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2023年08月12日
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テーマ: 働き方(85)
カテゴリ: 病院






昨年から部署が変わってこれまでの医療相談室から支援センターへと名称が変更になり、これまでの診療科ごとの担当制からMSWと退院支援Nsをごちゃまぜにした病棟担当制へと働き方もかわりました




それに伴い、これまでは基本的には脳外科や循環器などをメインとしており、救急病棟やICUなど超急性期の段階から関わることも多くそれなりにやりがいや楽しみも感じていたのですが




今は1年に一回担当病棟をローテーションすることになったので、どこかの科や病棟を長年担当することは基本的にはなくなりました





私の働く病院では26の診療科があるので、ローテーションをするごとに病気や制度に関してまた一から学びなおしの必要があります




しかも1年ごとの割と短いスパンで変わってくるので、なんとか疾患や診療科の特徴を掴み始めた所でまた別の診療科へと移っていくことになります





ソーシャルワークを行う上で疾患の理解はとても重要な事で、病気がどのように進行していくのか、治療方法にはどのような事があるのか、それによる日常生活への影響はどのような事が考えられるか、仕事や学校へ行くのに制限はあるか、通院の頻度はどのくらいか 等々





患者さんの生活を支える上で最低限の知識が無いとそもそもの今後のイメージが立てられません






なのでローテーションをするにあたってまた一から勉強をしなくてはいけません










後は個人の努力と前任者から教えてもらったりすることでなんとか出来うる限りの最速で知識を深めていかなくてはいけません






そういう意味ではローテーションで回していくことはとても負担のかかる働き方だと言えます






ただ一方でローテーションをすることでのメリットも当然あります






それは ソーシャルワーカーとしての支援の幅が広がる ことです





私の体験で言うとこれまで10年間私は脳外科や循環器科をメインで持ちながら、泌尿器科、眼科、耳鼻科、歯科口腔外科等も関わっていました




メインは先ほども述べたように脳外科や循環器だったので、救急病棟やICUで入院直後の患者さんで身寄りのない患者さんや急な入院で医療費や今後の生活、仕事に関しての不安を抱えた患者さんや家族を相手にすることも多かったです




そのため急性期病院のソーシャルワークの代表格である混乱や衝撃の真っただ中にいる患者さんに、少しでも不安を軽減して今後の光(道筋)を照らすような関わりをすることも多かったです




一方で退院支援となった時には脳外科の場合はリハビリのための転院調整か、MSWとしての大きな支援は必要なくまっすぐ帰っていけるかのどちらかがほとんどだったのでメインは転院調整でした






これが消化器内科に代わってからはがんの疾患が多いので、がんに伴う医療費や仕事に関する相談、がんと言う病気との向き合い方、治療が立ち行かなくなってきた際の終末期の過ごし方 等










また退院支援においては食事が摂れなくなったり麻薬による疼痛緩和が必要になることが多いので、訪問看護を導入して中心静脈からの在宅での4時間持続の高カロリー輸液(在宅IVH)や、麻薬の皮下注射の継続など訪問看護師さんや訪問診療先、包括やケアマネとのやりとりがとても増えました




これまで脳外科時代は在宅の調整はそれほど多くなかったのと、医療的な処置を要する状態での退院はほとんどなかったので(そういう方はまず転院)





ソーシャルワーカーとしての支援の幅はとても広がったと思います






個人的にはローテーションはあった方が良いと感じています




あまりスパンが短いとよく理解しないまま回ってしまうので十分な知識は蓄積されませんが、最低でも1~2年ごとのローテーションであれば最低限の診療科ごとの知識は身に付けられると思います










こういう人材が増えると、職場内でも誰かが休んだ時にフォローをしやすくなったりもして、部署としての働きやすさも出てくると思います





急性期病院のMSWでは診療科ごとか病棟ごとの担当制を敷いているところがほとんどだと思います





その中でローテーションをするかしないかはわかれるところだと思うので、もし管理者の方でローテーションの導入を考えている方がいれば、参考になればと思います




またこれからソーシャルワーカーを目指す人にとっては、病院を選ぶ際の一つの基準にしてもらえればと思います





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最終更新日  2023年08月12日 07時55分21秒
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