エレファントピア

エレファントピア

Bad Education(スペイン)


2004年
ペドロ・アルモドバル監督
ガエル・ガルシア・ベルナール主演

公式サイト→www.lamalaeducacion.com

判定:☆☆☆.5/4ッ星

‐‐‐‐


今年一番のオススメ(笑)

いや、ほんとに。

敬虔なカソリックです。とか、
ストーリーラインが二つ以上あると混乱する。とか、
楽しくなくっちゃ映画じゃない。とか、
ゲイと訊いただけでもうダメ。とかいう人以外は
観たほうがいい。
と思います。

アルモドバル監督の前作「Talk to her」は批評家受けする作品だったらしいけれど、個人的にはこちらのほうが好き。

確かに、
カソリック・スクールの児童虐待だとか、
少年愛だとか
ドラッグ・クイーンだとか
アヤシゲな要素で構成されている上に、

登場人物がほとんどゲイという
非常に一般受けしなそーな舞台ではあるんだけれども、

それをすごく抑えたサスペンスに仕立てている。

アート系映画は苦手..という人にも、通用するストーリーラインじゃないかな~と思った。


売れっ子脚本家・映画監督であるエンリケの元に、
少年時代の学友イグナシオが訪ねてくる。
彼はエンリケに自分が書いたという「The visit」という
小説を渡すのだが…


シンガポールではR21扱いでチケットにサインしなきゃいけないわ、
入場に身分証明書の提示を求められるわで大変だった。
それなのにそーゆーシーンはバチバチ切られている。
いっそR30くらいにして全部見せてくれればいいのに…
(そういう問題じゃない?)


恋に狂って涙するおっさんに涙を誘われる…。

でも犯罪だからね、それ。


最終更新日 2005.01.29


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