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40分たっても、電車のれず。乗り換えに一時間か(°▽ °;)
2008.05.17
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今や「家族」が最大のリスクであり(『新平等社会』山田昌弘) 子供は最高の贅沢品(室井佑月) と言う世の中で、格差社会とは、 「格差」でなく、もはや貧困問題なのでは?
2008.05.09
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昨日、さる通信メーカーで社長だった方と飲んだ。 世界で売上NO1の自動車メーカーで働き、その後携帯シェア二位の通信会社で代表していた経歴の持ち主である。 ただ、その通信会社での社長時代は辛かったらしい。 「社長はなにもしないでいいですから」と社員から言い渡され、社長室という牢屋に入れられ、退屈極まりない日々を過ごしてた彼。 そんな境遇の中、燦然と輝きを放ったツール。 2ちゃんねる! 石原慎太郎のディーゼル規制の時、専門知識を使用し2ちゃんねるに参入。 名無しさんとしてそうとう活躍(本人談)したらしいが、どう考えてもそこの住人達は学者、役人がうようよいたとしか思えなかったとのこと。 霞ヶ関や都庁の跡を見つけながら、自分は跡がつかないよう色々サーバーを経由しつつヒートアップ。 後日、日本人なら誰しも知っているメーカーの社長とその話になったら「あれは燃えるよな~」と盛り上がったとのこと。 2ちゃんねる恐るべし。
2008.04.12
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田町にある「女性と仕事の未来館」にて、キャリアカウセリングを受けてみた。ちなみに無料で一時間のカウセリング。 内容は結婚とか子育てとか仕事しながらは大変ですよね~、という内容だったのですが、色々話を進めていくうちに衝撃の事実を知る。 日本の労働力人口は少子化で、しかも超高齢化社会のため、激減&一人あたりの保険料負担増大。 男性はそん中、自分の両親の老後の面倒をみ、奥さんの両親の面倒をみ、奥さんと子供の現在の生活を支え、子供の教育と自分達の老後の心配をする・・・。ただし今の時代、グローバル化により終身雇用の安定はなく、給料の保障もない。 これではうつ病にもなります。 今では男性一人が生活を支えるようなシステムになってない。 しかも労働力不足。 結果「女性が働くしかない!」ということに国のほうでは二、三年前に舵をきったらしい。 そこで新たな問題が浮上。 選挙権をもって、しかもちゃんと選挙に行く人達は高齢者ばかりで女性が働くための、子育て支援などの制度については、むしろ無関心で、プラス世代的に女性が働いてきていない世代なので、理解ができないし、自分たちの保険料のほうが切実な問題になってしまうという悪循環。 女性が働いて保険料を払い、男性と女性が互いに家事や子育てに参加することができる世の中にしたほうが効率がよいのだが、どうしても投票するのはワークライフバランスを目指す政治家ではなく、違う高齢化に対応する政策を打ち出した政治家になってしまう。 ・・・。 という話を聞いたのである。 うーん。というわけで今気になるのはワークライフバランスだったりします。
2008.04.05
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転職することになりました。 今の会社を3月末に退職いたします。 お世話になった方、本当にありがとうございました。 とはいえ、今度の土曜日はGCDFの試験(キャリアカウンセラー)なので必死です。 今回の転職は色々総合的に考えた上、決めました。 自分なりには結構考えてのことでした。 ただ、2月中旬まで「転職する」なんて全然考えてなくて、 その頃「なんとなく」会社との縁が何やら切れたような感覚があり、そして知り合いから「うちの会社で働かない?」という誘いが入り、結局結果的には直感に頼り返事をしたのですが、その直後に異動命令が下り、 ああ、やっぱり・・・・ と、「なんとなく」が事実に変わったということで、 直感も馬鹿にならないなあと、「確信」しました。 本当に「計画された偶発性」Byクランボルツ です。アメリカの心理学者です。 「予期せぬ出来事というのも、実際は、何らかの行動によってもたらされるのであり、運だけに左右される偶然の出来事ではない」 http://www.works-i.com/special/crisis_1.html ところで私が異動の際下った会社からの命令は「一ヶ月である事業所の事務を建て直してこい」ということでした。 その事務所は事務業務が一人の営業事務に集中してしまい、そのため本人は孤軍奮闘し、疲れて、まあ正直ドクターストップがかかった状態。彼女が-私であれば来てもらいたい-と言ったところから出た話でした。 しかし、私に何ができるのか?というのは正直わからず、ただ当時営業事務の主任として面接し、来てもらった彼女にはどうしても元気になってもらいたい・・・助けたい・・・そんな気持ちだけで「行きます」と返事をしてしまった。 結果としては8割がた目処がたち、ほっとしているところ。あとの2割は期日まで見守るだけとなった。 原因は組織の問題(組織の仕組みの問題)であって彼女やその上司達の問題ではない。 それが私の出した「答え」でした。 それについてもはっきり自分の所属下である会社の中枢部に伝えられたのは良かったと思っています。 体調やメンタルヘルスについては、現在色々と対処の仕方として「メンタルヘルスについての知識の啓蒙」ということや、産業カウンセラーを常駐させるなど、相談窓口を作ったり、各会社でも取り組んでいると思うのですが、 正直私は「そもそも論」として「会社の体制・組織のあり方」の問題が多いのではないかと今回のことでより強く思うようになりました。 実際不況の時代にリストラからはじまり、残された者達への業務の増加でメンタル問題があがってきたことこともその証明かと。 私自身のメンタルヘルスがやばくなった時もあったから、どんな状況でその人たちが悪化していったか身をもって感じたこともあり、 私だけならいざ知らず、おなじ部署内で4.5人が同じ道を歩んでしまったのは 現場だけの問題では説明がつかなかった。 「業務が多すぎ」 それもどうでもよいぐらい小さな業務が上からも下からも流れてくる。 そんな「仕組み」になっているのです。 「スパムメールなんてたいしたことない」と思った方、どれだけいるでしょうか? スパムは一回で済めば問題ないけれど、それが大量にやってくれば大問題になる。 そんな調子でずっと運営されてれば、サーバーだってパンクします。 メンタル患う社員がでたら、「会社の業務内容・仕組みを疑う」ぐらいで調度よいとおもいます。 社員が身を持って会社の「危機」を教えてくれている! と考えて、そしてその瞬間が会社が変わるチャンスであると 受け止めてほしいと つくづく思います。
2008.03.20
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朝のニュースであるアーティストが中国公演でチベットの独立を指示するような内容を歌ったと聞いて、「あ、ビョークだ」とピンとくる。 最近日本公演したし、中国だと時期的にもあうし。 彼女がチベット独立指示派かは知らなかったけど、自由をこよなく愛してるであろうことはその音楽を聞けば、宣言するまでもなく想像できる。 私はチベットについては立場ははっきりしていて、独立指示派である。 仏教に少しでも興味を持った人ならチベット文化の重要性は理解できるかと思う。 あそこにはこの世の知恵袋が眠っており、無形有形問わず貴重な文化がはぐくまれているのですが、言うなればナウシカの地下の毒を吐かない腐界のようなものです。 それが国家の弾圧によって失われてゆく過程は見ていられないのです。 文化はそれを育む人達がいなければ、モノだけ残しても意味がない。坂口安吾も日本文化私感で世界大戦でフランス政府が美術品だけを避難させたことの馬鹿馬鹿しさをかたってたが、その通りかと。 何にしても、チベットの世界は守りたいと常々思います。
2008.03.08
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なんだかまた押し出されるように運命が動いているのを感じる今日この頃。2月22日で34歳になりました。改めて良い年にしたいなあ・・・と思い、最近身辺が色々動いてきているので、たぶん自分の選択は正しいと思いつつも占いに走ってみました。結果的に「その選択で問題ないよ。むしろそうじゃないとダメだよ」と勇気をもらってホッとしたところです。ということで本日は野生の勘&「積極的不確実性」の話。チャンスとはどんな人にも等しくやってくるのだけど、チャンスの女神に後ろ髪が無いと言われるように、チャンスを掴むタイミングをしっかり捉えないと、チャンスをものにすることはできない・・・・。こんな内容を以前「FOXY」のデザイナーである前田義子さんの本で読んだことがあるのだけど、ここ5年くらい本当にそう思うことがたくさんある前田さんは実践的にチャンスを掴むには「整理整頓・身ぎれい」にしておけばOKと言ってますが、「整理整頓」には身の回りのものから、仕事の手順、さらには頭の中の整理まで含んで言ってます。たまたまその本を読んで妙に納得したころに「李家幽竹」さんの風水本を読んだのだけど、またまた「整理整頓」の話が載っていたので、じゃあやってみようか・・・と思い部屋の大掃除をしたところ、途端に運が良くなった実感があったので、皆様にもお勧めしてます。で、ちょっと話しは変わるのですが、「運」が良くなるってどういうことなのかな?と思うと、「未来の選択を自分にとって幸せを感じる方向に引き寄せる力」なのではないかと思うのですが、キャリアカウンセラーの講座でも同じようなこの「未来への選択」について理論的に説明しております。それがジェラット博士(Dr.H.B Gelatt)の「積極的不確実性-Positive Uncertainty-を用いた意思決定」の理論です。http://www.works-i.com/article/db/wn43_46.html不確かで予測できない現在の状況を、前向きに『非合理&直感的』な考えに従って意思決定をしてゆくことが必要なのでは?ということらしいです。それに付け加えて私が思うことの一つに、これはキャリアカウンセラー講座の受講生や先生とも話していたのですが、「やりたいことは『私は○○がやりたい』と言ってゆくと、それが身の回りに寄ってくるよね」ということ・・・・。私自身の実体験でもあり、受講生や先生の実体験でもそういうことがあったと言ってました。先日の友人の結婚式でひさびさに会ったブログ仲間も同じようなことを言っていたし・・・。その人にいたってはYMOと仕事がしたい!その一点で北海道から東京に上京し、紆余曲折ありながらも結果的に仕事をしているという凄腕である。あの「YMO」でさえ、「○○やりたい!」という意志と「不確かな予測できない未来」がマッチして引き寄せることができるのである。ということは「不確かで予測できない未来」の中で「運」を引き寄せるということは「不確か」ではありつつもできないことではなく、むしろ「不確かさ」が「運」さえも運んでくるのでは?と思わずにはいられないのです。その時に必要なのはきっと選択したことを「覚悟」して受け入れる「前向きさ」なのではと・・・。誕生日を向かえ、新たにそんなことを思ったのでした・・・。P.S かねむさん・・・ありがとうね!
