七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

子供らしい金銭感覚を持つ その3




待望のおこずかいが、やっともらえるのです。


兄にいつでもくっついて行動していたにもかかわらず、

やっぱり仁吉も、1ヶ月分のおこずかい、100円を渡すと

大喜びで、友達と駄菓子屋に行って、あっさり使い果たしました。


見事に同じ失敗をするのには、笑ってしまいます。


そして、三男三吉も、去年1年になった時、

またまた、兄たちと全く同じ行動を取りました。


ほんとに兄弟ってやつは、おかしなところで思考パターンが

同じなようです・・・。


そして、しばらくすると、お菓子を買わなくなるのも同じで、

3人ともいつの間にか、出かける時は、自分で水筒にお茶を入れ、

お菓子が欲しくなると、家にあるものを食べて、買い食いすることは

早い段階でなくなりました。


彼らがおこずかいで買うものは、低学年ではガシャポンや、カード。


高学年になると、プラモデルやガンダムの小さなフィギュアなど、

少し我慢しておこずかいを貯めてから買える物に変わっていきました。


そう、目的の二つめの「欲しい物を買うために我慢をする」が、

ようやく高学年になってできるようになってきたのです。


でも、考えてみると、低学年では、金額が低いので、ただ単に

「欲しい物を買えず、あきらめる」だったとも言えるのですが・・(笑)


ただ、目的の3つめ、

「欲しい物を買うための計算と計画が立てられる」は、

なんだかかなり怪しいです。


どうも3人の行動を見ていると、我慢はできても、

ある程度の金額に達すると、

「これだけあったら買えるやろ!」と買い物に行くとか、

買い物に行った先で、予定外のモノまで余計に買って

スッカラカンになるなど、失敗はまだまだ続いています。


特に、三吉がかなりややこしいです。


それは、また次にお話しましょう。

<つづく>


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