ラストサムライ

★★★ ラ ス ト サ ム ラ イ ★★★


  製作・監督・脚本 : エドワード・ズウィック
  出演 : トム・クルーズ/渡辺謙/ティモシー・スポール/トニー・ゴールドウィン/真田広之/小雪



   映画関係の番組やワイドショーでの評判がいい作品って
   それが宣伝の一部だったりするでしょ。
   マスコミの意見に左右されないようにしないと
   「つまんねー!金返せっ!」って言う羽目になることも。

   この映画、撮影で姫路や京都に来てる時から観たいと思ってた。
   今までの外国映画に出てくるイカサマニッポンではなく
   時代考証をちゃんとして正統な日本を描いているということで、かなり楽しみにしていた。


   歴史に詳しい人が見ると「おいおいっ!」って突っ込みたくなるシーンもあるようだが   
   そうでもない人間には、それほど気にならない。
   確かに説明不足は否めないし、妙ちくりんなシーンもちょろっとあったが。
   ま、橋田壽賀子の脚本じゃないんやから、いちいちセリフで説明されたんじゃ辟易やもんな(-_-;)

   トム・クルーズ。着物似合ってた。殺陣も様になってたし。
   ほんまにサムライ魂を持っているなら、ラストで勝元(渡辺謙)と共に死んで欲しかったけど。
   その辺はハリウッド的(宗教もからむ?)ということで、あれでOKと思おう。

   評判通り、渡辺謙がすっごく良かった。
   めちゃめちゃかっこよかったもん。惚れた。惚れたよ。
   目力がすごいね。完全にトム・クルーズを食ってたよ。
   最期のシーン、涙を目にいっぱい溜めてる表情・・・ええわぁ。

   真田広之は、思ったよりも出番が少なかった。
   男くさくて凛々しくて、ええ感じやったわ。
   小雪は下手だな。しゃべるとダメだ。スタイルが良すぎて(デカイし)着物がイマイチ。
   でも、雰囲気がよかった。芯の強い耐える女って感じで。
   明治天皇役の中村七之助は違和感なし。だって、あの顔やもん。

   『キル・ビル』にも出ていた菅田俊が、またもやハリウッド映画に!
   ここでもVシネ演技してましたぁ。
   寡黙な侍・・・斬られ役で有名な福本清三。ボブ。笑った。
   ちょろっと、ケイン・コスギの弟が出てた。すんごいちょい役で。
   子役のふたりがめっちゃかわいい。上の子、演技うまいし。

   一番泣けたのは、渡辺謙の息子の最期。
   ふむふむ・・・パンフを読むと、彼はかなりの行動派で努力の人だね。
   小山田(こやまだ)シンか。憶えておこう。

   トムと小雪のキスシーン、小雪の行水?シーンはいらないだろ。
   お互い惹かれあってるが、あくまでプラトニックっていうのがええのにな。


   平日の昼間ということもあってか、年齢層が高かった。
   この映画、女性より男性、若者より年配者が好む内容だと思った。
   3・4ヶ所で涙がホロッとこぼれ鼻水が・・・号泣はしなかった。ちょい泣きぐらい。
   ひとりで行ってたから、かなり我慢したもんね。
   誰かと行ってたら遠慮なくエグエグ泣いたかも。
   斜め後方にいた男性(多分年配の方)は、嗚咽に近い泣き方だった。

   お金をかけると、あそこまですごい合戦シーンになるのねぇ。
   セット、衣装、人の数、どれをとってもすごい!
   ラストまで飽きることなく観ることが出来た。

   あの時代の人って、ほんまに魅力的やな。
   歴史の本読んでみよっかな。いろいろ知りたくなってきた。

   いろんな人が言ってることだが、こういう規模の作品を日本で作れないのがくやしいね。

   <2003.12.11>

[セール映画(洋画)]ラスト サムライ 特別版





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