2008.02.24
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先日高円寺のトレーディングハウスに行った・・・と書きたいとこだが、失敗してしまった。19時までお店はやってるはずなのに18:55に雪の中、迷いながら着いたら、「本日は18:30まで」とのこと・・・。がっくり。高円寺の「トレーディングハウス」ハワイにもお店のあるパワーストーンなどを扱うお店。小悪魔シリーズのエッセイを書いている蝶々さんが本に書いていた店で、ちょっとのぞいてみたくなって吉祥寺に友人とお茶した帰りに寄ってみて・・・上記のありさま。ガーン!シャッター下りてるし、しかもさっき通り過ぎたところじゃん。雪の中セブンイレブンの前で呆然としていた時、目の前になんとなく気になるお店があったので、しんしんと雪降る中、小さなお店に入ったら、パワーストーンのお店だった(笑)。「オーレリアオーリタ」というお店なんだけど、8時までやっていて、一時間近くいたと思う。探していた石はなくって、しょうがないなあ・・・と思いつつも色々観たり触ったりしていたら、とにかくかわいい気になるブレスレットがあり、ついつい購入することにしました。中でも初めて知った石「ラリマー」はドミニカでしか取れない貴重な石らしく、私でもしらない石ってあるんだ・・・とちょっと驚いたり(結構石に関してはマニア的なので)。ラリマーについては以下参照ラリマーとは、世界で唯一、カリブ海に浮かぶドミニカ共和国のバオルコ鉱山からのみ産出される、大変希少性の高い石で、1976年に発見された比較的新しい石です。鉱物としての正式名称はブルーペクトライトといい、ラリマーという名前は、発見者の娘、ラリサと、スペイン語の海を表すマールから付けられました。ラリマーは英語読みで、スペイン語ですとラリマールとなります。ラリマーはカリブ海をそのまま閉じ込めてしまったような大変美しいブルーと波のような模様が特徴です。見ているだけで癒される、と思う方も多いと思いますが、実際パワーストーンの世界では、スギライト、チャロアイトと並び、三大ヒーリングストーンと呼ばれています。その効果は、過去の悲しみや辛さ、トラウマからの開放、 ストレスを解消し、イライラしたり落ち込みがちな人の心を優しく包み込んでくれます。http://atelierfuju.web.fc2.com/larimar.htm?ca=11そこのお店で「ピュアシナジー」のパンフレットと試飲用のサプリをもらう。ピュアシナジーはまあ簡単に言えば健康食品です。52種類からできた青汁のようなものらしい。ちょっとスピリチュアル入り過ぎて一瞬引いたのですが、冷静になってみれば52品目簡単に摂取できるんだよな・・・ということと「生きた食品」という説明書には以前読んだ本「病気にならない生き方」に通じるものがあり、ちょっと試したくなっています。http://atelierfuju.web.fc2.com/larimar.htm?ca=11こんど購入して飲んでみます。報告はその後あらためて日記にUPします。ちょっと怖いと思う人は私の結果で決めてみてください。これちょっとマーケティングとしてどうなんでしょうね。まあ、作った本人のこだわりなので、これでいいのだとは思います。しかし普通に暮らしているスピリチュアルと無縁の人には確実にびびられると思うのですが。あまり売れても困るのかもしれません。(ただ、高いのでそんなに売れるとも思いませんが。)
2008.02.11
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「本物」友人のブログに「本物とは?」という考察があったので、私も真似て(笑)本日のブログといたします。高校生の時、美術展にてコローの絵を観たのですが、まあ、この方、風景画なんですよ。ほぼ全て。ヨーロッパの森とか草原とか林とか、牛とか。そのあたりの人間の生活圏と植物の生活圏の狭間の風景を描いてきた人です。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Jean-Baptiste-Camille_Corot_012.jpgとりわけ正直凄い心に直感てきにせまりくるような、例えばピカソなどの感動を呼ぶような絵とも言えないと思う。大概の人は「綺麗な美しく上手な絵」という捉え方をするのではないでしょうか?ピカソの絵の素晴らしさとか、ピカソの絵を観た時の衝撃や感動と同じように、人々が「コロー」の絵について語るのを私は知らないし、聞いたことはいまのところない。これはあくまでも私の主観ですが・・・・。この「コロー」の絵を観た何日かあとにフランスの現代画家の絵を観に行ったのですが、その時の「衝撃」は忘れらない私の人生の中の事件でした。もちろんそのフランス現代画家達も命を架けてその絵を描いているのだと思う。ただ、ジャンルも表現方法も違う「絵」ではありつつも、明らかにその現代画家達とは違う「コローの絵」には「命」を感じたのです。何が違うかといわれても一言「絵に命が入っているか、入っていないか」としか表現のしようがない。この違いはなんなんだろう。私にとってコローの絵は「絵」に対して特別な記憶はなくとも、私の中に何か「気づき」を起こし、「基準」を作ったものになってしまった。音楽・美術、あらゆる芸術。私の中で「本物」であると思う「基準」はそれが私にとって「命」を感じさせるか、させないか、というラインで分け隔てられている。それがいかに主観であっても。もちろん西洋の「美術」が歴史の流れの中で、その作品がどのポイントに存在し、その歴史にどんな意味を与えられるか?というような視点からなりたっている世界であったとしても(「芸術起業論」著:村上隆)、私にとっての「基準」はここにあって、そして文化とか芸術とかアートとか、そういわれる全てのものの存在意義は「人間を人間たらしめる」ためのスパイスであると思っている。で、ちょっと宗教ちっくになってしまうけど、仏陀が言ったといわれる言葉に「ごらん、世界は美しい」というのがあるのですが、(缶コーヒー「BOSS」の宣伝いうところの「このろくでもない素晴らしき世界」が表現として近いかな?)芸術は一度自分の心に入ってきて、そして自分の外に向かうものではないかと・・・・。感じることで、人間を人間たらしめるものであり、世界との交換(コミュニケーション)なのではないかと。そのための「力」を内包するためには「本物」でないと力不足となるし、では「本物」とは?といえば「命・=生命力」なのではないかと・・・・。そう考えています。
2008.02.09
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寝不足です。土日をキャリアカウンセラー講座ヘルピング(カウンセリング)の実習で過ごしました。一日目はカウンセラー役(自分)とクライアント役(同じ受講生)とロールプレイングをして、テープに録音し、持ち帰ってその日のうちに自宅にてテープおこしをして、次の日は逐語録のチェックをします。これが寝不足と体力の限界でへろへろになります。終わった瞬間は燃え尽きた矢吹ジョーが講義室に大量生産されます。この授業については個人的に課題が山済みだったのですが、ここでは書かず、今回は最近読んだ強烈な印象があった本について。○「新平等社会」山田昌弘これは以前話題になった同著者の「希望格差社会」の答えのような本。前回は「だから『希望』の格差がでてきました」という現在日本の若者を中心とした社会状況を説明する本でした。「格差」指摘の急先鋒的な位置づけの本です。前回は問題の指摘であり、今回はその問題解決策の提示です。これは個人的に世の中の20代から60代の方全員に読んでもらいたいと思ったくらい。何故若い女性が子供を産まない(産めない)のか?何故学級崩壊がおこるのか?何故年金問題がこれほど国民にとって重要なのか?何故負け犬(30代未婚子供なし)がでてきたのか?何故地域格差が起こるのか?何故将来が見えないと感じるのか?何故若年男性が結婚できないのか?・ ・・などなど、一見違う問題に見えるが全てのことは実は同じ問題から発生していて、1990年代に始まった「ニューエコノミー」以降における社会構造の変化により以前あったセイフティーネットが機能しなくなったこと・・・が原因である。で、そのセイフティーネットは今まで違うところに必要ですよ、と説いています。例えばグローバル化などにより世界競争の激化→人件費削減のため企業が終身雇用制を放棄→雇用の不安定化と非正規社員雇用への増大→男性の収入が下がる→女性が結婚に対するリスクヘッジとして未婚に走る→少子化→老齢世代を支える就業人口の現象→社会不安の顕在化などや、雇用の不安定化と非正規社員雇用への増大→努力して勉強し学歴をつけても報われないという意識の増加→児童青年期をとおした勉強意欲の低下→学力低下などなど、今の日本の構造を知るにはうってつけの本かと思います。突然眠くなったので寝ます。おやすみなさい。
2008.02.03
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飛鳥嬢の結婚式の2次会、とっても楽しかったです。 久しぶりの顔ぶれで、結構沢山話せて、気分がリフレッシュしました。 今回は最近思ったことなどつらつらと・・・。 今私は派遣会社で中途採用担当をしているのだが、 その活動とキャリアカウンセラーの勉強を通して、今「本当に」日本は激変期に入っているんだなあ・・・・と心底思うことが多い。 これは当たり前のように言われているけど、 :グローバル化による変化 企業が国際競争を勝ち抜くために、膨大な人件費を常時抱え込めなくなった(と考えている)終身雇用制の崩壊 ○「よその国、特に途上国にできること」を仕事としていると仕事自体が海外に移る・・・その仕事に従事していた人の仕事が失われる ○安い賃金で働く人を雇用するようになった・・・派遣社員・アルバイト・パート 人件費を抱え込めない程の世界競争と、バブル崩壊時期に国内建て直しに力をいれていて世界で戦うには少し弱体化している日本の現状がダブルパンチで襲ってきており、個人が生きて行くにはあまりにも不安が多い。 賃金の安定性がない不安。そもそも賃金が低い。賃金が恒常的に入ってくるか分からない不安など。 終身雇用制であれれば計画的に人生設計できたけれども、今はその要となる雇用の安定が企業側は保障できなくなって、結果、皆少しでも自分にとっての条件のよい就職先に「転職」するようになっている。 転職することが当たり前の世界へ日本が変わった。 ITによって転職することも昔より簡易となっている。 (転職サイトや職業紹介所などの増大・・・インフラの充実) 根本的に転職をするということは、よりよい人生を目指すための「転職」であるので、個人は自分の「キャリア」についてじっくり考えることになる。 でも、そのときに個々人によってその「人生への意義」はあまりにも違いがあり、正解がない。 賃金のこと、自分の目指すこと、家庭のこと、いろいろと悩みは尽きない。 さらに「コンピューターやロボットにできること」「反復性のあること」(「ハイ・コンセプト」ダニエル・ピンク著・・大前研一訳者解説)といった仕事につくと、未来の雇用はかなり厳しいものになってゆく(らしい・・・。) これじゃあ殆どの仕事は不安定にならざるを得ないのである。 ・ ・・・・。 不安だらけの未来。 という見方もできるんだけど、でも私は楽観的なところがあり、「そんなに個人の力を見くびってはいけない」と思っているんだよね。 以前「希望格差社会」の著した山田昌弘教授にそのことを伝えたら、・・・僕は社会学者だから、「個人」に視点を移して社会学を語ることは難しい・・・というようなことを言われた。確かに。社会学というのはマクロの視点から物言うことだもんなあ、と反省。 でもやはり私は日本には沢山の人間がいて、皆それなりの教育をうけており、(もしかしたら的外れな教育だったのかもしれないけど)その力をそれぞれが発揮できるようにサポートができる社会にならないと多くの不幸にならないでよかった人が不幸になってしまうのではないかと思うんだよね~。 つまり「もったいない」のである。 この状況にさらにダブルパンチで高齢化社会である。 労働人口の変化から外国人労働者問題にもう真正面からかかわっていかないといけない状況に片足つっこんでいるのである。 ううむ。 そんな日本の状況を見てなのか、玄田有史教授が以下のプロジェクトをやっております。 『希望学』:東京大学社会科学研究所 希望学プロジェクト http://project.iss.u-tokyo.ac.jp/hope/ 興味ある方は見てみてください。
2008.01.27
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「世界一の美女の創りかた」イネス・リグロン(ミス・ユニバース・ジャパン ナショナル・ディレクター)をお正月に読んだ。知人の家に行く前に駅の本社で購入し、何故か知人の家で読みきってしまった。お正月に「やはり女として生まれたからには美女に!」と心新たに決心した次第です。影響を受けてさっそくやっているは・ 水を飲む・ 玄米を食べるである。実はその後に読んだ「女子アゲ↑」by喋々に「病気にならない生き方」新谷弘実の本の紹介があり、気になって読んだら上の2つの効用が同じように載っていたので、これは何かがあるに違いない!とただいま実践中です。水を飲むことについてはイネス・リグロンは「ドロドロの血は美容に悪影響」なので「水を飲むべき」とのこと。新谷氏は「全身の体液の流れをよくする」と言い、ほぼ全く同じことを言ってます。玄米についてはイネス:栄養価の高い玄米を食べるように、とファイナリスト(ミスユニバース日本代表最終選考者達)に薦めている・・・ということだし、新谷氏は「死んだ食べ物=白米より精製していない栄養のある生きた食べ物=玄米(玄米は植えれば芽を出す)を食べましょう」とこれまた全く同じことを言ってます。たまたま同じ時期に読んだ本から同じようなことを言われてしまうとついつい「何かのきっかけなのかな?」と思ってしまってやってしまう・・・。ミーハーな私。おいしいよね、玄米って。でも冷めるとまずいからおにぎりに不適当ですけど。お腹もちも白米よりいいし、玄米に韓国のりのふりかけをかけると、・・・かなりいけてます。これはお勧め。そのほか今私がイネスの本から影響を受けて狙っているのが、「ノーファンデーション」。前述の蝶々も「ノーファンデ派」でイネスと主張がかぶってますがイネスは「凹凸のない日本人がファンデを厚塗りすると、のっぺりするから」とのこと。ただ私はまったくノーファンデをやる勇気はないので、薄く塗ることに気を配ってます。美容-健康-仕事の能率 って結局同じことで、全ては「健康」から派生して健康だから=美容にいい、健康だから=仕事が能率的になる、とどの本読んでも似たようなことがかいてある。いい仕事をして、美人になりたいなら・・・「健康」がまず前提ってことなようです。上記を実践して、来年の今頃には絶世の美女になっている予定です。おほほほ。
2008.01.19
