パリ 2

★★★ パ リ 2 ★★★


  ■ 5月20日(木)  世界遺産ヴェルサイユ宮殿 → 自由行動


  モーニングコールは7:30。
  とうとう最終日の朝になってしまったぁ(T-T )( T-T)
  明日は観光なしで、いきなり空港だもんね・・・。

  朝食のクロワッサンがおいしい(^¬^)
  チーズもチーズ臭さが少なくて食べやすかった。

  朝から暑い。
  日本と違って湿気がないから、それほど不快ではないけどねー。

  昨日と同じハリーポッターのバス。
  乗り込んでみると・・・あれ?微妙に席が広くなっている?
  どうやら昨日とは違うバスらしい。
  外を見てるとシンプルなモノや宣伝バスなど含めて
  大型の観光バスがたくさん走ってる。道も混んでる。
  その中でもハリーポッターバスがたくさん走ってることに気付いた。
  目立つだけなのかな?でも、やっぱり多かったような・・・。
  宣伝に金かけてるねー(^^;

  さてさて、この日はヴェルサイユ宮殿。
  ルーブル美術館同様、現地添乗員さんを見失わないように必死について行く。
  ゆっくり見る時間など、ない。
  王位継承の確認行為のため、専用の部屋でみんなの見てる前で出産するって話とか
  宮殿の中にある時計は今も現役で動いてるって説明を聞きながら
  デジカメ片手にいろいろ撮りまくった。

ヴェルサイユ宮殿

  ほんまに絢爛豪華やね~。
  煌びやかで美しい。
  贅沢の極み。
  悪趣味と言えなくもない(^^;

  心残りは、庭園を見れなかったことかな。
  10分ぐらいしか時間がなかったのよねー。
  そんな短時間じゃ満足いくまで見れないでしょ。
  別料金払うのもったいない・・・って思ってしまった(^^;

  しかし・・・こんな場所で生活してたら頭ん中おかしくなるわ(-_-;)
  落ち着けへん。落ち着くわけがない。



  バスに乗り込みヴェルサイユ宮殿を後にする。
  昼食はレストランで初エスカルゴ♪
  貝みたいなもんだろうなぁって思ってた通り。
  それ以上でも、以下でもないって感じかな~。

  エスカルゴの味がどうのこうのっていうんじゃなく、ソースの味が決め手ってことよね。
  バターとガーリックの、食欲をそそる香り。
  ソースをパンですくう。
  んまいっ♪んまいっ♪満足~(^¬^)


  午後からは自由行動。
  オプションの『もっと楽しむパリ観光』に参加してる人がほとんど。
  でも若者グループはみんな自由行動を選択。

  M夫妻、40歳前後のご夫婦の3組でヴィトンへ行くことに。
  ほんまはシャンゼリゼ通りにあるお店に行きたかった。
  改装中のお店の外観を写真に撮りたかったしね~。
  でも、オペラ座(写真左から2番目)の近くでの解散ってことで
  裏手のデパート、ギャラリー・ラファイエット(写真右から2番目)へ。



  ラファイエット店はいつもアジア人の行列が出来てるって噂は聞いてた。
  覚悟して行ったけど、運のいいことに誰も並んでない。
  ただ、店員さんの空きがなく、カウンター前で待つ。
  15分ほどするとモデル?と思うようなかっちょいい男性が接客してくれた。
  気付くとカウンターにはアジア人が20名ぐらい行列を作っている。
  あたし達、めっちゃタイミングええや~ん♪

  紙袋持って観光を続けるのは不安だったから
  ホテルまで届けてくれないか年上ご夫婦の旦那さまが聞いたけど
  悲しい事に断られてしまった(T-T)
  15時までは宅配サービスやってるって聞いてたのになぁ。
  この日って、キリスト昇天祭って祝日だったから無理だったのかも。
  営業時間も短縮してるって話だったしね。
  サンジェルマンデプレ店ならOKだったのかな???

  みんな希望するバッグや財布を手に入れることが出来て大大大満足(^▽^)
  この店舗のいいところは、免税手続きを日本語で出来るってことよね。
  デパート内に日本人や中国人専用の窓口があるからね。

  その後、オペラ座近くのカフェに入ってお茶した。
  あたしだけ温かい飲み物を頼んだ。暑い日でも熱い飲み物が好き♪

ルーブル美術館外観

  パリの街を歩きながら、あたし達夫婦は小さめのスーツケースを物色。
  日本から持ってきた大きなスーツケースとスポーツバッグだけじゃ足りなくて・・・。
  130ユーロで購入したのだが・・・よくよく考えると高い買い物になってしまった(-_-;)
  日本で買えば似たようなものが1万ちょっとであるのにねぇ(^^;
  その中に旦那の妹ちゃんに頼まれて買ったヴィトン数点を入れる。ってか、隠す。
  あたしはバッグをふたつ買ったのだが、大きくて入らないのでそのまま紙袋姿。
  Mちゃんも紙袋持ったまま・・・警戒しつつの団体行動。
  祝日だからか人通りが少ない。
  スリなどの悪い人達も少なかったのかも。

