七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

入園時代の思い出して その1



幼稚園でちゃんとやっていけるかと、今後の心配をされてたり、ちょっと子育てがひと段落したと、ほっとしておられたり、まだ下の子の手が離れないので、気を抜けなかったりと、いろんな親御さんがいらっしゃいます。

親の状況はそれぞれ違いますが、子供が一つ大きな節目を迎えたことには、変わりないと思います。

私も、3兄弟が入園した頃を、振り返ってみると、やっぱり3人とも見事に違いました。

それも、それぞれの性格や今後の生活を暗示していたようで、今考えると面白いです。

でも、その時は、どんな反応をするか、ドキドキだったんですけどね。

まず、長男 太吉は、入園前から、幼稚園に行くのが、楽しみのようでもあり不安でもありが、波のように押しては返しの状態で、大変でした。

今日は楽しみな気分だけど、次の日にはやっぱり行くのやめたい気分。

そんなことを言ってるうちに、入園式。

親と一緒のうちはニコニコ笑っていましたが、幼稚園でクラス分けされ、子供たちは、担任の先生の後について、クラスごとに並んで式場に入り、初めて親と別れて座ることになりました。

さあ、大変!そこから太吉は、すっかり落ち着きがなくなり、何度も後ろを振り向いて私を探します。

そして、ついに、私を見つけた太吉は、自分の席を離れ、私から離れませんでした。

あぁ、先が思いやられる。

予想は大当たり。

幼稚園へは、バスで行くのですが、登園初日からバスに乗ろうとした途端、誘拐されるかのように大声で泣きまくり、大騒ぎの末、泣きながらバスに乗せられて行きました。

それからも、逃げようとしたり、暴れたりはしないのですが、やっぱりほぼ毎日泣き続け、やっと、あきらめて泣かないで行けるようになったのは、5月のゴールデンウイークが終わってからのことでした。

なんと、彼は約1ヶ月泣き続けたのです。

まぁ、原因は、私の過保護な育て方と、次男が生まれてたことで、自分だけ母から引き離されるような気持ちになっていたことが、大きく挙げられることかと、思います。

あわてず、もう1年延ばして、年中組から入れていたら、あるいは違った展開がこの後あったのかもしれないと、何度も思いましたが、今更言っても後の祭り。

とにかく、手のかかる幼稚園生活がはじまりました。


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