30代女性、前世のワークをいたしました。

彼女は私の姉妹のような存在。従姉妹です。小さいときから一緒に育ちました。

大人になってからも近くに住んでいます。

私がさせていただくワークでは、前世に帰る途中で今の人生での子供の頃に一度戻ります。

そのワンステップで前世に帰りやすい状態になるのですが、そのワンステップが時々前世よりも魅力的なことがあるようです。

彼女の場合もそんな感じでした・・・・

＊＊＊＊彼女の記憶～ 前世なのか、過去の思い出なのか・・・・

足元は靴を履いています。大人の女性です。

学校の教室にいます。現世の自分が通っていた学校とは違うような感じがします。

窓から見る風景も、違うように感じます。

時刻は昼間。でも、学校には誰もいません。

教室から移動してみます。・・・・中庭に移動しました。そこには池があり、鯉が泳いでいます。 （私たちの通っていた小学校には中庭があり、その当時は鯉が泳いでいました。今は花壇になっています。）

中庭にもだれもいません。この学校では誰にも会うことが出来ないようです。

家に帰ってみます。

家に着きました。今の人生での家です。立て直す前の古い家です。

おばあちゃんがいます。今のおばあちゃんと同じ人です。

おじいちゃんもいます。今のおじいちゃんと同じ人です。 （二人とも亡くなっています。）

私は、過去世には息子と今のペット（犬）に会いたいと思って来ました。

探してみます。・・・・・・でも、この時代にはいないようです。

他の時代に移動することにします。

・・・・移動しましたが、白くもやが掛かり何も見えません。

意識が維持できそうになかったので、現世に戻ることにしました。

～～～おわり～～～

彼女の場合、子供の頃の思い出の後、自分が行きたい前世の時代を選ぶ過程で、今の人生の子供の頃を選んだようです。

それを選んだ理由が、今の彼女の中にあるんだろうと思います。

実は私もそんな気がしていました。

ちょっと離れた視点で彼女を見た時に、今の人生の過去に想いが強いんじゃないかな？

そう感じるのです。

大人の自分の視点で見た、過去の自分の記憶。

きっと、子供の頃にはわからなかった祖母や祖父の思いが感じ取れたのではないかなと思っています。

そして、あの頃にはわからなかった家族の愛が、今の彼女を優しく包んでいくように感じました。

潜在意識に選ばれた過去の記憶、「今、これを感じて次のステップに繋げようね」

彼女の潜在意識からの最高のプレゼントだったんだと思います。

でも、私には彼女にどうしても会わせてあげたい人がいます。

彼女の記憶にはないであろう、彼女にとって大切な人。

赤ちゃんの頃の彼女に一生分の愛を捧げた彼女の母親です。

それを直に感じることができたら、どんなに幸せだろうか・・・・

今思うと、子供の頃から私自身がそう思うことがたくさんありました。

もしかして、私がこのワークを仕事に選んだ理由がここにあるんじゃないのかなと、彼女を通して感じていました。

過去世までは帰らなかったけど、過去世と同じくらい大切な記憶が今の人生にもあることがわかりました。

海外旅行のように好きな過去世を自由に旅するのも魅力的ですが、こういう身近な旅も捨てがたいな。。。

今度はどんな旅になるのか、楽しみになりました。