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前回書いたキャリアカウンセリングの続き。キャリアカウンセラー(GCDF)の講義の中に、「ヘルピング」という授業があるのですが、ようは「カウンセリング実習」です。最初に2日間かけてカウンセリングの導入部分であるクライアントとの「関係構築」(カウンセリングを受けに来た方に信頼してもらえるよう、お互いに良好な関係を作ること)を学んだのですが、これがとてもヘコむんですよ。生徒が10人なら10人とも「穴があったら・・・・」というくらいへこむ。カウンセリングとは「クライアントが-自分で-問題に気づき、解決してゆくこと」なので、カウンセラーが勝手に解決策をアドバイスすることではない、というのが前提条件。つまり「人の話を-聴く-」ことで相手に「自分の話を聴いてくれる人がいる!」と思ってもらい、安心して相談してもらうことがカウンセリングの導入部分では一番大事なので、人の話を聞くことが苦手な「動物占い」でぞうさんである私にとっては試練そのもの。ぞうさんのキャッチフレーズは「その大きな耳は飾り物」である。ところが私だけではなく、他受講生も落ち込んでいるご様子。皆私と同様、「話を聴くこと」ができないんです。会社や実生活で、すばやく問題解決を求められる現代人は、「問題解決へ向けた」アドバイスを考えたり、行動してゆくことは、まあ、なんだかんだ言っても得意なんですよ。自分は得意じゃない!と思っていても、やはり「問題解決」に向けての分析や行動へと思考が流れていってしまうのです。さらに先入観がじゃまをするからさあ大変。例えば「派遣社員で働いていたのですが、急に契約を切られることになりまして、相談にきました。」という人がいたとして、この人が男性だったらどうなるでしょうか?そもそも「派遣社員」というとつい女性を想像したりしませんか?まずは、そのような「思い込み」をしがちである自分をしっかり「自覚」しつつ、話を聴く。(この思い込みについては『第1感』という本が面白いこと書いています。『ティッピングポント』を書いたマルコム・グラッドウェルの作品です。・・・蛇足です)・・・ちなみに、「思い込まない」ようにすることは無意識の領域ですので100%思い込まないことは無理。そこで思い込む自分がいることを認識しておく必要があります。その上で、「この人は今どんな『気持ち』なのか、本人の言っている内容、態度、表情に全身全霊をかけて注視してゆく。先ほどの「契約社員」の彼の声のトーンなどから、あらゆる五感を使って今彼はどんな状態なのか理解する努力をします。(彼自身を理解することは、これまた難しいです。自分と価値観が違う人間なんていっぱいいるし、そもそも一人だって同じ人はいないと思って間違いないし。)しかし彼が「辛い」のか「くやしい」のか「平気」なのか「すっきりした」のかというような「状態」は彼の感情から読み取ってゆけるのです。実は最低な会社だったので契約切られて、ラッキーと思っている可能性だってある。相談したかったのはそのことではなく、本人と親との関係で悩んでいた、というような「違うことに本当は相談したかった」というケースも多々あります。・・・就職したくない、と相談してきた学生が本当の相談ごとは結婚することで悩んでいたケースなども実際にあったそうです。「契約の切れた彼」はどうやら「困っている」ことがわかったとします。でも「困っている様子」がわかっても「何に」困っているかはわからない。そこで第一声「何で契約切られることになったの?」「転職活動すればいいよね」「転職先の探し方は・・」と、矢継ぎ早に質問やらアドバイスをされるとクライアントとしては「こいつ俺の話全然きいてねーよ」と思い、最悪場合、「詰問された」と思い、不満の残るカウンセリングとなり全然カウンセリングにならないで不愉快な思いをして帰る、ということになってしまう。また蛇足ですが、「第1感」に書いてありましたが、訴えられる医者とそうではない医者の違いは、医療ミスの数の問題ではなく「患者やその家族の話をきっちり聞いたかがポイントだそうです閑話休題。カウンセリングするなかでここで本当に必要なのはつまり「契約が急に切られたら困ってしまいますよね」という声がけだったりするのです。「そうなんですよ!本当に困ってしまって・・・」と「自分を肯定してくれる」安心感からか、話がつながってゆくのです。これの繰り返し。相手のことでわかったことをまずは言葉で返し、「あなたのことを理解しようと傾聴してます!」というスタンスを見せないと信頼してくれません。でも、このスタンスを持つことがどんなに難しいか。結局講師の方は「皆さんは問題解決能力は非常にたかいんです。日々会社などで訓練されてますから。だけれども人の「話を聴く」という能力はそれとは違うもう一つのものです。その能力は現代社会では置き去りにされた部分なんですよね。と、言ってました。これが私にとってはすごい発見で。「置き去りにされたもの」に人間の違う世界がそこに広がっているように感じるのです。文章にすると「傾聴する」という行為は簡単なように感じます。、「あ、そうか、相手の感情に寄り添って、本当は何を伝えたいのか、クライアントのもとに佇んで受け止めればいいんだ!」と思考でわかっても、ついつい間が持たなかったり、会話の習慣で「何で契約きれちゃったんですか?」と思わず質問攻めに突入しそうになってしまうんですよ。これが・・・。習慣で恐ろしい。頭で思っても、フィジカルがついて行かないのです。しかもこのカウンセリンングを録音していわゆるテープおこしをするのですが、これがダブルパンチで落ち込みに拍車をかける。どうでもいいくらい「はい、はい、はい・・・」と頷いていたりとかして、「はいはいうるせーんだよ!」と自分突っ込みいれたくなったりします。ハイ。結局カウンセリングの講義を受けた結果、あらたな「世界」がそこに横たわっていたという事実。本日はキャリアカウンセリングの理論などを勉強してきました。今は理論や、色々なケースを見ることで、「先入観」を自分がもっていることを理解すること、クライアントの背景はとても多様であり、その背景を生徒皆の知恵でPICKUPし、問題のケースも多様であることに気づくこと、という「井戸の中の蛙」状態である脳みそを鍛えてる段階です。
2008.01.12
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厚生労働省では、個人の主体的なキャリア形成や求人と求職の効果的なマッチングを支援するため、キャリア・コンサルティングを担う人材(キャリア・コンサルタント)の養成を推進しているところです。(厚生労働省WEBより抜粋)このキャリアコンサルティングは民間の中でもそれぞれ資格が色々ありまして、名前も各自で違ったりと統一されていないため、現在厚生労働省では総称として「キャリアコンサルティング」と言っております。個人的にコーチングに興味があり、その手法について勉強できるものがないかどうか、講座など調べていたのですが、そもそも「コーチング」という概念がアメリカ発祥地だったこともあり、本格的に勉強するとなるとアメリカの大学にはいるしかない、という事実。たまたま仕事関係で以前上司としてお世話になった方に会ったときに「○○君がこの資格とったんだって」となにげなく教えてくれたのがGCDFでした。GCDFがなんだかわからないけど気になったので調べたら、「キャリアカンウセラー」資格の一つであり、コーチングに通じる資格であることも分かったので、ネットや人からの情報や、自分で説明会など顔出してみて、最終的に講座に通って資格を目指すことにしました。・・・キャリアカウンセラーは民間で色々ありますので、興味ある方はこちらを見てください。厚生労働省認定の試験↓http://www.mhlw.go.jp/topics/2002/11/tp1125-1.html有名どころでは、CDA-特定非営利活動法人日本キャリア開発協会(日本マンパワージャパンがバックアップ)それと、GCDF-特定非営利活動法人キャリアカウンセリング協会(リクルートが米国から輸入)などがあります。それと「産業カウンセラー」からさらにキャリアカウンセラーになる方法など色々あります。ちなみにMoneyはそれなりにかかります。なので会社から要請されて来る方が多いです(会社もちってことです)。個人マネーでは少し大変かも。企業の人事部や人材紹介会社、人材派遣会社の方が取得しているようですね。全国に5万人を政策では目標としているらしいのですが、人数は増えたけど、質がともなってないので(ペーパードライバーみたいなもの)もうそろそろ実技(カウンセリング)を厳しく査定して国家資格にしよう、というのが昨今の動きになっております。さらに1会社に対して何人は保持者がいるなどの縛りもできる予定と聞きました。今のところ民間団体で指定されている資格を持っていればほぼOKで、そこに実技のチェックが入るという方式が検討されているようです。概要は‘08年3月頃にまとまる予定とのこと。ちなみに「ドラゴン桜」の三田紀房(みたのりふさ)が今「モーニング」で連載している「エンゼルバンク」はこのキャリアカウンセラーの話です。2005年で資格保持者は約7千人だったので、さらにその数は大幅に増えていることと思いますが、まだまだ足りないとようですね。
2008.01.05
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今年も最後になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?毎年「来年の抱負」をこの次期には考えるのですが、その一つとして、個人的にブログともっと活用しよう!という項目が一つできました。目的は、「ちょっとでも見る人に有益な情報を流せたらいいな」・・・・です。ブログによく書き込んでいた頃は、生まれてきてこの方、本を出版する以外には自分の意見を発表する場がなかったので、とにかく今まで生きてきた中で感じたことの20年ぶんを文章にしたくてひたすら書いてきたようなところがあったのですが、結局そんなにまとまって書くような深い話や言いたいことはそれほどなく、1年くらいで言い尽くしてしまうところがあり、ショコたんぐらい「瞬時その時を記録する」ということを目的にしない限り、ブログに書く内容なんてあっという間になくなってしまったというのが本音です。(個人的にショコたんは好きです。)でも、多くの人もそうなのではないかと勝手に私は思ってます。作家のすごいところは「常に世の中に発信するべきテーマを持っていて、書かずにはいられないというモチベーションを持っていること」と常々思っていたのですが、ブログをやることでよりその考えに確信をもったしだいでありますということで、「世の中に言いたいこと」の種類をちょっと変えて、来年は1WEEKに最低一度は更新することを目標にブログを書き綴ってみたいと思います。
2007.12.31
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ソウルから帰ってきました。女の子が綺麗でかわいかったー!私としては東京の女の子達より好み。すらりとした肢体に色白の肌、頬の肌は卵のよう。メイクは目を強調したものではなく、「肌」の質感と色がメイン。ハヤリの格好は丈の長いTシャツにジーンズ、もしくはシンプルで滑らかな生地のワンピース。ピアスは揺れるタイプ。色石のものや、貝でできた花が耳の少し下でゆらゆらしてる。目の保養ですよ。ホント。ソウルではひたすら世界遺産(宗廟とか昌徳宮)やら景福宮など日本と変わらぬ暑さの中歩きまわり、渋谷のような明洞(ミョンドン)、青山と吉祥寺を足したような押鴎←(本当はこの字の旧字)亭(アックジョンドン)をちょっと歩き、終わる。観光まるだし。よく歩き、よく寝た旅行でした。(顔のシミが増えた気も・・・・)今回は4泊5日だったのでのんびり過ごせたのがうれしい。食べ物もそんなに違和感はなく、さらに東京で行列のできるドーナッツが普通に並ばないで買えるので結構食べました。一番メインの砂糖がけドーナッツは確かにおいしい!旅行中6つくらいは食べたような気がする。私はピアスをしていないのでカワイイピアスがいっぱいあったのに買えなかったことが惜しかったです。あと、治安は日本よりいいかも・・・・。ソウルにいると、後ろに10億人の中国があり、海のすぐそこに2億人近い日本があり、自分の国は昔も高句麗とか分かれていたことはあったにせよ、2つに分断されているという状況の中、人口は近隣諸国より少なく、色々と感じることはあるだろうな、と改めて思う。この発想はやはり行って、見て、初めてわかった感覚だった。前に上海に行って、今回ソウル行って、アジアの巨大都市はもういいかな~と思うようになりました。今度は海など自然を満喫したい。都市というのは基本的に営利活動とかの場所であって、決してのんびりする場所ではない。あくまでも「生活」する「場」である。買い物ぐらいしかすることがない。これは東京も一緒。お金がないと苦しい場所ともいう。しばらく買い物はもういいかなかも・・・。とは言っても焼き物とか、ブランドものではないネックレスくらいしか買ってないんだけどね。
2007.08.28
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いやーすっかりブログから離れていました。またちょっとどこか違うブログに書き込もうか考え中ー。皆様元気ですか???
2007.08.07
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最近仕事がきつくて仕方がなかったし、今もかわらない。 キャパを越えた仕事量。 でもここで負けたら自分の成長はないな、とも思っていたので鬱になる崖っぷちと会社のカウンセラーに言われても、逃げないでジタバタしてみようと思ってた。 何かの壁にぶつかると思うのは、以前ぶつかった壁と違うことへの感謝。それは私が成長していることの証拠だから。同じ迷路でウロウロしてないっていう意味で。 今日、自分が越えるべき壁が何であるのか具体的にわかり、気付いたことが嬉しくって日記書いてます。 今まで会社であった嫌なこと、腹立たしいこととか、それこそ腹に納めて一人でやってたけど、今は質も量も一人では片付けられないだけの仕事量。これはもうみんなを巻き込んで助けを求めないとどうにもならない! 私が学ぶべきことは人の「助け」を集めることと気が付く。DO IT YOURSELFな自分がもっとも苦手なことだったのだが、仕事は自分一人では出来ないのは明らかな訳で。 さてこれからは何人自分の味方を得られかが勝負だな。
2007.01.27
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のだめが続く・・・。私は仕事で壊れ始めると、物語に対してオタク化するらしい。スターウォーズまでは行かないが、いまは「のだめ化」してます。ところで、「のだめカンタービレ」ででてくる曲に「ブラームスの交響曲第1番」がある。のだめの中で千秋が3日3晩寝食忘れてフルスコアに没頭する曲。私個人としてはあんまり興味がないブラームスだったのですが・・・何故にか、これがいいんだ。知ってる曲だったのに、今改めて久しぶりに聞くと、1音1音が心に染み渡る。ちょっと重い始まりも、最終楽章の歓喜の歌も、全てままならない人生にそっとよりそうように歌う。私はラフマニノフピアノ協奏曲2番が大好きなのだが、ラフマニノフの「ムード」ではないブラームスの気難しいじい様のような音楽でさえ、こんなに癒し効果があるとは・・・。ブラ1はヴェートーベンの第9のあとに続く交響曲として「通称10番」なんていわれているそうですが、まあそれだけあって重厚なつくりになっています。でもどこか弦楽器が軽やかで、聞きやすい。個人的にはヴェートベンの第9は大好きだし、葬式するならこの曲だよな(天使にラブソング2バージョンで)と思ってしまうくらいなのだが、それに匹敵するブラ1。うーん、ブラームス、あなどっておりました。いやはや。そして「のだめ」の100曲選のCDを購入。(いい演奏家のバージョンがちゃんと入っている)解説読んでいたら、製作者側のところに友人の名前発見。いい仕事してますなー。追記何故のだめが男女ともどもに愛されるのか?私なりに考えたのだが、1つの要素は少年漫画のキーワード「勝利 友情 努力」少女マンガのキーワード「黒王子 天然主人公(女)」=ハーレクインこれが揃っていること。あと男性誌を思わせるマニアックな「こち亀」的なもの。これがのだめは「クラッシック音楽」あとはギャグ。これだけの要素をてんこ盛りにしておきながら、あの軽やかさでマンガを書けるというのは作家の能力がすごいんだろうなあ。ほんと関心します。
