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少し中期的な視点から日経平均の動きを見てみると、2010年4月5日から続いているっこうトレンドの抵抗線で下落している事が良く分かります。日経平均が戻りながらも下降トレンドを上に抜けていない現実が、様々な状況から足元が固まり、良くなりつつも海外情勢、特に欧州問題の抜本的な解決に繋がっていないところが問題となっています。今週はゴールデンウィークを前に動きつらい中、3月決算企業の決算発表が出てきますので、例年の事ながら慎重に対応する事になります。日本の企業にとって為替の問題は大きく、米国の状況よりも欧州の動きに左右されている事の方が大きい理由となっており、スペインの動きにはギリシャ以上の注意が必要になります。今回のG20によるIMFへの資金供給もどのように活用されるのか、今ある資金量で問題ないのか良く考えておかなくてはなりません。個人的には外部環境がどのように動こうとも、日本の株式は買い下がるような状況にあるのではと考えています。同様に、アジア地域の市場においても大なり小なり円安を享受する部分と企業業績の拡大から先行していた中国、インドよりもインフラ整備が本格化するベトナム、インドネシア等も投資対象として分散しても良い投資先と考得られます。
2012.04.22
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米国市場が一週間で大幅な下落をする中で、東京市場は一目均衡表の雲の厚いところで切り返すような動きで終りました。各種テクニカル指標が売り込まれすぎた状況に陥った事もあり、自律反発の様相を見せています。今週は欧州の状況を見守る動きになるところと、米国市場の下落が止まるのかに注目する週になるのでしょう。東京市場は個別物色の動きが強くなり、方向感が定まっていない事から、再度日経平均の10,000円超えには力がいるのではと考えてしまします。少なくとも現状から取るべき行動は、これまでのボックス圏を大きく乖離して上昇、もしくは下落するように考えられない事から、株価水準の位置で下げたものを素直に買い、高くなっているものを手放すという一般的な行動が一番良いのではないでしょうか。今年の桜は春の嵐の中にあって、寒暖も読み切ることができなかったものの、見ごろをはずすことなく見事に日本人の心を癒してくれたと思っています。外交を行っている時も、一瞬ではありますがホッとする瞬間を味わえるのもこの時期の特徴です。個人的にはヒノキ花粉に苦しむ時期で、重ねて風邪で鼻が完全につまり苦しんでおりますが、季節の変わり目は健康にも気をつけましょう。
2012.04.15
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週末の失業に関する指標は当初予想より悪く、株価は下落して終わっています。短期的に景気の回復に悪影響を与えるものとして見られているようですが、QE3が見送られたことにより下落し始めていたところですので、更なる下落に繋がるのか見極める必要がある水準と言えるでしょう。日本も日経平均の10,000円どころから上に抜ける動いにはならず、周辺からも下落局面で押し目を買う傾向が強まるか見ておく必要もあり、特に10,000円を割り込む時に先物で売りがしかけられたと考えられることから、注意すべきと考えている方が多いようです。それでも、海外を初め個別銘柄の決算発表を横目で見ながらの相場展開になるのでしょう。為替も円高傾向に向かい始め、欧州危機が去ったと言われたとたん、イタリア、スペイン国内で不安定な状況が再燃し始めており、如何に外部から手を差し伸べようが自国での縮小均衡策が上手くいかないようであり、水害等の影響から立ち直ろうとしているアジア地域の国々とは別物と考えたほうがよさそうですね。
2012.04.08
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今日から新年度入りとなり、新しいスタートを切るところです。新入社員入社式や新入学の様子を伝えるニュースが流れていました。現役世代としては今期どのようにしていくのかをしばらく前から計画を練り、明日からの新年度開始に照準を合わせて行動しているところでしょう。相場も新しい動きに入ってほしいところですが、この一週間いまひとつ迫力に欠ける動きであったことから、新年度入り後の展開が心配されるところです。欧州地域は一通り落ち着きを取り戻し始めているように思える感じですが気を緩めることはできません。米国においても雇用の状況が大幅に改善するところまでは難しく、こちらも舵取りを慎重にせざるを得ないところです。日本は政局が何時までたっても不透明で、消費増税の論議が中途半端になっており、少数政党の利用問題や小沢氏周辺に騒ぎなど、どうでもよい事が大きくクローズアップされていて、問題は何なのかを見失っているとしか思えません。将来を見据えて今何を行わなくてはならないのか、これまでと同じ流れで進めていてはいけないと感じているのは誰もが感じているところであり、ここで変革が行われなければ悪い金利の上昇が発生し日本経済の不透明さが全面的に問題視される事になりかねないと思われます。
2012.04.01
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