(:_;)
たまに自分を見失うときがある。
自分って本当はどんな人間なんだろう？って思う時ってない？私にはあるんだ。
ここから先は暗い！懺悔とここ数年間自分のための総括だから、興味のない人は引き返してね！！
私の中には、すごく優しい人間と、とても冷たくどうしようもない人間が同居しているような気がする。大概の人はそうなのかもしれないね。それをよしとして、これも自分と認めるか、そんなのはいやだとじたばたするかの違いだけなのかもしれない。
私の場合は、子供を通してどうしようもない人間が出没しやすい。
自分自身が子供であった時は、周囲の大人への反感で一杯になったことがある。なんだか窮屈で、「なんで大人ってツマラナイ事ばっかり気にするの」ってよく思っていた。なのにいざ自分が親になったら、自分もツマラナイ事ばかり気にしていたようだ。
最初は子育ての不安を子供にぶつけた。手を挙げた。小さく、まだ言葉もうまく使えない子に向かって、感情だけをぶつけていった。子育てへの不安であり、社会から閉ざされた自分の世界への寂しさであり、夫や自分の親への不満であったと思う。
子供が保育園へ行くころになると、ますますエスカレートしていった。周囲の子供と自分の子供を比べだす。それまで「子供の個性」として考えていた部分までが、間違えに見えてきてしまった。それもこれも自分の自信のなさの裏返しだということにも気がつかず・・・
そのころから自分が二つに別れだした。外で見せるよくできたお母さんと、家の中で見せる怖いお母さんである。そんなことを続けていれば、子供によいことはあるはずがない。当然のようにいろいろな問題が起こりだす。
学校で起こっていた靴隠し。何人かの子供に混ざって、うちの子供の靴もよく隠された。一年生の時からあったのだが、三年生になった時、実は自分で自分の靴を隠していたことが解かった。自分で隠して、皆に探してもらう。どんな気持ちで隠していたの？「私を見つけてー」て心の悲鳴だったの？
同じ頃けがもしている。次女とお風呂に入っていた時、子供同士のケンカから癇癪を起こし、浴室のガラスを蹴破った。大きな怪我をし、病院で肉の移植をうけた。浴室のガラスを片付けていたら、子供の足の肉が落ちていた。「私は子供になんという苦しみを与えてしまったのだろう」突きつけられた子供の心、私の心も崩れ落ちてしまった。
誰と話をしていてもすべて嘘のような気がするようになった。ある日学校の懇談会の席で子供について一人一言述べる機会があったのだが、話しをするうちに頭が真っ白になっていった。話ができない・・・息ができない・・・パニック状態。それまで作っていた「明るい、優しいおかあさん」の仮面がはがれた瞬間である。
底なし沼に子供を抱いて落ちてしまった。そんな気分だった。子供を助けるにはどうしたらよいか？自分が這い上がるしかない。
それから三年間の心の訓練をうけた。協力してくれたのは主人であり、臨床心理士さんであり、実の姉であり、友人であり、子供たちであった。
訓練を受けながらいろいろなことに気がついた。今まで自分を随分窮屈に縛り付けていたこと、それも自分自身で決まりを作ってそれに従わない自分を罰していたこと。苦しさは自分のせいとして、泣く事も忘れていた。その窮屈さを子供にまで要求していたこと。一つのことを一方向からしか見ていなかったこと。
子供は親の鏡。そうなんだ・・まことによく映している。子供を見ていると自分がわかるんだ。教えてくれているんだよ。子供ってすごいよね。
今私は、次のステップに進みつつある。どういう道をたどってきたのかは知らないけれど心の豊かな人たちと話をする機会を得た。これからの一年はまた自分探しの旅になるだろう。そこから先はこの感謝をつぎに渡す役目をしたいと願っている。
もし今くるしい気持ちでいる人がいるのなら、まず、信頼できる人を見つけて（←ここがポイント）話すことだと思うよ。膨らみすぎた風船は破裂するんだ。
ぐだぐだ書いたけど、これで終わり。私も頑張る。（できることだけね。）あなたも頑張れ！（きらくにね！）そ～ゆうこと。
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