教えてやろう」「学ばせてやろう」という人為的な意図の強い メッセージは、決してメンバーの共感を呼ぶことはないでしょう。 では、どうすればよいのでしょうか? 「書く」のではなく「読む」ことです。 「自省的なメッセージを書く」のではなく、 「自省的にメッセージを読む」ことです。 まず、「メンバーのメッセージから何かを学ばせてもらおう」 という自省的で謙虚なこころの姿勢で、メンバーから届く メッセージの一つひとつを丹念に読むことです。田坂さんの御著書は30冊くらい所持していますがまだそのうちの半分くらいしか読めていません。消費するかのようにダーッと読むのではなく、一語一語、一文一文、そして一冊一冊味わいながら、著者と対話しながら、そして自分とも対話しながら読みたいからです。拝読していていつも思うのは、自らの存在に深く深く向き合っていらっしゃるということと、そして、マネジメントに対する真摯な姿勢、思い。決して押し付けるのではなく、自分に言い聞かせるように、自分の心に刻み付けるように、いつも言葉をつむいでいらっしゃるように感じられます。それが、同じように日々悩み、考え、行動し、解をさがしながら生きている人々の、深い共感を呼ぶのではないでしょうか。
Apr 19, 2008
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今朝、とある理由で田坂広志さんの本をいろいろひっくり返していてそこで手に取った、『なぜ日本企業では情報共有が進まないのか』という1999年発刊の本。読むたびに胸がつまる発見がある、氏の本ですが、現状「姿勢ではなく手法」を知りたいと思っていたので、またもやピッタリのタイミングで拝読することができました。これは私にとっての「小確幸」です。―社員の意識が変わらず、企業文化が変わらない理由は、 明らかです。 企業文化というものが社員の深層意識の集合体である ということを理解して、その深層意識に働きかける マネジメントが行われていないからです。―マネージャーは電子メールやメーリングリストなどという 「手段」を使って、「場」を生み出さなければならないのです。 メンバーが自発的に情報を共有したくなる「雰囲気」や 「空気」といったものに満ちた「場」を生み出して いかなければらなないのです。―経営とは違った世界の話でも、真剣勝負で組織を率いている 人の話は、思わず襟を正したくなるほどの説得力があり、 経営の末席にいる人間としては、正直、下手な経営コンサルタント や経営学者の話を聞くよりも勉強になります。―大切な問題は、そうした膨大なデータのなかから、その試合に 勝つためのポイントを直感的に見つけ出し、選手に これとこれといって簡潔に教えてあげること―豊かなナレッジを伝えるためには、「結論」や「要点」だけでなく、 「文脈」(コンテクスト)や「背景」(バックグラウンド)を しっかりと伝えなければならないのです。―「反省」とは、ナレッジ獲得の最も優れた方法―組織のマネージャーやメンバーの持つ力量は、 一つのプロジェクトの終了時点において出てくる 反省のコメントを見れば、文字どおり「透けて見える」 ほどなのです。―いかにして職場のメンバーから「共感」を引き出すかを 考えるマネージャーがいますが、実は、このマネージャー は勘違いをしています。 大切なのは「共感する」ことなのです。 (中略) 「共感」というものは引き出そうと考えて、 引き出せるものではありません。 それは、マネージャーがメンバーに対して本当に深く 共感したとき、なぜか不思議なことにメンバーのなかから 自然に生まれてくるものなのです。 そして、職場のメンバーに共感するとは、 「その人にとっての真実」を理解しようとすることなのです。つづく・・・
Apr 18, 2008
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【重版予約】 B型自分の説明書これを買うのは、八割方B型の人間だろうなあと思いつつ買いました(笑)「あたってる!」とか、そういうレベルでは全然なく、こうやって「言語化」していることに、相当尊敬の念を覚えます。著者のJamais Jamaisさんに対して。血液型による性格判断にはまったく根拠はないとも言われていますが、それでも、「俺って(私って)B型だよな~」と思っている人は心あたたまったり、癒されたり、共感の「ププッ」の連続です。自分も、まわりのB型人も、いっそういとおしくなることまちがいなしです。(あくまでもB型の人だけ。。。)
Apr 15, 2008
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「先読み力」で人を動かすお友達のむらさんの新刊は、思った以上に(スミマセン)すごく、実践に即した内容を、非常にわかりやすく書いてくれていてすばらしい本でした。会社では早速「先読み力」という言葉を頻発しています。私はまだまだ後手ちゃんですが、先読みちゃんを目指してますます精進したいと思います。読みながらむらさんの何がすごいんだろう?と考えているととにかく徹底的に得たいものを明確にして、こだわっていることなんだと思います。78~79ページと114~115ページだけで、買う価値があると思います。もちろんリターンは価格の何十倍、何百倍以上だと思います。一刻も早く製品化されることを願っています。なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?これも、説明がわかりやすく、例えが豊富で、買ってから大分あいてしまったけど、システムをつくっていこうとしている今、まさにピッタリの内容でした。やっぱ枝廣さんはすごい~!!!!!あとは日垣隆さんの『部下の仕事はなぜ遅いのか』も痛快な発言がおもしろく、かつ共感度も大きく、いいタイミングで拝読できました。本質的にはある人と同じことを言っているのに、伝わり方って違うんだと思いました。言葉って大切だなあと思う反面、自分が何を大切にして生きるかなんだなあと思いました。
Apr 2, 2008
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勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイドインディは新しい生き方、ほんとうにそう思う。以前某氏にお聞きした、フランスの女性の生き方のようではげしく同意。勝間氏の本がこれだけ売れるのは、自己啓発の意識というよりこのインディペンデントな生き方が大きく賛同を得ているんだと思います。にしてもホント、これだけの経歴で、学生時代に出産をし、2回の離婚を経験、3人の子供がいるってすごい。どれほどすごい才女かと思ったら、神田昌典さんとの対談の映像を見ると、強そうな外見に反して、少女が大人になったような、そういう純粋さを持ち合わせている方だった。これがまた大きく受け入れられている理由なんだろうなあ。勝間さんの10倍本の赤いのは読みましたが、他の本も色々拝読しようと思います。こういう「かっこいい女性」が今後益々増えて活躍する時代がもう、すぐそこ、のような気がします。仕事のヒント久々に読み返すと、そうそう、そうだよなあ、という珠玉のヒントがたくさんありました。仕事の報酬とは何か仕事の報酬とは、成長できること。見えない報酬を手に入れるために、「ううう~~~~」と思ったときに何度も読み返したいです。「残業ゼロ」の仕事力トリンプ元社長の吉越氏の著書。拝読していてとっても痛快で、今の環境でもこうやって仕事をしていけたらいいなと思います。少しずつでも、会社で、自分から試していこうと思います。詳しくはまた投稿をあらためて。熱狂する社員読みかけてほおっておいたので(^^;)各種のモチベーション理論が、網羅されていて本当にうなずきながら読んだ本。ここは仕事にすぐ役立つだろうから、もっともっとつっこんで学習したいのだけれど、もう少しペンディング~(byエドはるみ)(関係ないけど、うちの次男はにしおかすみことエドはるみの真似がハンパじゃなくうまいです)古くなったエンジンオイルの交換?のためと、仕事に関するビデオのために、仕事について考えた数日でした。
Mar 10, 2008
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外資のオキテ自分が自分に与えたい規律が、たくさんあって、感謝とかつながりとかも大切だけど、こういう自己管理はやっぱり仕事人としての資質を高める上で大切だなあと思いました。しかし、こうもシンプルな言葉で、言えるものなのですね。あとは、田坂広志さんの『人生の成功とは何か』本を読んで泣ける理由というのは、なんだろうか?と思い、久々に田坂さんの本を読み直してみる。胸がぐ~~~~っとくる(泣きそうになる部分)というのは、1)自分がもや~っと思っていたことが 言葉になってそこにあるとき ⇒共感2)自分が持っていなかった視点に気づくとき ⇒感動かな??あとは、田坂さんの本ではないけど、カウンセリング系の本では本を読んでいるだけで受容されている気がするので、それも泣きそうになる。あと、自分の母の死にかぶるもの、子どもとのことにかぶるものは、無条件に、情動的に泣ける。これが一番強烈。以下、抜き書き―「清貧」という生き方。 もし、そうした生き方が本当にあるならば、 それは、決して「禁欲」によって身につけるものではありません。 それは、深い「自己探求」の結果、 自然に身についてくる生き方なのでしょう。―「意欲とは、欠乏感なり」 すなわち、我々が心の中に強い「意欲」を抱くとき、 しばしば、その背景には、 「満たされない思い」、「欠乏感」があるのです。
Mar 7, 2008
