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2016.05.17
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カテゴリ: 映画(の)


確かに「ミレニアム」の雰囲気はあるけども。

2012 スウェーデン
サスペンス、ミステリー

監督
ペーテル・フリント
Cast
マリン・クレピン
ビョーン・シェルマン

カイサ・エルンスト
アンチュ・トラウェ

ストーリー
12月10日、スウェーデン、ストックホルム。
この日はアルフレッド・ノーベルの命日であり、それに合わせて毎年ノーベル賞授賞式が開かれる。
その後は晩餐会が開かれるが、新聞記者のアニカ・ベングッソンもこの晩餐会に出席し、式についての最新情報を会社に報告していた。
その後の舞踏会も参加したアニカだったが、式の最中、ES細胞の研究で賞を受賞したヴィーゼル博士とヴィーゼル博士とダンスを踊っていたノーベル賞選考委員会長キャロリン・フォン・ベーリングが何者かに撃たれてしまう。
2人を撃ったと思われる女性を目撃していたアニカは警察で話をする事になった。
その後、現場に居たアニカは他社を出し抜けるほどの大スクープを書く事が出来ると意気揚々としていたが、警察官アンデルスはアニカを重要参考人にしてしまう。
法律で重要参考人は情報開示を禁じる事が出来るとあり、アニカはせっかくの大スクープを書く事が出来なくなってしまう。
ヴィーゼル博士は何とか一命を取り留めたが、キャロリン・フォン・ベーリングは死亡してしまった。

仕事仲間達はその路線で国際テロ組織や国内の安全について、「ノイエ・ジハード」について記事にしようと動き出すが、アニカだけは違う考え方だった。
警備が厳重なノーベル賞舞踏会に忍び込み、至近距離からターゲットに発砲し、警察の厳戒態勢を突破するだけの能力を持つプロがヴィーゼル博士を殺しきれない事などあるのだろうか?もしかして狙われたのはノーベル賞選考委員会長のキャロリンの方だったのではないか?と。
箝口令のせいで記事が書けないアニカは芸能部に回されたが、仕事とは別に独自でキャロリンについて調べ始めるのだった...。





感想
王道スタイルのサスペンスミステリーです。

ただ近年の大どんでん返しだとかド派手なアクションとかはないので、古典的なサスペンスが好きな人向けだと思います。
私はヒッチコック好きなので、全然問題なく楽しめました。

また私の大好きな「ミレニアム」のスタッフが集結したとあって楽しみにしていましたが、確かに「ミレニアム」に通づる雰囲気はチラホラあります。
特に音楽は「ミレニアム」っぽいなぁと感じましたし、所々のスウェーデンの街並みなんかも「ミレニアム」っぽくて悪くないです。
記者というのも共通点ですし。
(カテゴリ別一覧「映画(み)」から見れますのでよろしくどうぞ)

テンポも早すぎず遅すぎず丁度良いです。

しかし「ミレニアム」の時も思ったんですが、あまり人の区別が付かないんですよね~。
私、スウェーデン人を見分けるの苦手なのかしら?
「ミレニアム」の時ほど登場人物は多くないのですが、スーツ着てて髪型も似てたりするともう誰が誰だか...。笑

とにかくそれなりに楽しめましたが、問題点もありました。

そもそも原作はシリーズ物らしいんですが、映画化にあたりシリーズ化してるのかちょっとよく分かりません。
ですが警察のアンデルスとアニカは顔見知りみたいだし、その辺の説明はないので謎です。

しかも向かいの奥さんと旦那がなんとなく良い雰囲気っぽくて、そこにイラつくアニカのシーンがあるんですが、その辺はどうなったのか?描かれてないので意味不な伏線です。

さらにその向かいの夫婦の子供にアニカの子供がいじめられていてちょっとしたゴタゴタが描かれるんですが、その辺も中途半端なまま映画が終わるので、無くて良かった伏線です。

そんな宙ぶらりんの状態なのにラストに幸せそうなアニカ家族の映像が差し込まれてるので、非常に腑に落ちません。

また「ミレニアム」の様にキャラが立ってないのも問題です。
アニカは綺麗な人ですがなんとなくちょっと足りない感があります。
子ネコ役のアンチュ・トラウェは華があったんですが、ラストがおかしな事になるのでもったいないキャラだな~と感じます。
あんなに完璧なプロなのに、ラストにスーパーミスとも言えるとんでもない事が起こるので逆にシュールで笑っちゃいました。
カッコいいキャラなのに...。泣

しかも「瞳が金色だった」との証言から、子ネコの存在が浮上するんですが、アンチュ・トラウェ、作中で思いっきり黒っぽい茶色の瞳なんですよね。
よく分からないですね。

つまるところ「ミレニアム」っぽい雰囲気はありますが、「ミレニアム」には勝てません。笑
でもそれなりに楽しめます。
王道スタイルのサスペンスミステリーが好きな人は好きだと思います。

my評価6点(10点満点中)





概要
原作はスウェーデン人推理作家、ジャーナリストのリサ・マークルンドの「ノーベルの遺志」。
アニカ・ベングッソンを主人公とする「アニカ・ベングッソンシリーズ」は全部で8作品あり、全世界30ヶ国で翻訳され、累計900万部を突破した大ベストセラーシリーズである。
今作でリサ・マークルンドはプロデューサーを務めている。
また今作は本国スウェーデンで好評で、その後もマリン・クレピン主演で続編がビデオ化されているが、日本ではDVD化されていない。


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Last updated  2016.05.17 23:00:54
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和希ちゃん8383 @ Re:キス&キル〜自由気ままに映画日記(08/22) ツルノカミさんお久しぶりです。 コメント…
ツルノカミ @ Re:キス&キル〜自由気ままに映画日記(08/22) 和希ちゃん8383さん、 お久しぶりです。 …
和希ちゃん8383 @ Re[1]:男と女の不都合な真実〜自由気ままに映画日記(07/03) ツルノカミさん コメントありがとうござい…

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