ナルトーンの大好き!競馬ブログ

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2009.03.13
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カテゴリ: 競馬関連本の感想
野平祐二氏がフランスで騎乗していると、フランスにいた寺山修二が訪ねてきて
エッフェル塔のレストランで食事をするシーンが出てきます。それを読んで
「そう言えば、寺山って競馬大好きだったっけ。いっちょ本でも読むか」
と思って競馬エッセイ本を読み始めました。ちなみに寺山の本は今まで一冊も読んだ
こと無し^^;

【その2 寺山修二競馬エッセイ】

○馬破れて草原あり(新書館)
○競馬無宿(新書館)
○競馬への望郷(角川文庫)
○旅路の果て(新書館)
○山河ありき(新書館)
○競馬放浪記(ハルキ文庫)
○さらば、競馬よ(新書館)

全7冊。読み応えありましたが、競馬好きならスラスラ読めます(笑)
1960年代~70年代の馬が中心となるので、もちろん知らない馬ばかり。
それでも寺山の競馬に対する愛情と屈折が見られて非常に面白かったです。

寺山については、前に紹介した「君は野平祐二を見たか?」の中でこう紹介
されています。

「競馬においても寺山は、空想や虚構を交える詩人の魂で書くことに徹し(以下略)」



「競馬は人生の比喩」だと思っているファンがいる。彼らは競馬場で『自分』を買うので
ある 。(中略) だが、私は必ずしも「競馬は人生の比喩」とは思っていない、
「人生が競馬の比喩だ」と思っている。 


私は知るために競馬をやっている。
私は運命からの自由が、世界を支配できる日のためには賭けない。私は言葉の占星学、
思念の十二支の中で、ただひたすら「幸運の誘惑」に放蕩することが願いである。

などと書いています。

私の場合、競馬は「ギャンブル」「スポーツ」「推理ゲーム」なのだが、寺山の場合
ギャンブルは美学まで高められます。

私たちが賭博者として「競馬の美学」を樹立しようとするならば、危機と不安の中で
常にコンピュータの論理との葛藤の時を惜しんではならないのである。


寺山の予想はオーソドックスで「血統」「タイム」「コース適正」「展開」など、実に
深い読みで予想を立てています。
しかし、買うのは予想した馬4頭のbox馬券。「運命」の不確かさを信じていたのかも
しれません。

一方で、馬を好きになると完全に追っかけの思い入れ馬券となります。買うのは単勝
しかも有り金全部。

特に名前で馬を追っかけることも多く、ダンサーという名前が付いた馬が好きと言って
います。理由は母がストリッパーをやっていたからと自身書いています。


そんな環境で生まれた寺山が、自分自身を馬に、競馬になぞらえて馬券を買っている。

決して儲かっていたとは思えませんが、こんなことを答えています。

「あなたの予想はユニークですけど、トータルするとやはり損をしているのでしょう?」

「トータルする?何故トータルする必要があるんです。あんたの人生はトータルすると
泣いてますか、笑ってますか。」

寺山のギャンブルはその瞬間がすべてであって、トータルでどうだなどとは考えない。
人生も同じということ。


閑話休題

7冊もあるので、寺山の競馬論はあまり出てきませんが、競馬にまつわる人間模様

仔細に追ったドキュメンタリーが沢山あって、競馬好きなら読むのが楽しい本でもあり
ます。

たとえば、寺山の友達4人が馬主になったがその馬が全く走らず諦めて売りに出すこと
になる。潰されて他人に食べられるなら皆で食べようということになり、誰が捌くか
もめたりするが、結局寺山の家で食べることに決まる。しかし、当日色々な理由を
つけて誰も集まらない。それに対して

思えば、みんな心やさしい馬主ばかりだったものである。

と感想を述べています。

こんなエッセイも沢山あるので馬と人との係り合いについて考えることにもなります。

お勧めは最初の「馬破れて草原あり」と最後の「さらば、競馬よ」の2冊。





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Last updated  2009.03.13 00:38:27
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Re:馬破れて草原あり(03/13)  
活字を読まないので、競馬関係のこういった本も全く読んだことはないのですが・・・

>「トータルする?何故トータルする必要があるんです。あんたの人生はトータルすると泣いてますか、笑ってますか。」

↑これは、シビれすね

俺も、この考え方で行きます(笑

だって、トータルなんてしたら、号泣ですからぁ
※その時その時でも涙目だという事実には目を瞑りながら・・・

(2009.03.13 11:08:46)

☆はやとぅ☆さん   
ナルトーン  さん
こんにちは♪

競馬本は大好きで、かなりあります。怪しげな予想本から血統本、エッセイなど。
馬券に役立つものは少ないのですが、なぜ競馬が楽しいのか?
自分なりに考える手助けになります。

私は寺山と同じく(同じなのか?)馬の名前が好きで
週刊競馬ブックの最後にある馬名一覧を時々ぼーっと
見ては、この馬面白いなぁなどと楽しんでいます。

競馬はギャンブルですが、馬と人とのつながりが面白いですね。

☆はやとぅ☆さんの場合、今までのハズレは次の勝利への複線だと思えば
勝利の喜びは違ってくると思いますよ。
「流した涙の数だけ、喜びは増える」のですから(*^_^*)
(2009.03.13 11:49:44)

トータル  
よしお さん
こんにちは♪
競馬歴2年半で、馬券成績をトータルすることが無意味だと気付いた よしお です。
ただ、競馬場の門を、行きにくぐった時と、帰りにくぐった時とで
お財布が厚くなっているか薄くなっているかだけはどうしても気になるので
一日のトータルだけはしてます。(^_^;)
現実問題として、お小遣いの範囲内で遊ばないといけませんしね。(;^_^A
  (2009.03.13 15:34:26)

よしおさん  
ナルトーン  さん
今晩は♪

トータルして儲かったほうが絶対にいいと思っている
ナルトーンです^^;

しかし現実は厳しいですね。
生涯トータルでプラスならいいので、しぬ直前までマイナスでも、別に構わないと思っています。

ただ、競馬資金が底をつくのだけはマズイので、最近は小額競馬になりつつあります^^;

こんなに面白いものを簡単に止められません(笑)
(2009.03.13 18:22:33)

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