  その後、年上ご夫婦はオルセー美術館へ。
  M夫妻はセーヌ河沿いで絵を見るという。
  リビングに飾る絵が欲しいんだって。
  1時間半ぐらい熱心に選んでたかな?
  満足いく絵が買えたみたい。よかったよかった(^▽^)

  あたしはモンマルトルでアメリ気分を味わいたかったけど
  あの紙袋を持ったままメトロに乗るのがイヤだったので
  M夫妻と一緒にセーヌ河沿いへ移動して絵を見た。
  店主のおじさんがカルロス・ゴーンに似ていた。

  しまったぁ・・・オルセーに行けばよかったよん。
  年上ご夫婦の話によると、教科書に出てくるような有名な絵がたくさんあったんだって。
  よし。今度はパリに行ったら絶対にオルセー美術館に行くわよ!!!



  パリでの最後の食事。
  陽気なウエイターさんにからかわれながらの楽しい食事。

  このレストランを出た後、大変なことに・・・。
  手配ミスでバスが帰ってしまって、ホテルまでタクシーで帰ることになったのだぁ。
  添乗員さん、焦る焦る(^^;
  パリのタクシーは通常3人のお客さんしか乗せないそうだ。
  助手席に誰かを乗せるのは危険だからだって。
  犯罪都市では、自分の身は自分で守らないとね。
  運転手さんも大変だなぁ・・・。
  交渉してちょっと料金を上乗せすれば4人でもOKらしい。
  6台のタクシーに乗り込み、全員無事にホテルまで辿り着いた。

  この日は自販機が壊れていたのか、売り切れだったのか・・・ホテルで飲み物買えなかった。
  夕食前にスーパーで水2本買っておいてよかったよぉ。
  1本70セントだったしね♪ホテルだと2ユーロだもん(-_-;)

  旦那と「帰りたくないね」と話しながら、シャワーを浴びて最後の荷物の整理をして眠った。


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  ■ 5月21日(金)  パリ → アムステルダム → 関空


  最後のモーニングコールは6:15。
  M夫妻と朝食を食べながら「あっという間だったね~」などと話す。
  今回の旅は、ほんまに楽しかったなぁ・・・しみじみ。

  シャルル・ドゴール空港まで、渋滞することなく到着。
  免税店でカマンベールチーズを3つ買った。
  実家用と自宅用に。
  帰国後食べてみたが、かなりクセがあってちょっぴり後悔(-_-;)

シャルル・ドゴール空港

  帰国して2日後に、ここの空港の屋根の一部が崩落して死傷者が出てた。
  なんておっそろしいんだろ・・・。

  また機内での苦痛の時間だ。
  行きの飛行機の中では、ひたすらロジックとクロスワードをしていたが
  帰りは新撰組関連の本を一冊読んで、映画『恋愛適齢期』を観た。
  もうデジカメで機内食を撮る元気もなく、ただただ呆けて座っていた。

アムステルダム経由で関空へ

  日本着。22日の朝になっている。
  時差7時間・・・一日損した気分になるね。

  荷物が出てくるのを待つ。
  スーツケースの角に亀裂が(-_-;)
  カウンターでチャッチャと手続きを済ませた(修理に出して、一週間で戻ってきました)。

  それが終わるとすぐに旦那の実家へ電話。
  心配性の旦那母が連絡を待ちわびてるだろうからね。
  前日にドイツから出したハガキが届いたんだって。
  スイスから出したのは明日か明後日になるのね・・・。
  こちらのはずんだ声を聞いて「楽しかったんやね~」と。
  はい~♪楽しかったです~(≧∇≦)

  換金しているM夫妻をベンチに座って待つ。
  日本でも遊ぼうねと話して別れる(^▽^)
  去っていくM夫妻を見送って、バスの時間までふたりでボーッとする。

  昼過ぎに自宅到着。
  洗濯をしよう!すぐに荷物を片付けよう!って思ってたのに
  な~んにもする気になれず(^^;
  しばらく部屋の中はえらいことになっていた・・・ほほほほ。


  ほんまにあっという間の旅だった。
  大きな事故や事件もなく
  お天気に恵まれ、M夫妻という楽しい友達も出来た。
  これ以上ないっていうぐらい、大満足の旅だった(*'-'*)

  <2004.6.8>


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