七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

次男には、効果なし?!




太吉がすっかり本好きになり、文字や言葉への興味も

早くから芽生えたので、仁吉にも同じような時期から

夜の読み聞かせは一緒にしてきました。


もちろん、仁吉もすぐに本が大好きになりました。


図書館にも変わらず2週間ごとに通い、

それぞれに12冊づつ借りて楽しんでいたのです。


そして太吉は、幼稚園児の頃から、

いつの間にか自分ですらすら本読みができるように

なっていましたので、

私はそれが当たり前だと思っていました。


ところが、仁吉が小学1年になって、

学校の宿題に本読みが出て、

私の前で読み始めたとき、

私は思わずひっくり返りそうになりました!


それはそれは、ひどくたどたどしい読み方だったのです。


「え~~っ!仁吉って、ちゃんと読めてなかったのぉ~~!

あんなにたくさん本読んであげたのにぃ~~!」


どこで、こんなに違いが出るのかわかりません。


しかも、衝撃はこれだけでは終わりませんでした。


1学期の後半、国語の教科書にカタカナが出てきた時です。


仁吉が、やはり本読みの宿題だと言って私のところへ来て、


「あんなぁ、これなんて読むの?」


「え~~っ!あんた“バス”がわからへんの?!」


「うん!あー、バスか。ほんなら、これは?」


「え~~っ!“トラック”も読めへんのぉ~~!(泣)」


「だって、先生、ちゃんと教えてくれへんかったもん。」


「え~~っ、それでもあんた、

おうちでずっと本読んであげてたやん!」


そう、仁吉はなんと全くと言っていいほど

カタカナが読めなかったのです・・。


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