七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

七転び八起き母ちゃんの子育て失敗学のススメ

けんかのルール その5




これも、“首から上は攻撃しない”と同じように、子供たちに説明しました。

「お腹の中には内臓と言って、大事なもんがあるんや。

みんな、自分のお腹さわってみぃ。

柔らかいやろ。

大事なもんが、入ってるんやけど、お腹はかたい骨に守られてへんねん。

せやから、ここをグーでなぐったら、中でつぶれてしまうかもしれへん。

ちょっと自分で力入れてグリグリしてみぃ。

めっちゃ、気持ち悪くなるで。」


子供たち、グリグリ・・・。

「ほんまや。

なんか、オエッて感じになるわ。」


「せやろ。

人に加減せんと、なぐられたら、吐くかもしれへんし、中がつぶれたら血ぃ出てえらいことになるから、お腹をグーでなぐるのは、あかんねんで。」

と、まぁ、こんな感じでわかってくれました。


次に、

3,つばをかけない。

これは、幼稚園などで、誰かがやってたのを、まねして、劣勢になったとき、苦し紛れに三男がやったのです。

それを見て、急遽付け加えました。

その時は、これは、とんでもない事だと、わからせるために、かなり怒った口調で、叱りました。

「人につばをかけるのは、とても失礼なことや!

人として絶対にしたらあかん!

どんなに悔しくても、それだけはしたらあかん。

もし、人にされたら、それはめっちゃ怒ってもいいことなんや。

だから、遊びでも、したらあかんことやねんから、しっかり覚えとき!」

子供にしてみたら、相手がおじけずく奇襲作戦のように、思ったかもしれませんが、これを面白がってやる子は、間違いなく、いやがられますからね。

<つづく>



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