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高知のことを写真含めUPする時間がとれないままもう週末なのですが、久々に泣ける本と、痛快な本を読み終えたので、どうしても記録。●『心時代の夜明け』 衛藤信之人の話を聴くことについて、タイムリーだったのでいろいろなことが自分に浸透してくるようでした。あとがきを読んでいたら、涙がどわっと。人は身近な人の死に接すると、本能のレベルで何かを見つけるのかもしれません。●『本は10冊同時に読め!』 成毛眞たまたまAmazonで見たら、レビューでかなり賛否両論の意見があったのでおもしろそうだなあと思って買ってみたら、私にとっては超ヒットでした。全編を通して、相当「俺様」的な感じなのですが、私はまったく気にならず、よくいる批評家的な人とは一線を画しています。その理由は、著者の成毛さんが「こんな俺ってすごいだろ」ではなく、「読書の豊かさ」を心から信じているからなのだと思います。特に印象に残っているのは「読書に目的を持つな」という部分。そして、私の尊敬する松岡正剛さんを「知の巨人」としてお勧めされてました。さらに、一番感性に響いたのが、この部分。じつは、私の趣味は読書でも、小説はほとんど読まない人間である。とくに純文学は文章に力がありすぎて、読むとしばらく何も考えられないほどの衝撃を受けてしまうからだ。村上春樹の『ノルウェイの森』を読んだときは1時間ほど立ち上がれなかったし、『海辺のカフカ』を読んだときは1週間会社に出られなかったほどショックを受けた。言葉の力に圧倒されてしまうのである。日常生活に支障をきたすので、あえて読まないようにしている。元マイクロソフトの日本の社長が、どのような方なのかはあまり存じ上げませんが、根底に流れる意味に、大きく共鳴した本でした。
Feb 22, 2008
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最近は電車の中は勉強タイムなので、めっきり本を読まなくなっているのですが、今朝は茂木健一郎さんのこの本に呼ばれました。すべては音楽から生まれるすごい。特に、感動を表現する言葉がたっぷりと出てきて、ページを繰るたびに、胸が躍動する。抽象的な、ありきたりな言葉ではなく、なまなましさ、リアルさ、衝撃の大きさ、その意味の深さなど、こうやって表現することができるんだと、「感動」でした。今、とっても「感じる」ことができる内容でした。(詳しくはまた、、、)感動センサー(?!)の精度が、少しあがった気がします。
Feb 6, 2008
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●ゲシュタルト療法 F.S.パールズ 久々に読むとまた違った印象。 後半の実際のワークの書き起こし部分は、以前はまったく ピンとこなかったけど、なんだかすごい。臨場感というか、 「今、ここ」に集中するのがこんなに難しいのかと思いました。 ―皆さんが、ご自分自身を素直に表現なされば、直ちに不愉快な気分は 消失してしまうのです。皆さんの精神衛生が悪いとしたら、それは、 感じていることを正直に言葉にしてコミュニケーションをしていない からだと思ってもよいと思います。 ものすごく現状にピンポイントでささったので、やっぱりこう、 本を手に取るにはタイミングがあるんだなあと思いました。 産業カウンセラーの講座でお世話になった先生がゲシュタルト療法を 専門にされているので、来月ワークに参加してこようと思います。●企業参謀 大前研一 ABSを受講していて、まだ読んでないんかい!とつっこみが 入りそうですが(^^;)、氏の問題解決法の本を読んでいると この本を読まないことにははじまらない!と、やっと手が伸びました。 そして今、とてもとてもおもしろく読んでいます。 たぶん、ABSに通い始めた3年近く前だったら、まったくもって ちんぷんかんぷんだったと思うので、ちょうど今そういう タイミングなんですね。 こういう戦略的思考も含め、今、知りたいことを、 ちょっとずつ吸収できるようになってきました。 だから今、とても楽しいです。 この2~3年の右も左もわからないような経験が こうやってつながって、いきてくるんだと改めて思う次第です。 スティーブ・ジョブズではないですが、後からしかドットを つなぐことができないんですね。 You can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. ― Steve Jobs
Jan 28, 2008
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この3連休、どうしたら集中して勉強できるか?と考えいろいろなことを試してみましたが、なんとなくしか達成できず。ただ、10時間やったとしたら本当に集中できるのはよくて3時間くらい。仕事でも、勉強でも、いかに「フロー状態」に自分を持っていけるか、というのが一番の課題のようなので、M.チクセントミハイの『フロー体験 喜びの現象学』をパラパラと再読。(前に書いたかもしれないけど)久々にメモ。●「幸福か否かを自らに問うことによって、人は幸福でなくなる」 J.S.ミル●「成功を目指してはならない―成功はそれを目指し目標にすればするほど、 遠ざかる。幸福と同じく、成功は追求できるものではない。 それは自分個人より重要な何物かへの個人の献身の果てに生じた予期しない 副産物のように・・・結果として生じるものだからである」 ビクター・フランクル●自律性を達成するには、報酬を自己調達することを身につけねばならない。 人はどのような外部環境の中でも楽しさと目標とを見出す能力を発達させる ことが必要である。●「我々は常にこれから生きようとしている。しかし決して現在を生きてはいない」 ラルフ・ウォルドー・エマソン●障害や妨害にもかかわらず頑張り続けるというこの能力にこそ、まさに その人に対し他者が尊敬の念を抱く最も大きな特質である。 それはおそらく人生に成功するために最も必要な特質であるとともに、 人生を楽しむための最も重要な特質であるからだ。●「戦い」は自己に対してなされるのではなく、意識を無秩序にする エントロピーに対してなされる。それはまさに自己のための戦いであり、 注意に対する統制を確立することへの戦いである。●楽しいことがらは、単に期待が満たされたり、欲求や欲望が充足されたり するだけでなく、そうするようにプログラムされたことを超え、 予期しなかったこと、おそらく事前には想像さえしなかったことを達成した ときに生じる。●読書は活動である。それは注意の集中を必要とし、目標があり、さらに読書 をするには書かれた言語のルールを知らねばならないからである。 読書の能力は読む能力だけではなく、単語をイメージに翻訳する能力、 架空の人物の気持ちになる能力、歴史的、文化的背景を理解する能力、 筋の流れを予測する能力、著者のスタイルを批評し評価する能力なども含まれる。●人々が楽しむのは、統制されているという感覚ではなく、困難な状況の中で 統制を行っているという感覚なのである。●最適経験の基本要素は、それ自体が目的であるということである。 たとえ初めは他の理由で企てられたとしても、我々を夢中にさせる活動は 内発的報酬をもたらすようになる。 (中略)それは自己充足的な活動、つまり将来での利益を期待しない、 することそれ自体が報酬をもたらす活動をいう。●さまざまな状況下で楽しむことができる者は、刺激を選別し、自分が当面 関わりをもつと決めたことだけに焦点を合わせる能力を持っている。結果として得られるもののために努力するのではなく、その過程が楽しくてたまらない、となると強いですよね。おたく的、職人的な没頭力ですね。自分がどんなことをしているとき没頭するか。そこにヒントがいっぱいつまってそうです。
Jan 14, 2008
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大切なこともっと大切なこと松下幸之助さんの言葉は、ほんとうに心に染み入ります。きっと、もっともっと経験を重ねて、もっともっと社会の役にたてることをしたときに読んだなら、もっともっと心に響くのだろうと思います。3秒でハッピーになる名言セラピー3秒でもっとハッピーになる名言セラピー+ひすいさんのメルマガは、毎日本当に楽しくって、遅ればせながら読んだ本書も、本当に楽しく、じんわり感動。言葉の中にひすいさんの世界観が凝縮されてるなあ、としみじみ思いました。できる人の教え方安河内さんのイメージがちょっと変わりました。「超英語オタク」(失礼!)の方だなあと思っていたのが、こんなにも「教える」ことに情熱を注いでいらしたのだと、あらためて認識しました。今度講演か講義を受けてみたいです。あたりまえのアダムス新刊をこのくらいの分量で、このくらいのシンプルさにできないものかと読んでみたら、あらら、とっても参考になるではないですか。広告業界の話だけれど、「はじめに」にあるように、どこにいっても変わらない基本的な考え方だと思います。おもしろかったですよ!子どもの本の森へいろんな河合さんの本を読んでいると、繰り返し繰り返し伝えられているメッセージがあります。「人の心はそう簡単にわからない」ということ。私はいつも河合さんの本を読んで、それで安心します。わからないから、悩むから、それが人間なんだと。それでよいのだと。本当に森の中に入ったかのように、惹き込まれ、癒される本でした。あなたが子どもだったころこころの原風景、ということで各界の著名人に河合さんがインタビューを行っている本。これがなんとまあ、みなさんすごい子ども時代をすごしていて、なんだか下手な育児書なんて読まずに、これを読んだ方がいいんではないかと思ってしまいました。河合さんの聴き方が堪能できることが、これまた非常にありがたくて、2冊続けて本当にいやされました。(いやされる、という言葉はあまり使いたくないのですが、他に思い当たらないため、、、)「心のDNA」の育て方いつもの通り、バリバリの先入観(?!)で読んだのですが、いやいや、迫力があります。なんだか、文字少なめ、行間大目、ページ少なめ、物語風などなど、形式的に「読ませる」本が増えている中、そのような装丁なのに著者の「信念」のようなものをびしびしと感じました。そして、昨日、イメージコンサルタントをしている方にお話をうかがっていて、なるほどーと思ったことと通じるものがあるなあと思いました。彼女は人材派遣の会社で働いていて、これまで何千人もの採用に関わってきて思ったことは、「外見で損をしている人があまりにも多い」ということ。せっかくいいもの、あつい思い、なんかを持っていてもそれが伝わらなくて損をしている人が多いのだと。だから少しでもその人のよさを伝えるお手伝いをしたい、私がやらなきゃ!と思ったそう。で、印象的だったのは、「外見、第一印象は、とても大切」といった上で、「でも中身以上のものは伝えられないから、 中身がなくてはダメ」なのだと。Exactly!!!
