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今回は、「無意識のすごい見える化」という本を読みましたので、簡単にまとめたいと思います。
人間の意識は階層構造になっています。階層構造は、 3 つにわかれています。
・「顕在意識」=表層にある、計算したり文章を考えたりなど、人が日常で使っている意識。
・「潜在意識」=顕在意識より深層の部分に、寝ているときやぼーっとしているときに動く意識。
・「メタ無意識」=潜在意識のさらに深い部分の、人間の全てをコントロールする領域。メタ無意識は、人間の背景で見えないルールをつくりあげている、意識の器のようなもの。
人間のストレス反応のパターンは、母親の胎内にいるときにつくられます。それをベースに、他のパターンが後天的に身についていきます。
つまり、人間のメタ無意識の反応パターンとは、ストレス反応のパターンです。これには 12 パターンあり、ストレスを受けたとき無意識に反応してしまうパターンが 12 個あるのです。
「人生を変える」とは、「考え方・行動を変える」と言い換えられます。これは、「メタ無意識の再設定」をすることと同じです。「不都合な思い込み」を変えていくのです。
普段、なにげなく使っているフレーズや口癖は、すべてメタ無意識の形成に影響を及ぼしています。あなたの行動を操り、進路を決定づけているのです。
「人生うまくいかないなぁ」と感じているなら、自分自身のクセやパターンをまず知って、固定された思い込みを解除する作業が必要です。物事 をどう解釈するかによって、脳の反応は変わります。
行動が「何かを避ける」という形になっていると、脳は問題をつくり続けます。それは、「問題」に焦点が当たっているため、困難を自らつくっているのです。
また、体験の途中に焦点が当たっていると、脳はその状態をいつまでも維持したがります。たとえば、「努力」にフォーカスしていると、「努力している状態」をいつまでも維持したがるのです。
このように焦点の当て方によって、目標達成をしないよう、脳が横やりを入れています。この場合、「目的」「達成された結果」「やりたいこと」にフォーカスを切り替えることが必要です。
また、脳には「逆に動く脳の仕組み」があります。たとえば、父親を尊敬している人の場合、「父親はすばらしい人だ。あこがれの人だ。あなたはこれからもそう言い続けたいんですね」と、脳は判断します。
すると、「それなら、あなたは父親を越えちゃダメですね。ずっとあこがれつづけていなければいけませんからね。了解です!! 成功しそうになったら、全力で阻止してあげますね!」と、脳は横やりを入れてしまうのです。
はい! 今回は「無意識のすごい見える化」の簡単なまとめでした。
無意識の反応によって、私たちの行動や考え方がつくられているのですね。そのため、人生を変えるためには、無意識の設定を変更していくしかありません。
明日は、この無意識の反応パターンを、もう少し詳しく見ていきましょう。お楽しみに!
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
【参考文献】
・無意識のすごい見える化 「脳内の親」から解放されれば未来は思い通り! [ 梯谷 幸司 ] 無意識のすごい見える化 「脳内の親」から解放されれば未来は思い通り! [ 梯谷 幸司 ]
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