超音波発声


 超音波発声
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最後に超音波発声について書きます。

人間の聴覚範囲は20~22000hz前後。ニキエストのサンプリング理論は

この聴覚限界を2倍したもので、だからCDは44.1khzになりました。



でもこれって鼓膜での話し。人間は皮膚でも音を聞くし聞こえない周波数でも

振動は感じる。昔、大地震をテーマにした映画での事。演出で実際の大地震の

人間には聞こえない低周波を流したそうですが映画館内は大パニック。観客は

ホントの地震だと感じたらしい、というようなことを新聞で読んだ記憶が

あります。



今時の補聴器は耳元で音量を増幅するタイプではなく直接頭蓋に埋め込んで

電気信号みたいなのに変換するとか。



ですから超音波発声といっても決して超能力とかではなく現在の聴覚限界を

超える周波数を出す発声という意味です。で、これって簡単。



まず殆どの人が出来ます。実際に私自身の声をデジタル録音して

コンピューターで周波数分析したら出てました。何がって、高周波成分が。



ちょっとした呼吸の仕方といくつかのポイントで通常に歌うのと

比較にならない快適さが感じられます。で、この時、人間の聴覚限界より

上の周波数が含まれる事になるわけです。

(c)copyright Heart of Voice


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