Nov 11, 2007
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英語学習者なら知らない人はいないであろう、安河内哲也さんのできる人の教え方を読んでいて、こりゃすごい!と思ったのが、このお話。たとえば、講義で「欧米のような多民族国家では言語への依存度が高く、日本のようなほぼ単一民族で構成される国家では言語への依存度が非常に低くなる傾向がある」といった内容の英文がでてきたとします。このような英文を説明したあと、受講生の顔をみると、多くの人がポカーンとしています。こんなとき、安河内さんはどうするか?なんと、12/31紅白歌合戦の「小林幸子の衣装」を例えに出して、「言語への依存度の低さ」を説明してしまうのです。日本人は、「小林幸子の衣装」と言われると、ああ、あれねとわかる人が多いので、言語による説明はあまり必要としない。だから依存度が低い。これがアメリカだと、民族も文化も、見る番組もいろいろだから、いちいち「○○という歌手がいて、こういう番組に出ていて、こういう格好をしていて」と言語による説明が必要になってくる。だから依存度が高いのだと。へえ、なるほどと思いました。で、その後に読んだレトリックと人生抽象的なんだけど、なるほどのオンパレードで、読んでいるとなんか胃の下のほうからわくわくしてきます。わくわくがたくさんのため、なかなか読み終わらないのですが、その中でも以前書いた導管メタファーについで、ほほ~ぅと思ったメタファー。UNKNOWN IS UP, KNOWN IS DOWN(未知であることは上、既知であることは下)すごい。ぐぅうっときました。安河内先生の「小林幸子の衣装」みたいにたとえられるといいのですが、それはちょっと先延ばしにして。あと、たとえつながりで、こちらも読みかけの大人が絵本に涙する時のなかで、おかあさんになるってどんなことという絵本が紹介されているのですが、この紹介の中の一言にこれまたぐっときました。 **********ミミちゃんとターくんがお母さんごっこをして遊んでいる。ターくんが、「おかあさんになるって、どんなこと」ときくとミミちゃんは、「こどものなまえをよぶことよ」「こどもとてをつないであるくことよ」「しんぱいすること」と次々にいい、ふたりはそのまねごとをする。最後にターくんが、「それから?」と聞くと、ミミちゃんは、「ぎゅっとだきしめて おもわずなみだがでることよ」 **********思わずなみだがでました。。。
Nov 7, 2007
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8)完全なる経営 A.H.マズロー 完全なる経営 これは随時覚書をアップしてましたが、マズロー自身の覚え書きを集めたもので、系統だっているわけではないのですが、非常に迫力があって引き込まれます。何度も咀嚼して、「これはつまり~」と、自分の言葉で言い換えられるようになりたいです。 9)承認欲求 太田肇 承認欲求マネジメントに必要なのは、まさにこれだなーと思います。自分自身がこういう本を読んでワクワクすること自体、自分自身の承認欲求(=仕事に活かせる)につながるからなんだと思います。10)壁を越える技術 西谷昇二 壁を越える技術前にも書いたとおり、大好きな西谷先生の本。こんなに心強い本を、本当にありがとう、センセ、という感じです。11)走ることについて語るときに僕の語ること 村上春樹 走ることについて語るときに僕の語ることこうやって不意に春樹さんのエッセイにふれることは、突然宝くじがあたったり、予定外のボーナスをもらったかのような心境です。「走ることは僕にとっては有益なエクササイズであると同時に、 有効なメタファーでもあった」走ることが、仕事や人生のメタファーになっている。つまりこの本は、走ることについて語ったこと以上に人生について春樹さんが語った貴重な本。電車で読むのがもったいなくって、なかなか進みませんでした。ほんとうにずっしりと、質量の大きな本です。 今年も残念ながらノーベル文学賞を受賞できなかったけれど(英国のドリス・レッシング氏が受賞)でも、そんなのまったく関係なくって、あと何作こうやってボーナスがもらえるのか、そっちの方に興味津々です。
Nov 1, 2007
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1)夢をかなえるファイリング 小野裕子 夢をかなえるファイリングこれは書類整理の参考に。それにしても「夢をかなえる~」という本は多いですね。。。2)なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 ケリー・グリーソン なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣「とにかくやる!」ということですね。やることに優先順位をつけようと思って、どれも優先だよ、あちゃと思ってる人にはよいかも。3)無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法 勝間和代 無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法相当売れているので、チェック。たんたんと必要なことが書かれていて、「変な根性論は意味がないのでやめましょう」的なところもおもしろかったです。4)レバレッジ勉強法 本田直之 レバレッジ勉強法「勉強が好き」ではない人(ほとんどの人がそうだと思いますが)にはとても参考になると思います。本田直之さんの文章は、入ってきやすいので、そういう意味でもおすすめです。5)「続ける」技術 石田淳 「続ける」技術私も含めて「なまけもの」の人たちは、一度行動科学の観点で習慣を直していくことが案外目標達成の近道だと思います。6)人生を変える!「心のブレーキ」の外し方 石井裕之 「心のブレーキ」の外し方たくさんの人に、「いいよ~」と言われていたので、そんなにみんなが読んでいるんだったらいいや、と逆にあとまわしにしていたのをやっと読みました。なるほど!石井裕之さんの本が売れる理由が本当によくわかります。こうやって言い続けてくれる人の存在が、必要とされているんですね。7)ノウハウを学んでいるのに、なぜ、儲からないのか? 吉井亮介 ノウハウを学んでいるのに、なぜ、儲からないのか?基本として、読んでおくとよいと思います。とにかくわかりやすくかかれています。(もろもろの)先入観なしに読めば、すごくいい本だと思います。
Oct 31, 2007
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フリーズする脳 思考が止まる、言葉に詰まるというタイトルを見ただけで、「あ!私のことだ!」と思い読み始めました。読めば読むほど自分の当てはまっている部分が多くて、共感、じゃなくて、恐感!!「うつ」だけじゃなくて「ボケ」も相当こわいものなのですね。。。「働き盛りの人がボケていくときに多いのは、何もしていないような場合ではなく、何か一つのことをやりすぎている場合です。」おおお、そうだったのか~。最近、眠くて眠くてしょうがなかったことの理由が何となくわかったような気がします。・毎日必ず同じ時間に起きる・朝1時間ウォーキングする・10分間の音読をするといいらしいです。2番目は難しいけど、あとはできそうです。それにしても、今月も、みごとに読みかけの本ばかりで(笑)またまとめてUPします。
Oct 30, 2007
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河合塾、代ゼミ、駿台。団塊Jr.世代、大学受験の予備校はこのどれかではなかったですか?私の周りは河合塾と代ゼミが多かったです。私は、英語、国語、世界史の3科目受験。志望校の二次対策のために、英語と小論だけ代ゼミに通いました。小論は、現代文で有名な田村先生。でも途中から欠席(-_-;)そして今でも記憶から薄れない、英語の講義をしてくれたのが、西谷昇二先生。当時は(それ以降もそうだろうけど)、「英語の西谷」といえば、もう、めちゃめちゃ人気で、確か申し込み受付初日に、ダッシュで申し込んだ記憶があります。講義のときは、毎回部屋から溢れんばかりの受講生で、教壇には贈り物の山。そして、一番印象に残っているアカペラの歌。西谷先生はすごくかっこよくって、いつも目をハートにして、講義を聴いていました。そんなこんなで十数年経過。なんと、本屋で西谷先生と再会!!壁を越える技術表紙の写真はちょとおじちゃんになっていたけど、でもそんなの関係ねー(笑)当時を思い出しながらじっくり読みました。ひとつひとつの言葉が、ずっしりと胸に伝わってきます。こんなに重いものを抱えてらしたんだ、と。今、初めて西谷先生を知ったとしたら、何も思わないかもしれない。けれど、10代の繊細で多感な時期に出会えた先生だからこそ、今、本当にその言葉たちが、ずっしりと身にしみます。「何を言うか、ではなく、誰が言うか」なのだと、あらためて思いました。この本はホント大切に、いつも身近においておきたいです。弱ったときに助けてもらえる、大切な本です。西谷先生、ありがとう(^-^)また英語の勉強、再開します。
