そういちの平庵∞ceeport∞

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精神病


要するに長期入院が当事者の生きる活力を奪う
しかしながら受け皿が無ければ患者は病院にいるしかないです
ま、家族も社会も人を捨ててきた結果です
欧米では急性期のみ医療を活用し
すぐに地域に戻し患者でなく生活者として扱います
従って社会的入院も長期入院も無いです
何十年もかけて他所の国はそうなりました
今の日本は方向ずけは法的に整い全てこれからでしょう
しかし財政難による社会資源の不足
保険点数制度が変り入院じゃ金にならないのでデイーケアーでの患者の確保
精神障害のケアーマネもこれから
医療と福祉が当事者を囲い込み奪い合う現象
かけごえや制度だけが虚しく響いています
この意味では当事者が運営する施設や自助グループは益々重要性を増すでしょう
「プロは利に走る」これは現役の精神科医の言葉です
利益あっての病院経営
現行の保険点数制度では一回の手術で治す名医より
5回手術するXX医者の方が結果として病院に利益が出ます
他の科目ですらこの状況であれば
精神科はもう話になりませんねえ
患者は商品薬漬け検査漬け点数稼ぎ
退院の条件が同じ病院のデイケアーに通うこととか・・・
日常茶飯です
福祉の側に問題山積
慢性的な資金難人材難、新規認可の困難
そもそも専門家を雇うほどの金をだせないと行政官が言います
上記の問題は欧米諸国でも背景はそんなに変らなかったと思います
色々な人のうん十年かけて血みどろの努力の結果日本もここまできました
これからうん十年かけてどこまで行けるかわかりませんが
アメリカのように酒や薬をやめた人が資格を取り
(その人たちのほうが高給取りです・・・病気に詳しいから)
当事者として専門家になり支援できる時代がくるまで後何年かかるかな?
一番気になるのがアルコール医療の病院が少ない薬物となると更に
更に専門家も減ってます厄介な患者は回避する傾向は益々強まり
結果として犯罪は増え続けます
今、刑務所は覚醒剤犯罪者で一杯
しかもフラッシュバックやその他精神症状に対応できず・・・
東京ですら覚醒剤患者受け入れ病院3箇所
ま、あちらはダルクもNAもそこそこあるからまだ良いかな?
アメリカの友達と話すとあちらでは
精神科医は薬の処方
こころのの問題は心理士
生活のの問題はワーカーと完全分業だそうです
白い虚搭や奴隷工場福祉みたいな時代は早晩終わりを告げ
これから一番必要なのは当事者回復者の専門家です


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