2007.01.09
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びっくりした。「のだめ」にはまり、「そうだ!パリにいる音楽学校留学生の日記を読んでみよう!」と思ってネットにダイブ(サーフィン?)していたら、自分と同じ先生に師事していた人が、フランスでピアニストになってた。ほえ~。って考えてみたら、私の高校の時の先生(プライベートです。私は音高には行ってないので)って、そういうちゃんとした先生だったんだよね。思い出した。その頃の私は他に気をとられていたし、音楽やることへの疑問のほうが多くて、独りでレッスンすることを楽しめなくなってたんだよな。先生ごめんなさい。実は未だに夢に見ます。今の私のままで、突然先生の家の前で「どうしよう!仕事してて全然練習してない!!!なんにもしてない。1時間たりとも練習してないのに何を教わればいいのか・・・」・・・呆然。そんな夢をみるんだな。これも定期的に。一種トラウマになっているらしい。もう一つ見る夢が大学受験の夢。自分の心のどこかで「残してしまった思い」があるんだろうな。それが遣り残しなのか、それともできなかった自分の能力の限界での悔しさなのか・・・。またはその両方なのか?「のだめ」により、私が真剣にかかわらなかった「クラシック」への過去の旅が始まってしまった。母親とも話していたら、「覚えてる?ヨーヨーマのコンサート」といわれて、これまたビックリしたり。どうやら幼稚園の時にヨーヨーマの演奏会に行ったらしい・・・。記憶にない・・・。「これからの音楽を率いてゆく人っていう若さがあってすばらしかったよ。」と言われても、さっぱり覚えてない。あんまり興味なかったのかも・・・・。前にも書いたけど、覚えているのは中学生のときの目の前演奏のアシュケナージくらいのもので。サロンでの演奏会だったからペダルの音がやたらうるさくって。その後アシュケナージとの立食パーティーでは初めて食べたラザニア(だと思う)のほうが衝撃的でいまだに味覚えてる。花より団子状態。こりゃダメかも。ホロヴィッツの東京公演では(@サントリーホール)では父親が行ったので、家庭が崩壊しそうになってたりもしたな。チケットの値段が計り知れないお値段で。その当時貧乏なうちではそんだけあればかなり助かったのに、専制君主である父親は一人でいっちゃったので、いまだに母親の恨み事となっている。私個人としては子供だからのんきに「なんで一緒に連れてってくれないんだ!」と思ったことが心にのこっている。2人いったらうちは破産していただろう。でもこの教訓としては、いい演奏ならば、子供と一緒にいけないくらいなら「行くな!」ってことかなあ。で、このときのホロヴィッツはボロボロで、最悪だったと語り継がれている。さっきウィキペディアのホロヴィッツのところでもその酷評を発見。何にも興味を持たなかった私は楽譜一つ買うにも、「○○版のラヴェル・ソナチネじゃなきゃダメよ!」と先生に言われて、その「○○」に興味がわかず、そのまんま楽譜を探してくるだけだったけど、よくよく考えてみたら「この人の解釈じゃなきゃダメなんだ!」という先生の熱意がこもっていたのだから(全音の楽譜を好まない先生に幼稚園のころから師事してたので)そのあたりもしっかり考えてみたらよかったと思う。いまさらだけど。よく買いにいったのは「コルトー版」。しかもさっき知った。コルトーって有名なピアニストだったのね・・・・。終わってる・・いろんな人の日記を読んでいたら、男性の日記で「のだめ」と同じパリ音楽院の留学生の日記を読んでいたら心が洗われた。ただただ音楽が好きなの。休みの日にはホロヴィッツとかショパンのお墓に友達といっちゃうような暮らし。演奏会、オペラ。そして練習。こんなふうに純粋に生活送ることはいいことだなと思う。好きなことに夢中で、シンプルに生きる。混乱するってことはシンプルじゃないってこと。私の生活も混乱の極みなので、今年の抱負としては「SIMPLE」という言葉を掲げたいと思う。全てシンプルにして行きたい。さて、またネットにダイブしに行きます。留学生の日記。相当面白いです。
2007.01.03
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お正月。何にもしない日が続いてます。やったことといえば、「のだめカンタービレ」を読んだこと(笑・・・)姉がだんな様の実家に行っている間「読んでていいよ」と置いていったので、16巻いっきに読みました。姉もドラマの玉木演じる「千秋」にやられたそうで、そこからマンガを買ったらしい。私はドラマ観ていないのでわからないのですが、マンガよりドラマのほうが皆様の反応がいいようで。「日本編」、海外留学した後の「パリ編」に話は2分できるのだけど(ドラマでは日本のみ)おそらく日本編のほうが人気はあるんだろうけど、私はパリ編が好きだった。特に千秋のマエストロのコンクールとか、燃えるね。あんなことするんだ!と思って、本当にワクワクした。指揮者がいかに大変なものか生まれて始めてようやく理解した。ちょっと脱線しますが、わりと神経質な黒髪長身の何でもできる秀才タイプが天然ボケ天才肌の女の子と恋愛する、というのはどうやら少女マンガにおいて王道らしいですな。私の好きな樹なつみの作品「花咲ける青少年」もそう。(そういえばジェーン・オースティンの『プライドと偏見』もそうだよな)黒髪の秀才というのはマンガにおける日本人女性の「白馬の王子」なのだろう。・・・バレエの熊谷とか、あんな感じ?ちなみに私は秀才肌の黒髪王子はまったくマンガでもタイプではないのだが、今回は根底に「クラッシック」というものが題材になっており、マエストロの千秋の苦悩が、どうも自分の今の仕事に(勝手に・・・苦)重なって思えてしまい、どうも、千秋が好きになってしまったんだな。どうやら。触発されて久しぶりにピアノを弾いてしまったし、クラッシックを聞きまくっている。私はクラッシック音楽の題名をほとんど知らない。小さいころ親がよく聞いていたので題名はわからないが、曲を聴けば先を歌える、という程度。懐かしい・・・。ガーシュインからブラームス。モーツアルト。ラフマニノフ。ラヴェル。(ラヴェルは聞くより弾くほうが楽しい)マンガとはいえ、彼らはすごい。感動したエピソードは、指揮者志望の千秋(ドラマでいう玉木)が、わがまま師匠の面倒をみてクタクタのなか、師匠が振るバルトーク(ドボルザークだっけ?)の総譜を見つけると夜中、黙々と楽しそうに譜面を読んでいる(解釈している)ところ。ああ、そうだよね。こういうことか。と、納得。つかれてる、とか、しんどいとか、もうそういう次元ではなくって。好きで、そして努力ももちろんなんだけど、その根底には「音楽LOVE」がある。LOVEがあるからどこまでも行ける。気力さえあれば。最終的には「気持ち」なんだ。仕事やるときに最後は「気力。すべてそこへかえってくる。もちろん生きることでさえ。千秋にとって生きる気力は音楽をすることなんだろう。まあ、そんなことはだれでもわかってることなんだけど、あらためて「のだめ」にて感じてしまった。だから人生の目標にすえるには「金持ちになる」とかは二の次でないと、本当に人生つらくなるのが目に見えている。芸術家が渾身の力をこめて仕事にうちこむように私は仕事をしているだろうか?今はあせりと、間に合わないほどの仕事量と。新人しかほぼいない職場。自分の采配のなさに押しつぶされそうで、しかも毎日午前様で。死にそうになっていて、パンクなんてもうあっさりしているのに、いつもピンチに降りてくる神様は私に降りてこなくって・・・。八方塞がりなんだけど、まあ神様降臨しないということは「自力」でどうにかしろってことだから、じたばたするしかないな・・・、なんて思いながら「のだめ」を読んでいたから千秋に感情移入してしまったんだろうな。「のだめ」ではなく。今の仕事やめる気はないんだけど、そもそも私の精神力と体力がもつのか?それとの競争になっている。どっちにしろ、なにか私に今までの力では乗り越えられない壁が立ちふさがってぬりかべ化しているのは確か。これを乗り越えられるのか!!!!千秋みたいにこつこつやるしかねーか・・・。2007年1月からアニメ「のだめ~」がはじめるらしい。千秋の声はエヴァンゲリオンの鈴原トウジ役の関智一。どちらかというと今のドラえもんの「スネ夫」のほうがいい例かな。(OVAでは前述の樹なつみ作品、「八雲立つ」の主人公布椎闇巳の声もやったな~)
2007.01.02
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なんで今まで気がつかなかったのかと、自分でも驚く。なんともなしに本棚から「有閑倶楽部」を取り出して読んでいたのだけど、私にとって「友人」との付き合い方とは「有閑倶楽部」な付き合いがベーシックになっていることにいまさら気がつく。もしくは「うる星やつら」。「内面」を共有するという友人関係よりは、「個人(孤人)」として存在している環境にリラックスする。例えば、有閑倶楽部を読んでいても、お互いに人の恋愛「感情」にまで突っ込み入れず、「恋愛」する本人へ言葉でつっこみをいれる。美童が自分とそっくりなプリンセスに恋をするにいたっては「自分とそっくりだからでしょ」で、終了。「真剣に惚れる女なんていない」と暴言される清四郎などなど。結構言いたい放題いいつつ、友人であるのはお互いのキャラクターへの興味だ。自分と違うから面白い。私は時々自分がとても人と関わりを持つことが苦手なのではないかと人の話を聞いてよく思う。私は自分の中にずかずかと入り込み人が苦手だ。逆もしかり。特定の人とつるむ経験もほとんどない。どちらかと言えば大まかな仲間がいて、そんな中で遊ぶのが性に合っている。ケンカもしない。ケンカするほど仲がいい、と思っていない。そんな付き合いもあるだろうけど、私には縁がない。ケンカになりようがない。既に言いたい放題言い合っているから。しかし、長年「これは私がちょっとおかしいのだろうか?」と思うこともあったのだが、まあそうなんだから仕方がない、とも思ってきた。有閑倶楽部を見て思う。「いいじゃんそれで面白ければ」と。
2006.12.30
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このところ1ヶ月、ドラッカーをちびちびと読み進めていますが、何でこんなに彼の言葉は心地よいのだろうと、ふと考える。 彼の本は、よくあるアメリカの自己啓発本や、未来予想本とは明らかに一線を引くものだ。 ひけらかすことなくどこまでも誠実な表現力。 しかし遠慮などなく事実をシンプルに書き、そして-なぜだか分からないが-とよく表現で使う。 分からないことには率直だ。 彼のこのホワイトマジックな文章のおかげで残業続きの仕事を乗り越えているんだろうな。
2006.12.16
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・ ・・・・・来年は中沢新一さんや盟友竹内薫との対談などもあります。・・・・・・茂木健一郎氏のクオリア日記に書いてあった。http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/うわーーー!とうとう!と思う。宗教学者中沢新一の戦っているものと、茂木健一郎が戦っているなにか、は一緒なような気がしてならなくって、この二人が出会ったらどんなことになるのだろうと、前から思っていたのだが、とうとう対談なんですね。すでに出会っているとは思っていたものの、その二人の対談が読めるのかと思うと、今からワクワクしてしょうがない。ちなみに茂木氏は村上春樹は自分の範疇にない感じで理解しがたく思っているようだったけど、私が感じるのはこの3人とも同じものと戦っているようにみえる。茂木健一郎は「クオリア」を通して近代科学への挑戦をしている。「赤色」といっても赤の質感までも数値化して、認識るすのは難しいという問題。人の頭の中に起きる映像や質感や肌触りの感覚。これを科学では解明できていないという問題。「われおもうゆえにわれあり」デカルトの客観では解くことのできない命題。かたや中沢新一は原初の人間がラスコーなどの洞窟で心の動きに接したときの驚きへの探索。人の心は今ここであらゆる事を想像できてしまう。目の前にある食事を前に、アラスカの鮭のことや、銀河系のことやら、自分の飼っている犬のことやら、欲しい車のことについて、などなど、目の前の現象とはまったく違う世界にどこにいても飛び越えて思考してしまう。そんな「どこにでもゆく心の心象について」彼は考える。「われおもうゆえにわれあり」ではなく、「われみゆるゆえにわれあり」なのだと。デカルトから生まれた近代の思考方法では解決できない「何か?」を探るために、チベットにまで飛んで修行をしてしまった中沢新一。そして村上春樹は小説のなかで、近代と戦う。外の世界は近代的思考によって作り出された世界。しかしそれだけではまだ説明できない何か?がある。近代世界の次のフェーズに気づきをもたらさなければ、この魂の空虚間はなくならず、また問題も解決できない。「僕」の奥さんはその近代では解決できない世界へ移行してしまった。彼女を再び取り戻すためには、「僕」は井戸(洞窟)に下り、そこから違うフェーズに飛び越えなければ彼女を救い出すことはできない。・ ・・・・・・村上春樹の作品で一番気にかかっていたシーン。主人公が井戸に下りる話。「ねじまき鳥のクロニクル」でずっと心にひっかかっていたシーンに茂木健一郎もコメントを日記で書いていて、ちょっと驚いた。この3人は繋がっている・・・そんなふうに感じざるを得ない。はやく出会って欲しい3人なんだけど、まずは中沢さん&茂木さんの対談に注目。
2006.12.16