Oct 29, 2007
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『完全なる経営』 A.H.マズロー10月の頭から読み始めたのに、まだ読み終わっていない(^^;)でも今回は、これまでの挫折癖を見直して、途中でやめないちょっとした工夫をこらしているので、400頁超のゴールまでたどりつけそうです(笑)最近の本は、ほんとうに、ほんとうに、目あたりのやわらかいものが多いので、こういう本は本当に取り組む姿勢が大切で、なかなか進まなくてもいいっ!と自分で納得できることが大切なのだと思います。こうやってブログに備忘録をUPするのは、携帯でいつでも見返せるため。なんども見返して、これを自分の言葉で言い換えられたらいいなと妄想をふくらますのです。さてさて(以下抜き出しすぎ??)―人間は、与えられる賞賛や名声、勲章、声望にふさわしい存在である 必要がある。そうでない人間は、無意識の深いレベルで傷つき、 罪悪感をいだくことになってしまうからだ。 ふさわしくない賞賛は、あらゆる精神的病の原因となりうるのである。―ヴェルトハイマーやカトーナの説くゲシュタルト心理学によると、 最善の思考や最善の問題解決ができるかどうかは、問題を含んだ状況を、 期待や予想、憶測などを交えることなく、この上なく客観的な態度 ―先入観や恐怖、願望、個人的な利害などを交えない、神のような態度― で見ることができるかどうかにかかっている。―権威にもろい性格の持ち主に対処する正しい方法は、相手を劣悪な人間と 見なし、劣悪な人間にふさわしい扱いをすることだ。―母親が子供を心から愛している場合、どのような態度で接したとしても ―たとえ体罰を加えようとも―その子供はすこやかに成長する。―受身の人間や抜け目のない人間は、保身や出世のためならどんな行動でも やすやすと模倣し、うわべを装うことができる。彼らは管理層のひとたちの 期待する行動を「演じる」が、精神面は何ら変化していないのである。―シナジーのある社会制度の下では、利己的な目的を追求することが必然的に 他人を助けることにつながり、また愛他的・利他的で他人を助けようとする 行動が、自ずと、そして必然的に自分自身にも利益をもたらすということである。―アイデアについて話す過程そのものが創造力を刺激し、一握りのアイデアを 何十倍にも増やすこともある。―シナジーは全体論的(ホリスティック)である。そして、より全体論的であれば、 よりシナジーが生まれやすい。 組織におけるメンバーの相互依存性が高く、コミュニケーションが円滑に行われて いれば、メンバー相互の信頼関係は強くなり、あらゆることがシナジーにつながる。 ―人間は最も高次な可能性に対して(最も低次の可能性に対するのと同様に) 恐怖を覚える。―権力を求めるような人間こそ権力を手にすべきではない。こうした人間は権力を 悪用しがちなのだ。つまり、他人を圧倒し、制圧し、自己満足を得るために権力を 用いるのである。―アイデンティティや真実の自我が確立されていない人びと、善悪正邪の基準が 曖昧な人びと、何を望み何を望まないかをはっきりと自覚していない人々は、 明確な指針をもったリーダーを求める。 そして、このようなリーダーが現れると、崇め、服従するのである。―自己実現者が、残念なことに我が子に否定的な影響を及ぼした例は多い。 すばらしい人間はすばらしい親となり、すばらしい親はすばらしい子供を育て上げる と考えられがちだか、親が優れているというのは、子供にとって必ずしもありがたい ことではないのだ。―まやかしの議論を行ったり、本当はその気がないのに相手の意見を尋ねたり、 集団の力を活用していると装ったりしてはならないのである。 もともと答えがわかっているにも関わらず、策を弄して、さもメンバーが自力で 答えを発見したかのように見せかけようとしても、たいていの場合うまくいかない。 そればかりか、逆に恨みを買ってしまうことにもなる。―賞賛する能力、言うことをきいてついていく能力、最も有能なリーダーを選ぶ能力、 優劣の差を事実として認める能力は、あらゆる文明社会が有効に機能する上で 欠かすことのできない能力である。しかもこれらの能力は、反抗心や敵意をともなう ことなく用いられなければならない。―経営管理やリーダーシップに関する文献に対して私のもつ不満と、それらの文献中 に見受けられる信念やドグマに対する懸念を一言で表現すれば次のようになる。 経営管理やリーダーシップ論は、理論全体の枠組みの中心を変える必要があり、 リーダーの個人的特性ではなく、特定の状況もしくは特定の問題における客観的要件 へと焦点を移して論じられるべきなのだ。―いいリーダーは、事実と人々の意見とが食い違うとき、周囲の反対に動じることなく、 事実に固執できなければならないのだ。さらに、知識や経験、あるいは客観的な 優劣といった点も、いま以上に重視されるべきであろう。―創造的な子供は、同年齢の子供ばかりか教師からも、いじめられ、嫌われ、 反感を買うということが、ゲッツェルとジャクソンの研究、ならびにトランスの研究 によって明らかになった。 ―組織の問題を考える際に、現実に何が求められているかという点や、能力には 優劣があるという事実、さらには真実のもつ重み等に焦点を当てるようにすれば、 たとえ人当たりや人気という点では欠けるところがあるにしても、その場の状況に 最もふさわしいリーダーを選ぶことができるのではないだろうか。―世界が構造化・組織化され、そこに規律が存在する場合、人間は自らを世界に 適応させようとする、というのが私の基本的な考え方である。人間はいいこで いたいものだ。 世の中の規則に沿って行動し、世間から非難されないように生きている。 つまり、自分自身を構造に適応させているのである。(中略) 人間の内面の奥深くに潜む精神力や自己実現に向かう心的傾向性を引き出すには、 非構造的で寛容な環境が最適である。―グループ内の全員からフィードバック―自分がメンバーにどのように影響を及ぼして いるか、どのような影響を彼らに与えているのか、彼らが自分をどう見ているか等― を受ければ、自己のアイデンティティを見出す可能性すらある。 こうしたフィードバックによって、自分が受動的な人間か、支配的な人間か、 敵対的な人間か等々を知ることができるのだ。―周囲の人間は、自分が彼らにどのような印象を与えているかを写す鏡であり、 その反映によって、自分が社会にいかなる刺激を価値ある形で与えているか がわかるだけでなく、究極的には明確な自己像すら得ることもできる。―心的な部分を変えようとする人間がぜひとも取らなければならない態度は、 対象が好きかどうか、対象をみとめられるかどうかにかかわらず、 ただありのままに対象を直視すること―たとえ、忌まわしいものであろうとも、 それが現実に存在していることを素直に認めるという態度である。―採用や解雇の決定権を握る人物は、やはり自分が罰すべき労働者たちと親密に なりすぎることなく、距離を保っておくべきなのだ。―リーダーシップの発揮が求められている状況では、自分の気持ちを包み隠さず 打ち明けて不安を取り除こうなどと考えずに、あらゆる悩みを自分自身の内部で 処理すべきである。 企業における上司も、取るべき行動は同じである。人間である以上、彼らも あらゆる不安、疑念、憂鬱を経験することは言うまでもない。それでも、 自制心をもち、将来を見据えて、こうした人間的な感情を抑圧し、克服しなければ ならない。
Oct 18, 2007
