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永遠は一人の人を選びネシャマー(息吹)を吹き込んだ。その人はアダムと呼ばれ、ネシャマーによって生きる者となった。
「あなたはどの木からも食べてもよいが、善悪を知る知識の木から食べてはいけない」(二・一六―一七)と命じた。
「町を造り、天に達する塔を立てようではないか。われらの名は全地に伝わり、われらはいつまでも一つになってここに定住できるだろう」
続きは ネシャマー王国


ヘブライ聖書と科学

"ヘブライ聖書"でGoogle検索すると
4番目 にヒットする人気コンテンツとなった
ヘブライ聖書と科学 」もどうぞお楽しみください。


シュローダー博士について

 ジェラルド・シュローダーは マサチューセッツ工大 で博士号を取り、 ヘブライ大学 ワイズマン研究所 、ボルカニ研究所で仕事を続けた。同時に、ヘブライ聖書、タルムードなどの研究も続け、科学と聖書の融合を説く現代の第一人者となった。
その業績は「タイム」「ニューズウイーク」「サイエンティフィック・アメリカン」をはじめ、欧米の一流誌紙で報じられた。
妻と五人の子供と共にエルサレムに住んでいる。

主著は Genesis and the Big Bang (創世記とビッグバン)、The Science of God(神の科学)、The Hidden Face of God(神の隠れた顔)で、豊富な最先端の科学知識とユダヤ文献を駆使して、聖書と自然科学は助け合いながら究極の真理へ向かうものとする。
アメリカでは物理関係の書物ではベストセラーであると報じられているが、日本ではほとんど知られていない。
この画期的な思想が日本で知られていないのはなぜだろうか。


シュローダー博士の主著


創世記とビッグバン



神の科学



神の隠れた顔



シュローダー博士の動画クリップ

Proof For Existence of God
Genesis & The Big Bang-1
Genesis & The Big Bang-2
Genesis & The Big Bang-3
Genesis & The Big Bang-4
Genesis & The Big Bang-5
The Science of God - Clip 1
The Science of God - Clip 2
The Science of God - Clip 3
The Science of God - Clip 4
The Science of God - Clip 5
The Science of God - Clip 6
The Science of God - Clip 7
The Science of God - Clip 8
TWorld's Most Famous Atheist Accepts Existence of God because of Science


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2008/06/03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
エントロピー・秩序から混沌へ・宇宙の熱死(熱力学的死)

 私たちが回りに見出す秩序、無機物と有機物の絶妙な合奏が生み出す生命の交響楽、は宇宙全体に存在するものではありません。生命の特色である物質の複雑微妙な規則正しい配列は、宇宙のいや増す混沌と対照的です。

 この混沌は迫り来る宇宙の「熱力学的死」と呼ばれます。何か一つの行為が行われると、それが核反応のような単純なものであれ、親が子供をくすぐるような複雑なものであれ、いくらかのエネルギーか物質が、もしくは両者が、有用性を秘めた秩序ある状態から、有用な仕事が不可能な無秩序混沌状態に移行するのです。

 組織のエネルギー・レベルは、バクテリアであれ、銀河であれ、熱力学的特性によって説明可能です。この特性は三つの「熱力学法則」として呼ばれるのですが、これまでに観察されたいかなる状態においても有効な法則です。

 第一の法則は、閉じられたシステム内でどんな反応が起ころうともシステムのエネルギーと質量は一定である、というものです。この法則は日常生活で観察できます。断熱された容器内の水に熱湯を混ぜると、熱湯は冷め、水はぬるみます。しかし熱の総量は同じです。

 熱湯の分子は速く動き回ります。水の分子はのろのろと動きています。この分子の運動速度、分子の運動エネルギーが物体の温度を決めるのです。分子運動が熱なのです。

 速く熱い分子がのろのろ動く分子と混ざり合うと、二つのグループの衝突が起こりエネルギーは全体に分散してすべてが適度に動くようになります。こうして熱湯を混ぜた水はぬるいと感じるのです。熱湯の最初の高エネルギーは水の低エネルギーで薄められますが、このシステムの総熱量、総エネルギーは変わっていないのです。



 熱湯を水に混ぜた後に、ぬるま湯の分子を熱い分子グループと冷たい分子グループに分ける方法はありません。分けるには余分なエネルギーを使わねばなりません。

 熱湯という有用エネルギーを取り戻すためには、システムにさらにエネルギーをつぎ込むしかないのです。すべての動きは、化学的、物理的、核的、何であれ、将来の行動に必要なエネルギー量の減少をもたらします。

 太陽の中の核反応は太陽の質量をエネルギーに変え、エネルギーは宇宙空間を旅して、地球を暖めます。地球の低温度を最初の核反応を生み出した元素に戻す有効な手段はないのです。

 宇宙で億に億を重ねる恒星群はその質量を放射エネルギーとして送り出しています。この宇宙の質量とエネルギーの量は一定です。それが熱力学の第一法則です。

 しかし高熱状態の有効エネルギーを生み出す宇宙の潜在力は減少を続けています。太陽の温度をはるかに上回る高温度で燃えていた恒星も、今は核エネルギーを使い果たして凍りついた鉄の塊になっているのです。

 物理学に基づくと宇宙は摂氏マイナス二百七十三度の凍てつく温度へ向かっています。この温度に達すると作用は起こりません。熱の流れを引き出す温度差がなくなるからです。

 作用の基盤を提供するのは高温度から低温度への熱の流れです。作用が生じるための潜在力がなければ、私たちの宇宙の熱力学的死が完成していることになります。

 エネルギーが集中組織化された形から乱雑無秩序に分散した状態への移行はシステムのエントロピー増大と呼ばれます。エントロピー増大は観察可能なすべてのシステムに見られます。

 宇宙が向かっているのはカオスであってコスモスではありません。

 しかし宇宙の限られた一角に高度の秩序を持つ構造が出現したのです。私たち人間がそのような局所的秩序の最も極端な一例です。私たちの生命システム、あるいは最も単純な単細胞のバクテリアや藻ですら途方もなく複雑で、熱力学の第二法則は本当なのかと疑いたくなるほどです。




 さてここで重大な物理哲学的な問題に遭遇します。もし宇宙がカオスに向かっているなら、なぜ秩序が存在するのか?なぜすべてが乱雑に向かわないのか?

            シュローダー『創世記とビッグバン』より





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Last updated  2008/06/03 03:36:18 PM


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