2007.4.14 A/L 怪盗ルパンの青春



宙組を観劇するのは、姿月あさとさんサヨナラの「砂漠の黒薔薇」以来のことです。・・何年ぶり・・??

まぁ、なんていうか、今回は、タニちゃんファンの友人の「付き添い的」感覚で中日劇場にやってまいりました。

★ジェンヌさんの敬称略でいきます。ご了承下さい


開演2,3分前。
シャーロック・ホームズ(北翔)と、助手であるワトソン君(春風)が、どーも、どーもと舞台へ。
軽くあいさつをして、客席降り。
いつものことだが、2階席は寂しい・・。すぐに姿が見えなくなるからね。

小さなお子さんに「カワイイ♪何歳ですか?」って聞いたり、お客さんのパンフレットにサインをしたり、遅れて(実際はギリギリなんだけど)来たお客さんに「何番ですか?」と聞いて、座席まで誘導?したり・・

そして、「時間がない、時間がない」と言って、舞台へ~
客席、笑い&拍手!

いよいよ幕が上がる・・

プロローグ好きです!!
お芝居でもショーでも、プロローグが一番重要なんです。私にとっては。
「掴みはオッケーかどうか」・・ここが大事!!

このお芝居のプロローグは「掴み」どころか、心臓鷲掴み!!
心臓がバクバクして、肩で息をしてる自分に気が付きました。

友達はタニちゃん(確認してないけど、絶対)、私はともちゃん(悠未)。
最初は「あ~・・これが噂のともちゃんか~・・」だったのですが、
どうでしょう・・?5秒後くらいには
「かっこえぇぇーーっ!!」って(笑)

プロローグの振り付けがカッコイイ!曲もカッコイイし!!

ともちゃんの表情も男前で、手の動きがとってもステキ!
「キレイな手」なんでしょうね、きっと。でも、それだけじゃなくて・・
視線とか表情とか何もかもが釘付けになりました!

宙組公演って、スカステでも意識してあまり見てなかったし・・
ともちゃんがどういう特徴を持ったジェンヌさんなのかすら知らなかったのですが、ダンスもすごく伸びやかでキレがあって、歌も上手!!
とにかく身長にばかり気をとられてしまいますが、それだけではスターになれないんだってことを痛感しました。

で、時は遡り・・

12年前?のスーピーズ伯爵家。夜会が催されていて

そこのお嬢様、アニエスが星組から異動してきたウメちゃん(陽月)、そこの使用人の1人息子、ラウルがタニちゃん。
まぁ、オスカルとアンドレみたいな関係でしょうか?

ただ違うのが、アニエスの母上がラウルのお母さんをものすごく憎んでいるということ。

アニエスの母上・伯爵夫人が「お兄様」と呼んで慕っていた(初恋?)ローアン(十輝)、そのお屋敷へ子供たちのラテン語の家庭教師として来たのが若かりし日のラウルのお母さん。
そこでローアンと許されざる恋に落ち、ラウルを授かる・・

でも、一緒には住めないから、いとこであるスーピーズ伯爵家へ「家族同然の付き合いをしてほしい」と言って、ラウル親子を預ける・・
その際、ローアンはラウル母に、家宝である「王妃の首飾り」を愛の証として渡す・・

しかし、伯爵夫人はラウル親子を使用人として扱い、王妃の首飾りを奪って、自分の物にしてしまう。

そして、ある日、ラウルは「自分の母の宝物だった王妃の首飾り」を盗む(取り返す)
「私の宝物が~命が~ないない!!」と気も狂わんばかりの伯爵夫人。
犯人はラウルの母だー!!と決め付けて、ビシッと殴りつけて

「私から取り返したつもりなんでしょ・・?」

親子共々城から追い出される・・
ラウルとアニエスも離れ離れに・・。

これがストーリーの柱。

ラウルの母、アンリエット役の専科・光あけみさん。
ヅカファン16年くらいやってますけど、この人の舞台、っていうか生の姿って初めてかも??私にとってはかなり貴重かも?

12年後、ラウルは首飾りを隠し持ったまま、ソルボンヌ大学始まって以来の秀才に成長。
乳母である後見人・ヴィクトワール(美風)と暮らしていて、彼女が10年以上のロングセラー「怪盗紳士」の作者。

友達であるドニス(早霧)が、予想以上にキラキラ輝いてましたね。
友人も幕間に、「友達のドニス、カッコイイ!すごい目立つね!」と言ってました。あんなに3枚目なのにカッコイイと言わせる早霧氏はすごい!!

アニエス以外の娘役さんたちはちょっと役不足かなぁ~
和音美桜ちゃんとか。
集団でババーッて出てきて「パリ♪パリ♪パリ♪パリ♪」って歌い踊る・・
「パリの空よりも高く」と同じような感じ・・
でも、「パリの~」よりは、ちゃんとした役だったかな?と。

「お転婆天使」こと、アニエス(陽月)は、バレエ界の期待の大型新人に成長してたんだけど、バレエもバレエの練習も大嫌いという少女・・。
(なのになぜオペラ座でデビューできるんだ?)
かなり、いっちゃてる伯爵令嬢に成長(笑)

で、その婚約者がともちゃん(悠未)演じるルイ・アントワーヌ・レオン公爵。
貴族でありながら、経済学者でソルボンヌ大学の講師もしつつ、ヨーロッパ株式市場で大もうけをした色男で、時の人・・
名前も長いが、紹介も長い!!