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『完全なる経営』 A.H.マズロー電車の中、お昼休みなど、赤ペン片手に読み進めています。監修者と訳者の細かな訳注や、関係者のインタビューなど理解しやすい配慮もされていて、非常におもしろく、内臓があっつくなるような感覚を持ちながら、読んでます。『マズローの心理学』や『人間性の心理学』より読みやすいのは、より自分の身近に感じられる内容だからか、ドラッカーやマクレガーとの比較、批判が随所に出てくるからだろうか。ちなみに、本書の帯には、、、 これはマズローの最も重要な、不滅の作品だ。 私にインパクトを与え続けてくれる知恵の泉だ。 ピーター・F・ドラッガーとあります。日々、のべつ幕無しにさまざまな本に手をだすよりは、これ一冊をじっくり読んだほうがどれほどよいか、としみじみ思います。。。―「専門家が見過ごしているものを駆け出しの人間が見いだすということが、 しばしばある。過ちを犯すことや、経験不足と見られることを怖れない気構え。 必要なのはそれだけだ」―洞窟に一人こもって内省するという方法で自己実現に成功した人間は、 いまだかつて見たことがない。自分が自己実現の研究対象としてきた 人たち全員に共通する特質は、彼らがりっぱな価値ある仕事に動機づけ られていることだ。―組織に課せられた最も重要な任務は、社員の創造性を抑圧しないことだ (サム・スターン)―鏡に映った自分の姿を見つめ、以下の質問を自らに問え リーダーたちが第一に考慮すべき点 1.人間は信頼に値すると信じているか 2.人間は責任や義務を担おうとするものであると信じているか 3.人間は仕事に意義を求めると信じているか 4.人間は生まれながらに学習欲求をもっていると信じているか 5.人間は変わることには抵抗しないが、変えられることには抵抗すると 信じているか 6.人間は怠惰よりも働くことを好むと信じているか―ドラッカーの経営管理原則において想定されている個人とは、 過去に基本的欲求がもう満たされていて、現在の境遇にも満足 している理想的な人間なのだ。―神経症は、自己の真の欲求に基づいてうまく選択を行う能力を欠くこと―権威主義的性格の強い人物は、それまでのやり方を改めざるをえないような 経験をして、初めて親切や寛大さというものを理解するに至る。―ドラッカーに対する2つの批判 1つめは、ドラッカーの管理原則が効果を上げるためには、適用すべき人間を 正しく選別する必要があるのだが、彼はその点をないがしろにしている もう1つの批判は、世の中には邪悪な人間、病的な人間、たちの悪い人間が いるという事実を彼は見逃している―進歩的な経営管理を巡る状況は、少なくともある1つの点に関して、心理療法を 取り巻く状況と酷似している。すなわち、多くの理論家が様々な試みを行い、 さまざまな議論を展開していながら、その理論の目標、目的、最終的なねらいを つまびらかにする勇気を持った者が1人としていないのである。―あらゆる心理療法の究極の目的とは、人間を自己実現に向けて成長させる ことであり、自己実現において見られるメタ動機づけの状態へと向かわせる ことである。―企業において、関係者全員が目標や方向性、究極の目的というものを明確に 理解していれば、事実上そのほかのあらゆる問題は、目的にふさわしい手段を 選ぶという技術上の問題にすぎなくなる。―自尊心を理解するための手段としては、抑圧された人々が自分の置かれた 状況について述べた否定的な言葉を、書物の中からピックアップする―自尊心形成の基礎をなすのは、他者からの尊敬や賞賛―とりわけ人生の早い 段階で経験した尊敬や賞賛―なのである。この本の他、私が欠かさずブログをチェックしているTさんが「ど真ん中キタ」とUPしていた、『熱狂する社員』 を、もちろんそく注文し、チェイサーとして読んでます。これ最高です!ほんとキマシタ。
Oct 4, 2007
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『完全なる経営』 A.H.マズロー読みはじめから、ページおりまくり、赤線ひきまくりです。これまで2冊を読みかけで、いまだぼんやりとしか知らなかったので、じっくり読みたいと思います。―マズローは、「反対意見に弱い人はダメだ」と断言している。 精神的に健康な人間なら、自分と考えの違うひとの反論に きちんと耳を傾けつつ、新たなシナジーを目指す。―マズローの与えてくれる苦い良薬に前向きに接するには、1)自分に引き寄せて考えながら読む2)考えるだけでなく、いい人間に自分がなり、自社がよりいいマネジメントが できるように思考を実践につなげる3)遠慮なく反論を考え、同じ問題を考えているひとと議論する4)表面的な表現上の問題だけに拘泥せずに、マズローの現実直視の姿勢を 大切にすることによって、危なくて苦いところからも、良薬となるメッセージを 読み取る―マズローは心理学をつくりなおすという歴史的事業を成し遂げた。 現在では日常語として定着している多くの用語や概念は、マズローによって 考案されたものである。欲求段階、自己実現、至高体験。 これらをはじめとして、第三勢力(訳注:精神分析の影響下の心理学や 行動主義の心理学の系譜を第一、第二の勢力とすれば、自らの試みは それに続く、しかし立場の異なる第三勢力であるとマズローは考えた)の 心理学(人間性の心理学)に関わる用語や概念は、すべてそうなのだ。―ユーサイキア 千人の自己実現者が外部からいっさい干渉をうけない島に暮らした場合に 生まれる文化と定義 現実的な可能性や向上の余地といった概念のみを包含する言葉―高度に発達した人間の場合、仕事はアイデンティティや自己の一部、すなわち、 その個人の自己規定の一部となっている。仕事は一種の心理療法とも心理高揚法 ともなりうるものだ。―人間は自分がそうありうる状態を目指さずにはいられないのだ。 こうした欲求を自己実現の欲求と呼ぶことができよう……。
Oct 2, 2007
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1)なるほどの対話 河合隼雄 吉本ばなな 以前も書いたように、河合さんの本は読んでいると癒されます。(難しい本をまだあまり読んでいないからかもしれませんが)この存在をかけた安定感のようなものは言葉で表現するのはむずかしいのですが、カウンセリングの勉強をはじめたからそれを感じることができるようになった気がします。以前の私だったら多分ここまで感銘を受けなかったんではないだろうかと思います。2)まんがで読破 人間失格 太宰治作 中学生の時に「人間失格」を読んで、なんだかものすごく強烈な印象を受けた記憶があります。強烈さだけが残っていて話の筋なんてほとんど覚えていないのだけれど。そして高校のとき、太宰のほとんどの作品を読みました。全体を通して流れるシニカルなユーモアは、そのときも今も変わらず、好きです。それと、「救いのなさ」がずっとあるのですね。それが、私が好きな原因でもあるのですが、その辺はもうちょっとつきつめないとわからないので、ごにょごにょっということで。それにしても、まんが化する過程というのは、どんな感じなんだろうか。絵と短い言葉を用いて、物語を伝えるという手法は、ムービーやプレゼンを作る過程と似ている気がして、非常に興味深く読めました。3)プロ弁護士の思考術 矢部正秋 ―どんなに不快であっても、現実は現実として受容する。つぎに 「不快な現実を変えるためのオプションは何か」を考える習慣 を身につけることである―念頭に浮かぶ対象についてかならず定義または描写を行って 見ること。そうすれば、すべての付加物をとり除き、その対象 だけを裸にして全体としてながめ、それが本質的にどんなもので あるかを見ることができる……。―反対意見は、一つのマイナス情報である。だから、自分の感情を 殺してでも歓迎すべきなのである。反対意見を吟味すると、交渉 や裁判では、相手の出方が読みやすくなる。ビジネスでは、よりよい 解決策をつくりやすくなる。―美人は自分を美人を思ったとたん、美人でなくなる。その高慢さが、 鼻持ちならぬ印象を与えてしまう。美人かどうかは他人が決める ことである。 同様に、自分を知者と思うものは知者ではなく、善人と思う者は 善人でなく、エリートと思う者はエリートではない。4)祇園の教訓 昇る人、昇りきらずに終わる人 岩崎峰子 アメリカで出版された『Geisha, a life』の著者の本。稲盛さんや本田宗一郎さんの逸話なども出てきて、大変興味深い内容でした。このこだわりや誇り、のようなものを、自分の仕事に応用するとしたらどうだろう?と、とても考えさせられました。5)てっぺん!の朝礼 大嶋啓介 先にてっぺんの朝礼を見学したり、大嶋さんご本人の突き抜けたエネルギーを拝見しているので、いったいどんな過程があってここにいたったのかと、ふむふむなるほど、と頷きながら拝読しました。一番なるほど、と思ったのは、ただ元気を出すだけじゃなく、仲間のひとりひとりを本気で「承認」する部分。これが、一人一人のエネルギーを引き出す秘訣だと思いました。6)フィッシュ! 鮮度100% ぴちぴちオフィスのつくり方 てっぺんの本を読んで、ああ、そういえば!と思い出して読んでみる。「態度を選ぶ、遊ぶ、人を喜ばせる、注意を向ける」本当に共通する部分がたくさん。いきいきと働いている人の姿は、誰も否定できませんよね。―過去は歴史 未来は謎 現在は贈り物 だからプレゼント(現在)と呼ばれる―最前線の従業員の最初の15秒の接客態度が、その会社全体の 印象を決めてしまう スカンジナビア航空 ヤン・カールソン 『真実の瞬間』7)これから何が起こるのか 田坂広志 やばいです。書物やいろいろなところから得た情報。実際に自分のまわりで起こっていて、肌で感じていること。これでもか、というくらいに説明されていて、鳥肌がたちました。 体験だけでなく、本を読むだけでなく、全部トータルしてもっともっと勉強していきたいなと思いました。自分が自分らしく人の役にたつには、やっぱりこっちの方なんだろう、と道筋が見えてきたような。以前、細胞間脂質のような存在になりたいと、言っていてきょとんとされることがよくありましたが(笑)、その方向性で問題ないんだと思いました。
