波のマニマニ

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話し合い(3)



現時点で  白血病細胞も残存

      感染症も合併

非常に厳しい状態

→移植をしても救命できるかは わからない部分が多い

 (あるとしても10%くらい)

強力な全処置は無理

臍帯血の抗白血病効果に期待する


<前処置>

臍帯血が生着して効果を発揮するまで 白血病を抑えてくれる為に行う

フルダラ
        腎臓に対して悪影響を及ぼす可能性
アルケラン

ラステット   粘膜障害

ATG(リンフォングロブリン)  ウマの血清で作製(異種蛋白)

                 →アレルギー反応に注意

                  ステロイドで予防

前処置の強度としては弱く 前回よりは身体に対して楽だが

移植前の条件が悪いので 見通しがつかない


<GVHD予防>

免疫抑制剤  プログラフ  高血圧 高血糖 腎障害

       メソトレキセート

GVHDは完全に抑えない方が良いかもしれない

→抗白血病効果に期待するため


臍帯血移植なので 拒絶の可能性も高い

→その場合には 緊急的に両親からの移植or臍帯血

 (その時の状態にもよる。再移植自体ができない可能性も高い)


・今後 芽球が再び上昇してくる様であれば 救命は不可能である

・芽球が多数ある状態では 抗白血病効果も期待できない



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