この公爵、最初はとっても善人なのですが、実は
地位も名誉も女も俺のもの~♪って人で
伯爵家に何度か脅迫をしてたり、未公開株を操作してズルして儲けてたり、王妃の首飾りを得るためにアニエスの婚約者になったり・・
そしておそらく、スーピーズ伯爵夫人とも「そういう仲」になってたり・・

善人ヅラ(失礼)からだんだんと悪役ヅラ(失礼!)に変化していくところが見所でしたね~。

アニエスは公爵に面と向かって
「自惚れやさん、あなたなんか大ッ嫌い!!」って言っちゃうくらい嫌ってて、「怪盗紳士がきっと迎えにくる~」って信じてて

伯爵夫人が「いつまでそんな本を信じてるの!あんな本なくなればいい!」

で、公爵ルイが「なくしてしまいしょう」

え?そ、そんなことで?これだから金持ちは・・

で、出版社の株を買い占めて、出版禁止にしたり、作者であるラウルの後見人を逮捕したり・・。

で、出版再開と、作者の釈放を求めて、ラウルが怪盗紳士になってアニエスを誘拐する・・。

っていうか、アニエスが自分から行ったって感じ?
ラウルを捕まえようとしたシャーロックホームズを後ろから壷かなんかでエイッとなぐりつけ、「こっちよーっ!!待ってたわーっ!!」とラウルの手を引っ張って・・

まさに「お転婆天使」ですわ。

公爵なんて、おかまいないしに銃で撃ってるし(笑)
逃げ切る2人・・?

で、そこで幕間。

お約束で、2人は恋に落ちちゃうわけです。
ラウルは顔を隠してて、自分がラウルだということも隠したまま。

で、出版再開が決まり、作者も釈放。

「城へ帰るんだ」

落ち込んで帰っていくアニエス・・

で、アニエスの結婚披露パーティーに怪盗紳士が現れ、ルイの悪行が暴かれ、2人はまたしても逃げ切り・・

ラウルが「公爵!善人ヅラに隠された悪行の数々、暴かせてもらったぜーっ!!」的なセリフがあるのですが、ちょっと唐突でしたね・・

「え?いつの間に調べたの?っていうか調べてたの?は?」

みたいな・・。まぁ、いいけど・・。

こうして文章にしてしまうと、アレなんですけど・・
舞台を見てると、本当にスピーディーでかっこよくて、あっという間の3時間弱だったんです!!信じて!!(笑)

タニちゃん演じるラウルは最初から最後まで二枚目で、友達は完全にメロメロになってましたね~

私は、入り待ちの時のニッコニコともちゃんと、公爵とのギャップの大きさにメロメロ~ン♪

ラウルの父親である、十輝いりす君は、ちょっと役不足だったような?
ラウルの学友でもよかったと思うんだけど・・
タニちゃんの横に来るには大きすぎるのかな~?
でも、最後の息子との対面はとってもよかったと思います。

この公演で退団の、初嶺磨代さん演じるガニマール警部。
おバカなことやらなきゃ、すっごい男臭くてカッコイイんですけど。
でも、ちょっと抜けた部分がまたいい味を出してたんですけどね。
退団公演で当たり役か?!

シャーロックホームズは・・
予想通りというか。意外性はそれほど・・。
ただ、ワインをガブ飲みしてるカフェの場面で、
ラウルとアニエスのことを鋭い視線でジィーっと見てたり、ふっと見せる鋭い視線が。。って感じかな?
ある意味、難しい役なのかもしれませんね。今思うと。
「一瞬見せる表情」で、どれだけギャップを出せるかってことですもんね。
でも、そこまで細かいところを見てないオバチャンたちは
「シャーロックホームズ、三枚目やなぁ~」っていう印象しか残らなかったかも。難しいね・・

ドクトル・ゴッズの寿つかささん。
「こ、こんな役までやっちゃうのね・・」っていうのが印象。
ラウルの教授なのですが
3年前に亡くなった奥さんを今でも探してたり・・
女学生のお尻を触りまくってたり・・
授業中居眠りして、学生に起こされ、慌てて読みだした本は
「官能小説」
学生に間違いを指摘され、あわてて映像を・・
ルネッサンス時代?の女性の裸体画・・

でも、まぁ、ラウルのピンチを救ったのは全てこの教授のおかげだったと言っても過言ではないのですが・・。

フィナーレで颯爽と踊る寿つかさん。
もちろん、隣の友人に「あの人、オジイサン教授だよ」って教えてあげました。そうしないと初心者は絶対にわからないからね(笑)

フィナーレは黒と白の個性的な衣装。
(靴が左右違う色だったり・・手袋も左右違う色だったり)

ここでウメちゃんが赤と紫とピンクをブレンドしたような色のショートの総ウィッグで登場!!

こういう色のショートウィッグを「かぶりこなせる」娘役さんって、私の記憶の中では、麻乃佳世さんとウメちゃんくらいかなぁ~と。

こういうのって「コケティッシュな魅力」って言うんでしたっけ?(笑)

タニ&ウメコンビは、小顔コンビというか、今時コンビと言いますか・・
「こういうコンビが一組くらいあってもいいかな」って感じ。
とっても新鮮でしたね。キラキラ初々しくって♪

何度もカーテンコールがありました。
2度目だったかな?
「名古屋、サイコーッ!!」

そしえ3度目はタニちゃんもちょっと戸惑い気味
3回目は考えてなかった・・みたいな。

で、

「名古屋、サイコー・・だがやぁーっ!!」

爆笑!!

友達なんてセリフ以外のタニちゃんの声が聞けて、大感激!!

本当に観に行ってよかったです~★





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