Sep 17, 2007
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『なるほどの対話』 河合隼雄 吉本ばななを読みました。河合さんの対談形式の本はおもしろいです。村上春樹さん、南伸坊さん、小此木啓吾さん(←読み途中)とどれも非常に興味深く読めました。対談、というのがいい。原稿になってはいるけれど、「受け止め感」というのでしょうか、大きい人だなあと、本当に思います。読んでいて、自分が受け止めてもらっているような気になります。吉本ばななさんが言われるように、小説を書く人も、小説を読む人も、抱えている大きなものがあるんだろうな。そこにはきっと、いっさいのごまかしはきかない。吉本ばななさんの小説は昔何冊か読んで、どんな小説だったか忘れてしまったので、ちょっとブックオフに渉猟しにいってみるか。他にも、子どものこと、老人のこと、自分のこと、現代に必要な大切なことが、たくさん書かれています。気になったところをφ(.. )メモシテオコウ頭ごなしに言う人がいない自己実現は他己実現その人が本当に何を言いたいのかポジティブを押し付けるのではなく、聞くHonestyとBelieve in Myselfのつりあいここ最近、英語に関連する本を読み返していたので読書はあまり進まず、もろもろ読みかけ。そのまんまにならないようメモしておこう。「心が脳を変える」ジェフリー・M・シュウォーツ「心はプログラムできるか」有田隆也「フロイトとユング」小此木啓吾 河合隼雄「人はみな「愛」を語る」曽野綾子 三浦朱門「ゆるしのレッスン」ジェラルド・G・ジャンポルスキー「プロ弁護士の思考術」矢部正秋「これから何が起こるのか」田坂広志「祇園の教訓」岩崎峰子「コンセプト思考のノウハウ・ドゥハウ」HRインスティテュート今日は久々にTOEICの公式問題集をやってみました。いや~、つらい(笑)この集中力のなさが、仕事にも出ちゃってるなあと反省。目の前のことだけに力を発揮できるよう、また姿勢をあらためていきたいと思い直すよい機会でした。いろいろパラレルでまわしていけるよう一定のリズムができるとよいのですが。
Sep 8, 2007
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『ロジカル・ライティング 論理的にわかりやすく書くスキル』 照屋華子久々にぱらぱらと以前赤線を引いたところを読み返してみたら、すっかり忘れていたとはいえ、今、普段気をつけていることばかりだったので、あまりの一致にびっくり!「きっと潜在意識にはしっかり蓄積されているんだろう(^^)」なんて調子にのっていたんだけれど、よくよく考えてみると日々のメールのやり取りで、お客様にロジカル・ライティング力を鍛えていただいているのだ!ということに思い当たりました。本を読んで「へえ~」と思った知識と、日々の経験から学びとったことが結びついたことに、ちょっと感動を覚え、ついつい記録。―「現状はどうなっているのか?」という問いを、「そもそも何が起きたのか?」 「顧客の要望は何か?」の2つに分けている。 こうしてテーマを「問い」に置き換えてみると、まず、自分が書きたいこと、 書けることを書くのではなく、「『問い』に答えること」が必要だと、改めて 自覚できるのではないだろうか。―(MECEの)グループは、3つ前後の数が望ましい(中略) また、グループに分けたら、必ず「見出し」をつけよう。その際、どのような 観点からグループに括ったのか、その切り口を示すようにする。―論理とはこのように、縦には複数の根拠がSo What?/Why So?の関係で 話が飛ぶことなく並んでいる。伝え手が「結論はXです。なぜならばA、B、 Cが言えるからです」と説明したとき、相手から見ても「なぜならば」の つながりを自然に納得できるということだ。―普段から「要するに何なのか?」と考える癖をつけることが大切だ。―具体的にSo What?するための基本は、「誰が・何を・どうするのか」という 主語・目的語・述語を明快にすることだ。その点で、ありがちな例も含め、 ビジネス文書で多用される体言止めは要注意だ。―答えるべき「問い」がはっきりしていること。これが本論を論理的に組み立てる ための大前提だ。(中略) まず、根拠の材料をMECEにグループ分けしてみよう。(中略) 次に、MECEな切り口に沿って根拠から結論へと説明の内容をSo What?/ Why So?して決めていく。ここでは、キーワードを羅列するだけでなく、 具体的に明文化することが重要だ。―「何について何のために書いているのか」を、文中ではなく、冒頭で示すことが 肝心だ。私のあまりのイロジカルさに、『ロジカル・シンキング』を読みなさいと言われた2年前。論理パターンの図は、今でもときどき見返しています。
Sep 4, 2007
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8)成功するのに目標はいらない! 平本相武 以前も書いたように、本当にベストなタイミングで、読ませていただきました。 そうでなかったら、この2ヶ月はつらかったかも。 女性起業塾に通いだした当初から感じていた3年越しのもやもやが だいぶ解消されました。ありがたや。9)許す勇気、生きる力 デイヴ・ペルザー カリフォルニア州ワースト3に入る虐待を実母からうけた著者の本。 これはかなり強烈でした。 「Itと呼ばれた子」という泣かずに読むことができない本を、 以前にも読んでいたのですが、この魂の叫びのようなものは、 切られるほどに切なく、言葉にできない臨場感を持って、 伝わってきます。 10)四字熟語力 齋藤 孝 なぜか昔から好きな四字熟語。こうやって「~力」と考えると またちがったベクトルでみえておもしろいものです。 日常の生活ですぐ人に話したくなるくらい、楽しく読めました。11)未来形の読書術 石原千秋 自己確認のための読書、なんですよねえ。 ―「この世の中で自分の生き方を見つける」のが「自分探し」だと思っている 人がいたら、甘い甘い。「自分探し」とは、言葉からこぼれ落ちた世界の果てまで 「自分」を追いかけていく試みなのだ。12)心を揺さぶる語り方 人間国宝に話術を学ぶ 一竜斎貞水 当代随一の講談家だけあって、おしつけがましくなく、 す~っと心に響いてきます。「伝える」ためには普段の生き方が 大切なんですね。13)「暗黙知」の経営 田坂広志 9年前の著書ですが、決して色あせることなく迫力を持って 伝わってきます。サイコロのエピソードは非常に興味深かったです。 「内臓思考」に通じるなあと思いました。14)なぜ、働くのか 生死を見据えた仕事の思想 田坂広志 上記同様、田坂さんの書籍になぜ迫力があるのかと考えると、 死生観によるものなのでしょうか。 死を意識することによって、腹がすわるのだと思います。15)仕事の思想 なぜ我々は働くのか 田坂広志 田坂さん自身のご経験にまつわるエピソードがいろいろ出てくるので より身近にというか、より具体性を持って読めました。 このもっていきかたはもうあっぱれ、です。結びの部分ではやっぱり 目頭が熱くなりました。16)こころの生態系 河合隼雄、小林康夫、中沢新一、田坂広志 文字情報だけだけれど、河合先生の存在感は圧倒的です。 「覚悟を決めて何もしない」という覚悟が、その存在感に つながるのでしょうか。すごいです。 河合先生の本は、父親のような存在になりつつあります。17)いつまでもデブと思うなよ 岡田斗司夫 1年間で50キロの減量!? ちょうど気合を入れてダイエットを始めようとしていた矢先に 子飼さんのブログで紹介されていたので飛びついて読み、すぐさま レコーディングを開始しました(笑) ダイエットの成功、という概念とリバウンドの関係など、非常に参考に なり、文章の持っていきかたも、とてもおもしろかったです。
