MURDEROUS PLOT

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ラブ★コン2【小堀夢】――休題――


リサの言葉に大げさに驚く少年が一人。彼の苗字は小堀と言う。
年はリサより2つ下。リサは高校3年生。彼は高校1年生なのである。
黒髪に茶色のメッシュ。加えてベビーフェイスである。更に付け加えると、身長は158cmで、リサよりも14cm程低い位置に頭がある。
因みにこの小堀はリサに御執心だ。そして、直情径行な性格のため、理性よりも本能にのっとって行動してしまうこともしばしばな、少々厄介な少年なのである。更に悪いことには、天真爛漫な為、多少の行き過ぎた行動も許されてしまうのである。
「そう。仲間がおってんねん。貴重やろ?」
そっと救急箱を机の上に乗せると、リサはイヒヒと不気味に笑う。
小堀が、厨房で包丁を使って怪我をするのは日常茶飯事だった。そして彼は、決して救急道具を持参することなく、こうしてリサのお世話になっていたのである。
「うわー、会いたいなぁ!!渚の落とし穴を耳コピで着メロにするなんて、めっさツワモノじゃないですかぁ!!?」
爪のネイルをチラリと見てから、リサに視線を移すと、小堀はギュっと拳を固くして机をバンバン叩く。
「せやろせやろ!!?本人に自覚無いとこがまたツワモノやねん!!3和音も聞き取れるなんて、めっさ凄すぎやし!!!」
話の種は、リサが先程出会った客の『中居 ルリ』についてだった。
小堀は、気になるものは気になるとキチンと口にする少年だから、彼が心からルリに興味を示しているのは明白だった。
「あぁー、今度僕もお話してみたいなぁ。外見的な特徴とか、何かありました?」
小堀にそう問われ、リサは腕組みをして考え込む。
「…えーと、お下げの髪やろ、それから肌が雪みたく白くてー、大人しくてー…」
指を折り曲げながら一つ一つの特徴を挙げていくリサを見て、小堀はにこっと微笑んで見せた。
「もうその辺で大丈夫です。ありがとうございます。」
この言葉で、リサの動きにストップがかかった。彼女は、「もうえぇの?」と不満げな表情で小堀を見下ろした。
「大丈夫です。それだけあれば十分!!気合で探しますよ!」
何だか奇妙な闘志を燃やしている小堀に、リサはやれやれと溜息を一つ零してみせたのだった。

TO BE CONTINUED・・・


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