夢の世界へ

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お兄ちゃん



昭和63年3月25日 PM10時1分に横浜にて誕生~!

3304グラム。

分娩所要時間、19時間8分。 39週目のラマーズ法での出産でした。

なんか、妙に細かい時間が母子手帳に書き込んであって、すご~く嘘っぽい。

予定日、4月2日でした。その日に産まれれば1学年違っていたのに

1週間前に産まれましたので、ガシガシの早生まれです。





お兄ちゃんが、お腹に入ったときは、まだOLでした。

神奈川県横浜市から東京都中野区まで満員電車に揺られて通勤していました。

妊娠も3ヶ月に入った頃、結婚以前から申請していた仕事を

やっと辞められる段取りが付いて、妊娠にも気が付かずに

毎日、引き継ぎのため残業尽くめの日々。

朝6時20分に出勤し、帰宅は夜11時過ぎ。

極めつけは、送別会・送別バカンスと続き。。。

大磯ロングビーチでは日焼けのため肩に大きな水ぶくれを作り、病院に掛かり

抗生物質等の薬を常用。腰が凝ると友人に背中(腰)に乗って歩いて貰い

子宮のツボを押して貰い、飲酒し。。。

よく流産しなかったものだと、今考えるとゾッとします~。






つわりは、仕事を辞めてから酷くなりましたね。

吐くために食べてるのか、食べるために食べてるのか分からないくらい。

台所にも立てなくて

家の前にあるレストランで食べてきては、家に帰って吐くの繰り返し。

いい加減、上手に体力を使わずに吐ける様になりました。

つわりは中期を過ぎた頃くらいには、収まりました。





陣痛は10分置きの時に気が付きました。

病院は歩いて10分のところです。

丁度、旦那も仕事が休みで在宅していましたので

病院に電話をすると

『5分置きになったら、ゆっくり気を付けてきて下さい。』

との事でしたので、落ち着かない時間を過ごしました。

そのうちに、お印があったので改めて病院に電話をすると

来院しても良いとのことでしたので、ゆっくり歩いて行く内に

5分置きの陣痛になり、お腹を押さてゆっくり歩きながら陣痛の痛みの波が

来る度に『あいたたたた。。。』と休み、病院へ。

ベットに横になり、ヒッヒッフー。。。ヒッヒッフー。。。

確か17時間くらいは、ヒッヒッフー。。。ヒッヒッフー。。。

いい加減、喉が砂漠になりそうで咳き込み、唇は乾燥して切れて血だらけ。

産む前に、はてそうになりましたよ。

それでも、産まれないばかりか看護婦さんの診断に因ると

『心音が弱くなってるから、もっと沢山空気を送ってあげて!』

。。。お腹が痛くて、ママも息絶え絶えです。意識絶え絶えです。

ええい!!! 早く、産まれて頂戴(T_T)

で、子宮収縮剤を注射で4本も打ち

どうにか心音が無くなる前に産まれました。

どうやら、ヘソの緒がおでこに巻き付いていて、

酸素がスムーズに流れなかったため、心音が弱まってたらしいです。



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