成朔かけるのぼやき日記

成朔かけるのぼやき日記

☆雪


コートが雪にまみれて風化していく
夜の深い空に浮かぶ雲
羊の目のような月が横たわる

風の音が寂しくて
まぶたの中が赤く染まってく・・・・・
古い記憶の情景が広がり
また じわりと 甘さが溶けていく

粉をふるった アスファルトが
冷たく冷えて 凍てついていくから
僕は怖くなって 座り込んだ
胸の傷が痛みだして
君を呼ぶけど 風が 全て 飲み込んでしまった・・・・・

赤いマフラーが映えた冬の日
色白い君に 唯一 明るさが灯った
淡い光 空に混じってく
冷たい雪が降り積もっていく

粉をふるった アスファルトが
冷たく冷えて 凍てついていくから
僕は怖くなって 座り込んだ
胸の傷が痛みだして
また 僕は 泣き出した

君に手を伸ばして 名前を呼んだ
街の明かりが 邪魔して 見えなくなった
目を瞑った 疲れてしまって 手を下ろした
君は もう いない





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