七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

友達を作る前に・・・



実は、太吉自身が、友達を選んでいて、気に入った子がいないから

本気で作ろうとしていないことを、

私は、「お母さんは、そう思うよ。」を付け足しながら、

指摘しました。


太吉も、ようやく気づいたようですが、でもどうすればいいのかは

わからなかったのです。


「じゃあ、太吉はどんな子と友達になりたいと思う?

例えば、自分を見せないで、何考えてるかわからん子と

自分の思ってることをはっきり言える子、どっちがいい?」


「そらぁ、思ってることを言える子・・。」


「そうやなぁ。

じゃあ、太吉自身は、今どっちの子になってると思う?」


「あ・・・。」


「せやろ。

自分が友達になりたくないと思ってる子に、

自分がなってたら、そりゃあ友達が寄って来るわけないと、

お母さんは思うよ。


友達をどうやって作るかは、寄って来るのを待つか、

自分から声をかけるかは、太吉が考えてやったらいいと思うわ。


でも、自分が友達になりたいと思わないようなやつには

ならん方がいいと、お母さんは思うな。


小学校の時、太吉は、友達を作る努力なんてしたことなかったやろ。


お母さんから見てもそう思うわ。


それは、きっと太吉が、学校早退しても、休んでも、

しんどくなったり、かっこ悪く泣いても、

遊んだら面白いやつやったからと違うかなぁ。


おまえとおったら、なんや面白いなぁって、よう言われてたやん。


でも中2になって、急に、みんなと変に合わせて目立たんようにして

きたやろ。


周りを意識する年頃になったから、成長したんはわかるわ。


でも、よう考えてみぃ。


それで、なんかええことあったか?


自分を隠す努力をするより、恥ずかしくても、

自分を出す努力をしてるやつの方が、ほんまはかっこええと

お母さんは思うな。


そうやって、先ずは、自分が友達になりたいと思う魅力的なやつに、

自分がなろうとすれば、友達は自然に寄ってくるもんやと、

お母さんは思うけどな。」


さて、こうして一気に思ってることを言ったのですが、

太吉の反応や、如何に?!


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