きのうはキスの大物を狙いに焼津は田尻の浜に出撃した。
夕方4時から釣り始めたけど前日の雨のせいかキス君はお休みで釣れるのはイシモチのチビばかり。たまにヒイラギやシマイサキが混じるけれども本命はお出ましにならず次第に日が暮れてきた。
餌付けの手元が怪しくなってヘッドランプを点けた途端、竿に異様な重みが乗ってきた。海草でも引っかけたかと巻き上げると付いてきたのは25cmはありそうな見事なイシモチ。バタバタと3匹釣り上げたところで餌切れとなり撤収した。
そんなわけで今日の晩ご飯はイシモチの中華風酒蒸し。昨夜のうちにワタを抜いて軽く塩をしたイシモチの腹にショウガのせん切り、太ネギの青い部分を詰め込んで裏、表にたっぷり塩をかける。蒸し器に太ネギの葉を敷き、イシモチを並べた上から日本酒を振りかける。15分蒸す。皿にイシモチを並べてシラガネギをたっぷり載せ、上から熱したアブラをジューッとかければ完成である。

ポイントは淡泊なイシモチが油のくどさに負けないよう、ごま油としそ油を半々で使うこと。
出来映えはというと、なんとも上品な味で、微かなごま油の風味と相まって淡泊なイシモチがまるでフランス料理でも食べているような高級食材に変身していた。
一緒に釣ったチビイシモチは唐揚げに、シマイサキは昨夜の晩酌のつまみに無駄なく頂いた。ちなみにシマイサキの刺身は寄生虫のいることから推奨されていないそうだがかなり美味。多少のリスクを冒す価値はあるのでお試しいただきたい。
蛇足:うちのは海岸沿いの人気のない道ばたに車を止めていて、見回りのパトカーに職務尋問された。とっさにおしっこがしたいんですと答えたら警官は苦笑いをして行ってしまったそうな。焼津警察署のマニュアルにはそんな事例は載ってないのかな。