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久しぶりの日記です。先月の頭に上海旅行に行ってきたのですが、(とっても楽しかった!)その後、会社で社員(私の会社は正社員派遣の会社なので、派遣されているこなのです)が自殺をし、葬式出るなど、なんとも居た堪れない事が多く、結構ダークモードな日々でした。上海に関しては、買い食いが目当てだったので、昼ごはんや、朝ごはんの屋台ストリートでのご飯が中心。あとはホテル(シャングリラに宿泊)でルームサービスというなんとも暢気な旅でありました。上海では会社のこともすっかり忘れ、前日の夜中まで仕事をし、朝の中野駅で一緒に行く会社の同僚と呆然と立ち尽くしていたのが嘘みたいにリフレッシュされておりました。本当にこれから海外旅行に行く人なのか?というくらい腑抜けてたので、スリにでも会うのではないかと思ってたくらい。上海は、スモッグで真っ白。排ガス規制が無いようで、道路ではガソリン臭い。高層ビルというビルにはなぜか天辺に飾り物が施してあり、日本のビルのように平らではない。これはなんでだろう?大抵のビルにお花やら球体の飾りやら何かが装飾されている。繁華街は新宿に似ていた。あの極彩色あふれるネオンってのは、アジア特有のものなんだなあ・・・としみじみ思った。ちょっと色の配分とかは東京と違うのだが、基本的には極彩色。屋台では多く料金を払ったりなどしてしまいがちなのだが、ちゃんとおつりをくれた。おつりを渡した店の夫婦がおつりを出す前にケンカしていたところを見るに、北京オリンピックなどで町の規制がきつくなっているとも聞いており、おそらくそのおかげお金がきちんと返ってきたのだろう。タクシーとかぼったくられたりしたのですが、それでも少なくなっているらしい。(公安がどこにいるかわからない国だけあるよなー)足のマッサージに行きたい!という同僚の声に正直気が進まないながらも行ったら、「若いマッサージのお兄さんを買う日本人客」状態にされそうになり、何がなんだか状況が把握できない同僚を連れて帰ってくる。理解した瞬間の同僚は「せつないなあああ・・・」の言葉を連発。日本人=金持ちではないのだがなあ・・・・と二人でため息。そんなこんなで楽しんで(?)帰ってまいりました。やはり屋台が一番おいしくって楽しかったな。・・・・・そして会社の子の死。両親の号泣が辛く重くのしかかる。本当はこういうことは詳しく書いたほうが社会のためにもなると思うのだけど、今はまだ自分では書けそうにないのでやめておきます。私の会社は人の命を預かっているんだと、正直初めて実感として受け止めた。・・・・・・・・その後、jediokiさんとRENTを観に行ったり、パイロットの研修生と会って話す機会があったりと、結構楽しく暮らしてはいるのですが、なんだか日々の生活がぽっかり無意味に感じられる日々が続いて、どうにもこうにもなりません。会社はトイレに行く余裕さえないくらい忙しくって、ちょっとシンドイ。今後どうしようかと思うことが多くなった。そして大好きな「攻殻機動隊」の最新作を観るに付け、それは徹底的なものになったように思える。今回の作品内容は児童虐待と老人の人口増加のことをテーマにしていた。虐待された子供を政府が闇で操作とプログラムによって、身寄りのない相続対象のいない老人の子供してしまう話。親に気づかれもしないままに。(攻殻は電脳・・・脳の一部が電子化されてネットと直接つながっている世界が描かれているので、非合法なら人の記憶の操作もできるのことになっている)・・・・・・・攻殻機動隊の荒巻がマンガの中で言うセリフ「世の中の回転に呑まれて快楽中心になると利益効率追求機械やただの消費単位になってしまう・・・・・・・・・・・
2006.12.03
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毎日終電の日々が続く・・・。ところで、今私の働いている商売「人材派遣業」について少し書いてみることする。わが社のTOPは一言で「人材派遣業とはピンはねである」といって憚らない人間である。この人はその前の商売では金貸し(銀行)をやっていた。本人曰く「金貸ししたし、人貸したし、次は物を貸してみたいな」なんて呑気な感じである(あくまでも「感じ」だけど)。私から言わせれば人材派遣業を考えると単純に「人身売買」である。派遣法そのものが労働基準法の「例外法」みたいな性質であり、「そもそも人身売買はしてはいけません!だけどちょっとだけ例外を作っとくね」という法律なだけに非常にボーダーラインな業務である。友人も言っていたが、「労働」の対価が安く扱われ、女性の地位向上の一つのハードルになっているのも確かである。但し、私が実体験をもって話せるのは「男性」の派遣社員の話。私の派遣会社の特殊性故に男性社員が99%を占めているから。この仕事を始めたとき、「なんて報われないけど儲かる商売なんだろう」って思ったことを覚えている。社会に向かって「人身売買しています!」とあんまり言いたくないものだし。深く考えないでやり始めた仕事ではあったけど、私は自分がずっとアルバイトで働いていた経験もあって、彼らたちの将来に自分のことは棚に上げて心配をしていた。それこそ「希望格差社会」のまんま「低所得」の道まっしぐらだからだ。希望を持てる余裕のある人ではなく、将来の不安を抱えながらその日その日をしのいでゆく生活。結婚するには収入はすくなく、自分でもどうしたらよいかわからず会社に対しての不満を持ち会社を攻撃するしかない彼らの生活。そんな姿をみているとやはりどんな人だってブルーになるものである。「2ちゃんねる」で繰り広げられる言葉が如実に語っている。上司に「この仕事対する『喜び』ってないんですか?」と聞いたら即答で「ない!」と答えられたこともあったな。とまあ、否定的なことを書いたけど、その人材派遣の現場ではなにが行われているかというと、「捜索」である。消えた派遣社員の「捜索」。突然の無断欠勤。はては会社に初日から行かないなど。音信不通は当たり前。会社に借金したままとんずら(交通費を客先から現金でもらったまま消えたり)。それも100万単位でやることも。大抵一人の営業に対して無断欠勤、消える派遣社員は常に3名程。実家に電話は当たり前、そのままアパートに張り込みするのです。郵便受けをみて借金取りに追われてないかを確認したり。(これまた大半が追われてるんだけど)大体このようなことになる派遣社員の両親は、両親があきらめていることがほぼ100%。「あいつは人生なめてるんで」とか平気で言って自分はなにもやらないのである。うつ病も多い。しかも休職レベルの。大体1営業に対して5,6人。ある女性営業はその家族でもできなかったことをうつ病である社員に対してやっていた。一緒に病院へ行く。毎日朝夜のメール&電話。家に行って部屋掃除。家族がさじを投げていた。それも「あの子はダメな子なんです。あなた(営業)にそこまでしてもらう義理はございませんので、ほっぽいて下さい。どうせダメですから」といって子供を見捨ててしまう。その派遣社員はダメな子ではなかった。有名私立女子高から6大学へ進学。頭の回転も恐ろしく速く、そして完璧主義で他人の能力のなさが許せない子だっただけである。親に厳しく育てられ、その「親」との関係が完全に捻じ曲がって親に対しての「悲鳴」のような自分を認めてほしい叫びが「うつ病」となってでてきたのは誰がみてもあきらかだった。「私のような人間は、私自身の力だけでは仕事はできない。面倒を見てくれる誰かが必要だった。だから人材派遣会社にしたんだ」冷静に自分を分析する頭脳をちゃんと持ち合わせている人。結局彼女は派遣された会社の素晴らしい上司、うちの営業と仕事内容に助けられ、正規社員での就職を果たした。最後の業務報告で「○○さん(営業の名前)愛してます!!」と書いて去っていった。ある派遣社員の男性は初日からつまずいた。派遣先に初日から無断欠勤。親はまったく使えず、叔父さんに本人を確保してもらい会社にてヒアリング。事情はある程度聞いてはいたが絵に描いたような話。幼いころ施設で育ったということ。母親は水商売。父親(籍は入れてない)は無職。本当の父親ではなく母親の今の相手とのこと。すぐしたの妹はプチ家出。さらに下の妹は働き始めの当日に児童保護施設に預けられた、というか確保された。(どうやら母親の愛人のDVのようだ)。気がつけば家出の妹に家のお金を盗まれ、朝起きるとともに児童相談所の相談員が玄関に立っているという始末。「人生をやり直したかったし、新たなスタートを切りたかったのに、いつも家族の邪魔が入る。家族になにかがあれば「仕事」がいかに大切だとわかっていてもどうしょうもなくなってしまうんです」怒りたくても唖然として言葉がでない。またその対極にはお父さんお母さんの葬式といって休む奴もいればおばあちゃんが3回も死んじゃう奴がいたり、無断欠勤の行方不明者を捕まえて事情を聞けば「隣の家が火事になり携帯を忘れた」から欠勤&連絡できなかったと言う人もいる。親に電話すれば「違います!いとこの家が火事だったんです!」と言う始末。「というか、親も電話でろよ」!と家まで行った営業は親と本人が家の中でいくら呼び鈴おしても声を殺してでてこないことに腹をたてるのだが、「借金だろ?」とほかの営業から突っ込みを受けるのであった。押入れで発見された奴もいたな。そんな毎日が人材派遣の現実である。ある派遣社員はいう。「給料は安く、希望の仕事も見つけてきやしない。こんな仕事やってられっか!」営業は言う「君の実力だけではいけないような大きな会社の大きなプロジェクトに君を派遣した。それは会社の名前と営業の推薦力だよ。君には何故これっぽっちも『感謝』がないんだ。君の経歴に一つの仕事が加わることに何故喜びがないんだ!」答えはでないけど、これが現実である。派遣がいいか悪いかといえば私は「便利なシステムだが、いいか悪いかは本人の気持ちにそれは非常に左右されるシステム」と思う。なんにせよ労働市場のある一極の最前線であることは確か。その果てを見てみたいと思う私の気持ちがこの仕事に付かせている理由だと思う。
2006.10.08
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会社で、ここ1ヶ月程、どたばたと事件があり、ここ2年以上どうしてだかわからなかったことへの、「答え」かもしれないことに出会う。20代中盤から後半の女性が15人程働いているオフィスなのだけど、ベテランチーム(といっても3年程)と新入り若造チーム(といっても23歳から25歳)がパックリ分かれてしまい抜きさしならない状態になった。私はどちらかといえば若造チームに肩入れしており、その理由はベテランチームが「教える」ことをせず、「注意=叱る」だけすることに対して納得がいかなかったからだ。さらに悪いことにベテランチームが若造達の「仕事のミス」を陰口たたくせいで、すっかり若造チームが萎縮してしまい、結局「やりたいことがある」という理由を掲げて(実際そうだと思うけど)ごっそり同時に4人が退職することになった。もちろん「やりたいこと」が一番の理由ではあるけど、話し合う中で「会社の雰囲気が悪い」「某先輩にどうにもこうにも耐えられない」という意見もしっかり添えられている。どうしてこんなことになったんだろう?2年近く考えてもわからなかったし、私がどうすべきだったのかもわからなかったし、だから腑ぬ落ちないままもんもんとしていたのだけど。結局、営業職の友人と話していたときに「みんな褒められたかったんだよ、ようは自分の存在を認められたいってこと」と言われて、目から鱗の状態に陥る。「自分の存在を認めてもらうためにはそれなりのことをやらないとダメだし、そんななにもしない先から褒められっこないし、認められてないと感じるのは実際に認められてないんだから、そんなことでぎゃーのぎゃーの騒いで何になるの?」「人に認められることをゴールに添えたら人に振り回されてつらい思いするのは目に見えてるじゃない?評価なんてすぐ変わるものだよ。なのに何故そこに目標を置いて辛い思いをするの?」以上の質問をたたみかけて聞いたのだけど「いや、人に認められたいという気持ちが辛いとかそういうことではなく、実際にこれだけトラブルが起きたのはベテランチームが『何故こんなにやっているのに認めてくれないんだ!』っていうことから始まっているよ」「だからあなたは、こんなに(ぼこぼこ下っ端が抜けていくような環境の悪い職場に)ならないように予防のためにも、ことあるごとに『~さんしかこれできないからよろしく!』とか『さすがだね!~さんだからこんなに早く仕事がかたずいたんだね』とか、そんあふうにベテランチームを整備しないといけなかったのではないかな?事実は酷い行動をしているベテランチームであったとしても」と返答がかえってきた。がーーーーーーーーん!!!確かに人は褒めないと伸びない。これは私も思っていることで、だから若造ひよこチームにはフォローをしてきた。特に姉さまベテランチームにいじめられていたからこそ、姉さま達にもわかってもらいたくて必死に褒めてきた。人は叱っても伸びない。多少は伸びても褒めて伸びるのとは雲泥の差がある。自分わかっていたつもりなのに、姉さまベテランチームにもなればそのくらい理解しろよ!と思い憤慨していた。気がつけば、姉さま達もまだまだもっとわかりやすい形で褒めてこなきゃいけなかったのである。年もほとんど変わらない、むしろ私の立場は上司より同僚である彼女達に対して、うまく同僚として(上司として偉そうにではなく)さりげなく褒めていかなければならなかったようだ。がーーーーーーーん。沖縄料理屋で「ちんぴん」を食しながら呆然とする。会社ではまだこの騒動はおさまっておらず、結構事務女性チームは毎日が大騒動。しかし、営業である上司たちは会社のいろんな問題に今真っ向勝負をかけて解決すべく戦っており、休日でさえピリピリした状況で一分一秒を争って仕事をしてる。そんななか、事務が騒いだら、本当に会社にとってマイナスなのである。そしてそれを理解しないで出張先まで電話して「ご相談が」ってベテランチームは部長を追っかけるのだ。自分の問題点はみつかったものの、ここまで崩れたこの状況を、どう対処しましょうかね。そんなときはできることだけを精一杯して、あとは天に任せることに私はしています。それで失敗してもそれは私の実力不足なので、今回みたいに「がーーーーん」ってやられるしかないのだよな。ところで、その友人から「あなたの部下に対する感情面の対処の仕方は、男の営業に対するうちの上司(男)の態度に似てるよ。女の子の使い方ではないと思う。女の子は『かわいがられる』=『認めてもらっている』と思う傾向があるから、そこんとこ考えて動かないとだめだよ」と忠告を受ける。やはりそんなものなのかなー。もっとクールに行きたいとこだが、それは私の好みであって皆の好みではないからやっぱり上司であるかぎり上司として現場とまとめるためには自分の好みとか言ってらんないよな、と、沖縄料理屋にて、そーめんちゃんぷるーを食べながら、5センチくらい足元が浮いた気分になった自分がいるでした。
2006.09.17
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アニメ「攻殻機動隊」。AIを搭載された戦車が最終話で自分達(戦車は10台以上いる)で判断して動き始める。あくまでも機械であった彼らが、まるで「意思」を持った動物のように動き始める。そもそも攻殻機動隊のテーマに「人と機械の差とは?」というのがあり、この戦車(タチコマと呼ばれている)もそのテーマに沿って出てきたエピソード。タチコマ達は自分達の「意思(?)」で人間である上司を助ける。しかも自分達の「命」を捧げて守るのである。それもプログラムを逸脱して。主人公の草薙素子が自分達を守るために死んで・・・・というか壊れていったタチコマ達の亡骸からAIを取り出して言う。よく覚えていないけど確かこんな内容。「この子達に意思が芽生えたかどうかは・・・今はもうわからない(壊れてしまったから)。でも、それを解く鍵は『好奇心』」タチコマ達はシリーズの要所要所で本を読んだり、人の電脳(電子化された脳)から情報を拾い集めたり、勝手に職場を抜け出して人の世界を覗いてまわる。もし「意思」が芽生えたのであれば、それは『好奇心』からだろう。そんな草薙のセリフなんだけど・・・・。前置きが長くなったけれど、とにかく最終的に全ては「好奇心」につながるのでは?と最近よく思う。何故だか最近読んだ本にも、見たテレビ番組にも、雑誌にさえ、この「好奇心」というキーワードがでてくる。ようやく購入できたニンテンドーDSの「脳を鍛える」シリーズで遊んでいたときにも思った。結局「若さ」とか、仕事へのパワーとか、恋愛とか、子育てとか、そもそも生きる楽しみとか、そんな全ては『好奇心』に集約されるのではないかと。私の好きな作家、「宇野千代」も好奇心の塊だった。村上龍氏もそう。先日中野の沖縄料理屋(おいしんだよー)にて会社の営業の女子としゃべっていた時、私の今後の夢みたいなことを語っていたら「あなたなら大丈夫。若いままだから。・・・もちろん歳とかではなくて、いうなれば気力とか、そんなものが若いから」と言われた。彼女はちょっとサイキックな能力があって、人とは違うものが見える人らしいのだが、同じようなことを昔、占い師のおばあちゃま(その後、結構有名な占い師とわかった・・・その時はぜんぜんしらなかったけど)にも言われた。もし自分の能力の中で、どんなことがあっても最後まで失いたくない能力があるとすれば私は迷うことなく『好奇心』と言うだろうな。
2006.09.03
