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2012年03月24日
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テーマ: 高校野球(3781)
カテゴリ: スポーツの話
今回のセンバツ高校野球の開会式で、石巻工業の阿部主将が行った選手宣誓が、たいへん評判になった。
私も、高校生があれだけ立派な宣誓が出来たことは、素晴らしいことだと思う。
しかしその一方で、周りが称えれば称えるほど、言い様のないモヤモヤ感が生じるのも事実なのだ。

別に彼の宣誓の内容に問題があるわけではない。
あれは部員たちの素直な気持ちを盛り込んだものだから、それはそのまま受け取るべきだと思う。
ただやはりあそこまで踏み込んだ内容の宣誓文になった背景にも、思いをはせなければいけないと思うのだ。

選手宣誓のクジがたまたま一番の被災校に巡ってきたのも、ある意味運命のいたずらだったろう。
そしてそんな話題性の中で宣誓分を考えなくてはいけなかった選手たち...
...「素直な気持ち」とはいいながらも、とても平常心ではなかったのではないかと推察する。

ここまで注目されることはなかっただろう。
しかしある意味、被災地復興の象徴としてシンボライズされてしまった彼らに、
まったく重荷は無かったと言いきれるだろうか?



私は以前からこのブログで、高校野球、とりわけ甲子園大会はもっと地味にするべきだ、
ということを言い続けてきた。
私たちは選手たちをことさら美化したり、ヒロイックに取り上げたりすることは慎み、
等身大の高校生の大会として、ごく普通に扱われるように気を配るべきだと思う。

図らずも「復興の象徴」の如く祀り上げられてしまった石巻工業の選手諸君が、
これからも普通の高校生として平穏に日常を送れるように、願って止まない。





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最終更新日  2012年03月24日 15時32分42秒
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