Nのブログ 

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『問題は体でなく心である』



人を責め、追求し、他人の過ちのために、自分の労力を消費す

るが如きことをなさず、自分を楽しくし、他人を快くすること

の空想を、いつも心の中に拡げて生きることが養生というもの

である。


意志は体に対して脈一つ多くすることも出来なければ、涙一滴

流させる働きも持たない無力なものであるが、空想すれば血行

を変え、涙を出し胃液を分泌し、体中の働きをいろいろと方向

づけることが出来る。


楽しきことの空想、嬉しくなるようなことの空想、元気な空

想、それぞれの空想している如き体の状態を創り出す。


空想は創造する力である。
                月刊全生 平成10年7月号 巻頭言より 


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