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2025.09.19
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カテゴリ: 神社仏閣・御朱印
八柱神社から県道11号線を2~3分ほど上流に向かい豊田市藤沢町地内に向かいます。
阿摺ダム下流300mの県道11号線沿いに立つルネッサンス高等学校の看板から左に入った山腹に鎮座するのが藤沢町猿投神社。
8月に一度訪れましたが、社頭を見つけられず諦めた経緯があり再び訪れました。

県道から細い道を左に入るとすぐ右にルネッサンス高等学校の校舎が現れます。
猿投神社の入口は写真の「なかよしの像」と「藤沢小学校100周年記念碑」の右側です。
現在の藤沢小学校は2010年に廃校となり、現在はルネッサンス高等学校が校舎として転用されています。

参拝社駐車場がないので、県道を300mほど阿摺ダムに進み、右手の旧道の入口付近に駐車し5分程歩いてきました。

神社入口の全景。
学校の通用口に続く道が神社入口になります。
前回はここを見落とし、左に続く細い山道に踏み込み、Uターンスペースもなく、随分奥まで行ってようやく戻ってきました。

右手を進むと写真の藤沢薬師堂が鎮座します。

鎮座地の藤沢町は、江戸時代三河国加茂郡藤沢村で、藤沢の由来は、この辺りが藤の生い茂る沢があることから藤沢と呼ばれるようになったという。
藤沢薬師堂は藤沢町の入口の山裾に建てられ、現在の堂は平成5年に建替えられた入母屋瓦葺の妻入りの堂で、外陣は吹き抜けの床板張り、内陣が本尊を安置する堂になっています。

この一画は藤沢集落の鎮魂と信仰の場となっているようです。

藤沢薬師堂。
地元では「お薬師さま」として崇敬されている。
本尊の薬師如来と脇侍に日光菩薩を安置している。
創建時期は不明ですが、矢作川が今日のように多くのダムや橋が架けられる以前、村人や旅人の安全を祈願して祀られたのがはじまり。
後に、筏による資材運搬に従事する村民の安全も祈願するようになった。

今も集落住民が当番制で日々お世話しているようです。

薬師堂から左手に進むと写真の猿投神社社頭があります。
右手に「村社 猿投神社」の社号標と神明鳥居が立っており、山裾沿いに参道が上に伸びています。

参道の先の境内。
校舎の裏側の山肌を整地した広い境内、正面に見えているのが社務所だと思われます。


社殿全景。
社務所がある境内より、更に高い山の斜面の上に社殿が建てられており、右手の白壁の建物が象徴的な存在となっています。

石段から拝殿方向の眺め。
猿投神社境内に解説はなく、愛知県神社名鑑(1992) から確認してみました。

『十五等級 猿投神社 旧村社
鎮座地 豊田市藤沢町丸竹181番地
祭神 大碓命
由緒 創建は明らかでないが、藤沢の氏神として村民深く尊崇する。
明治六年五月、村社に列格した。
例祭日 十月十六日
社殿 本殿 神明造、覆殿、拝殿、社務所、神庫
神賑行事 鎌田流棒の手と豊作の年は献馬を奉納、棒の手は昭和三十三年三月県無形文化財指定
宝物 葵のご定紋付き献馬山車(ダシ一式)八幡大郎義家公鎧着武者姿の木偶(人形)
氏子数 三五戸』

三河国西加茂郡誌(1892)、豊田市史(1978)にも目を通すが、猿投社・猿投神社として社名の記載はあるが神社名鑑以上の情報は得られなかった。

石段途中の狛犬。
タイトな場所に安置されており、寄進年は確認できなかった。

拝殿正面全景。


拝殿左の手水鉢。

拝殿側面の全景。
四方吹き抜けの切妻瓦葺の妻入り拝殿。

拝殿妻壁に龍の彫飾りが施されています。

拝殿から神門方向の眺め、白い蛇のように見えていたのは白龍だった。

蛇も龍も似たようなものだが、龍は空想の生きものだと思えば抵抗はないが、こうした雰囲気のなか、蛇の姿が脳裏に刻まれると良からぬことを想像するのでどうも駄目だ。
それにしても立派な「龍」だこと。

本殿域全景。
透かし塀が両側面から神門に繋がるもので、側面に回り込むと覆殿が露わになる。

大きな覆殿の下の本殿は神明造。
藤沢町 猿投神社は、豊田市猿投町大城に鎮座する三河国三ノ宮 猿投神社から勧請されたもので、大碓命をお祀りする。
御神体である猿投山西峯の西宮の背後には、宮内庁管理の大碓命の墓があります。

拝殿右の倉造りの神庫。
神社名鑑にある宝物がここに保管されているのだろうか。

参拝を終え拝殿から下の境内を眺める。
猿投山の里宮から西宮へ行こうと思うと、熊鈴を鳴らしながら往復で半日ほど要しますが、藤沢町の猿投神社は県道から僅か10分程もあれば参拝できます。

創建 / 不明
祭神 / 大碓命
境内社 / ・・・
氏子域 / 豊田市藤沢町
例祭日 / 10月第4日曜日
所在地 / ​​豊田市藤沢町丸竹181
参拝日 2025/9/8
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Last updated  2025.10.08 16:27:43
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