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長々おつきあいいただきありがとうございました。
彼がなくなってしばらくは、なんだか頭が混乱していて、眠っても彼を探している夢ばかりみていました。
目がさめて、「病院・・・あ、ちがうんだ・・・。」とおもったりする毎日でした。
でも学んだことが多い経験でもありました。
まず親のありがたみが身にしみました。
彼の最後のときまで、無理な手出しをせずにしっかりと見守ってくれて、ご葬儀のこともすべて私の両親まかせでした。
そして、舅、姑は所詮、他人ということも思い知りました。
あてにならないどころか、まあ・・・。思い出すのもうんざりするので、書きませんが。
たとえ彼がいなくなっても、自分は生きていかなければならない。
だれよりつらくてさびしいのは一人で見知らぬところへ旅立たないといけない人なのだから、残された者がいつまでも自分を哀れんでいるわけにはいかない。
それにいつまでも私がぐったりしていると、彼が悪くいわれるかもしれない。
そうやって自分をふるいたたせるようにしていました。
私は闘病中彼と一緒にいることができて幸せでした。
彼も私とすごした時間を満足してくれていると思っています。
だから私は下を向いている必要はないとずっと思っていました。
私がもし彼の寿命が長くないことを知っていても結婚したか?と聞かれたら、間違いなく結婚したと答えます。
彼とのことは運命だったんだといまは思っています。
彼のおくりびとに私は選ばれたんだと思っています。
彼の出棺のときに私はこう声をかけました。
「バイバイ、また遊ぼうね。」
彼も笑って手を振ってくれたと思います。
きっと私があの世にいくときに、方向音痴の私をちゃんと案内してくれるでしょう。
私にとって彼の存在は誇りです。そして宝です。
再婚して、子供がうまれた今でも彼のことは私の大切な一部です。
いまでも彼は私や私の家族をしっかり守ってくれていると信じています。