波のマニマニ

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出産当日のお話(1)



結局 陣痛は戻ってこなかった

夜中トイレに起きた時 

あやまって トイレの中のナースコールを 押してしまったら

看護婦さんが 飛んできた

後で聞くと 陣痛キタ~!と 思ったらしい

昨夜は なみぞう君出産に備えて

他の先生も 待機していてくれたらしい

ありがたや ありがたや・・・



昨日も来てくれた Kママ(助産婦の資格あり)が 

「家にいても 気になって仕方ないから~」

と また来てくれた

悪いなぁ・・・と思いつつも 心強い




昼食前から 促進剤の点滴が はじまった

入れた時は 少し陣痛はくるけど すぐおさまり

昼食も 普通に 食べれた



何度か 流量を 増やすが 陣痛の波は

地をはったまま・・・

M婦長さんが来て また流量を増やしていった

その後から 強烈な陣痛が 襲ってきた

それにあわすように なみぞう君の心拍が 落ちてきた




そして心拍が 100を切った途端

入院時に説明してくれたM先生が 病室に入ってきて

「赤ちゃんの心拍が落ちてきてるから 帝王切開に切りかえるね」

と言った

先生の手には すでに 手術と輸血の同意書が 握られており

ほぼ同時に 看護婦さんも なだれ込んできて

採血 マッチングテスト 

「お化粧してますね!」と 化粧も ゴシゴシ落とされた

私は 陣痛で わけわからん状態なので

身内と思われたのかKママが かわりに同意書に サインしてくれた(いいのか?)

そして そのまま怒涛のように ストレッチャーに乗せられて

手術室に 運ばれた

病棟から 夫にも 帝王切開に切り替わったことを

連絡してくれるそうだ




手術室に運ばれる途中 M婦長が

「私が 手術室に 入るからね」

と 言ってくれた



帝王切開は 入室2時半 部分麻酔後 3時開始の予定




麻酔をされると まず足が重くなった

それから お腹を切られる感じがした

次に 下に引っ張られる感じがして

上から下に向かって ぐ~っと押される感じがした後

すっと お腹が楽になった



「2時○○分」

と誰かが言った 

でも泣き声も 何も聞こえない

誰も 私に 何も 言ってくれない

どうなってるの!? 



私は 耳をすませた



「おしっこでた! かしこい かしこいね~」




あっ 生きてるんだ!




でも その後




「息して! 頑張って! 息して!」


挿管が うまくいかないようだ




頑張れ! なみぞう君 頑張れ!

挿管入って!  入って!!!

私は 見えない方向に向けて 願った




「3.5ミリ!」

そこまで 聞こえた後

いきなり呼吸が苦しくなった

うまく息が出来ない

私は 眠らされた・・・
















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