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2000年より始めた日々の気ままなフラメンコ模様(2025年現在個人レッスン)と、 幼少時よりウン十年、細く長く愛する宝塚歌劇について好きな様に綴っています。 ほぼ東京たまに遠征、浅く広くのゆるいファンですが、全組観劇します。 が、瀬央ゆりあさんの異動を受けて星組＆雪組中心となる予定。
December 11, 2024
カテゴリ： 宝塚
書きたいことが色々ありすぎるので 何回かに分けます^^;
今日は前より落ち着いて セリフやしぐさ 表情のひとつひとつをしっかりとらえながら観られたからか 限られた時間の中で みんながこの物語の背景をしっかり噛み砕いて臨んでいることが伝わってきました。
楽曲の美しさも特筆ものです。
初見より全体的にコメディ要素が強くなっていたなーと感じましたが この物語の笑いの要素って そもそも南北朝鮮の分断がもたらしているもので どこか切ないんですよね…
銃撃戦などのアクションは部分的な代わりに ちょっと苦味を感じるような笑いの連続との対比に絞ることで
舞台版は切なさや悲劇性を際立たせることに成功していると感じました。
２幕は1幕より更に展開が速いので 観る前に粗筋だけでも知っておいたほうが面白いかもとは思います。
最後にショーがつくのは嬉しいけれど 今回は その分を他のエピソードに使っても良かったのかなとは思いました。
リ．ジョンヒョク 朝美絢
北朝鮮のエリート軍人 第5中隊長。
顔が素晴らしく良いのは分かっていても やはり見惚れる♪
朴訥で不器用 ユン．セリに振り回されながらも惹かれていく過程で 停電でぶっきらぼうにロウソクを差し出した時と ユン.セリを探してアロマキャンドルを掲げた時の慈しむような持ち方に 想いの変化が込められてるように感じて ぐっときちゃいました。
感情を爆発させるシーンがあまりなくて 舞台では下手すると地味になりそうな役どころですが
あーさが演じると迷彩服でも華やかな香りを纏っていて…
トップスターとしても素晴らしいことですね。
『もう一歩だけ〜』と繰り返される力強い歌声が忘れられません。
ユン．セリ 夢白あや
韓国の財閥令嬢でセリズチョイス社の社長
頭が切れて快活で あやちゃんへの当て書きのよう。
マリー・アントワネットも堂に入ったものでしたし 自我が強く 精神的に強い女性を演じさせたら天下一品ですね～。
2幕の華やかなスーツ姿も良かったけど、前半のセーターにスカートで 髪を振り乱してハッチャケてていたのがホントに魅力的。
ク.スンジュン 瀬央ゆりあ
かつて財産目当てでセリに近づくも失敗すると、今度は彼女の次兄に詐欺を働いたあげく
ご贔屓なので オペラロックオンで観てましたが…
本来は 悲しい過去を抱えていて 悪人に見えてかなりのお人好しで 自分が損してばかりの二枚目半キャラクター。
舞台ではそのエピソードがまるっと削られて 描かれているのは悪い人がたまたまソ.ダンという美女に一目惚れして詐欺師のノリで接近し 本気になってしまい 改心を誓うも…という部分だけなんですが
それを ドラマを途中までしか見てなくてコトの経緯を知らなかった私が初見でも この人なにか理由があると感じる事が出来たのは
せおっちの繊細な表情の変化でした。
哀しみを堪えて明るく笑う役が 本当に似合います。
キャリアで言えば 極悪のチョ.チョルガンも絶対似合うし観てみたかったけど
そうすると恋愛 主人公との対立の大きな2つの軸が出来てしまい 収集がつかなくなるかな。
ドラマと同じく 航空券を口で破り捨てるところ 大好物！
ソ.ダン 華純沙那
ジョンヒョクの七年越しの婚約者。チェロ奏者でロシア留学から帰国。
ビックリした。ビジュアルも声も あまりにドラマから抜け出てきた様で…歌声も綺麗。
ベルばらで可愛い小公女で 縦ロールでごらんなさい〜ってやってたはず…
人に心を開かない彼女が スンジュンに少しづつ心を溶かされていく姿が愛おしかった。
私的にはMVPだと思うくらい すごく良かった。
当分 余韻から抜け出せそうにありません(*˘︶˘*).｡*♡
続く…
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