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今、久しぶりに音楽が聞きたくなり、TUTAYAで借りてきた(これまた何年ぶりにCDを借りただろう・・・)ニューシネマパラダイスのサントラを聞いています。私の中で音楽を聴いただけで泣けてくるのは、このサントラだけです。テレビCMでこのサントラが使用されていると「卑怯だ!」と思うくらい、泣ける。もちろんこの映画観れば必ず泣いてしまう。私が初めて「単館」といわれる映画館で見た映画でもある。小学生だったと思う。姉に連れられて「なんだか地味だけど大人気の映画がやっている。」ということで長い行列を作って待ったシネスイッチ銀座。映画自体は小学生の私には難しくってよく理解できなかったものの、最後のキスシーンを集めた映画がかかるシーンではわけも分からず感動した覚えがある。その後、大学生になって、初めて付き合った彼氏が映画好きで、でもハリウッド大作ドッカン系が好きな彼氏に「何かいい映画ない?」って聞かれて、当たり前のように観たことあるもんだと思い込んで「ニューシネマパラダイスはいい映画だよねー」と言ったら「知らないと答えが返ってきてびっくりした。その日二人で映画を観たら何年も前に一度観たこの映画のサントラに泣けてきた。最初のワンシーン、主人公トト少年がフィルムを大事にフィルム缶にしまっているシーンでもう泣けてくるのだ。彼氏も見終わった瞬間「いい映画だったなー。」ってしみじみ言ってたけど、隣の私は号泣状態で彼氏の顔さえ見れなかった。今日このサントラを聞いてその頃の感情が蘇った。最近の私はいつでもHAPPYで、暗いこと、つらいことなんて全ていいこと明るいことに変えてしまうような生き方をしている。でも、この頃はそんな生き方なんてできなかった。その時の感情がでてきて止まらない。音楽の効用。映画の効用。そしてあの映画だからできる技。明日無事に私は仕事ができるのかな?いつもいつも、あの頃の自分の恋愛を思い出すとどうしようもない自分がいる。留学で4年離れることになった空港で笑いながら見送ったことも。別れた後独りでボストンに行ったことも。そして会わないで帰ってきたことも。父親が死んで、その頃の私の気持ちも状況も理解してくれなかった彼氏。全部いっぺんに蘇ってきてしまう。・ ・・・・・そんなこと書きながら、今読んでる本はマネックス証券の松本大さんの本。この人、本当にカッコイイなあ。憧れの人です。だって顔がかっこいいんだもん(笑。
2006.08.29
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万座ビーチにいます。真夏の梅雨である本島から抜け、青空が見えると、当たり前だけど太陽が見えるだけで気分は文字通り晴れ晴れ。 今はガルブレイズ教授の本を読んでます。ハーバードの経済学者、名誉教授。日経新聞に連載していたものですが、正直前に読んだピータードラッカーがよかったのでインパクトが薄いです。携帯から日記書いているのでまた詳しい内容は改めて。
2006.07.22
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P.F.ドラッガーの「ドラッガーわが軌跡」を読む。本屋でぱらっとめくって購入を決めたのですが、実は私はドラッガーの名前は知っていても何をして有名になったかなど全然(!)知らなかった。「マネジメント」とという言葉をこの世に産み落とした人らしいのですが、俗に「現代社会最高の哲人」とも言われている(らしい)。本の内容は1979年にドラッガーが書いた本であり、それまでの人生で出会った「印象的な」人物について語っている。http://drucker.diamond.co.jp/bs/index.html主に書かれた背景は、彼が生まれ育ったころの第一次世界大戦、第二次世界大戦のヨーロッパ、「ロストジェネレーション」といわれた時代から第二次世界大戦後のF.ルーズベルト時代のアメリカである。で、この本がね、面白いのだ!まず、歴史に残るような教科書的な有名人は「フロイト」のみ。他は人生と時代に挑み、枯れ、どちらにせよ世界の幸福にむけて真摯に生きていった人間の物語である。特に大戦間では「ロストジェネレーション」といわれたその根拠がこの本を読めば痛く理解できる。村上春樹的に表現すれば「それは 本当に 失われてしまったんだ」ということである。若い人は大戦で死に、多くの若い優秀な人材は墓の中で静かになり、生き残った者も生きていることに罪悪感を感じ、そして生きる気力を失った時代だった。それとともにナチスが「どこから」生まれたきたのか、などが本人が出会った人物を通して痛いくらいわかるのである。この本を読んで私が感じたことは上記に加えて「経済学、経営学などというものは、人が幸せになるにはどうしたらよいのか?」という問いに答えるために生まれたんだなーって、初めて(当たり前のことなのに)理解したこと。それとともに、やはりドラッガーが何故「すごい」と言われるのかがわかったことである。出会う人が多いこともさることながら、その出会った人々が彼と人生を共有していることである。距離をとりつつも濃い時間を共有していることと、人生の大事な部分を彼にさらしていること。それだけの人的魅力がある人なのだとこの本を読んだだけでもわかるし、彼はそれについて何も語らないが、読めば一目瞭然である。自らを「観察者」と定義するドラッガーには、観察者なだけあり、自分というものが前面になかなか出てこない人である。彼は映画のカメラのような存在である。一冊の本を読むと、長編の映画のように映像が観える。私の読書人生のなかでも間違いなくベスト10に入る一品。是非立ち読みでもいいので皆さんも読んでみてください。
2006.07.19
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・・・・・I would have to tell you. you have bewitched me,body and soul, and I love・・・ I love・・・I love you. I never wish to be parted from you from this day one.最近はまっている「プライドと偏見」のプロポーズの言葉です。ようやく注文したDVDが届き、アメリカ版のエンディングを特典映像で観る。http://youtube.com/watch?v=sk6VWMPtt1E&mode=related&search=matthew%20MacfadyenまたDVDとともに購入した原作のちくま文庫「高慢と偏見」を読み終える。本を読むといかに映画がうまくまとまっているかがよくわかる。スターウォーズとか攻殻機動隊とかが好きな私にとって、恋愛ものにはまるのは珍しい感じもします。でもこの作品は元の原作があまりに素晴らしく、その後に作ったBBC放送もドラマも負けじ劣らず、放送時にはストリートに人がいなくなったと言われるほど秀作らしく、作るほうも生半可な気持ちでは作れないため、今回の映画も素晴らしかった!!!(勢いあまってBBC放送のDVDも購入してしまった・・・悪魔のクリック!アマゾンの恐怖)監督の解説付きで観てみましたが、その解説に・・・「願望は満たされる必要がある。願いがかなうことは大切だ。ハッピーエンドは安易だとか皮肉だとか言う人がいる。僕はドラマの重要な要素だと思う。・・・・」私も全くもってそうだと思う。そしてこの作品を見ると、あんなに狂おしく、嵐のような思いをする「恋愛」がしたくなってしまう魔法にかかります。不思議です。実際に恋に落ちたら、それはそれは天国と地獄をいったりきたりで心が壊れてしまいそうなほどなのに・・・。主人公エリザベスのことを好きになる読者は多いと思うのですが、私はそんなに好きでは・・・ない。嫌いでもない。というかこのくらいのことは昨今の女の子なら朝飯前で、そんなにめずらしくもなかろう。だからこそ親近感もわくのかな?この本が人気があったのなら当時の女性もきっとエリザベスぐらいのこと心の中で思ってたのだろうけど、言えなかったんだろうな。この映画はエリザベスの視点ですがダーシーの視点で見てみたいな!とも思わせる。と思ったら、「ダーシー・ストーリー」という本がBBC放送の後、放送を見て熱狂的になった作家によって書かれています。この本もなかなかの秀作らしく、一歩間違えれば「コミケ」のりなのに、ちゃんと皆に愛されて読まれています。日本では発売していないので、英語で読もうと試みております。・ ・・BBC放送とBBC放送のメイキング本(「英語のみ」・・・これも面白いらしい・・・)を読んだらダーシー本に取り掛かります。何度読んでも原作は面白いし、じゃあ何が?といわれると困るのだが、とにかく一度観たり読むと止まらないのである。これはすごいこと。しばらく私は「プライドと偏見」にはまることになりそうです。そしてイギリス、それもダービシャー州に行きたいぞ!!!
2006.07.02
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ビジョナリーカンパニーに読み終えた。多くの人が絶賛していただけのことはあり、読んだことでかなり頭の整理ができた。テーマは「永続的に繁栄する企業の条件とは?」である。よく「目の前の利益を追うのか、それとも未来に照準を当てるのか」の問いはどこの企業でも一度は耳にすると思うけど、ビジョナリーカンパニーでは「両方」というのが答えになる。挙げられた企業はP&G、ソニー 、ジョンソン&ジョンソン、3M、GE、ディズニーなど。同業他社A級の優れた企業と比べてもなお優秀である特A級の企業がどう違うのか?がよくわかります。
2006.06.30
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『タイタニック』の有名なシーン。ヒロインがジャックに支えられて船首に立ち、風を全身に浴びながら手を広げるシーン。下は海。船が絶壁のように感じる美しいシーン。『プライドと偏見』にも似たシーンがある。イギリスの美しい草原の絶壁に立つ主人公。全身に風を受け、朝日を浴びるエリザベス。旅行の途中のシーンだけど、よくよく考えると話としてあのシーンを何故入れたのか?と、何回か観ているうちに気になった。で、タイタニックを思い出す。崖の際に立つ、美しく聡明な女性が風を一身に受けるシーンとは女性の解放を表しているんだなって、思った。タイタニックもそんな話だし、プライドと偏見はそれ自体がテーマではないけど、封建的な女性らしさを持っていない(ピアノ・絵に疎く、本が大好きな口の達者なエリザベスは男性的なキャラだ)ヒロインが出てくる話で、彼女のイメージを映像に表したシーンだったのだろう。フランス革命の余波を感じる、そんな頃のイギリスで生まれた話です。ブリジットジョーンズ・・・では主人公のブルジットよりブルジットの恋人であるダーシーの視点から観てしまい、「ブルジット、可愛すぎる!だからブルジットを手放せないんだよなー」なんて完全に心は男になっていましたが、プライドと偏見では私はすっかり女視点。エリザベスにプロポーズして玉砕するダーシーの情けな顔をみて、うーむ、ほっとけない!と思ってしまう自分。。。。。そこで気づく。ダーシーって両方ともダーシーなのね!ブリジットジョーンズの日記のもとネタとされるこの話。しっかりヒーローの名前は一緒にしている。さらに言えば、イギリスのBBC放送でやった三部作8時間のドラマ『高慢と偏見』(プライドと偏見)ではブルジット・ジョーンズの日記でダーシー役だったコリン・ファースがダーシー役をやっている!!ブルジットのDVDの特典にブルジットがコリン・ファースにインタビューする映像もある。そのインタビューではしっかり「高慢と偏見のダーシー役」についてブルジットがしゃべっている。BBC放送の高慢と偏見はそうとう人気があったようで、ここでコリン・ファースは女性ファンを急増させる。そして現代版「高慢と偏見」ブルジット・ジョーンズに同じ俳優がでるとなれば、イギリスでも話題は大きいわな・・・。そんあ風にイギリス人はあの作品を楽しんでたのか・・・・と、ちょっとうらやましくなってしまった。でもそのくらい、「プライドと偏見」のダーシー役はたまらないのである。じゅんじゅんとbitter asuka嬢が「オペラ座の怪人」ファントム!!!!と叫ぶように、私は完全にダーシー病である。プライドと偏見は冷静に見れば「そんな都合のいい男がいるか!!!」と突っ込みをいれたくなるが、できれば男性として生きるなら、こんな男になって生まれ変わりたいものである。好きな女性に後先考えず告白する勇気を持ち、目の前に愛する女性が泣いていれば、影ながら手を尽くし、支える男性。これだけ身を投げ出せる男性ならば、きっといい人生を満喫できると思うから。
2006.06.26
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DVDになったのでようやく観る。念願の夢にまでみた映画。体調を崩して観れなかったので、楽しみにしてずっと待っていた映画。これだけ期待が高いとかえって期待はずれで残念に思うかな?とも思ったのですが、実際にはすっかり魅了されてしまった。特に好きなのが最後の2回目のプロポーズシーン。厳格で尊大な男性のダーシーが、主人公に恋をして、身も心も、姿さえもボロボロでいてもたってもいられなくて遠いかなたから-夜中に馬を飛ばして(夜中シーンは映像ではないけど)-主人公の家を訪れるところ。朝もやの草原を渡ってくるその姿に心打たれた。久しぶりに映像を見て、手の先がジンジンとしびれてくる感触を感じた。私が映画に恋する瞬間のあの感覚。エリザベスの歯に着せぬ物言いと、ダーシーの無口な姿。ダーシーが恋に落ちた瞬間をはっきりとは書いていないのは、おそらく初めて会ったその瞬間から自分でも気がつかないうちに恋に落ちていたからなんだろう。映画に描ききれていない部分は多いだろうに、細部を観れば想像ができるようになっている。ダーシーが自分が誤解をして引き離してしまった友達の恋をどんな風に回復させるために友人に語ったか・・、などなど・・・・。自然の美しさや、この時代背景に合わせるためのピアノを中心としたサントラ。どれもこれもがしっくりと美しい調和でなりたっている。ヒロイン・エリザベス役のキーラ・ナイトレイが好きで観たいと思った映画なのに、キーラももちろんいいのだけれど、それ以上にダーシー役の俳優に心奪われた。はっきり言って、萌えキャラでした。私の趣味にドンピシャなキャラクター。エリザベスと2人っきりで会う時の彼は、常にボロボロ。髪はボロボロ、眉毛ももともとはキリっと一文字なのに、エリザベスの前ではハの字になっている。「どうしよう、困った・・・」という困惑顔で、完全に恋に落ちて、自分で自分の感情に整理がつかなくなり自分自身に困っている顔をそのままエリザベスに見せてしまう。きっと人って恋に落ちるとこうなるのだろう。この困惑顔の可愛さに脱帽。それをエリザベスは心の深いところから受け止める。少女趣味では片付けられないだけの美しいく調和の取れた自然が最大の演出になっている。そしてエリザベスのお父様が素敵なのだ。もちろん過ちも犯すが、それも彼の「恋をしなさい、世の中(人の心の世界)を知りなさい」というメッセージ故の過ちで、根底にある心は変わらない。こんな男性が父親な娘たちはなんてすてきだろうか。プライドと偏見 がいつの時代に関係なく読み受け継がれてゆくのは、恋に落ちた人の困惑が温かく描かれているからなのだろう。とても素敵な映画でした。
2006.06.25
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http://www.fct.co.jp/benri/なんでこんなページつくったのかしら?
