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世帯年収389万円からスタートした家庭の話
結婚した頃、夫の年収は389万円で、私は専業主婦でした。
当時は実家で両親と同居していたので、生活費は光熱費だけ。
そのおかげで、新居の資金670万円を短期間で貯めることができました。
本当に両親には感謝しています。
新居に引っ越し子どもも生まれ、家族3人の生活が始まりました。
節約生活がスタートする
毎月10万円の住宅ローンに学資保険、教育費、貯金もしていたので、自分の好きなものを買う余裕はありませんでした。もちろんボーナスもありません。
でも子供の為になるもの、例えば知育玩具やおもちゃなどは自分の買いたい物を控えて子供優先で買ってあげていました。
子どもが私立幼稚園(補助金使用)に通っていた頃、1ヶ月の食費は日用品を含めて48,000円。夫婦で家計を見直し、少しでも貯蓄を増やすために夫のお小遣いを32,000円から21,000円に減らしてもらったこともありました。
現在の収入になっても夫のお小遣いは35,000円で、当時から3,000円しか増えていないのが驚きです。
夫の協力あってこその今だと感謝しています。
当時の買い物は業務スーパーがメイン。大手スーパーは「中流層が行くところ」という感覚を持っていました。
周囲のママ友との距離感
引っ越し先の新興住宅地では、よくこんなことを聞かれました。
•なぜ習い事をさせないの?
•なぜ車がないの?
•生活が大変そうだけど?
その地域では、車がないと「家計が苦しい」と思われる雰囲気がありました。
実際、周りの家庭は裕福そうに見え、ガレージには車が2台あるのが普通。
我が家には車がありませんでしたが、両親が見かねて新車を一括購入してくれ、夫も免許を取って車を運転するようになりました。
「マウントされやすい人」の特徴?
こんな人がマウントされやすいのかな、と考えたことがあります。
•上品あるいは綺麗、可愛いと言われる人
•のんびりした動作だから余裕があるように見える人
•裕福な家庭やインテリ家系の出身だけど、夫は普通の会社員
•標準語を話す(地方ではお高く見られることも)
•慎ましくとも幸せな家庭
関西では、標準語を話すだけで「お金持ち」「見栄っ張り」と誤解されることがあるようです。例えば、夫の知人の奥様も「標準語は嫌い、関西弁の方が落ち着く」と話していたそうで、何か嫌な経験があったのかもしれません。
私の親戚は関東や北海道に多く、母も標準語で話していたため、私もその影響を受けました。
結婚式の際、親戚が標準語で話しているだけで夫の親戚から「親戚みんな金持ちなんか?」と聞かれたこともありました。
働くママ友との付き合い
正社員で働いているママ友とは気楽にお付き合いできました。
仕事で忙しく専業主婦の集まりに参加しない方が多かったからかもしれません。
私自身も独身時代に大手企業で働いていたので、仕事の話に共感できる部分が多く、会話を楽しむことができました。
専業主婦同士の自慢話or身内話?
専業主婦のママ友とは、夫や子ども、生活についての話が多かったです。
例えば次の内容でした。
•住んでいる地域のランク
•夫の学歴や年収
•子どもの習い事の数
•食費やパートの有無
節約の話も「どうやってんの?」と興味本位で聞かれ、「食費は月4万8千円でやりくりしている」と答えると「うちは10万円以上。節約なんてしたことないで〜」と笑顔で返されることもありました。
趣味が合う友人がいれば、こうした話題から離れることができるかもしれませんね。
結局、ママ友との関係はお互いに比べなくても済む共通点をいかに見つけるかが大切なのだと思います。
夫と子供の環境が急変した事で、私の知らない上層を知る機会が増えていった
そして、我が家は夫が外資系企業に転職するとガラリと周辺の環境も変わっていきました。
子供も難関私立中高一貫校(男子高校)に入学すると、違う環境で育った友達が急増し、大学に入学するとさらにそのような友達が人種問わず増えていきました。
国内外の超富裕層との出会いで全体を俯瞰して捉えられるようになった
夫が仕事を通じて、国内外の富裕層〜超富裕層の方々と知り合い、一般との価値観や生活基準の違いを私は夫から聞き「違う世界が何層にも上にある」事を知りました。
ただし、これら富裕層の方の中には高級ブランドや高級品に興味がない方もいました。
「金持ちなんて、裸になればみな同じ。中身が一番大切ですよ」と話す富裕層の方もいました。
子供からは、ゆとりある家庭の生活の様子を友達から聞いて私に教えてくれるようになりました。
様々な富裕層のパターンを夫と子供から教えてもらう事で、一般の身近な方の狭い範囲でのマウントと感じるような内容は気にしなくなっていきました。
そして、人と比べることが無意味だと次第に気づけるようになりました。
今は夫の考え方と同じく、私もガンサバイバーなので家族が健康で幸せに暮らせていることが一番の喜びです。
AIに「このような境地に至る事はどういう考え方なのか」聞いてみました。
『このような考え方を一言で表すと、「知足」や「本質的価値の追求」が近いでしょう。また、「ウェルビーイング」や「
※知足:分相応をわきまえること。本当に大切なものを見極めるという意味もある。
本質的価値の追求:本当に大切なものに気づくこと。富や地位などわかりやすい外面的な成功よりも、内面的な幸福感や充実を求める生き方。
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