Aug 31, 2007
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1)心理療法個人授業 河合隼雄 南伸坊 2)こころの処方箋 河合隼雄 河合隼雄さんの本は読んでいるととても大きな心に包まれている気になる。ユング派の第一人者でありながら、「人の心がいかにわからないかという確信を持って知っているのが、われわれ専門家」だと言われる。先月お亡くなりになられたことで、その存在の大きさをひしひしと実感しています。3)プロカウンセラーのコミュニケーション術 東山紘久 聞く技術に続いて、平易な語り口でわかりやすい。自分がいかに子どもの性格であるか、身につまされる箇所多数。4)いまを生きる言葉 「森のイスキア」より 佐藤初女 5)佐藤初女さん、こころのメッセージ 小田原泰久 偶然とは思えないほど偶然に手に取った上記2冊の本。この潔いまでの生き方には、本当に畏敬の念をいだきます。いつかイスキアで、こどもたちと、初女さんのおにぎりを一緒に食べたいものです。6)ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する 島田紳助 タイトルからあれこれ中身を想像していましたが、非常に共感できる内容で、自分でビジネスを考えている人には現実レベルですごく参考になると思いました。7)なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか 田坂広志 これだけシンプルに、かつこれだけ深いメッセージを受け取れる本はほとんどないと思う。プレゼンを作る際には、スティーブ・ジョブズのスタンフォード大でのスピーチと田坂さんの本の構成・展開を参考にすると、最も人の心に届くのではないだろうか。
Aug 9, 2007
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1)図解革命!業界地図 一橋総合研究所 2)「バカ売れ」キャッチコピーが面白いほど書ける本 中山マコト 3)SKAT.6 SENDENKAIGI AWARD TEXT 第44回宣伝会議優秀作品 4)なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか? パコ・ムーロ 5)論理的に話す方法 小野田博一 6)愛のセラピー 斎藤一人 7)「ガラスの仮面」研究白書 紅天女公演推進委員会 8)一流の勉強術 中谷彰宏 鷲田小彌太 9)自分であり続けるために 田坂広志 10)コミック 鏡の法則 野口嘉則 11)自分を好きになれば、人生はうまくいく 本田晃一 12)成長法則 小田 真嘉 13)Happy名語録 ひすいこたろう+よっちゃん 14)天国体質になる!仕事を楽しむ52の秘訣 鶴岡秀子 15)社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった 香取貴信 の他、人間性の心理学 A.H.マズローレトリックと人生 G.レイコフ M.ジョンソンなどを読みかけ。読んでいないようで、読んでいるものだ(笑)7月後半は、福島さんが親しくされている方々の本を遅ればせながら拝読。皆様すばらしい方々で、著書にその人間性がにじみ出ていてますます尊敬いたします。ちなみに、これまで(ここ2~3年)の私のベスト10を特に意味もないけどのせておく。何を基準に選んでいるかというと、人に「絶対読んでおいたほうが人生で得をするよ!」といいたいという観点かな?得、というより、せっかく生まれてきたからにはこういうこと知っていた方が、人生がより充実するよね、という観点かな?心脳マーケティング ジェラルド・ザルトマン影響力の武器 ロバート・B・チャルディーニ人を伸ばす力 エドワード・L・デシフロー体験 喜びの現象学 M.チクセントミハイ企業内人材育成入門 中原敦 編著ゲシュタルト療法 F.S.パールズデキる人の法則 ティム・サンダース夜と霧 V.E.フランクル起業家精神 福島正伸天命の暗号 出口光LOVE brain 黒川伊保子マズローの人間性の心理学を読み終わってれば間違いなくこのリストに入るだろうけど。あと、D.カーネギーの著作や、7つの習慣とかも入れたいけどそれはもう、教科書みたいなものですからね。
Jul 31, 2007
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時間がないのでメモだけ。■マイケル・レディの導管メタファー(The CONDUIT Metaphor)メタファーによって成り立っている概念がわれわれの経験のある面を隠してしまうことを示す微妙な例IDEAS (or MEANINGS) ARE OBJECTS.LINGUISTIC EXPRESSIONS ARE CONTAINERS.COMMUNICATION IS SENDING.話し手は考え(物)を言葉(容器)に盛る。そして、(導管を通して)それを聞き手に送る。聞き手は考え(物)を言葉(容器)から取り出す。レトリックと人生G・レイコフ M・ジョンソン より短い時間のプレゼンでより多くを伝えるには、メタファーを活用するしかないね、と先日話していて今朝ふと手にとって電車の中で読んでたらとってもおもしろい本でした。読みごたえもあるし、英語の勉強にもよいですよ~。といいつつまだ最初の数十ページしか読み終わってない。。。私は単純なので、上記のような導管メタファーみたいな文を読むと、ふむふむ、なるほど、まさにそうだよなあと思ってしまう。けど、それだけじゃないんだよ、というところまで。morry@チーム読みかけ
Jul 6, 2007
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●6月に読んだ本 その1 はこちらです↓http://plaza.rakuten.co.jp/morry107/diary/200706060001/以下、その2。6)『カール・ロジャーズ入門 自分が自分になるということ』諸富祥彦 カウンセリングの神様、カール・ロジャーズの生涯とその葛藤の数々を諸富先生が見事に書ききっている。傾聴の是非が問われるという話も耳にするけれど、やっぱりまずは傾聴ありきですね。傾聴の難しさ、奥深さは、やればやるほど身にしみてわかります。7)『経営コンサルタントハンドブック』 野口吉昭 野口さんの本はどれをとっても外れがないのですが、この本もこんなに薄い中に、本当にコンパクトにコンサルティングのノウハウがつまっています。いつもカバンの中に入れて持ち歩いています。8)『使う力』 御立尚資 どれだけ知識を増やしても、使わなければないのと同じ。まったくその通りだと思います。知識やスキルを使う力に昇華するための応用方法が実にわかりやすく書かれています。9)『レバレッジ時間術』 本田直之 いろいろ目からウロコがありましたが、時間割発想法、ToDoの利用のしかたなど、すとんと腑に落ちることがいくつもでてきました。10)『レバレッジ・リーディング』 本田直之 何のために本を読むのか、ということからあらためて再認識しました。レバレッジメモは、早速活用してます。11)『プロフェッショナル進化論』 田坂広志 読んでいて興奮しました。田坂さんの文章力は、とてつもない大きな動きを起こさせるんではないでしょうか。ペンは剣よりも強しとはよくいったものです。12)『起業家精神』 福島正伸 (再々読) ※楽天ブックスで取り扱い無やっぱり、この本なんです。「不可能を可能にするバイブル」とサブタイトルにありますが、今の仏のような福島さんの原点をここに見ることができます。13)『メンタリング・マネジメント』 福島正伸 (再々読) 普段の氏を見ているだけに、この本の重み、とてつもないです。今、着実にしっかりとメンタリングの動きが広がっています。14)『小さな会社の社長のための問題解決マニュアル』 福島正伸 自分の能力を発揮して、自立して事業を展開していこうとされている方は必読です。発想の転換がいかにむずかしいか、読んでいてはっとさせられること必至です。15)『人をあきらめない組織』 野口吉昭 HRインスティテュート たたみかけるような事例と、根底に流れる「HRウェイ」人事に携わる方には是非お読みいただきたいと思います。それにしても文章の書き方、言葉の選び方、論理の展開、わかりやすい図解、情報の整理の仕方、本当にいろいろ参考になりますねえ。。。16)『ゲシュタルト療法―その理論と実際―』 F.S.パールズこれはかなり衝撃的でした。いろいろな体験を通して、ばや~っと頭で考えていたことが、なんとなくこんなんなのではないかな~と思っていたことが書かれており、なんだかこう、わかっちゃった!みたいな感じで(実際そんなことはないんだけれど)ますます興味が深まりました。今度実際にどこかのグループワークに参加してみよう。