2006.06.07
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どこから書けばよいのか分からない・・・。とりあえず昨日のこと。十ウン年ぶりに高校の同級生にあう。集まった人の共通点といえばたまたま軽音部だったことかしら・・・。そもそも軽音部で集まった訳ではないし、クラスも同じだったということでもなく、なんとなく出来上がってた仲間内である。大親友とはその後も連絡を取り合っていたが、MIXIで久しくしていたメンバーとも出会い、改めて飲もう!ということになった。会社を興して経営者となった友人や(しかもお互いの会社は近かった・・・)、大手通信会社にて奮闘している人やら、大学時代からずっと北海道でつい最近東京に戻ってきた人など、人それぞれ色々で。話にでてくる出席していない友人も大人のおもちゃショップの店長になっていたり、なかなか面白いことになっている。それで10年以上もたてばいろんなことが暴露話としてでてきて、それがかなり面白い。そんなことあったの?!!というコメントがでまくりツッコミまくり。告白されたのにその場で気が付かないで終わったとか、いかにも高校生的な話があったりとか、しかも告白した人が私の仲の良かった友人だったりとか、しかも同じ人を好きだったことが発覚したり、とか。笑えること満載で、楽しかった!!!そしてみんなみんな元気でどんな人生を送ろうとも、この人たちとは一生笑っていたいな、と思えた自分がいて。たまたま最近自分が何を大事にしていたのか、ようやくわかってきたのだけど、その気持ちと重なってとても幸せな一日だった。そんなわけで、またスタジオに入って皆であそぼう!と約束をしてオープンカーのベンツに乗り込んで送ってもらったのでした。
2006.06.05
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代官山から広尾へ、そして会社のある神谷町へ行き、会社の女性営業さんと合流。愛宕神社のすざまじい境内を拝んで、(ちょっと考えられないような山の中にあります。港区のミステリーだよ。中沢新一アースダイバーがそこに!)突如原宿へ。「占いがやりたいの!!!!!」という迷える子羊とともに原宿にて占ってもらい、裏原で飲む。芸能人もくるらしいその占い師の方は、迫力のある50代くらいの女性で、ちょっと緊張した。私の質問は「私にぴったりなストレス解消方法を教えてください」ということだったのだけど、ストレスが溜まっていると思われたのか、「仕事は?彼氏は?」とたたみ掛けるように聞かれた。結局言われたことをまとめると、・ 運がいい・ 今の仕事は合わない・ 独立するとか、一人でやるほうが向いている・ 人の3倍仕事するタイプ・ 仕事ができる人・ 一生仕事をしなさい・ ダーリンはとてもいい人・ 大事にしなさい・ 子供は太陽のようなお母さん思いの子供を授かる・ 長生きする・ あなたに占いはいらないかもしれない・ 占っても自分が思うようにしか動かないそんな内容でした。まあ、仕事ができるとかって基準が人によって何を持ってできるというのかはわからないので、置いておくとして、・ ・・・・私は自分が仕事ができるなんて思ったことない!って言ったら「目標ラインが高いからよ」と言われる。そーかなー、どちらかというとのんびり屋だから「まずいまずい」と思いながら仕事をしているのだが・・・・。で、とにかくなんか悪いことがあんまりなくってすっきりした。悪いことも言われたのかもしれないけど、「ふむっ」と納得して「じゃあ、どうしよっかな?」と思ったので、なんだか最近気持ちがすっきりしている。というのも村上龍のインタビュー本、『「個」をみつめるダイアローグ』という本を読んで、とてもうれしい気持ちが持続しているから。最近の内向き右翼ちっくな日本の状況にうんざりしていて、なんだか未来は暗いのでは?と思っていたのだが、この本を読んだとき、私と近しい感覚で、私以上に才能あるすばらしい人々がこの世にはちゃんと存在してる。ということにほっとした。自分の考えは偏っていて、もうこの日本では絶滅品種なのでは?と最近のニュースを見てはやるせない気持ちになっていたのだけど、そんなことなくって、存在しているし、そんな人たちがあらゆる表現や行動を起こしていると知ったから、とても気持ちが楽になった。帯裏にも書いてあったように「個」としてハッピーであるために一人でできることは少なくない。という言葉にも「じーん」ときた。この本を読んだり、いろんな人にあって対話をしてゆく中で、自分の中の大切なものがようやく少しずつわかり始めた。・ 自由であること・ 人と人との緩やかでかつタイトなネットワークを国内国外に問わず全世界に持つこと・ 人々がハッピーになることをすることこれが私の大事な核になることなんだと。これからなにかをするにあたって、この基準を必ず考えて生きてゆくような予感がする。
2006.06.04
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「ツンデレ」をウィキペデアで調べてみたら・・・「インターネットスラングで・・・・」という説明が入っていて、そこに反応してしまった。インターネットスラング。2ちゃねらー用語、とか色んな言い方あるけれど「インターネットスラング」というとなんだか、新鮮に感じたり。・ ・・・・・・・・・・ランボーの詩で、「18歳。 ちょっと病気・・・・・」という言葉で始まる詩がたしかあったと思うけど、この詩を読んだ時、感動したのを覚えてる。18歳、ちょっと病気・・・ちょっとカッコイイきがそのときは、した。うん、確かに18歳とは一種の病気だと。そんな詩を今日会社に行く時に思い出したのだけど、さらに想像が膨らみ「28歳、ちょっと病気」としてみた・・・。????全然違う意味になる!28歳から32歳ぐらいにかけて、女性という女性は(特に未婚・子供なしOR既婚・子供なし)全員病気といってもよいと思う。情緒不安定という名の病気である。わたしも例に漏れなく病気の一種にかかっていたのだと、昨日悟る。というのも昨日から精神状態が非常によくなったので、ここしばらく「病気」だったことにようやく気が付く。例えば、仕事はどうにかするんだけど、そのほかのことがヤバイ。遊びごと&家事とかが散々なことになる。連絡が途絶えたりとか。掃除などはどうにかするんだけど、とにかくなんでも「どうにかやっている」状態。28歳以上になると、仕事・結婚・出産・恋愛・家事・・・・・。これらの用語がいつでも付いて回るのである。で、そんな中、私という人間はとにかく私はぜーんぶ欲しい!!!という人で、強欲なので自分が困るのである。ふむ。全部欲しいのが無理なら捨てるという方法がある。人生とは切り捨てる、取捨選択の連続であるという、そんな考えかた。でも、捨てるんじゃなくって一度に全てを手に入れようとするからやっかいなのであって、一度に全てを手に入れることは不可能だと思えば、気が楽である。お金も愛も家族も子供も仕事も全て満足なんて、「満足!」と言い切るしかない。絶えず何かには問題は生じているものであって、生じていてもきっちり逃げなければいい結果が待っている(と私は信じている)。なにが言いたいかというと、自分の気持ちを「勝手に」犠牲にして過ごしていたけど、自分の心は正直だから拒否反応を起こしていたことに気が付いたのだよね。五里霧中の自分に少しだけ霧が晴れてきたように思えた昨日。仕事が正直イヤでイヤでしょうがなかった昨日までのここ何ヶ月。少し視覚が広がって、ちょっと今は楽チンになりました。それは自分の状態が冷静に見れるようになったからなのだろうと思うのです。
2006.05.29
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いまさらですが私の成分は心の壁74%カテキン18%鉛7%電波1%でした。心の壁・・・・・・・って・・・。ちなみに一緒に分析した人はマイナスイオン56%税金35%知恵4%血4%汗と涙の混合物1%こっちのほうが全然いいのだけど・・・。今日は明日家に遊びにくる人がいるので、家族でお掃除。昨日はあまりにも眠たくって10時ごろには落ちて、気がついたら昼の1時だった・・・。木曜は表参道ヒルズで夜お茶を会社の人としたな。相変わらず、とらやカフェにてのんびりする。来週は月曜日から「濃い」。会社の社長命令にてなぜか催眠術師のイベントを観に行くのである。催眠術・・・。会社の経営者って、何ゆえ目に見えないものに興味をいだくのであろうか。怖いもの見たさで行ってきます。@有楽町 国際フォーラムあとは4日にまた何故にかサッカー観戦。これはチケットをもらった。ベルディ戦。1月頃に購入したバッグ。ゴヤール。最近頻繁に雑誌にも出てきているので知っている人も多いかと思いますが、これ、めっちゃくちゃいいです!単なるトートなんだけど、使い勝手がよくって、本当に重宝してます。小さいサイズもほしいくらい。お値段はルイ・ヴィトンとかと変わらないとおもうのだが、(買ったことないのでよく知らないの・・・・。)この使い勝手のよさを考えると購入してよかった!と思う。超お勧めです。いろいろ思うこと書きたいのだけど、まとまらないので今日は控えます。
2006.05.27
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ハリーポッターを読み途中。以下ネタばれ。読んでない人は読まないでね。ダンブルドアが死んだ・・・。まだその先は読んでないんだけど、かなり衝撃をうけている。もっと後で死ぬと思った・・・。物語とはいえ、やっぱり死に方もむごい死に方だったら、なんだか・・・・。・ ・・・・・・。とそれともう一つ、自分のことでショックなことがあったので、物語にまでパンチ入れられて、困っている。・ ・・・昨日は久々の友人達と会い、しゃべる。みな人生色々なようで、自分も含めてすっごくダメ人間の集まりだった。大人になれない人たちだらけ。うーむ。
2006.05.25
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今の季節は明治神宮が絶好の季節だ。と言うわけで、土曜日はYOGA水泳表参道から明治神宮への流れ。なんだかデトックスの一日でした。ほいで、ハリーポッターの6巻、謎のプリンスが発売された。今回は購入せず、姉が読み終わるのを待っている。このあたりに自分の温度の低さを感じたが、いやはやあなどれない・・・・。上巻は読んだが、次が早く読みたいのである。今回は人気のあった3巻以来の傑作だと思う。小説のセリフまわしやハリーの考え方、ロンの口調にしても全て成長して生意気になっているし、そのセリフも面白く、作者の力量を感じる。やはり世界でも稀有な作家だとしみじみ思った。
2006.05.22
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化粧品を購入したら、いつのまにかこんなラインナップになっていた。ヴェレダのローズマスク。アロマテラピーアソシエイツのクレンジングミルクと化粧水。オーガニックボタニクスのオイル(美容液)・・・・・・・。そんなに癒されたいのか?と自分つっこみ。W杯が近くなってきた。実はサッカー好き。楽しみ。ところで、最近甥っ子が泣きはらした目で保育園から帰ってきた。3歳の甥は気が強く、末っ子で、けっこう傲慢である(2番目ってそうですよね)。で、保育園の先生曰く、甥が遊び道具を独り占めして遊んでいたので、上級生が遊びたくなって「保育園のものはみんなのものだから、独り占めはよくない!」と先生に抗議して持っていったということだった。それに対して甥は悔しくって泣きまくって怒っていたらしい。・・・・・・・・、ふとなんか変だと思った。確かに、「保育園のものはみんなのもの」。でも、なんだか腑に落ちない。ああ、そっか。と気づく。自分を振り返ると、上級生のような年上は小さな子には我慢して遊び道具を貸してくれたなーって。しかもそんな論理的なこともいってた記憶がないな・・・・。なんだか、「論理のすり替え」という言葉がちょっと頭をよぎってしまった。
2006.05.19
