第40回大学選手権 決勝

早稲田大学 7-33 関東学院大学
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前半の得点は0-0と数字上は互角。
だがスクラムではポイントをずらすなどの工夫で、早稲田が強力FWの関東学院を押す場面もあった。
13分には早稲田大田尾がDGを狙うが外れる。
ボールの保有率でも早稲田が多く保有し、スクラムやラックからのターンオーバーなど良く研究しているという感じ。
関東学院は鉄壁の防御で早稲田の攻撃を止める、力の入る前半の展開であった。
試合が動いたのは後半8分、ラックから左へ展開したボールを関東学院霜村がキャッチしそのまま縦に走り抜け50Mを独走しセンターにトライ。Gも決まり関東学院が7点を先制し均衡を破った。
その5分後の13分、早稲田大田尾まキックを関東学院河津が足でチャージし今度は70Mの独走トライを演じて見せた。
このバックス陣の立て続けのトライで勢いがついたのか、18分には関東学院北川にもトライが生まれる。右ラインを走り抜け、相手DFに引っ掛かり躓きながらもしっかり飛び込んでのトライ。この時点で関東19-0早稲田。
そして圧巻は29分FW山本のトライ。やはりこの男は強い。早稲田DFをものともせずにトライを奪ってしまった。
早稲田は集中力が切れてしまったのか、ハンドリングミスを連発し波に乗り切れない。
31分には関東学院FBの有賀が早稲田のパントを拾いトライ。完全に駄目押しのトライとなった。
意地を見せたい早稲田は39分、関東学院ゴール付近でのラックから池上が小畑のDFをかわし初トライを上げるがここまたで。
早稲田にミスが出たのも、関東学院のDFの強さとプレッシャーによるものだろう。
王座を奪回した関東学院、今年は並み居る伝統校を破っての決勝戦、その強さは大学No.1に座して相応しい。


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