Jun 30, 2007
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●14 Ways to Cultivate a Lifetime Reading Habit - lifehack.org ●怠翻 - 読書を一生の習慣にするための14の心がけ 子飼弾さんのブログ。を読んだTさんのブログを見て、ふむふむ。。。私もほぼTさん同様ですね。読書は幼稚園の頃から普通にしている習慣だから、あえて習慣にする必要もないといえばないかもしれないけど。ひとまず、面白かったのでアンカーとしてメモ。1.Set times - 時間割りに読書を設定する2.Always carry a book - 本を常に持ち歩こう3.Make a list - リストを用意しよう4.Find a quiet place - 静かな場所を見つけよう 5.Reduce television/Internet - TVとネットは控えよう6.Read to your kid - 子供に読み聞かせよう7.Keep a log - 読書録を付けよう8.Go to used book shops - 古本屋に行こう 9.Have a library day - 「図書館の日」を作ろう10.Read fun and compelling books - 読むなら面白くてためになる本を 11.Make it pleasurable - 読書を快適にしよう 12.blog it - 読書の結果をblogしよう13.Set a high goal - 高い目標を設定しよう 14.Have a reading hour or reading day - 読書時刻ないし読書日を用意しておこう
Jun 29, 2007
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『ゲシュタルト療法―その理論と実際―』F.S.パールズ今年はじっくり「傾聴」を学びなさい、と言われていたこともありロジャーズや國分先生以外の心理系の本はあまり読まないように意識的にしていたのですが、産業カウンセラー講座のコースの先生がゲシュタルト療法をずっとやられてきたと聞いて俄然興味がわき、Amazonのレビューを読んでいたらこの書籍は絶賛されていて、もういてもたってもいられない。届いてすぐ読み始めてみたら、もう「ほ~ぅ、ほ~ぉ」の嵐です。「図」と「地」の考え方は非常にとらえやすく、わかりやすい。NLPのリチャード・バンドラーも、もともとゲシュタルト療法のセラピスト(といっていいのか?)だったこともあり、前々から興味はあったんだけど、想像以上にしっくり入ってくる。事例や例えばなしも多様されていて、こういう類の書にしてはとってもわかりやすい。まだ途中までしか読み進めていないけど、カセキシス、スコトーマ、イントロジェクション、プロジェクション、いろんな概念がなんだかすっきり定義されていて、ゲシュタルトが1つ完了した気分。1つだけ、印象的なところを覚書。―イントロジェクションの危険性は二つある。 まず第一に、イントロジェクションにあけくれる人間は、 自己の体に宿っている異物を抑制するのに躍起になって、 自己の固有の人格を醸成する暇がないということである。 自分の手に負えないくらいにイントロジェクションが過剰になると、 自分とは何かを発見したり、自分を表現したりする余裕がなくなる。 第二に、イントロジェクションはパーソナリティの崩壊をきたす 一因となる。仮に二つの相反する考えの両方とも鵜呑みにすると すれば、それら二つを調和させようと努力する過程で自分自身 バラバラになってしまうであろう。詳しくはまた今度。。。これはしっかり残しておきたいので。マズローも読み途中ですが、また今度。これもしっかり残しておきたいゆえ。
Jun 26, 2007
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マズローの欲求段階説に関してはご存知の方も多いかと思いますが、最近やっと、重い腰をあげて(?!)、マズローの『人間性の心理学―モチベーションとパーソナリティ』を読んでいます。まだやっと4分の1くらいを読み終わったところですが、こういう本を読める幸せをかみしめています。といいつつ、わからないところは読み直し、読み直しても頭に入ってこないところはあきらめて先に進んでしまいますが。。。しかも、そういう基本的欲求の欠乏事例が身近にあったりすると、なるほどな~と思います。過去にフォトリーディングを受けておいてよかったなと思うのは(今は全然フォトリーしてませんが、、)こういう分厚い本への抵抗感を減らせること。あとはショーペンハウエルが指摘しているように、本を読んで、人の思考のかりものばかりしてないで、自分の頭で思考できるようになりたいなと思います。いずれにせよ、混んでる電車の中で、眠い目をこすりつつ読み通したいと思います。たぶん『カラマーゾフの兄弟』を読了したときよりも大きな達成感を得られそうです(笑)以上。おやすみなさい。
Jun 12, 2007
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『カール・ロジャーズ入門 自分が自分になるということ』 諸富祥彦を読みました。結構ぶあつくって、時間がかかったけど、実際のカウンセリングの逐語記録は非常に参考になりました。―相対的スケールをどこまで上昇していったところで、しょせんは同じ ランクの他の誰かと交換可能な存在にしかなれないわけで、「これが ほんとうの自分だ」という自分の固有性を実感することはできません。―カウンセリングの中でクライアントは、カウンセラーという媒介を通して 自分自身に語りかけるのです。―ロジャーズは、重要なのはただ一点、クライエントが 「この人の前では安心できるし、よい子を演じなくても受け入れてもらえる。 ありのままの私を認めてもらえる。私の感じていることを一緒に感じて もらえるし、しかも単に仕事上の義務からではなく本心からそうしているようだ」 と感じるような「関係の質」を提供することだけと考えています。―「人間が変化するのは、“ひとりぽつんといるとき”である」 「人間はひとりでぽつんといるときに飛躍したり成長したりしてゆく。 その飛躍や成長を確かめてゆくのが人間のつながり、具体の世界、 であるけれど、その現実の世界、現実の人間関係において成長が起こるのではない」 (友田ら,1968)―人間の真の「変化」や「成長」は、自己や自己を取り囲む諸関係についての 通常の意識がすべて消え去っていくある種の変性意識状態において生じるものです。―今ではないいつか、自分以外のどこか別の場所に「真の自己」をいくら 捜し求めても、それを手にすることはできない
Jun 8, 2007
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「どこで本を読んでるの?」と先日聞かれましたが、ほとんど往復の電車の中です。座れたりすると寝ちゃうから、あまりすすまないんですがね(^^;)さて、6月に読んだ本です。1)ロジカルシンキングのノウハウ・ドゥハウ 野口吉昭 やっぱり、「ロジカル」は「わかりやすさ」だと思います。聞く人のリテラシーにあわせることですね。コミュニケーションの基本ですね。2)戦わない経営 浜口隆則 すごく福島さんに共通するものを感じました。ぜひ一度お話をうかがえたらと思いました。3)女性の品格 坂東眞理子 猫殺しの坂東さんかと思いきや、砂と理の一文字ちがいのまったくの別人なのですね(^^;)しっかり品格をただよわせる人になりたいもんです。4)間違いだらけの自己投資 西田光弘 これはためになりました!いわゆる「セミナーおたく」の方々はぜひご一読を!5)賢人の知恵 バルタザール・グラシアン 17世紀も、今も、人の心に変わりはないのだと思いました。 「正しさ」より、「賢さ」が学べる良書です。
Jun 6, 2007
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