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どうも私はカップヌードルの宣伝が気になるようだ。前回のミスチル「I LOVE YOU~」の言葉とともに地球や難民のような子供たちが映る宣伝のことも日記で書いたし。今回は大友克洋が作ったようなアニメに「FREEDOM」という標語の載った宣伝が気になってしょうがない。主人公は、未来都市の乗り物にのり、その管理された社会・・・おそらく「外」に自由に出られない社会・・・・からの脱出を試みようとするであろう・・そんな予感をさせるセリフをしゃべる。そして最後に「FREEDOM・カップヌードル」と標語がでてくる。そんな宣伝。何週間か前にじゅんじゅん&BITTER ASUKA嬢とインドカレーを食した時、「(わたしが)『FREEDOM!』とか言ってどっかいきそうだよね」と言われたけれど、(あの時は大爆笑してお店の人に「静かにしてね」と注意までされてしまったが)どうやらあの言葉は私の性格を的確に表現していたなーって、いまさら気づく。カバラ数秘占いでもでてたけど、私は「自由」でいたい!「陽気」でいたい!と望む人間なのである。(実際に自由か陽気かは別として)自由に自分の思ったことが言えない世界なんて信じられないし、そんなとこなら「脱出」を試みてみるべきだと思う。だから死んでも中国には住めない・・・・。そんな訳で、「共謀法」の成立なんて、NOOOO!なのです。治安維持法とどこが違うの?戦争します、という国家に向かって「嫌だ!」というために集まるだけで逮捕されちゃうのである。そして「憲法を変える時、国民投票が必要なのを変えましょう!」という審議もされているけど、それもNOOOOO!と思う。そして教育基本法に関しては「国家を愛する・・・」という文脈がおかしいのでNOOOO!なのです。誰が愛するのかの主語は?そして「愛する」という言葉には「愛しさせる」という文脈はこの世にはなく、文法てきにおかしいのです。「愛する」という言葉通りに使用させるなら「愛する」のは国民であり、「愛する」ことに強制力はありえない。したがって「愛する」ように「強制する」というあとの言葉が隠されているわけで、やっぱりNOOOO!と言いたいのです。「愛するか愛さないかは私の勝手です」と言いたい。どっかの金持ちエロじじいが金に苦労している若い女に手を出したくって金をちらつかせながら迫ってゆく。ほいで、金で女の子を愛人としたけど、心までは買えなかった・・・・「俺を愛せ!!!!」と迫るオヤジ・・・というような、大映ドラマのような展開が目の前に繰り広げられそうなこの教育基本法。気持ち悪くってVOMITです。最後に、そんな法案の審議がされているのにのんきに「村上ファンドがシンガポールに事務所をー」なんてことがニュースの第一報だったりするあらゆるマスメディアは本気で死んでると思った。
2006.05.14
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http://www.seijoishii.co.jp/catalogue/kashi/index.html成城石井の商品。納豆巻き・・・。おせんべい?と思いきや、その食感がなんとも・・・。クッキーを食べたつもりで「カントリーマーム」を食べたような気分。納豆を食べているのに、納豆嫌いの人も「おいしい」という一品。これは是非試してください。
2006.05.09
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しばらくぶりの日記。これからはしっかり書くぞー!!実は本日意を決してMEETINGで自分の思いのたけを語った。自分に対して、ネガティブな感情がある中で、自分の意見をだれかの応援を取り付けることなく語るということは、私にとってはじめてのチャレンジだった。・・・というかそういうことはやっていたけど、上に立つものとして言う事は初めてだった。これは想像以上に勇気が必要だったし、自分の中で何かを乗り越えたような達成感がある・・・。もちろんこの「想い」が伝わらなければ意味はないわけだけど、まずは形勢がマイナス中、自分を表明するということが、私にとってひとつのハードルだったし、ハードルを飛び越えられたことがうれしかった。これは勝手な自己満足です。GWは大好きな押井守監督のトークショー付映画上映会にいけてHAPPY。箱根で温泉。明治神宮に甥っ子といったり、とまあ満喫しました。6月は山形と岩手の平泉。&近場をGAQ4期生と小旅行。7月には沖縄に行く予定。9月には上海の予定。旅行しまくりな春夏になりそうです。自分の予定はは9月の上海のみだったんだけどねー。
2006.05.08
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新宿御苑ではこの時期、園遊会がある。御苑は八重桜が綺麗な場所で有名で八重桜が咲く頃にちゃんと行われる。ということで来週の日曜日、晴れたら御苑に行こう!と企んでおります。参加者募集。
2006.04.15
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「国家の品格」を昨日読み終える。意外に私の思っているようなことと似ていてびっくりした。違う点は・ 日本に軍はいらないなーと・ そんなにアメリカのことけちょんけちょんに言わなくっても・・・の2点のみ。本の内容として著者が言いたいのは以下の2点だったと思う・・・。・ 本を読め!(名作に限る)・ 「卑怯」をしてはならない、と教育しろ!本の中でホリエモンのことを叩いていたけど、私もホリエモンについては「法がOKといっても、相手の弱点を狙うようなやり方での買収は因果応報で自分に帰ってくるから、ろくなことになんないよ!」って思っていたし、今も思っている。マイナスの波をつくっちゃうと、自分もマイナスの波にしか乗れないからなーって思うのだな。プラスの波に乗りたければプラスの波を作るのが一番手っ取りばやい。実際には捕まっちゃったので、なんとも・・・・という気持ちだが、裁判で実刑になってしまうかはわからないので、本当に違反を起こしたのかはわからないけど、とにかく、「法律」は最低ラインなんだから、やはり「法律ではOK」という基準は人としてヤバイと思っている。本日、会社にて短期派遣で働いていた人に対して、長期にするかの問題を上司と話し合って、自分でも人を雇うという基準をどこに設定するか悩んでいたのだが、上司に報告した言葉に自分でハッとして気がついたことがある。他の会社では通用しない基準とは思うが、今の自分の会社では通用する基準・・・。・ 誠実で・ あやまることを知っているこの2点を備えている人であれば、雇ってOKということにした。事務の仕事は主に支援部隊みたいなものだから、この2点が備わっていれば、人中で泳ぐうまさとかが無くって、少々ぶきっちょであっても、結果的にこちらでサポートしてゆけば、どうにかなるだろ、と思うことにする。職場の女性からは「使えないと思うから、私は教えたくないし、教えないので、面倒見てよ」とか、けっこうぶっ飛ぶようなことを言われたが、私は私の基準に従うことにする。・・・・・教えてください・・それが中堅の仕事です・・・。と言葉が喉から出そうになったが、飲み込む。なんかすっきりした。
2006.04.12
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富士登山今NHKで「富士山」の番組がやっていて、ついつい見てしまった。技術がどうとかはわからないにしても、やはりハイビジョンは綺麗。眠る前にいいものを見た。さて、今読み始めたのはまた新書のベストセラー「国家の品格」である。正直手に取るのをためらった作品ではあったものの、食わず嫌いもどうなんだろ?と思い、読み始めた。また最初のほんの少しだけしか読んでいないが、印象としては「インテリおじい様が酒飲んで飲み屋でくだまいている、その内容をまとめました」という感じである。これ決して悪く言っている訳ではないです。それなりに同意するところもある。一箇所とりだすと、この人は-精神てきに安定するので『成果主義』より『終身雇用制』は良い-とする立場だ。私の意見としては、ある意味ではYES!!!だし、ある意味ではNO!!!である。確かに雇用が安定していないと良いパフォーマンスはできない部分がある。これは実感だが、ネームバリューのある企業で華やかな仕事をすると、その立場を守るために他人を蹴落とすことだけに力を振り絞っていた人がいて、それこそチームワークなんてあったものでなく、相手が失敗するように仕向けたり、相手が失敗するような提案には無条件に賛成したりと、まったく話にもならないような常態になったことがある。そうやって自分を守り、相手をFIREへの持ってい行くその手腕だけに磨きをかけるっていう行為は、どう考えても企業にとってマイナスである。だからといって「終身雇用制」を生まれたばかりのベンチャー企業に当てはめたら、それこそ奈落の底へ、ひとっ飛びである。会社を成り立たせるための案件、取引をしなければ会社は潰れてしまうのだから、明らかに成果主義でいかなといけない。起業したばかりの企業にはネームバリューはあるはずもないので、のれんにぶら下がる人はいない。ぶら下がったところで、これまた奈落の底か、そもそものれんが無い。なので、終身雇用制もいいところ50%悪いところ50%なのかと思う。私はある程度安定した成長をしている中堅どこの中小企業に働いていますが、成果主義と終身雇用のような安定性の真ん中ぐらいの状態の会社かなーと思っている。なので、ミスをしたらすぐに首を挿げ替えられるような、そんなプレッシャーはありつつも、首を切られるようなことは、そんなに(というかほとんど)無いと思っている。前はそうじゃなかった。アルバイトの時はもっとプレッシャーがきつかった。同僚に嫌われただけでも首になるのだ。直属の上司と合わなければ致命的。いつでもどこでもFIREである。そんな中で働いてくれば嫌でも根性は座ってくる。このアルバイト生活で得たものは多かった。一度はこんな経験をしてみるのも悪くないと思う。特に終身雇用制の人は一度やってみれば自分の世界が変わるのではないだろうか。かといって雇用が安定していないいつでもどこでもFIREな世界は足の引っ張り合いも多いことも事実。安定したネームバリューのある会社ではもっとも危険だ。結果として、ベンチャーは成果主義。安定企業は終身雇用制をお勧めします。
2006.04.10
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新卒入社手続きのパニックは去年より要領良く手続きが完了しそうです。去年は全てが手探りで6月に燃え尽き症候群のようになってしまい、大変でしたが、まあ、今年は何とかなりそうでホッとしてます。日記を書く余裕も生まれてきた。さて、今読んでいるのはベストセラーの「Web進化論」。読んでいて思ったことは以下。新しいネット上での波を作っているアメリカ代表する技術者達の心は「大衆」という「人」に対するポジティブな信頼感。これはキリスト教に根ざした考え方なんだろうなー、と感心してしまった。一神教故に、何かが起こればそれは神が裁くであろう、という信頼感であり、何らかのマイナスを引き起こす個人の「悪」が働くことがあっても、絶対的な「モノ」の存在を信じるならば、倫理観がそれを止めるであろう、という信頼感。経済用語でいうところのインヴィジブルハンドである。どんなに悪事を働こうとも、しっかり絶対者は見てます。という感覚。そして秩序を取り戻しますよ、という信頼感。上のことに、たとえ技術の開発者が意識していないにしても、無意識的にその土地からそんな思想の影響は受けているんだろうと思うのだ。だいたい「世界政府があるとして、その政府が使うシステムは全てGOOGLEが開発しましょう!」なんて思想は明らかに「絶対者である神」に対する帰依(帰依はイスラム経の言葉だな)だよね。相対的に物事を判断する傾向の強い仏教や道教や儒教などのアジア思想ではない発想だわ。世界は混沌であると思っているような世界では。秩序立てようなんて思わないもの。相対的に秩序が保たれていることに重きを置くのだろうし、完璧な世界からはなんらかのカオスが顔出しすると思っていては、この検索システムを作ろうとは思わないだろうな・・・。因果関係を大切にする文化では完璧な世界観のシステムは無意味だ。因果関係こそがシステムだから。ところで、WEB進化論を読んでいて、つくづく「攻殻機動隊」のファンでよかったと思った。この作品のおかげで大方の内容が理解できたし、その問題点も理解することができた。例えば、巨大な数から少しの利益を得れば、莫大な利益になる・・・。これは攻殻ではテロリストが貨幣単位にならない金をネット上から搾取することでテロ資金を得ていたエピソードでよく理解ができた。「ネットの世界のこちら側とあちら側」という表現も攻殻では映像として見せてくれるのでよりわかりやすい。個人的にはwebのこれからの世界を想像するのは面白いし、ワクワクするのだけど、ひとつだけ嫌だなと思ったのは多数決による解決方法。これを言ったらもともこもないんだけど、例えば物を販売する、という程度なら許せる。筆者は今回の選挙戦の予測をブログからして、家族へのアドバイスをしていたが、その文脈が気になった。「誰にいれたらよいか?」と家族から問われて、物凄い支持を感じられたと著者が認識した上で「小泉支持だ」とアドバイスしている。・ ・・・意味が良くわからない・・・・。大多数が支持したからそっちにいれたら?という文脈に読めるのだ。私個人は何度も書いているけど、「少数意見が大切にされる世界」が好きなのだ。民主主義とは、そういうことだと思っている。大多数派が幅を利かせるのは当たり前なんだからこそ、少数意見を大切にしようよ、と思う。インターネットの世界もともすればこの悪しき大多数の法則に落ち込んでいってしまわないか、それが心配。そもそも「個人=孤人」の力を最大限に発揮できる素地を構築したインターネットが「大衆化」されるにつれ、「全体主義」に落ち込んでゆくのを見るにはしのびない。そもそも新しい流れというのは、小さな流れから発生するものであって、だからこそ小さなもの、少数なものを大切にする世界であってほしいのです。Googleの検索システムはこの問題にどう対応してゆくのかなー。
2006.04.09
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