【異星人の郷(上)(下)】マイクル・フリン
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
14世紀のある夏の夜、ドイツの小村を異変が襲った。突如として小屋が吹き飛び火事が起きた。探索に出た神父たちは森で異形の者たちと出会う。灰色の肌、鼻も耳もない顔、バッタを思わせる細長い体。かれらは悪魔か?だが怪我を負い、壊れた乗り物を修理するこの“クリンク人”たちと村人の間に、翻訳器を介した交流が生まれる。中世に人知れず果たされたファースト・コンタクト。
お友達の 日向永遠さん
から紹介して頂きました~
日向さん、いつも面白い本を教えて頂いてありがとうございます!
『SFが読みたい!2011年版』
ベストSF2010海外篇1位。
もしも、今の時代に不気味な異星人(宇宙人)が漂着したら??
きっとどんな国であれ、秘密裏に軍に捕らえられて研究材料にされるんでしょう。。。
でも、例えばそれが当然のように"悪魔"の存在が信じられていた中世ヨーロッパだとしたら?
うーん、もし過去にこんな事があったなら…と思うと面白いですね
信心深い中世の人達だからこそ、ある程度の距離を置きつつ友好関係を築けたのかな。
時代設定は違うものの、何だか「E.T.」を思い出しちゃいますねぇ。
≪オススメPoint≫ SF ファースト・コンタクト 読後は爽やか
この作品が面白いのは、 中世パート
と 現代パート
が交互に収められている事
中世パートは、森に囲まれた教会とお城がある小さな村・上ホッホヴァルトが舞台です。
主人公は、教会の司祭ディートリヒ。(神父だが、あまり人に知られたくない過去がある)
そして現代パートは、統計歴史学を研究するトムと宇宙物理学を研究するシャロン。
正直このあたりは読みづらい!時重力と電磁気力を融合とか言われてもピンときません(笑)
まー大筋が理解できていれば、細かい事は気にしないのです……えへへ。
妙に人間くさい異星人(クレンク人)と、ディートリヒの会話が面白かったです。
クレンク人をキリスト教に改宗させようとする神父さん……あんた只者じゃないぞ
驚くべきスピードで猛威を振るう黒死病(ペスト)の描写は、
過去に読んだどの本よりも凄まじかったです。いやーこれはホントに恐ろしい。。。
小さな村をペストが襲ってからは、中世パートは悲しい展開続きでしたね~。
満月の光が優しく降り注ぐ中、一抹の物悲しさとともにひっそりと幕を下ろす最終章。
不思議とどこか爽やかな気持ちで本を閉じました
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