別れ
互いにとても惹かれ逢っている事を知っているのに別れを告げる。
聞き取れない程小さな声で彼の背中にそう呟いた。
彼への想いに決着をつける必要があった。
これから成すべき事の為に。
何故なら次に会うときは敵対する立場だから。
面と向かって別れを告げるより突然消えて、次に会った時に私が敵対する立場にいれば諦めてくれると思ったから。
冷酷な言葉を浴びせ、非道を振る舞えば彼は僕を諦めるだろう。
僕は今も彼を想う気持ちに偽りは無い。
しかし、このままでは成し遂げられない事だから。
僕の…
私自身の気持ちを決着を付ける為に…。
地雷バトンで書いたSSです。
超マイナーですが恋次×藍染です。
あぁ！！マイナーすぎて引かないで下さいね～～。
様が白かった頃から恋×藍が好きだったんですが、黒様御降臨で世間ではすっかり攻めになってしまった…。
ま、負けないわ！！
あ、上の話は原作の79話。緊急隊首会の召集の鐘がなった後と考えてください。
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