七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

仁吉、お泊まりできなくて・・・



今日は、次男 仁吉が冬休み前から計画していたお楽しみ、

クラスのお友達3人とそのうちの一人の子のお宅に

2泊3日のお泊まりに行く日でした。


ところが、朝から張り切って自分でお泊まりの用意をして

そのお友達の家に電話するも、留守電になっています。


???


私も行く前には一言「お願いします」と言おうと

思っていたのですが、お昼すぎてもかかりません。


「おかしいなぁ」


しびれをきらした仁吉は、その子の家に直接行くことに

しました。


1時前になっても帰らないので、うまく会えたのだろうと

思いながら、私は教室の大掃除に出かけました。


ところが、夕方仁吉から沈んだ声で携帯に連絡が・・・。


「Kくんな、僕らが泊まること、お母さんに言ってなかってんて。

お昼行っても留守やったから、夕方もう1回行って家の前で

待ってたら、おばちゃん仕事から帰って来て、

そんな話聞いてないって。

それにKくん今日からおばあちゃんとこ泊まりに行って

年末まで帰って来ないんやて・・・」


私は、びっくり!!


「え~~っ!だって前にうちに来た時、2泊もするって言うから

ほんまにお母さんいいって言わはったん?って聞いたら、

『うん』って言うてたよなぁ! え~~っ!」


私も、前日にでも、お世話になりますと連絡ぐらい入れておけば

よかったと後悔しましたが、1週間も前から、

毎日のように家に来ては、3人でその話をしていたので

小学5年にもなって、まさかこんな結果になるとは

思いもしませんでした。


急いで家に帰ると、仁吉はもう涙目で、

「家の前で待ってる間、寒かったし、もう疲れた・・・」

と肩を落としてしょんぼりしています。


でも、状況の説明はしても、

決してそのお友達を責める言葉は、

仁吉の口からは出てきませんでした。


私は、そんな仁吉のために、そのお宅に電話を入れました。

「すいません、今日はご迷惑をおかけして・・・。」

でも、その中で仁吉たちが、うちでちゃんとその子から

泊まれると聞いて、一緒に計画していたこと、

とても楽しみにしていたこと、

今日1日連絡がとれなくて、待ち続けていたことを

さりげなくお話しました。


その子のお母さんは、おばあちゃん宅に行ったその子と

電話で連絡を取ったけれど、

そんな約束はしていないと聞いたようです。


が、私の話を聞いて事情がわかったようで、

何度も謝って下さいました。


これで、仁吉たちが、勇み足で勝手にお泊まりに

行ったわけではないとわかっていただけたと思います。


ちょっと溜飲の下がったものの、

声を出さずに泣いている仁吉を励まそうと、

私と3兄弟は、夕食をすぐ近くの(歩いて行ける)

回転寿司でとることにしました。


幸い?父ちゃんは、忘年会で遅くなります。


仁吉は、ヤケ食いのように15皿も平らげ(新記録!)

「お腹、苦しい~」

と言いながらも、笑顔が戻っていました。


まぁ、これからも人生にはいやな事も起こるけど、

今日のように、人を責めない優しい仁吉でいてちょうだいね!



© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: