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銀の月の孤城
第8章―青ざめた太陽
(生命のある限り、希望はある)
1
「健康には問題ないね、ただお嬢さん、貴方は自信家の性格のあまり、自らトラブルもまた幸運も招く運命のようだね。将来は、恐らく大金と地位は手に入れるが一番欲しい者は永遠に手に入らないだろうね」
アルベルト・グラッフ・フォン・フベルトゥス・エーベルハルトの家は、常に不安定に表向きは名門の貴族という立派な看板を背負いながら、ウラでは揺れていた。母親がある事件で別居をさせられ、手紙を書くことを禁じられた。
「はぁ・・・」
人差し指で、ピアノの鍵盤を軽く奏でる。
―いいか、決して、あのバルツぁー家の子供には負けるな。物心つく頃から、繰り返すように、アルベルトは父のブルクハルトに言われた。
期待にこたえたい、そう思って、シャノンをこの家に迎えた。
「初めまして、君が僕の妹だね、僕はアルベルト、君の新しい家族だ」
「はい、よろしく、・・・アルベルトお兄様」
父親が何故、庶民の子供を引き取ったのか、財政が不安定なのが理由だろう。家を継ぐのは、アルベルトでも、険悪で最低な親戚達をなだめる為に、善意ではない理由で引き取り、貴婦人の教育をした。
あからさまに父は、シャノンとアレクシスを差別した。シャノンには一応の教育と環境を与えたものの、ギリや義務だけを与え、外国の病院でもう後継者になれない、病弱の弟が死んだとわかった時、家に入れた。なぜかアレクシスには、人間らしい感情で接している。
戸籍的には、弟は死んでおらず、弟の人生がアレクシスの人生となった。
「はぁ・・・・」
「一人で夜、妄想に吹けいるのがあんたの趣味?」
「アレクシス・・・」
「アドルフでしょう、アルベルトお兄様」
扉に背中を預けて、アレクシスがいたずらを思いついた笑顔でそういう。
「・・・・何か、用かな」
「別に、あんたのおばあさまのおままごとに付き合ってたら、この時間になったんだよ」
2
シュテルンバステル伯の家が騒がしくなっていた。アーディアディトもヴォルフリートも慌てて、エレオノール、彼らの母の元に向かった。
執事がエレオノールの部屋の扉を慌てて開いた。
「早く、開いて!!」
「はい!」
バン、と扉が開かれた。
「貴方達が、アーディアディト、ヴォルフリートね・・・」
強い生命の光を漂わせた美しい金髪の母が、まっすぐコバルトブルーの瞳を捕らえていた。
「お母様・・・」
後ろにいたディートリヒやフィネの声が震えている。
「・・・・お、お母さん?」
足元や肩が震えている、こうやって、面と向かって、彼女と接するのは今日のような青空の日がはじめてだからだ。
白い手がアリスに差し出される。もう片方の手はヴォルフリートにも差し出され、頬に添えられる。
「本当に、貴方たちなのね、アリス、ヴォルフリート・・・」
エレオノールは、2人をやさしく抱え込んだ。
「お母さん!!」
アリスの瞳が涙でぐちゃぐちゃになる。ヴォルフリートも嬉しさのあまり、涙を浮かべて、頬が緩む。
「・・・お母さん」
「会いたかった・・・」
優しい空気が、アリス達を包んでいた。
美しくつややかな黒髪を結いながら、ローゼンバルツぁー家のブリジットは、エレオノールが目覚めた事を、瓜二つの美貌でありながら気が強く鋭いイメージを持つ美女は不満そうに眉を顰めた。
「・・・・・そう、あの子が目覚めたの」
ブリジットは、エレオノールが小さい頃から苦手だった。ライバルとして、育てられた事も原因になっている。
「はい、奥様に会いたがってるそうです、どうなさいますか」
足元には、青い表情の劇団員の男性がいた。ブリジットはきつく踏んだ。
「エルフリーデの準備は終わったの」
「は、はい」
「今日は、あの子の将来を決める伯爵家や富裕層の人間と食事をする日、あの子には血筋だけではなく、有能な息子を産んでもらわないと・・・」
「勿論です、奥様」
王宮警護の回が着たヴォルフリートは早朝近くになって、やっとペアの先輩とともに仕事終了の合図を後任の兵士に聞かされ、へとへととなり、ホーフブルク宮殿の内部で迷子にならないよう、出口に向かいながら、図書館の前で足を止めた。
―そういえば、軍に入って以来、ルドルフ様とここで会う事もなくなったな。
母さんに会えて、嬉しいけど、少し複雑だ。こんな事、姉さんにも相談できない。
ひたひた・・・。
背筋が凍るような思いがヴォルフリートを襲う。
また、あいつの気配がする。
アウグスティーン、今も逃亡している、あの事件の犯人の。事件の間の事は少しずつ覚えてるというか、感覚が残っている。
ひた・・・。
落ち着け、ここにアイツはいないんだ、姉さんやルドルフ様、友達を傷つけるものは。ヴォルフリートの頬に冷たい汗が流れる。
何で、何で、僕の体の中にあいつの気配の感覚があるんだ?・・・・確かに、異能者の力を使われて、部屋の中で殴られて、蹴られた事実はあるけど。
何で、あいつの声が耳元に響いてるんだ。
「くそ・・・・」
ヴォルフリートは、図書館の中に迷い込むと、イスに座って、頭を抱え込んだ。
・・・・・また、怪物に襲われて、ばらばらになる夢をみそうだ、何故、最近、その夢ばかり見るんだ。
3
朝の光を浴びて、広い図書館の中でルドルフは、ハムレットの本を広げたまま、眠る幼いヴォルフリートの寝顔を、姿を見た。
・・・・イツ、忍び込んだんだ?
「目が赤い・・・・」
ルドルフは自然にヴォルフリートの瞼に軽く触れた。軍服から見える首筋は日に焼けてるが、白くも見えた。筋肉は余りつかない体質なんだろうか、というかやせっぽちか、相談役や聞き役、仕事がなければヘンな同好会ばかり、走り回ってるし。ローゼンバルツぁー家の大人たちは、主張する軍人の体型よりは、痩せていながら鍛え抜かれたものが多いと聞く。
髪を触ってもいいのだろうか。
「・・・・」
ルドルフの白い頬に朱が浮かぶ。綺麗な手でヴォルフリートのダークブラウンの髪に触れる。手入れはしてるようだな。
そばかすだらけの能天気なヴォルフリートが脳裏に浮かぶ。
ルドルフは、机に手を置くと、身体をヴォルフリートのほうに傾けて、頬に口を乗せた。
「・・・・・・あれ、ルドルフ様?」
そこでヴォルフリートが目を開けて、状況に気付いたが、慌てて離れたルドルフを眠そうな目で見ながら、目をこすった。
「もう、朝?・・・・ふぁぁぁ、・・・・今、頬にキスした?」
「いや・・・、そ、その・・・・」
「挨拶ですか?眠い・・・・、あれ、でも、何でキス?友達のキスは頬でしたっけ?」
身体をイスから起こして、ヴォルフリートは起き上がった。
「違う・・・・・」
「違う?・・・・・・ああ、そっか、神さまごっこですか」
寝ぼけてるらしく、ルドルフの髪を撫でた。
「ルドルフ様も子供ですものね」
「違う」
ヴォルフリートは時計を取り出して、歩き出した。
「待て、どこに行く」
「家に帰ります」
すたすたと歩いていって、ヴォルフリートがあ、と声を上げた。
「今度、姉さん、エーベルハイト家のお茶会に参加するけど、時間を作れます」
「いや・・・」
その時、ヨハンがヴォルフリートを引き止めた。
「ヴォルフリート、来い」
「はい」
「ルドルフ、お前、しばらく、外での公務を控えろ」
「ほう?何故だ」
「今、国は帝国派と革命派で揺れている、同時に地方で騒ぎを起こす人間も現れ始めている」
「そんなもの、いつもの事だろう」
ルドルフは不敵な笑みを浮かべ、冷たさを漂わせる。
「・・・父上や僕・・・いや、私に脅迫じみた手紙を出す人間がいるのもナ、内容は公用語のようだが、方言が入り混じってて、中々面白いぞ」
「お前・・・」
ルドルフは何となく、隣で聴いているヴォルフリートの横顔を見た。
「ヨハン様、自分はヴァルフホフト大尉の隊の所属で外回りではないですが、ここにいても大丈夫ですか」
「俺が認めた、お前がルドルフの部下のような存在だというのは誰もが知ってるからな」
「誰もが?」
ルドルフは疑問を浮かべた。
「ルドルフ、知らないのか?」
「いや・・・・」
「すみません、自分は殿下には軍での事は・・・、まだ見習いのような立場で、上から黙るようにと」
「会計だろう、お前は」
「はい、・・・・実は、軍に入って、・・・・・体術や銃は身に着けたのですが、大尉が僕の能力は戦闘ではなく、頭に使うほうにした方がいいと」
「何故だ」
「ちょっと、盗難事件の犯人と穏便な話し合いしたのが認められて」
「ごまかすような笑顔だな」
「教えてやろう、こいつはナ、吐かせの天才なんだ、な、ヴォルフリート」
「いえ、そんな・・・、仲間が説得をした後、僕は飴とムチをしただけで、つまりですね・・」
その後、ヴォルフリートが言った事実にルドルフは黙り込んだ。
4
数日前、エレクは、ヴォルフリートが帰ろうとしたときに手を引いた。
「話がある、少しいいか」
「・・・え」
「じゃあ、俺、先に帰ってるから」
「うん、それじゃあ」
ディーターは去り、ヴォルフリートとエレクだけになる。
「・・・・」
「場所を移動する」
「あ、待って・・・」
ヴォルフリートは慌ててエレクの後を追いかける。
ルドルフとアーディアディトが出会ったのは、画廊の前だった。公務中の最中だったらしく、役人や軍人の姿もある。馬車に事故があったらしく、立ち往生をしている。
「相変わらず、麗しいな、今日は輝いて見える、そうでしょう、シュテルンバステル嬢」
アリスはムッ、となった。
「背ももうすぐ僕のほうが抜くぞ」
華麗な笑みで意地悪に、ルドルフはアリスの頭を軽く撫でた。
「そんな事ありません、私だって伸びます!!」
「冗談だ、本当に可愛らしいな、君は」
「~~っ」
怒りでアリスの顔が真っ赤になる。
「・・・弟から聞きました、最近事故にあわれる回数が多いとは」
「こら、君、皇太子殿下に向かって、身分をわきまえろ!!」
軍人の一人がアリスの手を掴んで、畏まらせようとする。
「く・・・っ」
「良い、離してやれ」
「しかし・・・」
「頼む」
「了解しました」
正直に言えば、皇太子殿下としては期待しているし、努力もしているし、年上を年上と思わない不遜な態度もプラスになるのだから悔しい。ジゼル様をとても大切に思われるのも高得点だ。
「ディートリヒは君を嫌っているが、君はどうなんだ」
何故、この人と歩いているのだろう。
「仲良くなりたいと思っています」
「根っからの特権主義だからな、貴族としての誇りが邪魔してるんだろう」
悔しいくらいに、格好いいが、異性ではなく、人間としての格好良さだ。けれど、気を許してはいけない。
「捨ててしまえばいいと思います、私は正面からぶつかりたいです」
炎のような、意志の強さをアリスは青い瞳に漂わせている。
「・・・そうか」
ルドルフはふっ、と微笑んだ。
「ところで、薄栗色の髪のウェーブヘアのマリアに出会いたいのだが、紹介する気はないか?可愛いのだろう」
「・・・フィネの事ですか」
「たまには、計算なしで女性と関わりたいからな」
季節は四月半ばになっていた。
「だめです」
「何故?」
「・・・貴方が個人的に興味を持つだけならいいですが、あなたは殿下です、私はあの子を大人の世界に巻き込みたくない」
5
苛立ちを感じていた。貴婦人として十分な教育も音楽や文学、マナーもワルツの踊り方も完璧なのに、宮殿にいけないなんて。
シャノン・グラッフ・フォン・フベルトゥス・エーベルハルト。私はあの日、運命に勝った。
「ああ、シャノン・・・・」
アルベルトのバカな従兄弟は手玉に取れた。今もシャノンの指に一生懸命、まねきゅあを塗っている。
・・・行動にでるべきか。
「行くわ」
そのためには、まず、お父様とアレクシスをどうにかしなければ・・・。白いドレスに身を包んで、シャノンは自分の部屋をでた。
「お父様は狩りに出かけているのね、お前、伝言を頼める」
ブルクハルト付きの従者にシャノンは扇を向けた。
「は、はい」
シュテファン寺院の中で、ルドルフはピルグラムの説教台付近で、ヨハンと話をしていた。
「狩りに出かけるだと」
「父上からの誘いだ、断る理由もないだろ、それに僕はこそこそ隠れるのは性に会わない、どうせなら堂々と前に出る」
青い瞳をルドルフはヨハンに堂々と向ける。
「狙ってくれといっているようなものじゃないか」
「狙うなら、この絵兵のまでも、大広間でも狙える、女官や宮殿に出入りできる人間を間者に使えるし・・・」
「ルドルフ!!」
その時、郵便係の人間がルドルフ達の下に駆け寄ってきた。
「皇太子殿下、陛下から速達の手紙です」
「皇帝陛下から?」
珍しい、と首を傾けた。
「見せてみろ」
「陛下の字だな・・・」
ヨハンはどこか自信なさげだ。ルドルフはしばらく考えた後、何かひらめいたような表情をして、手紙を破り捨てた。
「ルドルフ様!」
使いのものが悲鳴を上げた。
「父上は純粋なドイツ語しか使わん、チロルの方言はな、間者にしては手ぬるい」
「・・・・っ」
使いの人間は慌てて逃げる。ルドルフが追いかけて、身柄を押さえた。
「答えろ、誰の命令で皇帝の名をかたった」
6
ダンスの家庭教師が帰った後、エルフリーデは自宅の温室で青い薔薇に水をやった。こうするのが彼女の日課だ。おしとやかで清楚、守ってあげたくなる令嬢。小さな桜色の唇につややかな黒髪のロングヘア、印象的な深い碧の瞳はタレ目のようにも見える。
・・・アンネローゼ。
他人よりも他人な、紫がかった深い青い瞳の双子の妹。病弱だが、気が強そうな高貴な気質は母に似ている。
エルフリーデは、スティク状のものを取り出す。わたくしが惹かれるのは、ワルツよりも民族の明るい歌、旅芸人が歌うような・・・・・、本当は触れてみたい、歌ってみたい。
―二度と関わってはいけませんよ。
傷ついたスラヴ系の少年たちの表情が忘れられない。
そんな時、ヴォルフリートがメルクに行く前、彼女の元を訪れた。
・・・・情報を探る為に、女の子の家を訪ねる。ルドルフ様は姉さんには内緒にしてくれるといったけど、・・・知ったら怒るだろうなぁ。
ブリジットの家の門の前で、執事が来るのを待ちながらため息をついた。
「お客様です」
執事にまぬかれて、客人用の部屋に向かうと、赤毛かかったダークブラウンの髪の優しげで一見頼りなさそうな少年がイスに座っていた。
「・・・・・」
エルフリーデが目を奪われたのは、深い緑色の瞳と青い瞳の両目の、その瞳だった。
「・・・ヴォルフリートさん?」
「・・・・エルフリーデさん?・・・ええと、こんにちは」
慣れていないのか、戸惑ったように頭を下げて。まっすぐ、彼女の瞳を見つめて、優しげに笑みを浮かべて、棒読みナ挨拶を言った後、
「甘いお菓子はお好きですか?つまらないものですが」
女の子の扱いなど、した事のない、姉やシャノンのような知り合いがいても、実際にヴォルフリートはそういうことを意識した事がない。
遊んでいたのも、男友達のほうが多いのだ。
「はい、ありがとうございます」
可愛いラッピングの箱をエルフリーデは受け取る。
「良かった、受け取ってくれて、君が受け取ってくれなかったらどうしようかと思った」
「はい!?」
エルフリーデは酷く動揺した。
「名前で呼んでよ、年同じだよね、同い年の子にていねいにするって肩がこって」
子供っぽくヴォルフリートは笑う。
「お嬢様に失礼ですぞ、紳士らしく扱いなさい、シュテルンバステル家の人間として自覚を!」
執事の老人がヴォルフリートに注意をする。
「挨拶はしたよ、エルフリーデ、血縁者の男もさん、様はつけないよね」
「エルフリーデ・・・・」
エルフリーデはごにょごにょとしている。
「僕、君と仲良くなりに着たんだ、僕たち従兄弟だろ?」
笑顔を浮かべて、ヴォルフリートは握手を求める。
「はい・・・」
エルフリーデの顔が若干和らいだ。
「それじゃあ、外でお茶しようよ、午後から用事ある?遊べる?」
「ええと、お母様か乳母に聞かないと」
「そっか、じゃあ、君が来るまで、ここで待ってるね」
「はい・・・!」
「と、大体、こんな感じで挨拶したけど、間違ってないですよね」
「・・・・・お前は」
同じ席にいるルドルフは頭を抱えた。
「それで、どうしたんだ」
「ええと、最初はチェス、次がテニス、その次が鬼ごっこ、その日の最後がチャンバラかな、動きにくそうだったから僕の服貸したよ、明日は槍術とか、エルフリーデの好きな音楽で遊ぶ事にしたけど」
「相手は令嬢で・・・、貴族で、女性だぞ、わかってるのか」
ヴォルフリートは頭をかしげた。
「仲良くなる時は正面から、真っ直ぐにぶつかるものですよ?こっちが加減したら、相手に失礼でしょう?それに彼女、体力あるし、結構素早いから、敵に襲われても鍛えたら自分で攻撃できますよ、口もうまそうですし」
7
「私、歌手になります」
ドォォ・・・・ン!!
「大丈夫ですか、ルドルフ様!!」
「殿下!!」
「ルドルフ・・・・!!」
馬車が激しく横転し、アンティーク店につっこんだ。ルドルフと共にいた軍人やヨハン、ヴォルフリートが駆けつけてくる。ルドルフは地面に転がった。
「・・・・・ああ」
ヨハンが駆けつけると、ルドルフは命令をする。
「何をしてる、犯人はまだ近くにいるぞ、追え」
「しかし・・・・」
「行け」
鋭い眼差しがヨハンを突き刺す。
「行くぞ!!」
部下とヴォルフリートがついていった。
レオンハルトとエレオノールが大広間で驚いたような表情を浮かべた。
「覚悟はあるのか、世間はお前が思ってるより綺麗なものではない」
「正式に認められる歌手になるには犠牲が必要よ、貴方をつぶそうとする人間も出てくるかもしれない、もしかしたら、貴方を利用しようとする汚い男も近づいてくるかもしれない」
エレオノールとアリスの瞳がぶつかり合う。
足元には、額をうちぬかれた犯人とヴォルフリートの姿があった。打ち合いになったのか、肩から血が流、頬にもかすったようなあとがある。
「・・・お前が殺したのか」
「生きています、今は動けないと思いますけど」
軍人である事は十分なほどわかっている、人は変化する、生きているものは変化する存在だとわかっている。
「そうか」
「・・・どうも、他に動かしている人間がいるようでした、自分が不勉強なのもありますが、どうも北欧の言葉で最後喋っていて・・・・」
手袋で、胸ポケットからビニール状のものを取り出す。
「銃弾・・・」
「ええ、犯人が持っていた銃に使っていたものです、警察に渡しますか」
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