どくだみ音楽

どくだみ音楽

逢いたいひとたち



 1989年。当時のバンド”Fancy Stuff"の瀬戸さん・藤井比呂志さんと行った嵐山のおしゃれなレストラン、ライブも売り物。三人組の外人さん男。ギター・小型ギター(レキントギターというものか)・ウッドベース。歌も演奏も、すごくうまくて、レパートリー(アメリカ・メキシコ中心)がいい。お店のライブの常で、30分演奏・30分休憩。休憩中に彼らは、客のテーブルをまわる。私たち、瀬戸さんは観光通訳のバイトを時々、藤井さんは翻訳業、なので、彼らと英語で話していた。仲良くなって、テーブルでご馳走するようになった。
 彼らは、フィリピンからのバンドだった。リーダーのベン・花形歌手のウイリアム・ベースと司会のコメディアンであるネストー。私は特にネストーと親しくなる。彼は、私に、日本語の片言を習い、ステージで使うのであった。彼らが帰国する前、文房具などを贈った。
 いつの日かの再会を夢見て・・・

オン・ステージ






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