アメリカで育児日記☆りゅうちゃん&せいちゃん

アメリカで育児日記☆りゅうちゃん&せいちゃん

出産の事~おじいちゃん先生



ちょっとさすがの私も余裕がなくなってきました。

お昼になって今度はお昼ご飯が運ばれてきて

さすがにこの時最初はもういらないわ~~っと思ったのですが

やっぱり・・・おいしそう。

それにもったいないし!!!と思い

結局少しだけ食べちゃいました。(といっても半分は食べてた)

(コレにはだんなも呆れてましたね。)

そしてその頃

『こんにちは~~』っと

この病院の院長であるおじいちゃん先生がにこやかに入ってきました。

この病院はこの先生と息子さん(若先生とよばれている)の親子でやっている

クリニック。おじいちゃん先生の方は主に婦人科が担当で

妊婦さん達は若先生が見ているので挨拶程度で話したこともなかったのですが、

すご~く優しくていつもニコニコ。とても感じのいい先生です。

この先生なんと姓名判断や血液型の占いができるらしく、出産後に子供の

運勢なんかを見てあげるから生まれてくる子の名前を教えろ、とのこと。

『りゅう〇とつけようと思う』というと、おお~それはいい名前だね~と

誉めてくださいました。

そして、午後1時ぐらいにいよいよ陣痛は2分間隔に

もうこうなるとほんとに痛くて体が震えだし、吐き気までしてくる

この時看護婦さんが持ってきてくれた木馬のような椅子に腰掛けてみると

陣痛の痛みをうまく逃しやすかったです。

そして木馬にまたがりながらう~~んう~~ん言っていると

一度は出て行ったこのおじいちゃん先生がまた来て

『もうすぐね。がんばってね~ まだいきんだらダメダメ!リラ~ックス』

と励ましてくださいました。

しかし・・・この先生10分たっても20分たっても30分たっても

ず~~~っと 私のそばについていろいろと話しかけてくる。

しかも 『今日は〇〇ホールに演歌歌手の〇〇〇が来るんだけど知ってる?』

とか『先週は〇〇動物園に孫といったんだけど~いったことある?』

とかそんな話・・・

(よかったですね~~でもちょっとそんな質問に答える余裕はもうないですが・・・。)

私は『はぁ』とか『そうなんですか~』とかそんな曖昧な返事しかできなかったです。

(ごめんね、おじいちゃん先生。でもとってもうれしかったですよ)

そしてこの先生がきてから1時間近くたった頃 看護婦さんが入ってきて

『やだ!先生まだここにいらしたんですか!!患者さん待ってられますよぉぉ!!』

っと看護婦さんに怒られしぶしぶと出て行かれました・・・。

おじいちゃん先生とは出産後にあと1度だけお会いしたのですが、そのときにちゃんと

りゅうちゃんの姓名判断と血液型の占いを手書きできれいに書いて持ってきてくださいました。

つづく






© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: