Wyhappyの部屋

Wyhappyの部屋

海外見聞録その4



May.13

 朝8時半に起床、9時に朝食を摂る。2回目の食事だったので、大分余裕があった。今度はマフィンをトーストし、チーズで食べるとこれが、結構うまい。果物は必ずついたが、メロン、スイカは輪切りにしたものを2つに切っているものだから、かなり幅がある。オレンジやブドウも甘くてうまかった。隣にいた金髪の女性が、ミルクの中におかゆみたいなものを入れて食べていたので、翌日まねして見たがまずかった。

 9時半にホテルを出て、高速に乗る。夏時間とは言え、やはり、朝はラッシュアワーであった。途中右折側は渋滞になっていた。色々な車が走っていた。高級車があるかと思うと、オンボロ車が走っている。また、あのいかにもアメリカ的なトラックも走っていた。I5は南北を横断しているので、メキシコあたりまでいくのだろうか?と想像する。

 10時前にT社に着いた。どれほど広いのか見当がつかないが、森の中に会社があるという感じで、我々の目指す建物は木に囲まれた静かなところであった。建物は1階建てで、隣の建物まで、車が必要な位広い敷地であった。受付にはマイクとイヤフォンをつけた2人の女性がいて、訪問をタイムリーに知らせているようだ。待っている間、ジャニスと挨拶する。ERICの上司だという。いかにもアメリカの陽気なおばさんという感じが良かったのだが、翌日評価が変わってしまう。

 ミーテイングは10時から2手に別れて開始した。とにかく資料は豊富に用意してきた。自己紹介は少しユウモアを入れながら行い、笑いもとれた。次からが問題で、ただひたすらにOHPを読みはじめたが、発音も何もデタラメで、自分で読んでて嫌になってきた。思わず、『皆さんが、OHPを読んでください』と言ってしまった。参加者は真剣に読んでくれたが、英語でコミュニケートする力が欲しいと本当に思った。W/Sは5時過ぎに終了した。非常に疲れた。

 ホテルに帰ってからシャワーを浴び、新聞を読む。新聞はいくつかのカテゴリーに別れており、LIFE,SPORTS、芸能などがあった。カサリーンヘップバーンが90歳になってお祝いを受けたとか、野茂が奪三振で2位とかの記事があった。

 アメリカの日は長い。6時半でもまだ十分明るい。稲が郵便局に用があるとかで、田舎の町並みをドライブした。車を降りて、少し歩いた。途中線路があったが、踏み切りはない。どこも建物は低く、電信柱がないのに驚く。
 ガススタンドやマーケット、銀行などがあり、のどかかな町で映画で見たことがあるような懐かしい感じがした。ドラッグストアーにはいった。何でもあったが、高いからやめろとTOMがいう。ステック状のビーフジャーキーを99セントで買う。大勢で来て買い物がこれだけで、店主はガッカリしていたようだった。歩きながら、食べるとこれが妙に旨かった。

 夕食は、ホテルの前にあるレストランですることになった。伝統を感じさせる建物で、いかにもアメリカらしいレストランであった。残念なことにノースモーキングであった。ローカルビアーで乾杯した。前菜にオニオンフライを頼んだが、これがまた旨かった。
 メニューから選びステーキを食うことにした。ウエイターはきちんとした身なりの若い男で、『飲み物は何にするか?それはどんなタイプのものか?スープは何にするか?肉の焼き方はどうするか?サラダのドレッシングは何にするか?』などと1人づつ聞いてくる。誰が、どんな注文をしたかを良く覚えていて、料理を運んでくる。サービスとはこのようなものだと感心した。

 トイレに入ると、口臭防止の薬や香水などが置いてあり、きれいであった。ペーパータオルは取ってを回して好きなところで切る方式であった。ほとんどのトイレは日本式の1枚づつとるのではなく、紙タオルがロールになっていて取ってを回すかボタンを押す方式であった。トイレの前には写真が壁に貼ってあった。町に移植してきた1900年初頭の町作りの様子や、1924年にコロンビアリバーに戦艦『バトルシップと書いてあった』が昇ってきた写真などが貼ってあった。町の歴史の一部が分かった。

 May 14

 T社での2日目になったが、会社の中はすべて禁煙だった。そこで、煙草は外で吸うことになるが、食堂のドアーから出ると鍵がロックされて中に入れない仕組みになっている。よって、彼らのIDカードを借りていくことになるが、スミスさんのを借りたら、なんとSTAR-WARSの悪役の写真であった。

 『これいいね、どこで買うの?』と尋ねたら、『お菓子のスタンプを集めてもらうんだ。』と子供のようにいった。少年の頃グリコかなにかで集めて景品をもらった記憶がよみがえってきた。ローリーさんが、『これあげるわ』と(多分いったと思うが…)剥がしてくれて、俺のIDカードにつけてくれた。翌日スミスさんは今度はレイア姫をつけてきた。多分スペアーを何枚か持っているんだろう。それにしても可愛い叔父さんじゃないか!と変に感動した。

 外で、煙草を吸っていると、リスや鳥達がそばに寄ってくる。空は晴天で、この辺でもカルフォニアウエザーというのだそうだ。なんて気持ちが良いところだと思う。ところが、あとで聴くとPortolandは年間60%位雨の日が多いのだそうだ。

 2日目のランチはサンドイッチにした。実は昨日失敗したので、塩ちゃんのお薦めにしてみた。カウンターにいるデブッチョのおばさんは『パンはどれが良いか?肉は?レタス?トマト?キュカンバン?(キュウリのこと)マスタードは?』としつこく聞いてくる。最後にピクルスは?というからノーサンキューと答える。

 ピクルスの横にきゅうりを2つに割った浅漬けのようなものがあったので、それをくれといったら、おばさんはとても嬉しそうにトレイにいれてくれた。天気が良いので、外で食べることにした。サンドイッチはとても旨かった。塩ちゃんが得意になって『それ、旨いだろう?昨日は生ハムで今日はローストビーフにしたが、柔らかいパンにしたら正解だった。』と自分が作ったように話をしている。横では、Ericが黙々と食べている。例のきゅうりを食べてみたら、これが何とメチャクチャ酸っぱい。『これピクルスじゃないの!』といったが、後の祭りである。塩ちゃんが『だからいったじゃないか。ピクルスはやめろって!』という。Ericはノープロブレムなどと澄まして旨そうにピクルスを食っている。ピクルスは輪切りだと思い込んでいたのに…。

 T社の食堂の食器(トレイ、フォーク、スプーンなど)はプラスチック製であったし、コップとナプキンは紙製であった。そして、これらはすべてリサイクルして使っていたのに驚いた。分別用の箱があり、各自が食後にトレイ、フォーク、スプーン、紙、残飯を仕分けして入れるようになっていた。資源を大切にしているという姿勢を感じさせた。

 W/S終了後、ワシントンスクウエアーに買い物に行く。モールもそうだったが、アメリカは郊外に車で買い物に行ける大ショッピング街が多いようだ。残念ながら、喫煙できる所はなく、すべて外で煙草を吸うことになっていた。買い物の好きな人には多分たまらないのではないか?と思われた。恐らく1日中楽しめるのではないか?日用品、雑貨用品、衣類、食品、玩具、宝石、化粧、スポーツ用品、薬、ハンバーガー、アイスなどなんでもあったようだ。オレゴンの特産品のショップに入り、皆はお土産を買っていた。

 欲しいものがないので、外に出るとEricがベンチに座っていた。「**さん。向かいの店はアメリカでは若い子には人気のある有名な店だよ。」というので、思わず入ってみた。嫁の通勤に良さそうなバッグがあった。が、現金が100$位しか残っていなかった。カードは昨日初めて使ってやり方が分かっていたので、カードを使うことにした。

 レジに持っていったら、先客のおばさんがいた。「この柄は合わないわね」と多分いっていたと思うが、ショーウインドウにもどって別なものを持ってくる。どこの国でもおばさんは人のことを考えないものだ。10分位待って、自分の番になった。ところが、盗難防止用の器具がついており、それを剥がすのにまた随分と時間がかかった。やっとの思いで買い物が終わり、店の外へ出ると皆が待っていた。みんなごめんね。

 ワシントンスクエアーを出たところで、ポリスに逮捕されただらしのなさそうな青年がいた。彼はうつろな目をしており、ドラッグをやっているらしい。やはりここはアメリカなんだと、変なところで感心した。

夕食はイタリアンレストランに行った。いつものように、ローカルビアーを頼み、前菜にイカのフライを注文した。今日のMTGで疲れていたせいか、皆食欲がなかった。が、ウエイトレスは若くてとても可愛いかったため、急に元気になってくる。皆で、あの娘はいくつだろう?きっと高校生でアルバイトしてるんだよとか可愛いねとか言っていた。

 彼女を呼んで、年を聞くと何と22歳という。ビールがなくなったので、ワインを注文し、彼女に開けさせることにした。店の先輩何人かが心配そうに見ている。どうやら、初めてらしい。とりあえずうまくいったので、皆で拍手喝采をする。この店では海外からの客が多いようで、もし、自国に戻って写真を送ってくれたなら、再来時は料理がただになるシステムがあった。何カ国からの写真が壁に貼ってあり、日本からも1枚鎌倉の大仏さんの前で撮影した女性の写真があった。

 煙草を吸った後、トイレに入る。アメリカではほとんどのトイレが上と下が開いている。余談であるが、初日T社に行った時、急にウンコがしたくなってトイレに行った。システムが分からなく引いても、押してもドアーが開かない。誰かが入ってるかもしれないと思い、しばらく時間を待って、またトイレにいったが、同じであった。今度は思い切って、ドアーを引っ張ってみた。すると中から、「何をするんだ。中にはいっているのがわからないか!」という声が聞こえた。…多分そういったと思う。

 足元を見ると、確かに黒い靴をはいた男の足が見えた。「そうか、日本の場合は鍵をかけると赤い表示がされて、誰かがいることを示しているが、アメリカは足元をあけていることで人がいるかどうかを確認しているんだ」と思った。「アイムソリー」といって、その場は逃げたが、あとで入ってみるとどうも足が高い。少し、つま先立ちするとなんとかできた。

 そんなことを思い出して2nd exitを見た。実は、塩ちゃんがこう言ってた。『Ericが小便を1st exit、大便を2nd exitというらしい。彼は**チャンはよく2nd exitをするなあと感心していたらしい。』すると、かなり無理をした姿勢の足が見えた。あとで分かったが、Ericが入っていた。(Ericはアメリカ人としては低く、165cm位である。)アメリカのトイレは小の方も高い位置にあり、ややもするとオチンチンが便器につきそうになる。そこで、普通は、子供用でいたすことにしていた。本当に彼らはデカイ。?



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