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☆そういち☆

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2012年08月18日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
敗因二十一ヶ条

一、精兵主義の軍隊に精兵がいなかった事。

然るに作戦その他で兵に要求される事は、総て精兵でなければできない仕事ばかりだった。

武器も与えずに。米国は物量に物言わせ、未訓練でもできる作戦をやってきた。



二、物量、物質、資源、総て米国に比べ問題にならなかった


三、日本の不合理性、米国の合理性


四、将兵の素質低下(精兵は満州、支那事変と緒戦で大部分は死んでしまった)


五、精神的に弱かった(一枚看板の大和魂も戦い不利となるとさっぱり威力なし)


六、日本の学問は実用化せず、米国の学問は実用化する





八、電波兵器の劣等(物理学貧弱)


九、克己心の欠如


十、反省力なき事


十一、個人としての修養をしていない事


十二、陸海軍の不協力


十三、一人よがりで同情心が無い事。


十四、兵器の劣悪を自覚し、負け癖がついた事


十五、バアーシー海峡の損害と、戦意喪失


十六、思想的に徹底したものがなかった事


十七、国民が戦いに厭きていた


十八、日本文化の確立なき為





二十、日本文化に普遍性なき為


二十一、指導者に生物学的常識がなかった事


「虜人日記」小松真一著より


大変な思いで紙と鉛筆をフィリピンの捕虜収容所で手にいれ綴った貴重な歴史の証言。


帰国時に没収されないように、骨壷に入れ日本に持ち帰ったという名著の詳細な分析は、無謀な戦争に駆り立てられフィリピンで捕虜となったという似たような境遇と体験をした作家の書いた本「日本はなぜ敗れるのか 」山本七平著にある。






「人間の社会では、平時は、金と名誉と女の3つを中心に全てが動いている。



それらを得る為に人を押しのけて我先にとかぶりついていく。


ただ、教養や色々の条件で体裁よくやるだけだ。


それでも一家が破産したり主人公が死んだりすると、財産の分配などにたちまち本性をあらわし争いが起こる。



戦争は、ことに負け戦となり食物がなくなると食物を中心に、この闘争が露骨にあらわれて、他人は餓死しても自分だけは生き延びようとし、人を殺してまでも、そして終いには死人の肉を、敵の肉、友軍の肉、次いで戦友を殺してまでも食うようになる。


平時にあっても金も名誉も不要な人は、人望のある偉い人である。


偽善者や利口者やニセ政治家は、このまねをするだけだ。


世渡りの上手な人はボロを出さずに、このコツを心得ている。


戦時中に命も食物も不要な人は、大勢の兵を本当に率いることが出来る人だ。


こういう人を上官に仰いだ兵隊は幸いだった。


負け戦で皆が飢えている時、部下に食物を分かち与える人、これは千人に一人いるかいないかだ。


PW(捕虜)になってからも食物を中心に人心が動き勢力が張られた。


どうにもならなくなったとき、この一切れの芋を食わねば死ぬという時にその芋を人に与えられる人、これが本当に信頼の出来る偉い人だと思った。


普通の人では抜けられぬこの境地に達しえた人が人の上に立つ人だ。


この境地に少しでも近づきたいものだ。


修養の目的は、ここにあるのではないか。


戦国の武将の偉いに人は、このことを心得ていて実行した人が多かったようだが、現代の武将には皆無といって良いくらいだ。

こういう人には自然と部下が出来物資には不自由しないいのが妙だ。


だれかが「無一物中無尽蔵」といったが正に名言だと思う。


この心境に至るには、信仰以外に道はない気がする。


人間とは弱いものだから。


「虜人日記」小松真一著


フィリピン戦の実相は戦争などと呼べたものでない。

餓死しないための食料の確保と敵から逃げ惑う日々。

食料や武器すらまともに持たせずボロ舟で人間を送る。

このボロ舟が次々に沈んだのが

十五、バアーシー海峡の損害と、戦意喪失

十九、日本人は人命を粗末にし、米国は大切にした


制海権無きバアーシー海峡の米潜水艦により海の藻屑となった輸送船に乗った日本軍人の膨大な戦死者の数は明らかにされす・・・・


命からがらたどり着けば餓死と敵の攻撃が待ち受けていた・・・これには僕の祖父も参戦していた。


冒頭に掲げた敗因二十一ヶ条は、今後この国で起きる漫画じみた狂気を予言している。


そしてそれはもうすでに始まっている。


それらを考えたときに・・・・


戦争を体験し、死ぬまで向き合い考え書き続けた山本の言葉が重い。



「どんな思想を持とうとその人の自由だと思うが、ただもし許されない事があるなら自己も信じない虚構を口にして、虚構の世界を作り上げ、人々にそれを強制することであろう。」


「日本はなぜ敗れるのか 」山本七平著

地球温暖化2酸化炭素説、原発安全説、現代の神話ともいえる虚構の数々。

アメリカにおける原発利権の親玉であるゴアが、「不都合な真実」という映画を作製すれば、原発建設が世界中で進むという結果を生み出した。

ゴアの父親は、米国上院、下院原子力発電開発委員会の中心メンバーとして、核兵器開発と原子力発電を強力に推進してきた。

2酸化炭素排出量売買という新たなビジネスも創造された。

これらの問題の先に福島原発震災事故が起きた。

小松氏が書いた労作は、現代を生きる我々に様々な示唆を与えてくれる。

歴史の結果が現代であり、現代の結果が未来。

現代を生きる人間全ては、この星の存亡に関わる重大な岐路に立っている。

世界中に張り巡らされた巨大な利権のネットワーク。

結果としての環境破壊と環境汚染、人心の荒廃と刹那的な生き方。

ヨーロッパ諸国の植民地化推進に端を発し、500年になる。

富とは、強奪のことだ。と言った人がいる。

僕たちに出来ることは、何なのだろうか?


HPに戦争資料館というのをこさえました。

日本の敗因というタイトルが、まず浮かび。

過去のブログを編纂しながら書いてみました。

http://members3.jcom.home.ne.jp/3723559801/



(-∧-)合掌・・・





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Last updated  2012年08月18日 20時55分53秒
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